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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  さらばバルデス
イタリア製西部劇なんですが、監督はアメリカの巨匠スタージェス。 1973年製作ということなのでマカロニ末期の作品。主演はブロンソン、お馴染みの奥様と共演、 あまりマカロニの空気や世界観を感じさせない作品です。 僕の好きな西部劇のパターンの1つに、正体はよく分からないけど凄腕。 そんな男とそんな男にあこがれを抱く少年との心の交流モノがあります。 10点を付けた僕の大好きな西部劇、「シェーン」も当てはまるパターンです。 ブロンソン演じる男は、他の作品でも同じような役を演じていますが、先住民の血を引く男。 西部劇らしい対立の構図もありますが、少年との心の交流、先住民との交流など、印象に残るのはこちらの方です。 アクションは控え目ですが、それでも寡黙で強いブロンソンはやはりカッコいいですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-10 11:15:11)
2.  最高の花婿 アンコール 《ネタバレ》 
前作と同じく、人種や宗教や多様化する価値観をこの家族に落とし込んだ、フランスらしいコメディです。 しかし続編にはよくあることなんですが、話題を広げすぎていて前作よりゴチャゴチャした感じになっています。 台詞の中にトランプやタリバンといったワードが登場したり、 タリバン絡みで前作以上のブラックユーモアもありますが、このくだりは必要だったかな?と思います。 それでも多様化する社会を反映するかのように、前作と同じく新たな家族を迎えるにあたり、 いがみ合いや紆余曲折の末に、最後はそれらを受け入れていく家族の姿が変わらずいい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-19 17:06:33)
3.  最高の花婿
敬虔なカトリック教徒にして、保守的なフランスの夫婦。4人の娘にも恵まれた。 しかし、上から3人の娘の結婚相手がアラブ人とユダヤ人と中国人。 そして末っ子の結婚相手は・・・という家庭内騒動を描くコメディ。 人種や宗教といった難しいテーマを扱いながら作品には常に無邪気な空気がありつつも、 常に1つ間違えばどうなるか分からないという微妙な空気も漂わせる。 その匙加減が絶品。この家族の騒動を通して、 長年この世界が抱える問題を軽妙な空気にのせて見せる、実にフランスらしいコメディです。 4人の美人姉妹に、アラブ人とユダヤ人と中国人の婿に、この家族に加わることになる末っ子の結婚相手に、 何より末っ子の結婚相手の父と、四姉妹の父、2人の親父さんのキャラが最高!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-17 16:13:43)
4.  サムライ(1967)
アラン・ドロン、そしてサムライとくれば、今では香水の方が有名なのかもしれないですが、 本作の襟を立てたトレンチコートとソフト帽をかぶった彼の姿は、アラン・ドロンを言われて思い浮かぶ姿の1つです。 彼が逃げる姿をひたすら追い続ける。やはりこの人にはフレンチ・ノワールの世界の中で何かから追われている姿がよく似合う。 ベラベラ喋らない。無口で無表情のクールな殺し屋。そんな姿を見ているだけで退屈しない、アラン・ドロンのカッコよさ。
[DVD(字幕)] 7点(2016-12-03 21:25:57)
5.  サラの鍵
2、3年ほど前になるでしょうか。「黄色い星の子供たち」と本作、同じ歴史を今に伝える映画が続いて日本で公開されました。 史実へのアプローチ方法や視点は異なりますが、両作品ともに真摯に歴史を伝えようという意思が感じられる素晴らしい作品です。 本作は冒頭、サラの家族が連行され、サラが収容所を脱出し、弟のもとへと辿り着くまでの前半と、 その後の彼女の消息を追う現代の女性ジャーナリストを中心としたドラマの、2部構成のような形になっています。 容赦ない描写を含みながらの、弟のもとへたどり着くまでのサラの物語が強烈に印象に残る。 それだけに後半はインパクトに弱い部分もあるかもしれませんが、 後半の物語からは、その歴史を経験した人、その家族、子孫にとって、 心の奥底から悲しみや苦しみが消えることは無いのだと改めて思い知らされます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-13 22:06:52)
6.  サンバ 《ネタバレ》 
「最強のふたり」の監督と、主演のオマール・シーが再びタッグを組んだ作品。 期待していたのですが、釈然としない思いが残る作品でした。 「最強のふたり」で見せた、オマール・シーの天真爛漫な笑顔と明るさ。 演じた男が実に魅力的に見えました。しかし本作のサンバにはあまり魅力が感じられませんでした。 脇役ですが友人の偽ブラジル人の方がよほど魅力的に思えました。 しかしその友人も尻切れトンボのように気がついたら作品からいなくなってしまいました。 もう1人の友人である、移民収容センターで出会ったコンゴ人の男との顛末や、 この男の彼女とサンバのエピソードも必要だったのかな?と思います。 そして僕にとっては何ともお久しぶりのシャルロット・ゲンズブール。 あの“なまいきシャルロット”も老けたなあ・・・。という思いもしましたが、 精神的に問題を抱えながらも移民を支援する女性アリスを好演しています。 国外退去を命じられても帰るに帰れない事情を抱える、 貧しいアフリカ諸国から苦労してフランスまでやって来た移民たち。 そんな移民を支援するフランス市民の存在。 フランスの移民政策が抱える問題の一端を垣間見ることはできました。 難しい問題を適度なコメディタッチで描いており、 サンバとアリスの静かなロマンスも良かったのですが、本作のラストにはちょっと納得がいかなかったです。 オマール・シーに関しては、独特の愛嬌があり個性的な俳優だと思うのでコメディ路線での今後に期待したいです。
[映画館(字幕)] 5点(2015-01-08 23:16:44)
7.  最強のふたり
重度の障害を抱えた大富豪の初老の白人の男フィリップと、彼の介護職員として採用された、家族に複雑な事情を抱えたスラム出身の貧しい黒人の青年ドリスの友情のドラマ。  こうした対照的な2人の友情物語は目新しいものではないし、フィリップは別に余命あと○ヶ月という訳でなく、金にも不自由している訳でもない。ドリスも全く暗さが無い。底抜けに明るい。悲壮感が無い、この明るさが本作のいい所なんでしょうね。  ドリスの行動は時にデリカシーに欠けていたりもするが、この底抜けに明るいあっけらかんとした男が嫌われるはずがない。フィリップの「ドリスは私に同情したりしないんだよ」という台詞がドリスという男を見事に言い表しているし、彼の明るさがそのまま作品の魅力になっています。  予想以上に笑わせてもらった。上映中は頻繁に館内に笑い声が起こっていましたよ。考えてみればこの映画、大したことは起こらないし、フィリップとドリス、それぞれの家族との関係の描き方も中途半端に終わっていたりもする。(一応ドリスがフィリップの元を去る理由にはなっていますが・・・)でも、陽気なドリスと、彼につられて子どものように無邪気な笑顔を見せるフィリップ。この笑顔、2人の姿を見ているだけで十分な気がした。  大いに笑わせてもらって、鑑賞後は何かほっこりしたようなイイ気分にさせてもらえた。ラストも「こうなればいいのにな・・・」と思っていたら本当にその通りのひねりの無い終わり方でした。でも、それが本当にいい映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-04 22:05:23)(良:1票)
8.  さらば友よ 《ネタバレ》 
クールでもあり男臭くもある、男2人の友情ものの快作。この映画、アラン・ドロンとブロンソンの2人だからここまで印象に残る映画になったのかもしれません。特に地下に閉じ込められている間は密室での2人を延々と見せる。この間は音楽も使われず演出も地味ですが、2人の持ち味が存分に出ているので退屈することもなく楽しめる。脱出以降は一転して展開が変わり事件の真相の謎解きと警察との攻防戦、男気のある友情が描かれ、作品としての抑揚もいい。冒頭からずっと、いがみ合い続けていた2人に友情が芽生える過程が物足りなかったり、謎解きとしては登場する2人の女が裏でつながってるんだろうという分かりやすい部分もありますが、(あのブリジット・フォッセーが出ていたとは・・・。しかもこんな役で。)そんなことよりもこの2人の魅力が勝る作品です。特にラストの煙草、そして「イエー!」は何度見てもシビれる名シーンです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-30 15:38:57)(良:1票)
9.  サンドイッチの年 《ネタバレ》 
公開当時劇場で鑑賞。たまたま通りかかったミニシアター。意味不明のタイトル。しかしこれが素晴らしい映画だった。物語の舞台は終戦直後のパリ。ナチスにより両親を失って一人ぼっちになった少年がナチスによって家族を失った一人の老人と出会う。やがてこの二人は本当の家族のような固い絆で結ばれていく。少年が出会った偏屈で怒りっぽく瞬間湯沸かし器のような老人を時にはコミカルに時には味わい深く演じ、人生の重みを感じさせる名演技を披露したポーランドの名優ヴォイチェク・プショニャックがあまりにも素晴らしい。「サンドイッチの年」の意味は最後の最後まで全く分からない。しかしサンドイッチの年の意味を語る彼の演技とその重い意味には何度観ても感動する。少年の成長と老人が同じ境遇の少年と出会い心の安定を取り戻していくという、人生の辛い一時期を生きる少年と老人の2人のドラマをより味わい深いものにする、印象に残る台詞の数々が心に残る脚本も素晴らしい。ビデオでは出たものの未だDVD化されていない作品。DVD化を切に望む僕の思い出の映画です。
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-14 21:05:09)
10.  サルサ! 《ネタバレ》 
ダンスも音楽も、登場人物もみんなが明るくて情熱的で楽しい。分かりやすいストーリーに素晴らしい音楽とダンスを堪能できます。細かい事は気にせずこんな雰囲気を楽しめる映画もいいものです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-18 02:59:25)
11.  サン・ジャックへの道 《ネタバレ》 
亡くなった母親の遺言に強制され、あるいは遺産目当てで巡礼の旅に出た仲の悪い3人の兄弟が旅の果てにもっと大切な物に気付くというストーリーを軸に、この3兄弟と共に旅に出る人達が皆個性豊かでひたすら徒歩で行くゆったりとしたロードムービーの展開の中、様々な事情を抱えた彼らが次第に心を通わせ1つになっていく過程に心が和みます。最初は最もこの旅をバカにしていた長男が「一緒に旅をしている僕らは皆兄弟だ!」と神父に盾突くシーンがとても良かったですね。旅が終わり、皆が笑顔になっていたラスト、特にラムジィが温かく迎えられる様子に観ている僕の顔にも自然に笑みが広がっていました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-11 23:47:40)
12.  さよなら子供たち 《ネタバレ》 
ルイ・マル監督の少年時代の実体験を映画化したものです。ルイ・マル監督にとって、とても辛い仕事だった事でしょう。美しくもどこか寒々しさを感じさせる色調の映像が印象に残ります。今まで幾つもの映画を見てきましたが、この作品のラストシーンは最も強烈に印象に残るラストシーンの一つであり、忘れること事ができません。神父とユダヤ人の子供が一列になって連行されていく。それを見送る子供たちが誰からともなく「さよなら神父様」と口々に声を掛ける。それに神父が振り返り、たった一言「さよなら子供たち」と返す。それに続くジュリアンの何ともやるせない、物悲しい表情。非常に重く、忘れ難いラストシーンです。見送る者と見送られる者。この両者の間に人種や信じる神が違う以外に同じ人間として何の違いがあるというのか・・・。神というものが存在するならば何故こんな蛮行を見逃されるのか・・・。映画が終わり、劇場を後にしてからもいつまでもこんな結論の出ない思いが頭の中をぐるぐると回っていた事を思い出します。公開当時劇場で見てから20年が経った。観ようと思えば再び観るチャンスはあるのですが、いまだにもう一度観ることが出来ずにいる作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2008-12-08 23:46:23)(良:2票)
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