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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  ピアノ・レッスン 《ネタバレ》 
自分の作品の評価に役者の演技と映像美というのはかなり重きを置いている。そういう意味では完璧に近い作品。なのに10点9点をつけれないのは私が男だからなのだろうか?確かに女性に対して封建的な時代背景の中、そんな社会を無視するかのような現地の人間に惹かれ自己を確立していく主人公には共鳴できるところもあるが、旦那がピアノを弾く主人公に魅せられ愛してしまうという展開にされるとどうしても旦那のほうに感情移入してしまい歯がゆさを感じてしまう。なので評価の悪い方の意見もわかる気がする。あの生々しい性描写は良かったです。最初は女性の監督なのにと思ったが女性の監督ならではなのでしょう。ラスト(自分で捨てることを決断しておきながらピアノとともに海に落ち、また這い上がる)も最初はよく解からなかったのですが、後に妻に「もし私と子供が崖から落ちそうになったらどっちをたすける?」というベタな質問をされなぜかこのシーンを思い出し解かったような気がしました。身体の一部でもあるピアノが海に落ちていく様を見てとっさに彼女はピアノを選んだのだろう。だが海の中でピアノよりも彼への愛が自分の中で大きい事をあらためて感じ...ということですよね。女なら普通にわかること?えっ?男でもわかるって?失礼しました。
8点(2003-09-19 11:59:30)(良:2票)
2.  クジラの島の少女 《ネタバレ》 
何人かの方が触れられていますが、私も『風の谷のナウシカ』を想起しました。伝説の再現という現象もさることながら画的にもそっくり。・・・伝統を守り続けるということは伝統を継承するということであり、伝統とは生活、習慣、行事、全てに伝統はあるわけで、族長は男でなければならないというのはその一部にすぎない。それでもそこに拘る族長はえらく保守的とも思えるが、必要以上に保守的にさせているのが欧米生活の急激な進出とその合理性が持つ力への警戒心なのだろう。男尊女卑的にも見える慣わしではあるが族長自身の孫にあたる主人公の少女に対する愛情の深さはそんじょそこらのおじいちゃんには負けない。この二人の関係が目立たず、しかししっかりと描かれているから少女がおじいちゃんの意思を継ぎたいと思い、無理を承知で懸命に族長を目指す展開に信憑性を持たせている。同時に作品の持つ小難しいメッセージ性よりも癒し系の色合いを濃くしていて好感が持てる。クライマックスのいわゆるナウシカなファンタジーは先進文明下では起こりえない現象としてアリだと思うし、美しい画づらともども感動的でもあったのだが、その後が駆け足にすぎる。ラストの画が映るまでに病院シーンのしんみりした余韻をもう少し味わいたかった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-17 17:27:44)
3.  戦場のメリークリスマス
デビッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、この4人の男たちを軸に話は展開されていく。それぞれの文化や神の違いに興味や尊重する気持ちを抱きつつも戦争と戦争の中でのそれぞれの立場がそれを許さない。そのあたりの精神描写をすればするほど小難しいものになっていくのだが個人的にはまだ足りない気がする。とは言うものの解かりやすさとのバランスを考えれば上出来かも。4人とも演技がうまいとは言い難いが、その代わり一種異様な雰囲気をかもし出してはいる。この雰囲気が好きな人にはたまらないのかもしれない。坂本龍一のメイクも異様である。 //追記// トム・コンティをビル・コンティと書いてた(汗)、、書き直しました。ついでに追記すると、大島監督はよく素人俳優を好んで使ってますが、監督の要求する雰囲気さえ出ていれば演技はどうでもいいんでしょうね。むしろ演技の巧さは邪魔なんだと思う。もう撮らないのかなぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2003-11-14 13:51:41)
4.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
「わたしはスージー・サーモン、お魚みたいな名前でしょ。」と可愛らしい自己紹介。そして14歳で殺されたことが告げられる。殺されることが分かってるから、もう最初っから彼女の笑顔が眩しすぎて・・。仲のいい家族の描写が見ていられなくって・・。死に向かってゆく様々な記号が辛くって・・。で、この映画はこの辛さをどう償ってくれるのか。ありがちではあるけれど「復讐」が最もスッキリとするのは確か。でもこの物語は辛さを「気持ちの持ちよう」で克服する。それって実に映画に不向き。何か行動を起こすから映画になるのであって「気持ち」という目に見えないものをどうやって伝えるのか。家族の崩壊と再生の物語それ自体から読み取ることもできるかもしれないが、スージーの語りというフォローなしでこの「気持ち」を読み取ることができたであろうか。そういう意味では元々映画に不向きな原作をよくここまでのものに仕上げたなとは思う。妹の活躍とかそれなりに面白いんだけど、物語から浮いてる。ビジュアル面が売りなのかもしれないけど、そこは特に惹き付けられなかった。殺害場面を映さなかったことは大いに評価する。
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-27 15:53:21)
5.  第9地区
またまた擬似ドキュメンタリーだ。勘弁してくれ。エビのような昆虫のようなエイリアンが地球にいることの不自然性を例によって揺れるカメラがリアルを装うわけだ。そのカメラをほぼ独占している主人公がまたうざい。役の上でのことなので「うざい」はかわいそうなのだが、カメラを前にしてあれだけペラペラまくし立てられるとやっぱりうざい。声がかん高いもんだから余計だ。そのうえエイリアンの卵を燃やすシーンのハイテンションぶりに閉口。まあこんな感じで前半は生理的に受け入れがたい映画であった。ドキュメンタリーを装うならもう少し緊張感、恐怖感、絶望感が欲しい。思わず笑っちゃいそうな設定とか無理矢理な展開とか、それでもディテールにこだわってたりとかいうのがけっこう面白いのだが、これらもドキュメンタリー風にすることでその良さが薄まっているような気がする。魅力を半減させてまで本物っぽく見せる必要なんてない。ミサイルキャッチは良かった。でも遅いよ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-06-21 16:02:18)
6.  ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 
男が作った社会の中でどうしても犠牲になってしまう女たち。その時代の社会がどうであれ、社会と程よく付き合っていこうとする人間ほどヴェラを凶弾する。取調べに当たった二人の警官の態度の違いがそうであり、息子と娘の態度の違いがそうであり、旦那の弟とその妻の態度の違いがそうである。最も分かりやすいのが裁判官の言い渡す重い判決。ヴェラが寸分違わない善行の人であることは時代背景をよーく理解しないと納得してもらえないところかもしれないがマイク・リーはその時代性をさりげなく語っている。ここはドラマ成立のために手を抜けないところなのだが、ドラマの成立に反比例して映画は退屈になってゆく。全体的に暗い色調は伝統的なイギリス映画臭と同時に暗雲とした結末を予感させるのだが、退屈に感じているうえに暗いとなったら、もうお手上げ。ただ、イメルダ・スタウントンの涙にはやられた。まるで自分の母親が泣かされてるような感覚を覚えた。
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-31 14:52:59)
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