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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2517
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  イリュージョニスト(2010) 《ネタバレ》 
アニメーションとしての表現力はとても高いレベルにある作品です。ロートレックみたいな美術世界の中で登場人物一人一人に与えられた個性が生命感に繋がってゆく、その繊細で丁寧な仕事っぷりに感嘆。背景やオブジェクトに使用されているCGがヌルヌルと滑らかに動き過ぎるので、デジタル感を醸してしまってはいるものの、作品の世界そのものの色は決して損なわず、キチンと統一されたものになっています。でも、その高い表現力を以って描かれるのは「いかにジャック・タチたり得るか」というもので。もう、そのままタチの映画を見ているような錯覚すら抱いてしまいます。新しいものが入り込んでくる事で、古き良きものが失われてゆくという、『ぼくの伯父さん』に通じる笑いとペーソスに溢れた物語なのですが、果たしてそれでいいのでしょうか? 今、この時代この世界に、タチが遺したものをなるべくイメージを壊さないように表現する事が必要なのでしょうか? そこがどうにも疑問に思えてしまって。劇中に登場する映画館にかかっている映画が『ぼくの伯父さん』で、事もあろうに実際の本編映像まで流すという無粋な事をしてしまった時点で、もうタチを越えようとする気などさらさらないと限界を宣言しているようで。表現の点においてはタチに到達する事を掲げて上げたハズのハードルが、作品を受け止める観客にとってはタチは越えないという言い訳になってしまっているという、ちょっと残念な状態。せっかく素晴らしい表現力を持っているのだから、その力をもう少しだけ未来方向に伸ばしてみせて欲しかったと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2011-04-23 00:29:44)(良:1票)
2.  イルマ・ヴェップ 《ネタバレ》 
前世紀末のフランス映画界の混迷具合を皮肉っているようでもあり、しかし映画自体がそこに同じようにはまり込んでしまっているようでもあり、という感じでした。ハリウッドを馬鹿にしながら気ままに自由に生きているようで、きっちり保護政策で守られているフランス映画人の姿は滑稽で、そこに紛れ込んでしまったマギー・チャンの戸惑いの視点は、そのまま奇異なフランス映画界を見る外側からの視点を表しているようで。しかし、キッチリと途中から物語を失い、迷走する進行はフランス映画の悪しきフォーマットをなぞり、これもまたヌーベルヴァーグの呪縛の中で足掻くばかりの映画なのかな?という感じがしたのでした。この映画のパンフレット(1000円って高っ!)を引っ張りだしてみましたが、「オシャレ映画ですよ」みたいな作りで、それはそれでまたかなり違うんでないの?というのが混迷具合を更に彩っておりますね。
[映画館(字幕)] 5点(2007-11-04 17:03:19)
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