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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
様々な国の紛争や独裁国家に対し人道支援の名の下に軍事介入してきた大国がルワンダには来なかった。理由は大国のほしい物(石油などの資源)がそこに無かったから。それならそれで人道支援などという言葉は他国に干渉する際に使わないでほしい。この映画の訴えかけるものは、こんな恐ろしいことがあったんですよ、人間って怖いでしょ、ということではなく、国益最重視の大国の非情とエゴに対する批判であり、国連軍の軍隊としての矛盾に対する問いだと思う。このような訴えかけは映画でなくてもテレビでもいいわけですが、例えばボスニアの現状を訴えかけた『ノー・マンズ・ランド』やアフガンの悲劇を知ってもらおうとした『アフガン零年』は映画祭を通して広く世界への配信に成功しているし、種は異なるが『ミッドナイト・エクスプレス』は実際に政府を動かしたという過去を持っている。そういう意味ではテレビではなく映画というメディアを使うのもありだと思う。しかし映画は光や色、あるいは構図やカメラの動きなどで言葉以上のものを表現することが出来るものなのですが、この作品ではそれらが希薄なんです。感じた恐怖や狂気は全て事実から来るもので映画からは来ない。主人公とそのまわりだけで進行するドラマもドキュメンタリー性を損なってしまっているようで個人的には不満が残ります。大エキストラによる現場の再現は見応えがあるし、カラフルなシャツは現場の生々しさを増幅させていたのでそれなりの満足感は得れた。加えて、先に述べた大国のエゴを「実話」としてさらけ出させたこの作品の存在は大いに評価したいと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-31 19:58:42)(良:1票)
2.  ボッカチオ'70
「デカメロン」で有名な14世紀の作家ジョヴァンニ・ボッカチオがもし現代を背景にしたものを描いたら・・という発想から作られた4編のオムニバス。この企画に集まった面々が凄い。観る前から7点以上は確定!(笑)    ■「レンツォとルチアーナ」 マリオ・モリチェッリという監督のことはよく知りませんが好印象を持ちました。仕事場の人、人、人。休みの日のプールも人、人、人。家に帰ってもお出かけしても二人っきりになれない若いカップルは理由あって会社に内緒の新婚さん。現代社会の縮図をカップルの働く会社に見立てて二人の奮闘を描く。ヒロイン、マリサ・ソリナスが小さくてめちゃ可愛い。 ■「アントニオ博士の誘惑」 出だしからフェリーニ色炸裂。幻想的な色使いとコミカルな音楽がフェリーニの世界に誘う。でっかいアニタ・エクバーグが『甘い生活』を道徳的に許せない描写と批判した人たちを挑発するかのように男の欲望を炙り出す。 ■「仕事中」 ヴィスコンティは『山猫』の前に没落貴族を描く。旦那の浮気に妻は怒らない。そして何もかも捨てて仕事をするとさらりと言い出す。しかし一人になったときに見せる一粒の涙が一切の説明もなしにすべてを語る。金と物に溺れる貴族社会に嫁いできた妻は自らの没落を察知している。ロミー・シュナイダーが美しい。 ■「くじ引き」 デ・シーカはイタリアの持つ陽気さの中に女の苦難をさらっと描く。ラストで見せる男たちの陽気で滑稽な様を大団円で見せる。強い女、ソフィア・ローレンが女を魅せる。  総評、女の可愛さ、女の強さ、女の妖艶さ、女の弱さ、とくとご覧あれ!
9点(2005-03-11 12:44:32)
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