Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  女優マルキーズ
ヨーロッパ絶対王政時代の性に対する価値観にはいつも呆気にとられるのだが、この作品のいいところはまずそのことを隠していないこと。そのうえで今の価値観を差し込んでいないところ。つまり夫以外の男と寝ることについて相手がためらったり自身が葛藤したりといったことがなく、実に普通のこととして描かれているということ。もちろんそれは意図的にされていて、時代考証にはそれなりに気を使っているように思った。いきなりストーリーとは関係の無いご婦人たちの排尿シーンがあったり、意味も無く太陽王の排便方法がなにげに映されたりするのも時代考証をちゃんとしてますよということなんだと思う。マルキーズがどう見てもつり合わない太った旦那を心底愛しているという描写が現代の観客に安心感を与えている。性に対する価値観と異なり愛に対する価値観は普遍ということでしょうか。ストーリーは伝記ものにありがちな大雑把なあらすじの連なりでしかないのだが、話題豊富なルイ14世の時代におけるアレコレを完全封印し、あくまでマルキーズ周辺の出来事に徹しているだけでも良しとしたい。ソフィー・マルソーも女優として最も輝いていた時期だったんじゃないだろうか。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-04 15:48:23)
2.  自転車泥棒
イタリア・ネオリアリズモの名作ということですが、たしかに戦後の貧困にあえぐイタリアの風景が痛々しく目に飛び込んできますが、ロッセリーニほどの生々しさが無い。だってラストはともかくとしてかなりご都合主義的に話は進んでいきます。犯人との二度の偶然の遭遇がまさにそうで、リアルに徹するなら犯人との遭遇すらなかったでしょう。でもだからと言ってこの作品がダメなわけじゃなく、これはこれで素晴らしいと思う。ドラマチックだからこそラストシーンには現実に引き戻されたような衝撃がある。父の立場からすればこれほど救いようの無いエンディングもないだろう。しかしまったく救いが無いわけでもない。物語としてはほんとに最悪なエンディング。でも父子の関係をしっかりと描いていたから、父が子を、子が父をどんなに愛しているかをちょっとしたやり取りで見せる表情で存分に見せていたから、最悪のエンディングに光を見ることができる。愛される父親はけして不幸ではなく、愛される子供もけして不幸ではないのです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-11 12:53:31)
3.  地獄に堕ちた勇者ども 《ネタバレ》 
一度観ればおなかいっぱいという満腹感を感じるとともに、強烈な印象を残す映画。ヘルムート・バーガー演じるマルチンの異様な存在感が出色。登場からして女装である。幼児偏愛はたまた近親相姦。母の愛に恵まれなかったマルチンがどんどんと悪魔的なオーラを増していく様が恐ろしくもあり美しくもある。国の崩壊、社会の崩壊、家族の崩壊、そして人間の崩壊。「滅びの美学」の真骨頂。容赦なし!そこに「救い」は無い。このドラマでは善き人は死んでいく。突撃隊の男爵の息子も善のままとは言いがたい。父親を殺された怒りにナチスが手招きしている。こんなおぞましい時代があったという事実を描きながら、(母が息子の人格形成をする、アッシェンバッハが人々をナチスの色に変えていく)ように人間が「悪」をつくるという事実、そして「悪」に簡単にとりこまれる人間の弱さを壮大に描いている。こわい映画です。
8点(2004-05-21 15:38:49)
4.  勝利への脱出
脱走計画にスタローンが必要ということでキーパーにするため正キーパーの足を折るシーンに強引さを感じつつ、サッカーシーン、とりわけペレのバイシクルシュートに感動。(今見ても感動できるかはわかりませんが)観客のビクトリーコールで最高に盛り上がったのだが、後日テレビ初放送で吹き替え版を見たらなんと観客の声援までも吹き替えている。「しょーり しょーり」って。しかもたぶん数十人、いやそんなにいないかも。興ざめとはまさにこのこと。映画館で見たときの感動をテレビで、と思ったのが間違いでした。こういうこともあるので、吹き替え版しか見たことがない作品はReview しないようにしております。
6点(2003-09-11 17:18:22)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS