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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  サスペクト-薄氷の狂気- 《ネタバレ》 
女性の暴行事件が起こっていることを匂わせる謎めいた冒頭。 そしてあっさりと事件の容疑者の身柄が拘束される。 しかし、事件は終わらない。 ラストの氷上のサスペンスではその結末は読めてしまったものの、 やはりこういう映画では並々ならぬ存在感を見せるベン・キングズレーに、 捜査官役のアレクサンドラ・ダダリオもなかなか見応えのある熱演を見せる。 これもサスペンスの一つのカタチではあるのですが、 容疑者を逮捕、解決したはずの事件は続くモノとしてなかなか面白い作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-27 17:20:21)
2.  閉ざされた森
誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているのか。 本当は誰と誰がつながっていて、誰と誰が敵対関係にあるのか。 そして信じられるのは誰なのか・・・? 繰り返される関係者への尋問と証言、その証言の再現シーン。 最後に大どんでん返し付きの正統派ミステリーにしたかったのだと思うけど、 とにかく話を二転三転させることに忙しい作品になってしまいましたね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-11 13:10:22)
3.  ニューヨーク 親切なロシア料理店
NYのロシア料理店に集う人々が織りなす人情喜劇的作品をイメージさせるような邦題ですが、 邦題にあるロシア料理店は確かに存在するもののさほど重要な位置づけではなく、 思いのほか主要な登場人物が抱える事情は重く、コメディ的要素は少ない作品です。 寒さが厳しい冬のニューヨークを作品の舞台に、 人生がうまくいっていない一時期を生きる登場人物たちの人と人のつながり、 善意のつながりが暖かい作品でもあります。 登場人物のつながりの中心的位置づけになっている看護師アリスの存在がいい。 一方でそれほど重要な登場人物ではないビル・ナイですが、そこにいるだけでいい、 本作でもこの人ならではの、脇を固める味わいのある存在感を醸し出しています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-02 11:33:33)
4.  ナイト ミュージアム2
第1作より、登場人物など格段に豪華になりました。 第1作ではロビン・ウィリアムスのセオドア・ルーズベルトが展示物たちの中心になっていて、 彼を展示物のリーダーに据えて、作品のスケールも子どもにとって非常に分かりやすかった。 しかし本作は博物館の世界観を広げすぎて、 登場人物を増やしすぎてしまったためにめんどくさいやりとりが増えてしまい、 ベン・スティラーが右往左往する面白さも減ってしまっています。 前作では、一定時間が経過すると日が昇り、登場人物たちは展示物に戻り、 また夜になると動き出す楽しさや作品のメリハリがあったのですが、 本作はずっと展示物が活動しているので、展示物が動き出すという本来の面白さが弱くなってしまったのも残念。 でも、「匿名の大富豪」の粋な計らいと解放された夜の博物館のラストは良かったな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-13 21:35:02)(良:1票)
5.  ストックホルム・ケース
ストックホルム・シンドロームという言葉が生まれるきっかけとなった1973年のストックホルムの銀行強盗事件を基にした作品。 事件の発端から犯人逮捕と人質解放まで、登場人物のキャラクターは分かりませんが、筋書きはある程度事実に沿っているのだと思います。 2人組の犯人、人質の女性行員との奇妙な連帯感。「狼たちの午後」を思い出す空気もありますが、 「狼たちの午後」のパチーノと同じく、本作で主犯を演じたイーサン・ホークがあまりにも素晴らしい。 醸し出す憎めない感や人間味。時にコミカルですらありますが、一方でサスペンスとしての空気も崩さない絶妙のバランスで演じている。 彼のその演技には、実際にこんな風に犯人と人質の間に奇妙な連帯感が芽生えていったのかと思わせる不思議な説得力があります。 もう1人の主役である、極限状態の中で次第に犯人に対し好意を抱く人質の女性行員を演じたノオミ・ラパスの静かな熱演も光る。 ハッピーエンドということでもないが、命を落とす者も無く、この手の映画にしては鑑賞後の後味も悪くない。不思議な味のある作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2021-07-27 21:15:17)
6.  フルスロットル(2014)
オリジナルは未見ですが、ストーリー自体は大したことはない、 しかし邦題通りオープニングからラストまで格闘にカーチェイスに フルスロットルで走り続ける。終盤の展開の適当さも含め、いかにもベッソンらしい作品です。 90分程度の尺で相変わらず作品のテンポはいいのであっという間のエンディングです。 本作はポール・ウォーカーの遺作でもあります。もちろんウォーカーが主演ですが、 冒頭のアパートからの逃走アクションに代表されるパルクール・アクションが見所となっており、 アクションに関してはダヴィッド・ベルにおいしいところを持っていかれてしまった感じです。 まあ、この時点で本作がウォーカーの遺作になってしまうとは誰も思いもしないですからね・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-17 20:33:03)
7.  カポネ
シカゴでの日々から時は流れ、アルカトラズを出所し、フロリダで過ごしたアル・カポネの人生最晩年のドラマですが、 残念ながらドラマというほどのストーリーも無く、カポネ本人も家族も、彼が見る幻覚に悩まされ、 そんなカポネの姿を見ているのがひたすらしんどい100分間でした。 カポネは48歳でこの世を去っていますが、その姿はとてもまだ40代には見えなかった。 しかしスカーフェイスの異名をとり暗黒街の顔役と恐れられた過去を十分に感じさせつつも、 あまりにも哀れな晩年のカポネに身も心もなりきったかのようなトム・ハーディは凄かったと思う。 特にオムツを履かされ、葉巻の代わりにニンジンをくわえさせられた哀れな姿とは裏腹に凶暴な全盛期を思わせるような、 マシンガン乱射シーンはカポネの今と過去を見事に体現していました。
[DVD(字幕)] 4点(2021-07-08 21:07:43)
8.  ギャンブル・プレイ
これまでに見たニール・ジョーダンの作品特有の空気や世界観とはかなり異なった趣のある作品です。 特段ニール・ジョーダンに思い入れが無ければスタイリッシュなクライムサスペンス風の空気は悪くないかもしれません。 ニック・ノルティの落ちぶれ感と、冒頭で彼が出会う17歳の少女アンが醸し出す何とも言えないエロさがいい。 しかしカジノ強奪モノとしては、計画が動き出す中盤以降の間延び感が半端なく、 いつもの母国アイルランドやイギリスではなく南仏のリゾート地を舞台にしており、変なアウェー感があります。 この2人の出会いと交流そのものが、ジョーダンが好むファンタジーだったのかもしれませんが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-30 12:46:06)
9.  僕たちのラストステージ
ローレル&ハーディ。彼らのことは名前を聞いたことがある程度の知識しかなかった。 数多くの映画が製作され、戦前には世界的な人気を誇ったという。 本作はその絶頂期から時は流れて戦後、すっかり落ち目になって金銭的にも苦労したコンビ晩年のドラマです。 そのコンビ愛、芸人魂を演じたジョン・C・ライリーとスティーヴ・クーガン。お見事という他にありません。 エンドロールで当時の2人の映像が流れますが、2人とも本当によく似ていたし、 この映画のために組んだコンビだとは思えない息もぴったりの芸を披露する。 特にライリーは彼だと言われても本当にそうなのか?と思わせる変身ぶりです。 実在の人物を描いた人情喜劇として非常に手堅い作りとなっていますが、 ローレル&ハーディを見事に再現した2人が文字通りのラストステージに至るまで、しっかり楽しませてくれる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-10 20:13:49)
10.  チャプター27 《ネタバレ》 
この作品がどういう意図で製作されたのかは分かりませんが、 久しぶりに不快感や嫌悪感しか残らない作品を見た気がします。 ジョン・レノン殺害犯のチャップマンがNYにやって来て、彼を殺害するまでの数日間に何をしていたか。 それが知りたい方はどうぞご覧くださいという程度の内容ですが、 この役のためにかなり体重を増やした挑んだようで、チャップマンになり切ったかのような、 見る者にこうした感情を与えるジャレッド・レトの役作り、演技は見事でした。 そんな嫌な空気に包まれた作品ですが、ファンの女の子役のリンジー・ローハンも含めて、 ジョンに一目会いたいファンが訪れるダコタ・ハウス前の歩道の雰囲気だけは良かったです。 そんな雰囲気もチャップマンの行動がことごとく潰していく訳ですが・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2020-12-06 16:32:01)
11.  スターリンの葬送狂騒曲
スターリンの死後巻き起こったフルシチョフとベリヤの権力抗争とソビエトの権力中枢の混乱を茶化して見せるブラックコメディ。 スターリンの死の直前。コンサートとその録音を巡る冒頭からよく出来ています。 その恐怖政治がいかに市民生活の隅々にまで踏み込んでいたかがよく分かります。 当然、その話自体にコメディ的要素は無いのですが、当時の権力中枢にいた人物を演じる主要キャストの演技が素晴らしく、 全編を通して浮足立ったような軽さと、こういう政治ドラマに必須の重みや凄味を全員が見事に両立させてみせる。 終盤、ベリヤが失脚し処刑されるくだりでは、それまでの軽い空気は一変していきますが、 失脚から処刑までを一気に見せる、非常に嫌な空気が漂うその時間帯もまた見応えがある。 本作はロシアでは上映禁止になったという。 製作サイドの意図がどこにあったのかは分かりませんが、それも織り込み済みだったのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-03 20:12:44)
12.  ポンペイ
前半の1時間ほどは、思っていた内容と違うな・・・。と感じる人が多いのではないかと思います。 奴隷階級の剣闘士の、家族を殺したローマ帝国の支配階級の男への復讐と、ロマンスと、 命を懸けて闘うはずだった男との熱き友情の物語。ベタなストーリーではあるけど、それはそれで良かった。 そしてヴェスヴィオ山が噴火し、ポンペイが滅びゆく様を描く圧巻の映像と、 登場人物たちの最後の愛憎のドラマを滅びゆくポンペイの街の描写の中にうまく挿入しています。 2人はポンペイの街を抜け出し、新たな人生のスタートをきるところでエンディングと予想していたのですが・・・。 同じ勇者同士、固い友情で結ばれるアティカスと、良心のかけらも感じさせないキーファー・サザーランドの悪役ぶり。 脇を固める男たちの濃い存在感が際立っています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-30 19:16:20)
13.  エージェント・スティール
クライム・アクションコメディとして、ユルユルのサスペンスとまずまずの笑いドコロでソコソコ楽しめる作品です。 主演カート・ラッセル(久々に見たけど、ちょっと年とりましたね…)を筆頭に何気に豪華なキャスト。 特にケネス・ウェルシュ、テレンス・スタンプといった大ベテランがいい味を出しています。 スタイリッシュな感じの見せ方も含め、テンポがいいというか、急ぎすぎなくらいにどんどん展開が変わっていく。 90分の作品なので気が付けばもう終わりという感覚ですが、コン・ゲーム映画としてのオチはしっかり決まりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-27 21:09:31)
14.  スナイパー(2002)
同じような状況下の作品としては「フォーン・ブース」の方が有名で面白いです。 本作がこういう状況下になる下地には銃社会というシリアスなテーマがあるのですが、 それがストーリーを停滞させてしまっており、うまく機能しなかったのが残念な作品。 ウェズリー・スナイプス主演でこのタイトルですが、アクションの要素はほぼ無く、 狙う者と狙われる者の噛み合わない堂々巡りと、その合間に誰かが撃たれる、 この繰り返しを見ているうちに終わってしまったという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-16 20:33:08)
15.  ホテル・ニューハンプシャー
ジョン・アーヴィングの小説は読んだことが無いけど、彼の原作の映画はこれまでに多分3本見ています。 本作と、「ガープの世界」と「サイダーハウス・ルール」。 作品ごとに異なりますが、複雑な出生や生い立ち、青春時代と性と、家族や育ての親などが絡み合うドラマとなります。 僕が知っているアーヴィングのこの3本の世界観にはそれぞれ、好きになれない要素も含まれているけど、 人生、いいことばかりじゃない。それでも人間は生きていかなければならない。 重くならずに、いいことも悪いことも受け止めて登場人物が生きていく日々を淡々と綴っていく。 こういうことがアーヴィング原作の映画の良さなんじゃないかなと思っています。 それにしても、子役時代からこの頃までのジョディ・フォスターの存在感は尋常じゃないですね。 本作の少し前のレーガン大統領狙撃事件で思わぬ形でジョディの名前が出てきてしまい、 本作の前の数年間は休養を余儀なくされたようですが、今にして思うと本当に惜しい数年間でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-08 17:16:22)
16.  陰謀のスプレマシー
かつてはCIAエージェントであったという過去があるが、訳あってCIAを去り今は一般企業で働き、 目の中に入れても痛くない1人娘がいる。しかし平穏な日々は続かず陰謀に巻き込まれ、愛娘に危害が及ぶ。 既視感満載の設定ですが展開は早くストーリーは分かりやすく、健闘している作品だと思います。 親子が危険にさらされますが、この手の映画はそこに関しては良くも悪くも安心して見ていられます。 終盤に殺すべきではなかった人をあっさり死なせてしまったのは残念でしたが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-21 20:37:12)
17.  あぁ、結婚生活
どこか懐かしさを感じるような、1950年代頃のラブコメを思わせるようなタイトルバックから物語がスタート。 ウディ・アレンが得意とするような、それぞれの関係は複雑だけど小ぢんまりとした人間ドラマです。 男2人、女2人。4人の主要登場人物の相関図は結構ドロドロしていて どこかで見たことがあるようなそれぞれの関係性ではあるのですが、 誰も感情的に声を荒げることも険悪になることもなく、登場人物の誰もが大人で一貫して落ち着いた空気が流れていく作品。 終盤は1人の女をめぐる親友の関係に、妻を毒殺しようとしたことを後悔する男のちょっとしたサスペンスも。 「僕は親友の不幸の上に幸せを築いたのか?ーその判断はあなた次第。」 無念はあるだろうが結婚の付添人までつとめたその親友がこの問いかけの直後に、本作で彼が見せる一番の笑顔がその答えでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-09 21:16:20)
18.  パッセンジャーズ
主人公がこういう状況下の自分を受け入れるまでのドラマは他の映画でもあるのですが、 その状況が明らかになるまではいずれの場合も不条理に感じることが多い。 美しくもどこか暗さのある作品の空気と、その中にいるアン・ハサウェイがとても良かった。 最初は何かを隠ぺいしようとしているようなデヴィッド・モース演じる男の使い方や、 少々気味が悪いおっせかいなダイアン・ウィ―スト演じる近所のおばさんに何の意味があるのか?など この手のドラマはその状況が明らかなった後、いかにそれまでの出来事がスッと受け入れられるかだと思います。 垣間見えてくる、事件に関する辻褄が合わない点。それは、自らの置かれている状況そのものでもある。 アン・ハサウェイが自分の状況を穏やかに受け入れられるよう導かれていく終盤の流れも良かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-26 21:39:18)
19.  ブルックリン 《ネタバレ》 
アイルランドからニューヨークのブルックリンへの移民、 ブルックリンでの出会いと帰郷後の出会い、2つの国のはざまで揺れ動く、まだ若い1人の女性のドラマ。 序盤の不安に包まれながらのアメリカへの船出と、ラストの確信に満ちた2度目のアメリカへの船出。 「入国管理局ではアメリカ人のように毅然とふるまうのよ。」最初の船出とは立場が入れ替わったかのよう。 アメリカでの暮らしと、最愛の姉の死や帰郷後の出来事を通して、そこには強く成長した彼女の姿がありました。 1950年代、その時代を感じさせる作品の色と空気感が素晴らしく、 何気無い日常を静かに淡々と綴っていきながらも彼女のドラマから目が離せなくなる見事な物語の構成に、 挿入される寮での食卓や、結婚することになるイタリア系移民の男の家族との食卓でのユーモアのある人間描写もいい。 短い言葉を交わし抱き合う母との別れと、何も言葉は要らないラストの夫と抱き合う彼女の姿。 凛として芯の強さを感じさせるシアーシャ・ローナンの目と、その表情がすごく印象的。 彼女が「ラブリーボーン」の女の子であったことは鑑賞後に分りました。
[DVD(字幕)] 9点(2017-02-05 00:00:15)(良:1票)
20.  秘密のかけら 《ネタバレ》 
15年前と今、それぞれの事情と思惑と嘘が絡み合う。その真相も、真相に迫ったジャーナリストの女性が 「ある人がこの世を去るまで公表しない」という結論に至るラストまでミステリとして上質の作品でした。 話の軸になる売れっ子芸人コンビを演じたコリン・ファースとケヴィン・ベーコン。 さすがに見応えのある演技を見せてくれます。この2人を中心に華やかなショービジネスの裏側を描くという趣向も面白かった。 そして、エロい。しかしエロよりも、ショービジネスの世界の陰の部分と裏社会と2人の苦悩と、 このあたりを充実させた方がより見ごたえのある作品になっていたのでは。 あと、登場人物がその都度、色々と事情を丁寧に説明してくれるのですが、頻繁に挿入されるこのナレーションが多すぎて、 とある事件の関係者の告白と、その再現フィルムを見ているような感覚でもありました。
[DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 16:10:25)
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