221. マルホランド・ドライブ
冒頭のダンスシーンからすでに意味不明で斬新である。わからない度は「ロスト・ハイウェイ」を超えて、リンチ作品で頂点に達してる。なにがなんだか、どうなってるんだかさっぱりである。だから点数をつけることがとにかく困難だ。しかしながら印象的なシーンは多々あった。この話は、これでまとまっているのか?同一人物なのか?レズったぞおい。あんたらなんで小人になってんの?カウボーイて何者?死人か?あの箱はなに?なんとか意志の疎通を測ろうとがんばったが無理だった。しかしながら、それを期待して観にいったのだ。リンチワールドここに健在。、、、、、、、、、、お静かに、、、、、、、、、、 6点(2002-03-02 04:26:57) |
222. U-571
なかなかいい線いってると思う。かなり金かかってるしね。ただ、潜水艦ものってF1ものと同じでどうしても絵的に決まってきちゃうからね。どうも新鮮味がないんだよなぁ。アクションはよかったけど、この話の面白さの要素に、自分達が敵のふりをする、ていうのがあるわけで、その部分をもっとみせれば緊迫感が上がったんじゃなかろうか。ただのエンターテイメント作品ではなくて、エニグマの話をちゃんと描こうとしているから、その事実を知るにはいい作品かもね。 6点(2002-02-25 20:58:38) |
223. ティコ・ムーン
混然一体となった文化、人種、建物、レトロな月面都市。映像はよかった。話がかなり世界をつくりすぎで飲み込むのがたいへんだが、とにかくそのアートな映像は観ているこっちにインスピレーションを与える。もう少し予算があればもっとすばらしい映像がつくれたと思うが。アート系映画が好きな人にお勧め。 6点(2002-02-03 20:58:27) |
224. ジャンヌ・ダルク(1999)
この映画を観る限りでは、ジャンヌ・ダルクはただの気狂い女に見える。要するに神と言ってたのは実は自分自身の葛藤だったと言いたいのだろうか。彼女にしか見えない映像も、もう少しうまい映像表現ができたと思う。でっかい鉄球で建物壊したり人を飛ばしたりするシーンはよかった。ジャンヌは処女だったか、、、印象には残ったので6点。 6点(2002-02-02 08:47:24) |
225. レオン(1994)
んー、どうしてこの映画がそこまで支持されるのかよくわからない。僕の友達にもこの映画大好きな人いたけど、具体的にどこかよいのか聞きたいものだ、、、、別にだめな映画と言ってるわけではない。これはこれでいい。あ、もしかしてかわいい文化がマッチしたからなのかも。 6点(2001-11-30 21:27:18) |
226. ラストタンゴ・イン・パリ
まだ若いせいか、その後の作品のような重厚感はないが、逆にあるとすれば野心だろう。ベルトルッチの野心を観ているような感じだ。才能ある感覚がでてはいるが、作品としてボクはあまり面白いと思わなかった。まぁ、ヨーロッパの映画はだいたいこんなかんじが多いけどね。 6点(2001-10-31 23:37:04) |
227. 鬼火(1963)
エリック・サティが好きなので観たんですけど、あの孤独な視点を映画で表現してくれたのはうれしい。特にアランが行き交う街の人々を見つめるシーンとか。僕にもあんな視点があるので、共感できた。 6点(2001-09-10 15:51:23) |
228. フォーリング・ダウン
あのうまそうな写真を見ろ。このペラペラの代物はなんだ? 6点(2001-08-15 05:43:32) |
229. レオン/完全版
よくできてはいると思う。この映画好きな人って多いんだよね。でも僕は回りがいうほど好きでもないのねぇ。ちなみにラストはレオンの死によって彼女の心情と環境に変化をもたらすということなので、あの終わり方でいいと思うよ。 6点(2001-08-04 23:28:47) |
230. フィフス・エレメント
単純に空飛ぶ車シーンはなかなか見てて面白いし、アクションシーンもそれなりによくできてると思う。勿論、話に疑問はあるけど、レオンがヒットしたからこういう好き勝手に作る映画を撮れたんだとも思う。 6点(2001-07-19 09:47:17) |
231. リトル・ブッダ
無常の映画 6点(2001-07-09 13:46:40) |
232. ダークグラス
《ネタバレ》 巨匠ダリオ・アルジェント10年ぶりの新作ということで鑑賞致しました。 序盤さっそく被害者になる女性の首からの血飛沫に「お〜ダリオ・アルジェントだ〜」と嬉しくなったものですが、 全編通しての出来栄えはまぁ佳作だなと。よく言えば安心して見れるのテスが、 悪く言えばなんの意外性もなくストーリーは平凡です。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-08 15:12:18) |
233. テリー・ギリアムのドン・キホーテ
《ネタバレ》 いや〜、テリー・ギリアムは本当に唯一無二ですねぇ。 彼の作品は人を選ぶ内容で、合う合わないがあると思うんですけど、 自分は全く合わない人なので正直鑑賞していて何度か意識が飛びそうになりました(笑)。 でも嫌いになれないんだよなぁ〜。やはりギリアムの良さはこの自由奔放さですよね。 主人公の監督さんも、ドンキホーテの老人も、ギリアム自身の投影なのだなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-02-23 17:56:38) |
234. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 華麗なマジックアクションは見ものでしたが、それはマジックというより もはや「超魔術」レベルの代物ばかりで、どういう風に見ればいいのやら、と最後まで戸惑ってしまいました。 大風呂敷は、遠慮せず広げてしまえ、という感じなのかな。 彼女が実は〜なのかと思ってたら、実はあの人物が〜のどんでんは流石に予想できませんでしたが、 ファンタジー過ぎるマジックや広すぎる風呂敷等、人を選ぶ作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-16 20:26:43) |
235. 岸辺の旅
《ネタバレ》 う〜ん、かなり人を選ぶ作品ではありますね。 生きている人も死んでいる人も、ほとんど区別がつかない大変不思議な映画です。 私のように頭の固い人間は、こういうタイプの作品をすんなりと楽しめない。 グタグタ考えず、ラブストーリーとしてすっと受け入れるのが一番なんでしょうけど。 なんなのこの会話は、とか、なんか音楽に違和感があるなとか、そういうこといちいち思っちゃう。 深津絵里は肌の白い女優さんだから、ひょっとして彼女も実はとかそういうオチかなとか 最初いちいち思っちゃって、ダメですね私のような映画狂は(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-05-08 19:43:47) |
236. ミスター・ノーボディ
《ネタバレ》 少々風変わりな西部劇。高速平手ちと便所でおっちゃんを誘惑するシーンが印象的(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-05 15:30:07) |
237. アサシン クリード
《ネタバレ》 大人気ゲームの実写化。特典映像見てると、ゲームの制作者も最初から映画化することまで考えて作ったゲームのようです。 ただ、なかなかこの世界観は見る人を選ぶなというか、記憶を退行する装置を使って500年前を追体験していくというのは まさに荒唐無稽なんですが、そこを乗り越えてすんなり鑑賞できるかが第一関門ですね。 ゲームの方ではあの装置は単なる椅子型みたいですが、それだと映画として面白くないということでああいう装置になったそう。 そんなわけで、500年前の記憶とカラムが華麗にシンクロする映像になり、 中世世界とSF的世界が交錯するというなんとも不思議な画に仕上がってます。 ストーリーとしては心揺さぶられる要素がほとんどなく、もっと人間模様織り交ぜた葛藤を入れたほうがいいのではないかと。 この点がやはりゲーム原作の映画に共通して言えることで、どうしてもヴィジュアル重視になっちゃいますね。 アクションシーンは流麗でなかなか魅せてはいましたけど。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-25 20:03:24) |
238. ブリングリング
《ネタバレ》 タイッサ・ファーミガちゃん目当てで拝見しました。 清楚なイメージがある彼女も、こういうヤンチャ娘の役をこなしていたのですね。まぁなんにせよ可愛らしいですけど。 一言で言えば「若気の至り」をリアルに描いたという感じで、大丈夫だよ〜と言いながらへらへらと不法侵入を繰り返す様や、 拳銃を見つけてそれを友達に向けたりして悪ふざけするようなあの感じはいかにも若者だなぁと。 しかし一方でリアルでないなと思うのは、数々の著名人の豪邸が何のセキュリティもなしで易々と入れる点。 一体どうなっているのでしょう?実話をベースにしたとありますが、どこまで実話なのかちょっと気になります。 キルスティンダンストやパリスヒルトンなどが本人役で出てくるのはちょっと愉快でした。 最後まで悪びれることなく、釈明会見まで自分の宣伝にして終わるブラックユーモアに思わず失笑。 [DVD(字幕)] 5点(2016-07-16 23:59:11) |
239. リピーテッド
《ネタバレ》 可もなく不可もなくという感じでしょうか。 ニコール・キッドマンとコリン・ファースの演技はさすがという感じで、二人とも自前の表情演技と役柄がぴったりマッチしているので 見応えがあるのですが、その肝心のお話が月並というか、予想通りの展開なわけです。 この旦那、絶対怪しいやん、ていうのは最初から感じてはいたのですが、中盤で涙を流しながらベンに感謝する下りを見て 「あ、ここからそういうドンデンに入るのね」と思ったらその通りに進むわけです。 自分が記憶障害で1日しかメモリー持ちませんという設定からこの月並みな展開はどうなのだろう。 まぁ、やたらとこねくり回してよくわからんようになってる作品に比べれば素直ですが、率直に凡作かなと。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-23 22:46:22) |
240. 南から来た用心棒
《ネタバレ》 悪ボスはいかにもな極悪非道野郎なんですが、最後の対決なんかはその雑魚キャラっぷりを見せつけます。 対する主人公は完全無敵。完膚なきまでの強さを見せつける。そんなわけで、ハラハラドキドキはないのだが、 いわばセガール映画のようにその強さを楽しむというスタイルの作品。 [地上波(字幕)] 5点(2015-10-05 17:11:02) |