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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  セントラル・ステーション
ラジオを盗んだだけで射殺される国。ストリートチルドレンと人身売買。ブラジルの抱える社会問題がさらけ出される。この作品のいいところはこれらの諸問題を前面に出さずに、また語らずに、それでもしっかりと見せるところにある。都会から田舎へと移動するロードムービーはさらにブラジルの様々な顔を見せてゆく。代筆という仕事はブラジルの教育問題をもさらけ出しているが、同時に様々な顔を見せるブラジル中を繋ぐ重要な役割をこの女性が握っていることをわからせてゆく。そして田舎での代筆で、無条件に神に感謝する言葉、愛する人を想う言葉に「信じる」ことの素晴らしさを発見する。代筆、都会と田舎、子供、旅、それらは物語を感動的に盛り上げる一方でブラジルの現状というものを映し出す重要な駒ともなっている。いろいろな意味でよく出来た話。惜しむらくはユーモア。このおばさんと子供がなかなか魅力的なデコボココンビなのだが、このコンビならもっと楽しいシーンがあっても良かったように思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-30 12:57:46)
2.  世界
貧しい農村から夢を持って北京にやってきたはずの登場人物たちは、世界に開放をアピールする中国とは裏腹に、誰もが閉じられた世界で生活に追われるだけの毎日を過ごす。そしてその生活に慣れてゆくことの怖さ。「世界」とはほど遠い「世界公園」という極めて閉じられた環境で各国の華やかな衣装を身に纏うダンサーと「世界公園」の警備主任のカップル。彼らはここに長くいすぎたために外国へ飛び立つ知り合いを見送ることしか出来ない。カメラがとらえる二人の長い沈黙が「どこにも行けない」「なにもできない」「なにも見えない」、そんな二人を浮かび上がらせる。北京オリンピックを控える中国において、しかしそのほとんどの人が生まれた地から出てゆくことなく一生を終えてしまう現実を若い男女の物語の中に露呈させる。携帯電話をかけたときに女の心情を表現するアニメーションは正直どうなんだろう?と思うものの、どおってことのないシーンの連なりがとても印象に残るいい映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-05 14:22:26)
3.  戦場のピアニスト
自分だけが逃れ、目の前で家族がガス室行きの列車に乗らされてゆくシーン、、 一番辛いシーンのように思うが、主人公に感情の波は襲ってこない。ただの一出来事として通りすぎてゆく。  整列させられ、となりの人間が気まぐれに選ばれ撃ち殺される、、 殺すドイツ兵も殺されるユダヤ人も無感情のまま殺し殺される。  このアンチ・ドラマチックな描写は、実際に収容所に入れられ、自身は運良く脱走できたものの残された母親は収容所にて死亡、、というおぞましい過去を持つポランスキー監督ならではなのかもしれない。 実際、感情を露わにする余地など無かったのかもしれない。  しかしこれがリアルなのかどうかは経験者しか知るよしはない。 経験者ポランスキーもリアルを追求したかどうかは怪しい。  なぜなら、たしかに死の恐怖に対してはアンチ・ドラマチックに描いているが、ライトを有効に使った絵画のような美しい映像は「これはあくまで映画という虚構の世界である」と宣言しているように感じる。  リアルに描こうとすればするほど嘘のリアルになる、という映画の持つ欠点を知っているがゆえ、あえて虚構の世界を強調したのかもしれない。 また、虚構の世界としてしかこの歴史的大事件を描けないということだと思う。  そうなってくると先に書いたアンチ・ドラマチックな死の恐怖だけが作品の中で浮いてくる。 経験者ゆえのアンバランスということなのかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-03 19:28:07)
4.  セリーヌとジュリーは舟でゆく
冒頭のセリーヌとジュリーの出会いから即興ならではの先の読めない展開で、終始ワクワクしながら好奇心旺盛な二人に誘われるように不思議な世界を共に堪能してゆきます。キャンディを舐めている間だけ覗ける異世界のドラマはキャンディを舐めきると当然そこで中断します。主人公二人と同様に早く続きを見たくてしょうがない。翌日またキャンディをほうばると待望の続きではなく同じ場面が重複して展開される。「もう、そこは見たって!」私がそう思うように彼女等もそう思う。そんな共感に嬉しくなりながら、異世界に入ってゆく二人と同じように、いつのまにか映画の中に入ってゆく自分がいる。あまみさんがご指摘のように、異世界に入っていった二人は芝居をメチャクチャにしているようで、反対に映画の可能性を提示しているようです。“なんでもあり”な映画の素晴らしさ見せてくれるリヴェットの傑作。そしてリヴェット作品一番のおすすめです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-09 16:56:49)(良:1票)
5.  1900年
かっこ良くないデ・ニーロをおそらく初めて見た映画。ちゃんとおぼっちゃんの顔になってるのが凄い。だって「タクシードライバー」と同じ年の作品ですよ。この映画、学生の時に見といて良かった。ただでさえ最近映画を見れる環境に無いのにこの長さはかなりきつい。私の場合、長さを感じずに見れたと記憶していますが、時間に余裕のある方はぜひ一度ご覧あれ。このスケール、いかにもベルトルッチ。
7点(2003-12-15 18:20:54)
6.  
社会派色を色濃くそしてリアルに描写しつつも、いかにもバレバレな陰謀やどこにでも都合良く出入りするキーマンの記者など、リアルとは程遠い描写も随所に見られる。しかし最後まで見ればそれらがすべて確信犯的に作られていることが解かる。映画は見せるものというのを前提に、シリアスにそしてコミカルにブラックユーモアを効かせた良作です。
8点(2003-11-25 17:59:49)(良:1票)
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