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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
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ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  月世界旅行
この春、19世紀末ロンドンの大衆演劇界を描いたピーター・アクロイド作『切り裂き魔ゴーレム』を読んだんですが、それ以降、これまでボンヤリと感じていた欧州演劇史に対する考えが明確になりつつあるところ。乱暴を承知で言ってしまえば「19世紀末の演劇界は現在信じられているよりもビジネスとして/メディアとして/芸術として遥かに成熟していた」ってコトですね。 特にギミック演劇に関しては、現代の特撮なんかよりずっと自由度のある表現がされていたんじゃないかと思います。演劇であっても、操演もあったし火薬も使った。大道具職人たちの描いた精密な背景は巨大セットにもCGにも匹敵した。脚本は天界だろうが地底だろうがどこにでも行けたし、そこではスターたちが歌って踊って、恋と殺しに明け暮れて…。  だから、本作が上映される前にメリエス(でなければ他の興行師)がヴェルヌの『月世界旅行』を舞台化しなかったとは到底思えないんです(そして本作以上に有名となった「砲弾の射ち込まれた月の顔」は、必ずや吊りギミックとして舞台に下りてきた…んだと妄想)。いずれ調査してここに追記するつもりですが、いまのところ本作を、爛熟期にあった大衆演劇をリアルタイムに写し取った“ドキュメンタリー”として評価するコトにします。ま、このままの展開で、派手なギミックに置き換えてミュージカルにしたら、ひょっとすると現代でも通用するかもね。
[インターネット(字幕)] 5点(2006-07-15 19:19:54)(良:1票)
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