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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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141.  パリより愛をこめて
トラボルタの映画であるという大前提で見たので、彼だと分かりましたが、でなければあのスキンヘッドにヒゲのゴツいオヤジがトラボルタとはすぐには気付かなかったかもしれません。本作は男2人のバディムービーではあるのですが、とにかくトラボルタ演じるワックスの豪快なキャラが凄すぎる分、相棒はかなり分が悪くなってしまいましたね。しかし95分という短めの尺の中、実に楽しそうに映画の中でひたすら暴れ回っていたトラボルタを見ているだけでも十分楽しい映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-25 22:27:10)(良:1票)
142.  黒いオルフェ
ギリシャ神話の悲恋物語がベースになっているとのことですが、それをカーニバルの熱気に包まれたリオを舞台に再現する。ギリシャ神話の悲恋物語とラテンの空気が見事に融合しています。カーニバルの熱気と、あまりにも鮮やかな色彩と、常にどこからか聞こえてくるサンバのリズムと情熱的に踊る人々。作品にみなぎる溢れんばかりの生命力、しかしそんな中に時折ちらつく死、そして最後は・・・。生きている限り、生と死は常に表裏一体ということなのか。熱気の中に不思議な、神秘的な空気を感じる作品です。もし本作を映画館で見ていたならば、本作のパワーにもっと圧倒されていたことだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-16 20:05:52)
143.  告発
久々にズシリと重く、人間の尊厳を描いた映画を見た気がする…。これは鑑賞後の感想ですが、見ている最中は不思議とそれほど重さを感じませんでした。そう感じさせてくれたのはクリスチャン・スレーターの存在だったのだと思います。まだ何色にも染まっていない、熱き新人弁護士の透明感を見事に演じて見せた。法廷ものとしてはクリスチャン・スレーター演じる新人弁護士の独壇場になりすぎたかと思いますが、最初は会話すら成立しなかった弁護士と囚人が次第に心を通わせていく、その過程の2人は実に見応えがありました。その囚人を演じた本作のケビン・ベーコン。もう2度と見ることができない映画かもしれませんが、彼の入魂の凄まじい演技を忘れることは無いと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-05 18:46:35)
144.  オン・ザ・ロード(2012) 《ネタバレ》 
ウォルター・サレスのロードムービーと言えば思い出されるのは、若き日のチェ・ゲバラの南米大陸放浪の旅を描いた青春ロードムービー、「モーターサイクル・ダイアリーズ」です。  そして本作は北米~メキシコに舞台を移した青春ロードムービー。静かなる青春ロードムービー「モーター~」とは趣が異なり、思い描いていた作品の雰囲気ではなかったですが、これはこれで楽しめた作品でした。  スクリーンを通してもむせかえりそうになるほどの酒の匂いや煙草の煙が作品に充満している。ドラッグにセックス。より刺激を求めて放浪の旅を繰り返す。まさに今さえ良ければいいという日々。色んな奴らが旅に加わり、旅から離脱していきましたが、そんな中で最後まで行動を共にするのが、その中心的存在であったディーンと、主人公のサル。  しかし、本作の旅の最後の地メキシコで病に倒れたサルを見捨て、ディーンはいなくなってしまう。しかしサルにとってはディーンと離れることになったここが人生の転機となったのか。その後2人がNYで再会するシーンが印象に残る。  いつまでも今さえ楽しければいいという日々が続く訳も無い。かつての輝きはすっかり色あせたディーンの姿が悲しく、その再会シーンを見ながら、途中旅から離脱し、故郷デンバーで水兵と結婚したというメリールウの恐らくは幸せであろう今の姿が思い浮かんだ。豪華キャストが顔をそろえた作品ですが、そのメリールウを演じたクリステン・スチュワートの体当たりの熱演が最も強く印象に残ります。
[映画館(字幕)] 7点(2013-09-13 22:20:58)
145.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
貧しくも善良に暮らす人々が織りなす心温まるストーリー。カウリスマキの作品なので、本作も寡黙な映画でしたがじんわりと心に響くいい映画でした。  世知辛い世の中、最近はいいニュースも少ないですが、だからこそせめて映画の中ではこんなことがあってもいいと思う。  最後は奥さんにまつわるちょっとしたどんでん返しがありましたが、(空いたベッドを見せて一瞬えっ!?と思わせておいて…)これも素敵な大人のおとぎ話だと思いますよ。何の説明も医学的根拠もありませんが、奇跡を信じたい時って必ずあるものです。本作のような映画にバッドエンドは似合わない。
[DVD(字幕)] 9点(2013-09-06 15:25:15)
146.  石の微笑 《ネタバレ》 
「私への愛を証明するために人を殺して」ー悪女モノなどでよく見られるプロット。そんな女との愛に落ちていく仕事も真面目にこなし、家族思いの無口で大人しい男。そんな男を演じるブノワ・マジメルの繊細な演技と風貌が実によく本作の世界観にはまっています。  一方女の方は見た目には微妙。決して美人というわけじゃない。しかし彼女は恋愛サスペンスなどでよく出てくる悪女とはまた違う。その女の病的な愛を演じるローラ・スメットもまた本作の世界観に見事にはまっています。  暗いトーンの映像、ジメッとした暗い雰囲気が漂う彼女の家、どこか脆さを感じさせる2人と、2人の周囲にある人間関係。感情移入しづらい物語ながらも、2人の醸し出す空気とこんな作品の世界観に気が付けば見事に引き込まれていた。そしてラストにはぞっとさせられる結末が待ち受けている、静かなるサスペンスドラマ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-12 00:25:52)
147.  変態島
主演エマニュエル・ベアールに孤島にエロ。なんか面白そう…。と思って見てみたら全然変態映画じゃないし、どこをどう見れば「5分に1回の変態」が出てくるんだ??  子供の営利目的誘拐や人身売買という社会派のテーマを取り上げているようにも見えるけど、中途半端です。サスペンスとしても中途半端です。サイコスリラーのようでもありますが中途半端です。エロティック系としても中途半端です。邦題は全然ダメです。でも、僕も邦題につられて見てしまいましたから、邦題の付け方としては成功です。
[DVD(字幕)] 2点(2013-07-08 21:05:34)
148.  青春群像
「アマルコルド」と同じく、フェリーニの故郷の海辺の小さな町を舞台にした自伝的要素が強い作品です。  「アマルコルド」が少年時代の記憶をノスタルジックに幻想的に描いているのとは対照的に、本作では、そろそろ人生の方向性を見つけ出していかなければならないのらくら達が定職に就く訳でもなく、だらだらとつるんだりする姿や、家族や町の大人たちと彼らが関わる様が淡々と綴られていきます。  午前3時。ある者にとってはもう働きに出る朝。でも、のらくらは夜遅くまで遊び回り、まだ町をふらついている。時間を持て余し、人気も無く殺風景な海辺に彼らが佇む姿は人生に行き詰っているように見える。ネオリアリスモ的な空気感もありますが、その一方で彼らの姿が意外に陽気に描かれており、現実の厳しさもありますが、そんな中にもフェリーニの優しさが感じられます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-05 00:07:23)
149.  アリゾナ・ドリーム
クストリッツァの映画はあまり多くは見ていませんが、僕がイメージするこの人の映画の世界は、登場人物が楽器を奏で歌ったり踊ったり、動物がいっぱい出てきたり。紛争が背景にあったりもしますが、いつもその独特の賑やかさが印象に残ります。  そんなクストリッツァがアメリカで撮った静けさのある異色作。それでも映画館に突然犬が現れたり、魚が空中をフワフワ浮遊したり、ディナーの席やベッドの上に登場する亀。いきなり救急車が空を飛んだり。そしてリリ・テイラーのアコーディオン。これだけかな?と思ってたら後半、ギターやバンジョーを奏でながら歌う一団がやはり登場してくれました。  度々見せてくれるヴィンセント・ギャロの映画モノマネも、映画ファンにとってはたまらない可笑しさがありました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 21:09:02)
150.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
初見は公開時劇場で鑑賞。以降何度か見ていますが、何度見ても楽しめる映画です。第1作の成功によりシリーズ化された映画はいくらでもありますが、成功をおさめた第1作を遙かに凌駕する、これほどの続編はそうそう出現しないでしょう。そんなに前のことのような気がしないんですが、もう20年以上も前になるんですね。  1から格段にスケールアップし、映像技術の進化に当時は驚きましたが、それだけにとどまらず本作はストーリーも非常に良く出来ています。前作では最強の恐怖の敵だったシュワちゃんをまず最初に登場させ、そしてもう1体のT-1000が登場する序盤は、予備知識無く1→2と初めて見る全ての人を惑わすでしょう。そんな序盤からラストまで途切れることがほとんど無い緊張感の中に描かれる、いかにして近未来の人類のリーダーとなっていくのかというジョン・コナーのストーリーもいい。  T-1000との戦いが終わったあとのT-800とジョンの会話、そしてラストのT-800からジョンへの激励のメッセージの「グー」が泣ける。映画の世界にとどまらず、僕たちが生きる現代社会は物凄いスピードで様々な技術が日々進歩していく。それでも昔から今も変わらないのは、最後はT-800にも伝わった、人間が持つ感情や真心。そんなドラマとしても素晴らしい作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-08 15:23:39)(良:1票)
151.  あるいは裏切りという名の犬
こういうフランス映画を久々に見た気がする。男臭くて、スタイリッシュ。ジャン・ギャバンやアラン・ドロンの時代のフレンチ・ノワールを彷彿とさせます。そして2004年に主役を張るのは今のフランスが誇る名優、オートゥイユとドパルデュー。  音楽や演技のトーンも抑え気味で地味に撮られていますが、ピーンと張り詰めたような空気を作り出す2人の名優の渋すぎるほどの演技の真剣勝負が堪能できます。  派手な銃撃戦やカーアクションは最小限度にとどめられ、明るさが微塵も無い、暗い世界観を抑え気味のトーンで淡々と見せる。作品によっては非常に長く感じるタイプの映画だと思うし、こういう作風は苦手なんですが、長さを感じさせない。見応えがある人間ドラマに仕上がっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 22:11:19)
152.  ルビー&カンタン 《ネタバレ》 
コメディには欠かせないアホキャラ。しかし、ドパルデューが演じるカンタンほどのアホにはそう簡単にはお目にかかれません。見事な天真爛漫なアホっぷりで冒頭から大いに笑わせてくれます。  そしてカンタンとは正反対のキャラを演じるのがジャン・レノ。全くかみ合わない2人が行動を共にするうちに次第に友情が芽生え…。という定番の展開で、こういうコメディの場合、ドパルデュー演じる役の方が徹底的にオイシイんですが、そこはさすがにジャン・レノ。謎のアホに付きまとわれ振り回される一匹狼の殺し屋という役どころを見事なバランスでクールに可笑しく演じています。  監督のヴェベールさん、本作といい、「メルシイ!人生」といい、ドパルデューの使い方が面白い。90分に満たない短い尺でテンポも良く、笑ってるうちにあっという間にラストを迎えます。大した中身は無い。でも、こういうコメディってこれでいいんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-02 21:12:47)
153.  ル・ブレ
カーアクションをアピールしている割にはそっちでの見せ場は少ないですが、職業も性格も正反対の野郎2人の珍道中を描いたドタバタ・バディムービーです。  この2人に絡んでくる登場人物はことごとくおかしな奴らばかり。お話の方は「1等が当たった宝くじはどこに行った?アフリカへ探しに行くぞ!」まあ、それだけなんですが、何か考える必要は一切無し、アホに徹したこういうコメディって好きなんですよ。  中でもドジでマヌケで役立たずだけど憎めない愛すべき男レジオのキャラが抜群にいい。コメディの見本のようなキャラにして、演じる俳優さんの微妙な風貌が絶妙にレジオのキャラにマッチしています。  アクションの方は尻すぼみでしたが、ギャグは冴えていてなかなか笑わせてもらいました。僕もほぼ毎回買ってるロト6。一度でいいから1等当たってくれませんかねえ…。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-01 16:16:57)
154.  恋するシャンソン
いかにもフランス映画らしい雰囲気が漂うミュージカル仕立てのラブコメ群像劇。挿入されるシャンソンが実に巧くそのシーンや登場人物の思いにリンクしている。しかし、じっくりと聞かせるという趣向ではなく、中にはその曲の中のワンフレーズが欲しいがために挿入されているような曲もありますが、この使い方が実に面白いです。綺麗な声の女性シンガーの歌に合わせておっさんが口パク、あるいはその逆もあったり。何だ、全然合ってないじゃないか!という感想は不思議と出てこない。後半はちょっと長く感じましたが、意表をついた口パク挿入に度々笑わされました。アラン・レネの遊び心が楽しい、小粋で愛すべき作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-27 00:23:36)
155.  天使の分け前
暴力に明け暮れ荒んだ毎日を生きていた主人公の青年ロビー。恋人と生まれくる子どものために、今度こそはと更生を決意する。  裁判で社会奉仕活動を言い渡されたちょっとトホホな仲間たちと、旨いスコッチウイスキーには目がない愛すべき社会奉仕活動の指導者の姿をコメディタッチで描きますが、そんな中にいかに更生を決意しようともそれが容易ではない社会や雇用の厳しい情勢を挿入する。コメディとは言え、このあたりはいかにもケン・ローチらしいところです。  主人公ロビーに関しては必ずしも共感出来ることばかりではありませんが、この愛すべき社会奉仕活動の指導者が彼らを見守る視線こそケン・ローチの視線であり、そんな人間を見つめるローチの視線は本作でもやはり優しい。  スコッチウイスキーの香り漂うスコットランドの美しい風景描写も見どころです。ウィスキーの製造過程で生じる「天使の分け前」の意味の説明は作中でなされますが、ラストに登場する、もう1つの「天使の分け前」が何とも素敵。これが鑑賞後にとてもいい余韻を与えてくれます。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-15 22:25:10)(良:2票)
156.  エレベーターを降りて左
オッシャレ~な雰囲気がアメリカン・ドタバタコメディとは一味違う、軽妙なフレンチ・ドタバタコメディ。  パリのお洒落なアパルトマン。登場人物がただひたすら隣同士の2部屋を行ったり来たり。ドアが開くタイミングと閉まるタイミング、訪問者がエレベーターを降りてくるタイミング、小道具が出てくるタイミング。これがほんの少しずれる。そのズレがもたらす誤解。それが延々と続く。ただそれだけですが、あなた達一体何やってるんですか?という、このただそれだけがこんなに面白い。  そしてエマニュエル・べアール!本作より彼女がもっと綺麗な映画は他にもありますが、最もキュートな彼女が見られるのはこの映画です。何にも悪意は無いのですが、どんどん話を泥沼化していく天然キャラ・小悪魔を演じる彼女が見事なコメディエンヌぶりを見せてくれます。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-10 23:29:17)
157.  若草の萌えるころ
ロベール・アンリコとジョアンナ・シムカスといえば「冒険者たち」がまず思い出されます。「冒険者たち」と同じく、ジョアンナの魅力を十分に見ることができる作品です。演じるアニーの抱える辛い事情を考えると、一晩中町を彷徨う彼女の姿を見ているといたたまれない思いになる。そんな中、夜の町で出会う男たち。その出会いにそんなに意味は感じられないですが、彼らとの絡みに控え目に挿入されるユーモアや、彼女が時折見せてくれる微笑みがいいですね。「冒険者たち」は音楽も素晴らしい映画なのですが、本作も彼女の心の内を表すかのような悲しげなギターの音色が実に効果的に使われています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-09 22:20:31)
158.  ルパン
僕にとって「ルパン」と言えば、やっぱり銭形のとっつぁんと愉快な鬼ごっこを繰り広げる、あのルパンなんですが、本作を見ているうちに長らく忘れていた、もう1つのルパンの記憶が蘇ってきました。  それは小学生の頃に夢中になって読んだ「怪盗ルパン」のシリーズです。学校の図書館にシリーズ全巻がズラリと揃っていて・・・。思い出すとまた読みたくなってきますね。  本作のルパンはこのどちらのルパンのイメージとも異なりますが、まだ若きアルセーヌ・ルパンを主人公としているのでそれも当然なのかもしれません。全体的に重苦しい雰囲気なので、まだ若きアルセーヌ・ルパンの活躍を描く、もう少し軽めの冒険活劇でも良かったような気がしますが、そうなると原作のイメージとは異なってしまうのでしょうか。  今回はCSで字幕での鑑賞でしたが、ルパン三世組が顔を揃えた吹き替え版はどんな感じになっているのでしょうか?こちらの方もちょっと興味があります。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-06 21:06:37)
159.  チャイニーズ・ボックス 《ネタバレ》 
故郷である香港を離れアメリカを拠点とするウェイン・ワン監督による、中国返還に揺れる故郷香港を舞台にしたロマンス。  作品の始まりは1996年新年早々。そこで主人公のイギリス人ジャーナリストは白血病で余命半年の宣告を受ける。その半年後とは中国への返還の時期と重なる。  そのイギリス人の男の前に現れた、中国から渡ってきた女と香港の女。そしてもう1人、香港の実業家の男。香港の人々が中国返還が目前となり、人生の選択を迫られる時期を舞台にしたロマンス。  これは返還に絡む当事国、という関係なんだと思いますが、それぞれの関係のドラマが弱く、登場人物にも魅力が感じられませんでした。  冒頭の新年を祝うパーティーに「中国返還によって人権や自由が奪われることに抗議する!」と突然乱入してくる香港の若者。唐突にこんなシーンを挿入するあたりにウェイン・ワンの故郷の中国返還への複雑な思いを垣間見たような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-23 21:05:12)
160.  メイド・イン・アメリカ(1993) 《ネタバレ》 
ウーピー主演のコメディですが、その中に人工授精のことや「黒人と白人」などの難しいテーマを陽気に描いて見せた、アメリカ映画らしい良さを感じる作品です。  テッド・ダンソンも好演でした。最初登場した時はとんでもない男かと思いましたが、娘の幼い頃の写真やエピソードに触れたりしながら、少しずつ父であり夫のようになっていく過程もとても自然で良かったです。特に娘に世界地図をプレゼントし、その余白に添えたメッセージが素敵でした。  このシーンあたりを境に騒動勃発でドタバタの前半から登場人物が落ち着きを取り戻し、ハートウォーミングなコメディへのシフトチェンジもなされ、笑いあり感動ありの作品に巧く仕立て上げられています。  やはりウーピーのコメディは楽しくっていいですね。「天使にラブソングを」などもそうですが、この人には鑑賞後に見た人を元気づけてくれる独特のパワーがありますね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-21 21:05:35)(良:1票)
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