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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  グランドフィナーレ
近年、70歳を超える超ベテラン俳優達が結集し、元気な所を見せてくれる陽気な人生賛歌モノが増えてきたと思う。 本作もそういう映画かと思っての鑑賞でしたが、さにあらず・・・。 本作はマイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、ジェーン・フォンダといった名優が顔を揃える。 主人公はケインが演じる、かつては名声を得たが今ではすっかり世捨て人になってしまっている音楽家。 作品の大半の時間が使われるアルプスの麓の保養所の人間模様が作品の軸となりますが 彼を中心にした保養所の人間模様には味わいがありつつも退廃的な空気が流れ、その空気が重く感じる。 この監督の作品を見るのはこれが2本目。 1本目は、ショーン・ペンがこれまた世捨て人のようになってしまっているロックスターを演じました。 年代は違えど共通点がある主人公、このあたりにこの監督の取り上げる人間の好みがあるのでしょうか。 美しく撮られたアルプスの麓の風景、時には激しくぶつかり合う名優の共演といった見どころも十分ですが 一方で抽象的なシーンの挿入が多く、もう少し短くまとめられた作品だと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2019-05-25 23:19:05)(良:1票)
2.  グッバイ、サマー
「スタンド・バイ・ミー」を思い出す雰囲気のある、フランス製少年2人の青春ロードムービーの佳作。 こういう映画は少年時代が遠い過去になればなるほど、何とも言えない郷愁を感じさせます。 勉強、学校のクラスメート、好きな女の子、親との関係、そしてひょんなことから芽生える友情。 14歳という年齢がとてもよく表現されています。 それにしても2人が旅に出る、ガラクタを集めてきて作った小屋のようなクルマが可笑しかった。 「僕らのミライへ逆回転」ではビデオ屋の店員がヘンなリメイクのビデオを作ったり、 ミシェル・ゴンドリーという人は時々こういう登場人物に妙なものを作らせて面白い世界観を作ります。 主人公の少年のお母さん役がオドレイ・トトゥだったのには驚きました。 そんなに前の作品という気がしないのですが、あのアメリもすっかりお母さん役が似合う年齢になっていました。
[DVD(字幕)] 7点(2017-12-22 21:20:03)
3.  グッドナイト&グッドラック
アメリカ映画を見ていると忘れた頃にその名が出てきて嫌でもある程度知ることになる、 アメリカ映画界にも大きな影響を与えたジョセフ・マッカーシーと赤狩り。 マッカーシズムと真っ向勝負を挑んだCBSのアンカーマン、エドワード・マローを主人公としながらも、 その対決の相手となるジョセフ・マッカーシー上院議員を演じる人はいない。 マッカーシーは頻繁に登場しますが、それは全て当時のモノクロのアーカイブ映像の中に登場する本人。 そしてエンターテイメント性を徹底的に廃し作品自体もモノクロにすることで、 本作のキャストが同じ時代で当時のマッカーシズムと闘っているような緊張感を生み出しています。 ジョージ・クルーニーが映画人として骨のある所を見せつけた佳作。 作品タイトルの"good night and good luck"、これはエドワード・マローへのこれ以上ないリスペクトであると思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-17 20:40:25)
4.  黒猫・白猫
冒頭からとにかくクストリッツァ・ワールドが全開。 動物がいっぱい出てきて、人々がフィドルやギターやアコーディオンを奏で陽気に歌い踊る人生賛歌。 この人の映画は2時間を越える長いものが多いのですが、 その間ほとんど隙間が無いというか、テンションが緩まずホッと一息つく間もない。 常に登場人物が楽器を奏で歌い踊り、動物も人も常に大勢がワイワイガヤガヤとやっている。 鑑賞後は彼の映画の独特の世界観にお腹一杯になる。でも、それがこの人の映画の魅力でもあると思う。 クストリッツァの映画には彼の祖国の歴史を語る時避けて通れない内戦が背景にあるものが多いですが、 政治や内戦とは対極にあるようなドナウ川と動物達と共にあるジプシーの暮らし。 賑やかな音楽とギャグも満載に陽気にワイワイガヤガヤと描かれる彼らの暮らしからは平和の尊さも感じずにいられません。 そして時代や国にかかわらず、やっぱり「カサブランカ」のボギーは男の憧れの姿の1つなんだなあ・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-16 21:47:00)(良:1票)
5.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
今では伝説となったプリンセスを演じる。誰もが知っている人物だけに、容姿も含め難しい面があると思います。 近年では「ダイアナ」で主演したナオミ・ワッツを少し思い出しました。 グレース・ケリーとニコール・キッドマン。やはり似てはいませんが、 ニコールの醸し出すオーラやゴージャスさはさすがに演じる役にはまっていたと思います。  「上流社会」を最後に映画の世界を去りモナコに渡り大公と結婚し、モナコ公妃への華麗なる転身。 女優引退後の彼女に関してはそんなイメージがありましたが、 やはり国を守っていく立場になるということは大変なことです。 隣接する、というか周りを囲まれた大国フランスとの駆け引きを描きながらも家族を中心としたドラマでもある。 ラストの彼女の演説が意外に盛り上がらないのは惜しいところ。 モナコという小国と大国との駆け引きと、その駆け引きの中にいる、 ハリウッドからやってきた公妃を巡るサスペンス的要素がもう少しあっても良かったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2015-06-20 19:58:27)
6.  グランド・イリュージョン
もたつく時間帯も無くスピード感あふれる展開で見る者を全く飽きさせない。 作品全体がフォー・ホースメンのステージと同じく、華やかなショーのようで楽しかったです。 ですが、これはもうマジックの域を逸脱してしまっているし、フォー・ホースメンのキャラが弱いもの痛いところ。 ラストのオチ、登場した意外な黒幕の正体もちょっと・・・。 確かに意外でしたが、見る者に予測がつかないどんでん返しだけが目的のような感じがします。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-11-11 22:39:20)(良:1票)
7.  クロワッサンで朝食を
大女優ジャンヌ・モロー。本当に久しぶりに彼女の新作映画を見ました。 もう80代も半ばに差し掛かる2012年の作品ですが、大女優の貫録と、その年齢を感じさせない力強い演技に圧倒されます。  序盤のエストニアの冬の寒々しい風景。パリに舞台が移ってからも晴天よりも曇天の空模様が印象的。 そして2人の寂しげなパリのエストニア人女性。しかしラストの偏屈な老婦人を演じるジャンヌの、微笑みを浮かべながらの一言「ここはあなたの家よ」に心が温まる。  さて、この邦題でどんな作品が思い浮かぶでしょうか?「ティファニーで朝食を」、あるいは「プルートで朝食を」という映画もありました。 この2作品が思い浮かんだ僕は軽妙なコメディを期待しての鑑賞でしたが、少し重さやホロ苦さのある、どこかすきま風を感じる人間模様が印象的。 確かに何度かクロワッサンは出てくるのですが、邦題としては微妙なところです。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-16 20:10:32)(良:1票)
8.  黒いオルフェ
ギリシャ神話の悲恋物語がベースになっているとのことですが、それをカーニバルの熱気に包まれたリオを舞台に再現する。ギリシャ神話の悲恋物語とラテンの空気が見事に融合しています。カーニバルの熱気と、あまりにも鮮やかな色彩と、常にどこからか聞こえてくるサンバのリズムと情熱的に踊る人々。作品にみなぎる溢れんばかりの生命力、しかしそんな中に時折ちらつく死、そして最後は・・・。生きている限り、生と死は常に表裏一体ということなのか。熱気の中に不思議な、神秘的な空気を感じる作品です。もし本作を映画館で見ていたならば、本作のパワーにもっと圧倒されていたことだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-16 20:05:52)
9.  ぐうたらバンザイ!
何なんだ?この映画は!?一番レビューの方から6年の時を経て偶然にも僕もお盆休みに本作を見てしまいました。  怠け者の農夫アレクサンドルを演じるフィリップ・ノワレが実に味のあるとぼけた怪演を見せる。前半はちょっと目を離せば仕事を怠けようとするアレクサンドルvs何とか働かせようとする奥さんの心理戦が可笑しく、後半はアレクサンドルが飲んで食って寝て、釣りしたり水浴びしたり遊んでいる様子とそれが村にもたらす騒動がのんびりと描かれる。大したストーリーもありません。なのにこの可笑しさ。音楽の素晴らしさも見逃せません。ジャック・タチの「ぼくの伯父さん」を思い出す雰囲気を持つ実に愛すべきフレンチ・コメディの快作(いや、怪作か?)です。  みんな間が抜けてるけど可愛げがある農村の人間模様、名前さえ付けてもらえない”ワン公”の姿に心も和む超ゆる~~~~い人生賛歌。「ぐうたらバンザイ!」という邦題も見事です。確かにお盆休み後半にもう1回見たら休み明けの社会復帰に苦労しそうな困った映画です(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-12 17:27:30)
10.  クリスマス・ストーリー 《ネタバレ》 
クリスマスに合わせて公開され楽しみにしていた作品でしたが、大晦日にようやく鑑賞。期待通り重厚で見応えのあるホームドラマでした。家族の相関図がちょっと複雑なのですが、その複雑なそれぞれの関係がしっかり物語の中で生きています。  母親の白血病の治療のため骨髄移植が必要になり、久々にクリスマスに合わせて顔を揃えた家族のクリスマス前後の数日の人間模様が、過去、そして現在の家族それぞれの様々な事情を交えながら描かれていきます。  一見どこにでもありそうな家族。しかしこの世の全ての家族に何かしらの事情がありドラマがあり、それを大げさになりすぎず見事に普通に表現し、味わいのある家族の絆の物語を見せてくれた豪華キャストそれぞれの演技も見応え十分。特に数年前にある事情で家族と疎遠になっていたアンリの存在が効いており、一家の問題児的存在であった彼の骨髄が母に移植されていくシーンが感動的でした。「血は水よりも濃い」という諺を思い出しました。
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-31 18:36:07)
11.  クリーン (2004)
この作品で2004年のカンヌで主演女優賞に輝いた(見れば納得!)マギー・チャンの素晴らしい演技を堪能しました。一人の女性の孤独感、意志の強さ、そして弱さを自然体で、その表情で見せる彼女の様々な感情が痛いほど伝わってきます。  荒んだ毎日を過ごしていた女性が離れて暮らす息子とやりなおすため、まさにタイトル通り彼女がクリーンになって人生を再出発するためにもがき、奮闘する物語。出番は多くないですが話の節目で実に静かで味わい深い演技を披露したニック・ノルティの存在感も見逃せません。地味な映画ですが人間を描く視線がとてもあたたかくて優く、この2人の演技が本当に素晴らしく見ごたえ十分でした。  これは2004年の作品。日本では昨年やっと公開されました。一般的には全く話題にならず小さな映画館でひっそりと公開され、あっという間に2週間程度の公開期間が終わってしまった。結局見に行けなかった。期待通りいい映画でしたが公開まで5年もかかり、やっと公開されてもあっという間に終わってしまうのが残念でなりません。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-11 21:28:44)
12.  クィーン 《ネタバレ》 
女王陛下を気品あふれる演技で魅せてくれたヘレン・ミレンが素晴らしかったです。アカデミー主演女優賞受賞も納得です。観てみたい気はするけど、日本では皇室をテーマに映画を作るのはちょっと難しいかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-11 20:56:45)
13.  グッドモーニング・バビロン! 《ネタバレ》 
イタリアからアメリカにやってきて、言葉の壁や数々の苦難をいつも二人の力で乗り越えてきた兄弟の物語です。親子愛、兄弟愛、映画への愛に溢れた素晴らしい作品だと思います。ハリウッド草創期の描写がとても楽しく、兄弟が作った象の美しさ、人工の光ではなく、スタジオに降り注ぐ陽の光の美しさに感動しました。また、オメロ・アントヌッティ演じる父とグリフィスが対面するシーンも良かったです。ラストはちょっと無理やり感がありますが、それでもやはり、兄弟がカメラに向かって子供達に最後の姿を納め合う姿には感動しました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-25 23:55:53)
14.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
なかなか面白くて素敵なシーンも沢山あって、好きな作品です。お互いの事情のため偽装結婚した男と女。面接が上手くいけば即離婚するはずだった2人。最初は当然全く噛み合わなかった2人が喧嘩しながらも一緒に過ごすうちに少しずつ距離が縮まっていって最後は・・・とストーリーは予想通りです。でも、どんでん返しが痛快な映画もあれば、予想通りに行ってほしい映画もある。「グリーン・カード」はまさにそんな映画ではないでしょうか。お互いの特徴を確認しあうシーンでドパルデューが自分で自分のことを「鼻は特大」と言ったのには思わず笑ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-29 23:33:19)
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