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コメント数 885
性別 女性

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1.  アンダーワールド(2003)
ヴァンパイアは昔から映画にネタを提供してきましたが、今世紀はブームといってもいいほどの隆盛。(バートンまで撮るし!) 「月下の恋」(95)でも人間ではなかったケイト・ベッキンセールはヴァンパイア美女が似合いますが、アクションはこの作品が初めてでしたね。 監督と結婚もしたこのシリーズは彼女にとって当り役、厚底のブーツで上背を出しブルー系の映像で肌の白さを強調したセリーンは魅力十分、黒衣のガンアクションはマトリックス風。 レン・ワイズマンの映像センスや現代的なアレンジもよいけれど、どうも陳腐な感じがするのはヨーロッパ的ゴシックを意識しすぎてるせいか。 エリカのソフィア・マイルズなど英国俳優で固めているのはこだわりを感じるものの、美形老人ぶりを買われたビル・ナイの重々しきヴィクターは笑っちゃいそーです。 敵対する狼人族ライカンはCGの視覚効果と昔ながらの特殊効果を組み合わせてリアル、明かされる真実にも意外性がありますが、血で血を洗うような抗争にはウンザリとしてしまい。 マーカスの復活をほのめかすのは続編への布石、次の「エボリューション」と合わせて一つの話なのがわかります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-01 06:59:56)
2.  サイドウェイ
売れない小説家マイルスの物語はちょっとシビア。 真面目なマイルスより身勝手なジャックが得をする理不尽。 マイルスも母親の誕生日には一応顔を出すけれど、出来合いの花束(バーコードつき)が彼のカサついた心をあらわす。 ポルノ雑誌の「新しい方」を買うのも古いのは持っていていつも買っているということ。 別れた妻への未練タラタラで仕事も順調とはいかず友人の挙動は最悪、と主人公を痛めつけるサディスティックさが辛辣。 ジアマッティの演技は巧いけれど彼だとリアルすぎて見ててツライ気がする。 エージェントから返事を聞いた後の暴挙は今までの鬱屈が爆発してヤケになったとはいえ、感じわるかった。 2人の女性も対照的でヴァージニア・マドセン演じるマヤは素敵、きれいであたたかく品があり。 「砂の惑星」(84)ではイルーラン王女だった彼女、この少しギスギスした世界で柔らかな光を放っていた。 リアリズムとロマンティシズムの融合が絶妙とはいかず過激で万人向きでもないけれど、あっさりめのラストが後味よし。 「苦あれば楽あり」
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-07 07:00:01)(良:1票)
3.  人生に乾杯!
「ボニー&クライド」「続・激突!/カージャック」にも思い入れ少ないし、一つ一つのエピソードが弱くて印象は薄し。 ダイヤのイヤリングなどはもっといいアイテムにできたと思うのだけど心に残らない。 マスコミや大衆は自分に直接被害が及ばないと無責任に犯罪者を応援するんでしょうね、憂さばらしに。 妊娠中の婦人警官は生き急ぐ彼らから命のバトンを渡された格好だけど、「東欧・旧共産国の老人の反逆」のアイディアがそれほど生かされないまま終わり、ラストもどっちともとれるけど弱い。 2人の俳優さんはよくある老人役なんかではなくて楽しかったかもしれないですけど。 これもまたヤング@ハートかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-03 07:00:01)
4.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
「普通じゃなくてもいいじゃない」がテーマ?「命、命」ってウルサイ映画も苦手だけど、これはまたドライな★ CMみたいな作りやジャカジャカ鳴る音楽と、赤ちゃんを成長過程の道具みたいに使ってるのがマジメな人の神経にさわりそうですね。ジュノのシブいサブカル好み、里親夫婦のシフトしていく比重、ヘタレそうに見えたBFが意外とシッカリ者なのはイレギュラーで面白いけど、継母が女性検査士を一喝するとこは少し言いすぎじゃないかな?ジュノが「いい気なモン」なのは事実で、理解ある両親の愛にくるまれている彼女は個性的ではあってもしょせん甘ちゃんの域からでない。「やっぱりアタシが育てる!」とか言いだしても逆にゲンナリしたと思うんでコレでよかったのかなって気はしますが、同じサーチライト・フォックスの小品ヒットで米国外でも共感を集めた「リトル・ミス・サンシャイン」よりは評価がバラけますよね、これは。いろいろな意見があっていいと思いますが、斬新というだけでは評価しにくいです。今はよくても10年後、20年後のジュノは品物のように他人に手渡した「息子」にどういう気持ちを抱いて生きていくんだろう?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-11 06:30:40)(良:1票)
5.  シラノ・ド・ベルジュラック(1990) 《ネタバレ》 
実在のシラノよりロスタンの戯曲の彼の方が、遥かに人間味をもって迫ってくる。 自分の容貌に自信がなく思う相手に告白できないというのは、人間だけが持ちうる繊細な感情であろう。 本能的に秀でたものを求める生物の一員でもあるが故に、外見と内面の狭間で揺れ動くのもまた人間。 美しく生まれながら才の無さを嘆くのも人間なればこそ。 三人三様の思いがロマンを呼び、自分に赦された領分でロクサーヌに愛の花を降らせるシラノには心うたれる。 気風よく剣の腕前に優れ、類まれな詩心を持ちながら小心ともいえるシラノを、巨漢ドパルデューが演じているのがまたよい。 容姿ゆえ母親からも疎まれたシラノの、幼少よりただ一人の女友達であった従姉妹ロクサーヌ。 彼女が美男子クリスチャンに惹かれながらも、シラノの言葉にこめられた心を解する女でもあったために、最後の最後で彼の思いが報われたことは喜びたい。「さらば ゆかしき君 懐かしき君 無二の君」
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-06-16 02:55:16)(良:3票)
6.  敬愛なるベートーヴェン
シェイクスピアにフェルメール、そして今度はベートーヴェンに架空のミューズが舞い降りる。クールなE・ハリスしか目にしてきていない。当確といわれながら「アポロ13」でアカデミー受賞を逃した時も顔色ひとつ変えず、弱味や見苦しい部分を見せたくない人に思えた彼が、無様なまでに人間的なベートーヴェンを演じてとても新鮮に感じた。バサバサの髪に丸い鼻、脂肪でたるんだ体といった外見的な変化のみならず、頭に奇妙な器具をつけたままアンナと対面した後も、大声で話し感情の起伏が大きく思い込みの激しい豪放なキャラクターはBTTFのドクのようで、実際かなり楽しい。苦悩もジメジメしておらずどこかカラリとして、アンナに信頼と好意を寄せながらエロスを漂わせるでもない。作品の華である感動的な第九も、観客に彼を楽聖と信じこませるための通過儀礼に過ぎない気さえしてくる。ベートーヴェンにさしたる思い入れのない向きにむしろ親しめる作品ではないか。D・クルーガーも若い女性の硬質な初々しさをよくだしていて蒼い空気のように部屋の一角を占める。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-28 16:51:23)
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