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1.  アイアン・スカイ
『サウルの息子』を見てまだその深刻な印象が冷めやらない後日、何の先入観もなく本作を見てしまった。うわうわうわ、こっちを先に見て、『サウルの息子』を見た方が、順番としてはまだ割り切れた・・・・・・? とにかく鍵十字が目に入るたびクラクラしてしまって、笑えるどころじゃない。ナチスが笑いのネタとしてふさわしいはずがない、途中で何度も視聴をあきらめかけたけど、ヒロインのレナーテが可愛くて可愛くて、ついに最後までもってかれた。あの天然ぶりは、こっちの女優さんなら綾瀬はるか? ヨーロッパの人たちは、日本人とは違って、悲惨な過去は笑いに変えて乗り越えるという文化があると聞くけど、なるほどこういうことなのか(日本の原発事故を風刺画で茶化した仏メディアにはムカッ腹が立ったけど)。それにしてもドイツが本作の制作国として参加しているって本当に? 日本も長らく自虐趣味が続いていたし、何のかんのといいながら日独って似てるなあ・・・・・・いやいや、この映画の自虐ぶりは相当なもの、ドイツ人のメンタルすごすぎる。 さらに、女性の米大統領がサラ・ペイリンそっくりで、演出家が狙ったとしか思えない。アメリカの映画館はさぞかし大爆笑だったろうな。この映画は、女優さんたちがみな存在感がハンパなく、気が付いたら、ヒロインを初め女性ばかりに目がくぎづけになっていた。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-04-28 00:12:38)
2.  ニュースの真相 《ネタバレ》 
 非常にまじめに作られた印象はあるが、どうしても『インサイダー』と比較してしまう。メアリーの情報提供者に対する責任の負い方は、ローウェル・バーグマンのそれとは比べようもないほど軽い。自分を信用して危険なネタを打ち明ける一般人を、己の首をかけて守り抜こうとするローウェルの仁義は本当に素晴らしかった。  残念ながら、メアリーからその感動を得るのは難しい。話したくないと渋る情報提供者の口を、無理やりこじ開けさせ、後にその証言の価値が疑われると、後手後手に回りながら、何とか修正を図ろうとする。その辺の動きが見苦しくて、残念だった。彼女は一体何をもって、「あなたを必ず守ります」と確約していたのか。一情報提供者に対して誠実な対応を怠るのであれば、彼女は何に対して誠実さを捧げるのだろう。些細なことを調査委員会がつつきすぎると言うが、私は共感できなかった。放送前に、メディア側で是と非のチームを作り、資料を突き合わせ、充分双方で意見を戦わせるべきだった。それをしてもいないのに、「○○ありき」で証拠を全力で探していれば、それに添えられそうなネタが上がってきても不思議はない。情報提供者との中途半端な対応に加え、些細なこと、つまり「詰め」をないがしろにする彼女に、誠実さを感じることができない。  そうした違和感を覚えつつラストを迎え、ダン・ラザーが降板のため大物アンカーらしい華ある幕引きとなったのを見て、さらにがっかりした。やはり個人的には『インサイダー』の寂しく苦いラストの方が、深く心を打つ。
[DVD(字幕)] 6点(2017-08-02 23:33:37)
3.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 
あまり楽しめなかった。タップの音と脚の動きがぴったり合ってない気がしたし、そもそもあれだけ短い脚じゃリズムを細かく刻むのが難しそう。ただ歌と踊りであれだけ盛り上がれる作品を作れるのは、やはりアメリカならではだと思う。もっとも私はあのノリにはついていけなかった。いくら声や体で情感たっぷりに歌っていても、目があずきみたいに小さくて無表情な皇帝ペンギンは、生理的に合わなくて辛かった。アクションシーンは面白かったけど、マンブルだけ成鳥の姿になれてないし、いつのまにか魚が減少して何の予兆もなくコロニーが飢えているし、マンブルとグロリアは結ばれることもないし、マンブルが人間にセンサーを取り付けられていつ外されたかうやむやのままエンドロールが流れちゃうし、何もかもが中途半端ですっきりこない。唯一声に出して笑えたのがシャチのシーンの 「バドミントンか」 だった。
[インターネット(字幕)] 4点(2015-05-18 12:53:56)
4.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
生乾きのコンクリートに刻まれた名前が痛々しい。デイブの名前だけが途中で切れているのが、とても印象深い。ただ、全体を通してみるに、どこか消化不良な感じがぬぐいきれない。レイのエピソードは余計だろう。一度も姿を見せないレイのことを、誰もが何度も口にすれば、レイは大きな象徴性を持ってしまう。その分、主要キャラ3人のむごい過去がおきざりになる。レイという人物が3人と大きく係わっているならともかく、ジミー1人を中心に描かれているのは残念。それくらいなら3人の確執をもっと密に掘り下げた方がいい。デイブの死は、深く考えさせられる。本人自身が「デイブは死んだ」と口にしていたにもかかわらず、命乞いをする矛盾した言動が興味深い。友を殺害した翌日のジミーの姿は、それこそ「ジミーは死んだ」そのものだ。だが、友が自分の娘を手にかけなかったことが分かると、自分の落ち度に落ち込むものの、安堵感も垣間見える。むしろ、あれほど犯人を憎んでいたにもかかわらず、デイブでなければ犯人は誰でもいい、といった感じだ。ジミーは恐らくとことん不器用なのだ。だからこそ、車に乗らず友を見捨てたコンプレックスからチンピラの道を選んだのだろう。ジミーの妻がデイブの妻に同情を寄せないのは、自分も娘を失っているからだろう。肉親を失う痛みは、五分五分だ、亭主を信じなかった本人が悪い、と自己弁護の態度に出たのだと思う。自分や、自分の亭主の方が格が上だ、という女性特有の優越感も表れている。不愉快には違いないが、ラストはとてもリアル感があった。
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-01 16:13:22)
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