1. マジェスティック(2001)
《ネタバレ》 オープニングとラスト付近でハリウッドのものすごくいいかげんな映画製作会議がありますが、あんな風な会議のもとにこの映画も製作されたんじゃなかろうかとかんぐりたくなるほど「赤狩り」「記憶喪失」「戦争」というドラマチックなキーワードのもと、主人公の成長と恋愛が描かれ、親子の愛、地域の愛、そして愛国心、と絶対爽やかな感動を得られるだろうアイテム満載の映画になってる。劇中の会議でプロデューサーがどうしても出させたかった「犬」もちょっとだけだけど出てくるし。ここまでつめこんじゃうとファンタジーとしてでしか作品としては昇華できないわけで、ダラボンはそのあたりはよく理解していて、ちゃんとファンタジーとして昇華されてはいるのですが、例えばラストの聴聞会の感動の演説があるから戦没者の魂と残された者たちは救われるのですが、赤狩りで投獄された人たちは救われていません。救われちゃうと事実を歪曲することになるから当然出来ないわけですが、出来ないなら「赤狩り」というキーワードは使っちゃダメなんじゃないだろうか。完全なファンタジーになりきれていない、そんな消化不良感を感じてしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-08 14:56:34) |
2. マッドマックス サンダードーム
アメリカ資本で制作費は大幅にアップ! もう、ついて行けない。ティナ・ターナーは普通に歌ってる時のほうが怖い。 2点(2003-10-23 14:24:19)(良:1票) |
3. マッドマックス2
続編ではあるが全く違う世界と化した核戦争後の世界に当時は一瞬引いたが、前作で男のあらゆる感覚に訴えしびれさせたヒーロー、マックスは今度は視覚的に当時中学生の私を刺激する。なんといっても片目がかっこいいと思ってしまう。かっこいい忠犬まで連れている。作品自体も前作よりパワーアップ。しかし後半、アウトローしてないマックスに魅力を感じなかった。 6点(2003-10-23 14:10:53) |
4. マッドマックス
リアルタイムで見た人の評価が高く最近見た人の評価が低いような。私もリアルタイムで見てかっこいいと思ったクチです。思春期真っ只中に見たダークなヒーロー像は感情移入するのにうってつけのヒーローだったのです。当時の私の妄想の中ではよくうちの親や弟は殺され私が鬼と化し復讐に行ったものです・・・。 そして言うまでもなくインターセプターの加速時の音には誰もがしびれたはず。家族が殺されるシーンはショックだったが、なんでそんなところを逃げる?と思ったこともよく覚えている。 7点(2003-10-23 13:38:01) |
5. マトリックス
複雑な設定をよくここまでわかりやすく作ったなあと思う。とは言うものの、疑問も残る。仮想現実で殺されると本当に死んじゃうんですよね。それ自体理解しがたいのですが、じゃあ、軍の施設でネオたちがじゃんじゃん撃ち殺してた人たちって...。あの人たちってコンピューターの作り出したエージェントじゃなくって仮想現実の中で生きる人たちですよね??もう一回見たら解かるんだろうか?この前TVでやってたのを見れば良かったかも。オンタイムで見たときはそれなりに納得していたんですが、あとからふつふつと..。 ワイヤーアクションは見ごたえありました。 6点(2003-07-01 17:37:46)(笑:1票) |