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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  絶海9000m
こういうB級パニックものは、前置きはできるだけ手短にしていただいて、早くパニくっていただきたいのですが、 それまでがめんどくさくて長い。登場人物に全く共感や魅力を感じない。 いかにも軽薄そうな男と女が3人ずつ。めんどくさいやり取りが延々と繰り広げられる。 出航する頃には30分が経とうとしていた。それでも、ようやく出航してくれたと思ったのも束の間、 出航してもなお、船上で中身の無いやりとりがしつこく繰り広げられます。 「ベイビー、俺にローションを塗ってくれ。」 「あなたが私に塗りなさいよ。」 「早くしろよ。」 いやいや、お前らが早くしろよとツッコみたくなってくる。 全員がパニック状態に陥ってからは結構な絶望感ですが、それも単調なので飽きてくる。 まあ、90分で終わってくれたのでまだよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-04-20 21:35:04)
2.  愛と精霊の家
作品のタイトルからも予知能力のあるクララを軸にした、大人の御伽噺的な家族の物語と想像していたのですが、 そういった要素は抑えられたジェレミー・アイアンズ演じる男の一代記的なストーリーは意外でした。 予知能力を持つという設定が少女時代を除きあまり活かされていないと思うし、 クララの終盤の台詞「人生は奇跡」の通り、原作にはもう少し寓話的要素があったのかもしれません。 それにしても豪華なキャストが揃った作品です。前半にその存在感を見せつけるグレン・クローズ。 当時40代半ばのアイアンズ。複雑な設定の男の人生の最終盤までを演じる演技は見事。 この先スターになっていくヴィンセント・ギャロやアントニオ・バンデラスの存在も見逃せません。 原作未読なので何とも言えませんが、原作の世界観とは少し違う形になっているような気はするものの 140分を一気に見せる力強さがあり、ある男の一代記として見れば アイアンズの名演もあり十分に見応えのある作品になっていると思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-30 16:35:24)
3.  ブロンド少女は過激に美しく
すぐ向かいに住む美しいブロンドの女。毎日決まったように窓から顔を見せる。 髪や団扇が邪魔をしてその表情の全てがなかなか見えない。声も聞かせてくれない。 どういう性格で、毎日何をして過ごしているのかまるで分からない。 ミステリアス。すぐに恋してしまうかは別にして、興味を持たない男などいないだろう。 男は窓から姿を見せるだけのこの段階で既に完全にこのブロンドの女に恋をしてしまう。 この序盤のブロンドの女の見せ方や、脚の動かし方1つでその時の女の心理を表現する巧みさ。 マノエル・ド・オリヴェイラ、本作の監督がこの時すでに100歳を超えていることに驚かされます。 1時間程度の作品ですが、そんなに短い作品だとは思えませんでした。勿論それは退屈で長く感じたということではありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-30 00:20:50)
4.  リスボンに誘われて 《ネタバレ》 
監督はデンマーク出身の名匠アウグスト。そこにヨーロッパ各国から結集した豪華キャスト。 それだけでもハズレは無いだろうとは思っていたのですが、期待通りの作品でした。 冒頭、橋の上から身を投げようとしていた赤いコートをまとった謎の女性が残していった1冊の本。 (この女性の正体を後半についでのように挿入しますが、これは余計だったと思います…。) 彼女を追うようにリスボン行きの特急に飛び乗る。ミステリアスで文芸的な物語の始まり。 リスボンで少しずつ明らかになっていく本の著者アマデウと、彼の周りにいた男と女たちのドラマ。 本が書かれた当時のサラザール政権下の圧政とカーネーション革命前夜に、レジスタンスとして活動した仲間達。 まだ若かった彼らの過去のドラマと、年老いた彼らが当時を回想する今のドラマ。 2つの時代のドラマが同時進行するミステリ・サスペンスであり、ロマンスでもある。 今のパートを演じる主演ジェレミー・アイアンズの名演に、 クリストファー・リー、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツら。 過去を回想する、彼ら名優が見せる時の流れの重みを感じさせる味わい深い演技は実に見応えがありました。 きっと彼は電車に乗らなかったのであろう。新たなロマンスの始まりを予感させるラストが静かな余韻を残します。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-12 21:46:39)(良:1票)
5.  永遠<とわ>の語らい
前半の人間の文明の歴史を巡る旅と、後半の多国籍の人々による多言語が飛び交うディナーという2部構成のようになっており、まずは前半のポルトガル人女性が小さな娘を連れての人間の文明史を巡る旅。寄港地ごとに母が娘にその土地で過去に何があったかをわかりやすく教えていく。本作に登場するれポルトガル人はこの母と娘だけであり、オリヴェイラ監督が観る者に人間とは、文明の歴史とは何かを訴えかけているようです。この旅に込められたオリヴェイラ監督のメッセージが全て理解できたとは思いませんが、この旅を通して古代から中世、現代に至るまで、文明の歴史は争いを抜きには語ない事に気付かされます。後半のディナーの中でカトリーヌ・ドヌーヴの、文明とは悲しき人間の歴史だ、という台詞があった。そして悲しき人間の歴史は繰り返され続け、いつ誰がどこで突然テロに巻き込まれてもおかしくない現代に至る。その衝撃のラストが鑑賞後もずっと心に突き刺さっています。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 20:16:40)
6.  世界の始まりへの旅 《ネタバレ》 
イタリアの名優マストロヤンニの遺作。演じる役はポルトガルの老いた映画監督、マノエル。これはマノエル・デ・オリヴェイラ監督の分身というべき役。マノエルは3人の男女と車に乗り込み、記憶を辿り人が自らのルーツを辿っていく旅に出る。旅の先々で幼少の頃、若い頃を振り返っていくマストロヤンニの非常に静かな演技が味わい深い。訪れる思い出の場所は今では朽ち果てた廃墟となり走る車の前に広がってくる景色が映し出される事は無く、カメラはリアウィンドウから後方に遠ざかっていく景色を捉え続ける。遠くに過ぎ去った過去を振り返る旅であるとともにこの旅の目的地はマノエルの同行者のフランスで暮らす男が初めて訪れる彼の父の故郷。今の自分が存在する始まりの地。これはまさに自らの世界の始まりの地への旅。そしてオリヴェイラ監督の平和への祈りや、老いや死を意識させる台詞が随所に登場する。オリヴェイラ監督、この時89歳。しかしオリヴェイラ監督は2009年にも映画を撮っているようですし100歳を超えた今なお現役。まだまだ現役で映画を撮り続けて欲しい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-01 19:16:25)
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