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ゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 614
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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1.  猛獣大脱走(1983) 《ネタバレ》 
 動物って怖いなぁと、しみじみ思わされた作品ですね。   やたらと残酷な描写が多い気がして、監督さんの経歴をチェックしてみたら「さらばアフリカ」などのモンド映画を数多く手掛けてきた人だと知って、大いに納得。  モンスターパニック映画というよりも「グレートハンティング」に近い代物であるように感じられました。   それでも、アスファルトの道路上を疾走するチーターなど、極めて珍しい映像も収められており、一見の価値はあるかと。  象の鼻さえも恐ろしい存在として描いているカメラワークには、素直に感心させられましたね。  一方で、ネズミを火炎放射器で焼き殺す件に関しては 「人間が殺される場面ではフェイクを用いているが、他の動物が殺される場面では本当に殺している」  というのが伝わってきて、何となく居心地が悪かったりもしました。   ラストシーンにて、子供達も狂気に犯されてしまい「人間も、また動物である」と示して終わるのは、非常に衝撃的。  色々と悪趣味な内容ではあるのですが、劇映画としても、人間が猛獣に襲われる衝撃映像集としても、水準以上のクオリティを備えているのではないでしょうか。  「怖いもの見たさ」という人間独特の感情を満たす上では、的確な一本かと思う次第です。
[DVD(吹替)] 5点(2016-05-25 08:50:41)
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