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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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261.  五月のミル
五月革命の最中、母が亡くなり久しぶりに家族が集まるが話題は遺産のこと。なんとも不快な展開ではあるけども、ブルジョワのブルジョワゆえの身勝手さや楽観的な行いを見ているうちに不快感は薄れていく。その気楽さ、正直さにフランスの田舎町ののんびりとした美しい風景があいまって「なんだか楽しそう」と思うに至る。しかしドンチャン騒ぎの傍らで黙々と墓穴を掘る使用人の描写で再び不快感を呼び戻す。だからブルジョワ狩の噂に総出で逃げ出す場面はちょっと気分が良かったりする。結末はなんてことはない。五月革命と同じようにこの人達はなにも変わらずそれぞれの家に帰ってゆく。ミルの人格が素晴らしく、そしてそのミルだけがひとり寂しそうなエンディングを見ると、一貫したブルジョワ批判ではなさそうではある。ルイ・マル監督のブルジョワ階級への憧れと嫉妬が垣間見れたような気がする。
6点(2004-11-12 12:45:29)
262.  冒険者たち(1967)
飛行機乗り、エンジニア、芸術家と三者三様の夢を追いかけるのですが三人とも浅くて青い。挫折してすぐに方向転換してしまうことからも明白。三人が大人になっていく様を描くものと思ったら青いまま終わってしまった。いい年の大人たちがなにしてるんだ、しかしながら青いままでいられることって羨ましい。青いままだからお金が手に入っても友情に亀裂が入らない。そういう意味では理想の三人組。冒険家というのはこういう青い部分をもってる人達なんでしょう。ただ、ストーリーの展開にも浅さを感じてしまった。
6点(2004-10-13 10:25:46)
263.  ロリータ(1997) 《ネタバレ》 
モリコーネの音楽と相成ってノスタルジーな雰囲気がなかなかいいのにまずびっくり。ドミニク・スウェインのロリータは魅力的だし演技もいいんだけど、小悪魔という感じではなかった。ドタバタ走る姿は「幼い」というよりバカっぽい。ジェレミー・アイアンズのハンバートはキューブリック版と比べるとちょっとかっこ良すぎるような。顔がってことじゃなくて。キューブリック版のハンバートはそりゃもうその情けない様っていったら見てるのがつらいぐらいロリータに対する下心がみえみえだったのに、こちらのハンバートはまだクールを装う余裕を感じる。どっちがいいというのではなく感じたままを書いてます。こちらのほうが中年男の内なる気持ちをうまく見せているようにも感じるけど、人殺しまで到ってしまう溺愛ということを考えればキューブリック版のハンバートのほうがしっくりくるような。 返り血をあびたハンバートがフラフラと運転しているシーン、コレなかなかいいんですけど、殺しのシーンでは全然返り血をあびてないんですけど..。
6点(2004-07-13 13:05:31)
264.  カミーユ・クローデル 《ネタバレ》 
アジャーニ自ら製作会社をつくり、監督に『ポゼッション』の撮影監督でありアジャーニのかつての恋人、そして第一子の父親でもあるブリュノ・ニュイッテンを迎えつくりあげた作品。全体的に暗いシーンが多いが、さすが本職が撮影だけあってか暗闇の人物を確実にとらえる。 「天才+女」が精神を崩壊させ悲しい結末をむかえるという話は非常に多い。そして精神崩壊のきっかけはだいたい「男」である。恋愛の捉え方が男と女は違うのかもしれない。また時代が精神のバランスをとる術を女に与えなかったとも思える。男は愛人をつくりまくったり名声を得たりと自らの才能と上手に付き合う術を持ち得たのに対し。 頼りにしていた弟によって精神病院に送り込まれたという事実が悲しすぎる。
6点(2004-07-01 12:33:51)
265.  野性の少年
野生の少年が発見されて捕まるまでの冒頭のシーンはセリフが無いだけに監督の腕の見せ所なんですが、お見事です。その後の展開がちょっとありきたりに感じちゃいましたが実話ということなのでしょうがないか。イタール博士(トリュフォー)は野生の少年を”見世物”から救い出し人間として教育する、そこには確かに子供に対する父の愛が存在します。しかし学者としての研究欲もあるように見うけられる。最初はそっちのほうが強かったはず。「ジャン・ピエール・レオーに捧げる」とありますが、トリュフォーの映画の道具として『大人は判ってくれない』に出演し、その後も共に映画を作るうちにしだいに父と子のような関係を築きあげたトリュフォーとレオーがこの作品の2人とだぶります。野生の少年を演じた子供の演技は、演技とは思えないほどの好演でした。
6点(2004-06-15 13:47:13)
266.  赤い航路
女が男に「なんでも言うこと聞くから~」と泣きすがる。男は「それならば」と...。この辺りまではウンウンと観ていたのだがそこからは未知の世界。とことん女をいじめぬき、精神的に追い込んでゆくことに喜びすら感じる男。女も女で「何でもするからおいてくれ」と言ったもののあんな仕打ちをされても逃げ出さない。未体験ゾーン突入である。飛行機置き去りはあんまりだー!後半は立場が逆転するもいっしょに暮らす。結婚までする。もうついて行けない。理解不能。それでも惹き込まれる。男の誕生日プレゼントにピストル。「あなたが好きなときに終わらせて」とでも言うように。男と女の愛というのは情が増せば増すほど辛いことが多いのかもしれないがこの二人のストーリーはその究極である。愛することに歯止めが効かず行くところまで行った、普通では経験できないドラマを堪能しました。 あ、「そこから未知の世界」とか「未体験ゾーン突入」とか書いてますが、けしてそれまでのプレイを経験したということではないですよ。精神的に理解可能という意味です。そこんところ、くれぐれも誤解無きよう。
6点(2004-05-14 11:15:34)
267.  黒衣の花嫁 《ネタバレ》 
ヒッチコックを敬愛するトリュフォーらしい題材である一方、主人公がまるでプロの殺し屋かと思うほど感情を表に出さない女というのは、内に秘めた心情を描くのがうまいトリュフォーらしからぬ作品ともいえるのではと思いました。なにせ、殺しが完璧すぎる。失敗してこそトリュフォー作品って気がしないでもない。 4人目の画家の殺人は、もしかしたら画家の愛にほだされ殺さずに改心するのかな、と私も思いました。そう思わせたすぐあとに死体の映像というのは、やっぱりうまいです。証拠隠滅を一旦は図るも、壁に描かれた自分の絵をわざと残し、、というシーンも、言葉での説明が一切なく又わざとらしさもない。「あー、ここがトリュフォーだなぁ」なんて思ったりもします。ただ、私もイマジンさんと同じく、どうもヒロインが、男どもみんなが興味を抱くような女性に見えず、その一点だけでもかなりストーリーにムリを感じてしまいます。ジャンヌ・モローの演技は決して悪くはないので、単なる個人的な女性感によるところの感想なのかもしれませんが。
6点(2004-04-22 14:35:31)(良:1票)
268.  シェルブールの雨傘
戦争がもたらした悲劇というより、若い遠距離恋愛カップルにありがちな話って感じで、そんな悲しい音楽で盛り上げなくても~!と思ってしまった。セリフが全部「歌」ってのは良いんだけど、明るく楽しい歌をもっと聴きたかった。あと、私がミュージカルを苦手とする原因のひとつに”セットです~!!”って感じのセットでニコニコ踊り歌うというのがあるんですが、この作品は全然それが無くて、情景だけはすごくリアルなんです。ミュージカルという非現実の世界がリアルな情景に見事にマッチしてます。ですが、個人的にはこの両者の見事なミスマッチを観たかった。こういうふうに思うのって、ひねくれてるんでしょうね。解かってます。でも、こんなひねくれた自分が好きなんです。フォローじゃないですけど、オープニングの傘が一列に並ぶシーンは大好きです。このシーンが私の言うところの見事なミスマッチなんです。
6点(2004-04-13 12:11:16)(良:1票)
269.  女と男のいる舗道
結婚して子供もいる若くて綺麗な女が、ちょっとした不満やちょっとした欲によって人生の罠にはまり、どんどん落ちていく様を淡々と描いていきます。前作『女は女である』とは一変してアンナ・カリ-ナを自然体で映し出す。突然の無音はサイレント映画を思い起こさせます。そういえば、作中,ヒロインが映画を観て涙するシーンがありますが、その映画はサイレント映画『裁かるゝジャンヌ』。未見なのでいつか観てみたいです。私が古典や古い名作と言われる映画を観る理由は、新しい映画をもっと楽しむためです。引用された作品を観ていれば、それだけで楽しみがひとつ増えるんですから。特にゴダール作品は、過去の作品(自分の作品も含めて)からの引用が結構多い。そしてまた、ゴダールを観ることによって、これから観るその後の新しい映画がより楽しめるに違いない。これだから映画はやめられない。でも困ったことに、未見の映画が多すぎるなあ。
6点(2004-04-06 11:18:23)
270.  カノン 《ネタバレ》 
主人公の内なる思いは自分勝手にも程があり、自らの堕落の言い訳を延々聞かされる。言ってることは過激でも実際暴力を振るったのは妻に対してのみ。映画史上最悪の主人公である。ここまで人間の弱い部分、恐ろしい本性を包み隠さず映像にしたものを見た事が無い。この挑戦的な映画自体は評価しても良いが、虚無感で覆い尽くされる気分の悪さがどうもダメ。ラスト付近の例の「警告!」そしてカウントダウンは思わず姿勢を正しました。その後のバッヘルベルのカノン(私にとってこの曲は希望を感じさせる曲)が流れ、「あー、いい映画だったんだー」と思ったのも束の間。出かかった涙が一気にひいて呆然としてしまいました。おっさん、あんたって人は...。
6点(2004-03-05 14:47:51)
271.  カルネ
いきなり「警告!」そして衝撃映像にはっきり言って、ひきました。いくら時間が短いといってもこんな映像ばかり見せられたんじゃたまったもんじゃない。しかしその後はいたって普通に観賞できた。おそらく最初の映像のインパクトが凄すぎたせいだろう。実際、なかなか頭から離れてくれない。女の子が生まれ、胸が膨らむまでに成長する年月を、ブォン!という音と字幕を使うことで不必要なものをことごとく排除し一気に見せる。40分てのは凄い。個人的には絶賛の続編「カノン」より高く評価したいが、”「カノン」ありき”の映画なので評価が難しい。
6点(2004-03-05 13:57:48)
272.  アメリカの友人
たしかに同じトム・リプリーでもアラン・ドロンとデニス・ホッパーじゃ全然別人ですね。でも「太陽がいっぱい」のリプリーも原作とはかなり違うようです。ニコラス・レイ、サミュエル・フラー、ダニエル・シュミットという巨匠と呼ばれる監督達を出演させたり、回転させると中の絵が動くおもちゃで子供が遊ぶという描写を入れたりと映画そのものへのオマージュを感じます。一応サスペンスになるのだろうか。どちらかというと男の友情物語っぽい感じがします。いや、友情でもないな。よくわからんけどなんかお互い惹かれ合う関係なんです。この”よくわからん”ところがなんとも消化不良感を持ってしまう。淡々と進むヴェンダース節は好きな人にはたまらないのかもしれないが、個人的には今作に関してはサスペンス度を上げて欲しい。移動する列車や自動車を追いかける映像、そしてなにげに映える空と雲がヴェンダースの映画を感じさせる。
6点(2004-02-20 12:44:46)(良:1票)
273.  アトランティック・シティ 《ネタバレ》 
”古き良き”から”新しき”に変わろうとするアトランティック・シティで”古き良き”思い出の中で生きる老人がある事件をきっかけに新しい人生の再出発を得るという話。登場人物それぞれの想いとアトランティック・シティという街そのものが、うまく、そして解かり易くリンクしながら話が進む。ラストで見せるバート・ランカスター演じる老人の自信に満ちた顔が清清しくなんともかわいらしいのだが、よくよく考えると、アンタずるくないか?
6点(2004-02-05 12:37:09)
274.  鬼火(1963)
主人公が自殺を決断し、決行するまでの心理を淡々と描く。絶望感がなんともリアルでやるせない。ただ、出会う人みんながやたら哲学的な会話をしているのに不自然さを感じる。フランスの人たちは一般的にああいう会話をしているのかもしれないが。
6点(2004-02-05 12:26:49)
275.  ターミネーター2
設定自体にかなり無理がある。そんなとこをつっこむ映画じゃないですけど。あと、サラのキャラが苦手。CGにはかなり驚かされましたので1点サービス。
6点(2003-12-17 11:56:19)
276.  アトランティス(1991)
海の生物たちが音楽に合わせて踊ってます。いやいやお魚さんたちの動きにうまく音楽を合わせて神秘的な海の世界を見せてくれます。うまいこと撮るなあと感心しますが、コレ映画館で見たんですけどさすがに時間とともに退屈に感じてしまう。さあ見るぞ!って見るもんじゃないです。ただ海の中を撮っているだけの映像としたら素晴らしいでき。
6点(2003-10-16 18:12:34)
277.  フィフス・エレメント
ベッソンが大金を投入してハリウッド的SF大作を作ると聞いただけで絶対駄作だと確信して見た。(なんで見たんだろう?)ところが意外に楽しめた。クリス・タッカーには大爆笑!!ストーリーは許し難いくらいベタベタなのに半分コメディーぽい作りのため、ベタベタがかえって良かったりもする。「オースチン・パワー」のようなコメディー大作とはまた違い、まじめにアクションしてるし、ゴルチエワールドも一味違う作風をさらにかもしださせている。コレを見てから思ったが、ベッソンの作品って全てストーリーはいたって単純なのだが、フランス風味が名作っぽく見せているだけってところもある。ベッソンを過大評価して今作を見ると痛い目にあいます。
6点(2003-09-11 14:39:49)
278.  ベティ・ブルー/愛と激情の日々
この映画を見て、男と女は違う生き物なんだとつくづく思い知らされたような気がした。ベティは普段は可愛く笑顔いっぱいなのに、たまにどうしてそんなことで?ってことでヒステリックになり自分で感情を制御出来なくなる。うちの嫁さんにもこういう一面がある(これ見たら怒るやろなぁ)。もちろんベティほど凄くはないですが。こんなベティを女の象徴と言ってしまうと、女性からお叱りを受けそうだけど、そんなふうに感じました。そして自分をコントロール出来ない状態の女を、男が理解するのは当然無理なんだが、ゾルグは理解せずともすべてを受け入れる。そこに男と女の愛し方のの違いも垣間見えるような気もする。ゾルグは愛するがゆえ、すべてを受け入れざるおえなかったのかもしれないが、あの結末を見ると受け入れてはいけなかったのかも..。原作を読んでないので解かりませんが、ベティが壊れていくきっかけといい、原題といい、「女とは」というのがテーマのような気がしました。
6点(2003-08-18 19:43:08)(良:1票)
279.  スパイ・ゲーム(2001)
トニースコットがけっこう好きなので期待して見たが、う~ん。冒頭の脱出失敗シーンはかなり良かった。シーンの頭の、場所と時間を伝える画面もかっこいい。でもストーリーに無理がある。してやったり!という爽快感が味わえれば良かったんですが、CIAともあろう組織でいくらなんでも・・・ねぇ。
[映画館(字幕)] 6点(2003-04-03 12:26:17)
280.  主婦マリーがしたこと 《ネタバレ》 
シャブロルの映画で初めて見たのがこれ。かなり前だ。正直、イマイチだと思った。去年シャブロルが亡くなったことで追悼の意もあるのか最近になってシャブロルの映画がたくさん上映されるようになったがこれがどいつもこいつも面白い。なので見直そうと思ったんだけど近所のレンタル店に置いてませんでした。残念。ナチス占領下のフランスで戦地から帰ってきた夫の無職状態、それでも子供二人を育てなければならない状況、堕胎が違法という女性困難の時代等を鑑みても主人公の行動は肯定すべきものとしては描かれていない。どちらかというと悪女として描かれていたはず。女性のための堕胎ではなく金のための堕胎。生活のための金ではなく歓楽のための金。だから「彼女に罰を」と思って見てたら死刑という結末に唖然となったのを覚えている。結局のところ、女が欲望のままに罪を繰り返す犯罪映画で、その根源に戦争があったという描き方なら良かったのだが、犯罪映画である以上に国家の犠牲者としての側面がクローズアップされすぎていて私にとっては面白くなりそうで面白くならないってことになってる。一般的には傑作ということのようです。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-29 14:45:06)(良:1票)
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