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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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41.  リップヴァンウィンクルの花嫁 《ネタバレ》 
岩井俊二の透明な世界観とドロドロした現実社会が見事に調和していて、不思議な感覚に包まれる3時間でした。不思議とは書きましたが、実は岩井監督が描く現実はリアルなようで、実はリアルと少しずれたパラレルワールドの現実なのではないかと私は思っています。その中で、岩井監督が自由に自分の世界観を展開していくことで、我々は自分が抱えている様々な不安や悩みを素直に昇華させることができるのではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-08 22:45:00)(良:1票)
42.  めぐみ-引き裂かれた家族の30年 《ネタバレ》 
しがらみの無い外国人による製作であるが故に、この拉致事件の異様さ、悲惨さがストレートに映し出されています。  この作品を見ると、横田夫妻ら拉致被害者の家族達を苦しめているのは北朝鮮だけでないという事が本当に良くわかります。見てみぬふりを続けてきた殆どの大手マスコミや多くの政治家達、そしてあまりにも無関心であった多くの市民も或る意味加害者であるといえるでしょう・・・・・。(あとは、拉致被害者家族の純粋な気持ちを利用するような輩が出てこない事を願いたいですね。もう居るのかもしれませんが。)  とにかく1人でも多くの人に見てもらいたい作品ですね。 
[DVD(邦画)] 8点(2007-06-05 18:26:20)(良:1票)
43.  パッチギ! 《ネタバレ》 
重いテーマを取り扱ってるんですけど非常に爽やかなんですよね。なんていうか、最後まで溝は埋まらなかったけれども、希望は残っているという感じで非常に良かったです。まあ、日本と朝鮮半島の問題は今でこそ現在の北朝鮮の状況や拉致事件、歴史認識の問題等もあって、まあ韓流ブームなんかも含めていろいろ(良い方にも悪い方にも)見方が変わってきていますが、1968年当時の状況って多分こんな感じだったんだろうなと思いました。阪神パーク(閉園してしまいましたね・・・・)のレオポン(ヒョウとライオンの合いの子)が会話に出てきましたがこれも2つの人種の融合の象徴ということなんでしょうかね。とりあえず、「イムジン河」の美しいメロディがいつまでも印象に残ります。    
[DVD(邦画)] 10点(2006-04-16 22:00:00)(良:1票)
44.  天使の分け前 《ネタバレ》 
 表面的なストーリーはハートフルなんですけど、結局は主人公たちのような労働者階級の人間は、人並み外れた才能と宝くじに当たるくらいの運がなければ「負の連鎖」が渦巻くコミュニティから中々抜け出せないというイギリス社会の問題点が背景に隠されていて、さすがケン・ローチだなと思いましたね。    この作品の本当の主役は、実は主人公のロビーではなく彼を取り巻く人々の方ではないですかね。で、ロビーのサクセスストーリーもどこか違和感を伴うものとなっていて、その違和感が何なのかを我々に考えさせることがケン・ローチ監督がこの作品を作った狙いなんじゃないかと思ってしまいました。    まあ、やり切れないラストよりも一応ハッピーなラストの方が好きですけどね。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-23 23:59:29)(良:1票)
45.  ロッキー2 《ネタバレ》 
正直「見なきゃ良かった・・・」と思いましたね。まさに蛇足と呼ぶにふさわしい作品でした。(好きな方本当に申し訳ありません。あくまでも個人的な意見です。)  何というか、作品そのものは悪くないと思うのですが、前作が素晴らしい分がっかりさせられる作品でしたね。試合のシーンもちょっと「ロッキー顔面にいいパンチもらい過ぎ!」とかいろいろツッコみたくなったし、試合後の「エイドリア~ン」も1作目に比べ薄っぺらい印象でしたし・・・・。  まあ、秀逸な人間ドラマであった1作目とエンターテイメント路線の3・4作目の間をつなぐ作品として存在価値は認めますけど・・・・・。 
[地上波(字幕)] 5点(2007-04-26 11:37:42)(良:1票)
46.  ブレッド&ローズ 《ネタバレ》 
 まず、ケン・ローチとロサンゼルスの組み合わせが新鮮でしたね(英国の曇った空の印象が強いので)。ストーリー的には、実際にあった労働闘争に基づいていて、しかも最終的には労働者が権利を勝ち取っていくんですが、さすがケン・ローチというべきか、そこだけを描いて終わりにはしていません。やはり、生きるために危険を冒してアメリカに不法入国してきた人々の厳しい状況を、われわれに見せ付けるかのように描いています。特にローサがマヤに思いのたけをぶちまけるシーンは、あまりにも生々しくて心が凍りつきそうになりました。  日本でも非正社員が増えていて問題になってますから、他人事ではないですね。  
[映画館(字幕)] 7点(2007-02-04 16:04:06)(良:1票)
47.  フリー・ゾーン 明日が見える場所 《ネタバレ》 
 中近東の現実の一部を見ることができ非常に興味深かったです。戦争というのはあくまで国家間のものであり個人間のものではないことが描かれています。あまり見る機会の無いイスラエルやヨルダンの風景も新鮮でした。   しかし、イスラエル人とパレスチナ人の口喧嘩から逃げるように走り去るナタリー・ポートマンの姿は、パレスチナ問題に対して成すすべを失ってしまった欧米各国の姿を象徴しているようでしたね。 
[DVD(字幕)] 6点(2008-07-14 13:08:24)(良:1票)
48.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
 ネタバレになってしまうかもしれませんが、とりあえず頭をハンマーで殴られたかのような大きな衝撃を受けましたね。マーク・ハーマンが監督だとか、ポスターの雰囲気とかから、ちょっとビタースイートな少年映画かと思ってたのですが、まったく違いましたね。   この映画が伝えようとしているのは、ホロコーストはもちろんですが戦争という名の殺し合いの現実の中にファンタジーなんてものは全くもって存在しないということ、そしてその現実から目を背けても事態は決して良くはならないということではないかと感じましたね。 
[映画館(字幕)] 8点(2009-08-23 00:12:03)(良:1票)
49.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
 これは、凄い映画ですね。勉強になり、それでいて面白い。でも、これはフィクションでは無く現実の話であり、決して他人事ではないという衝撃も与えてくれるんですよね・・・・・。  まあ、人間が人間を完璧に裁くことは出来ないということなんでしょうね。当然、裁判官、検察、警察、弁護人等それぞれがそれぞれの思惑がある中で結論を導き出していく訳ですから、極論すれば証拠の伴わない真実なんて真実でなくなってしまうんでしょうね。  しかし、このようなテーマの作品を周防監督のようなメジャーな方が撮ってくれたというのは、本当に素晴らしいことだと思います。そうでなければ、痴漢冤罪の刑事裁判の映画なんてここまで関心を持たれることは無かったでしょうからね。 
[DVD(邦画)] 10点(2007-09-19 19:19:08)(良:1票)
50.  ヴァージン・ハンド 《ネタバレ》 
 ストーリーを引っ張って、引っ張って、引っ張った挙句、最後に大したオチも無く「この作品を面白がれない奴はくだばれ」と捨てゼリフ。中々素敵な映画でした(皮肉です)。まあ、夜中にボケーッと観るにはいいかもしれません。   ウディ・アレンが好きな人は一俳優としての彼の演技を楽しめるのではないでしょうか。 
[地上波(字幕)] 6点(2008-10-01 18:55:42)(良:1票)
51.  それでも恋するバルセロナ 《ネタバレ》 
 「永遠の神経衰弱症」ウディ・アレン翁もついに悟りの境地に達してしまったのか、なんというか禅問答のような展開でしたね。   ただ、普通なら「だから何なんだ」と言われかねないストーリーを、旬の女優とお得意のユーモア、そして美しいバルセロナやオビエドの風景をふんだんに使ってうまくエンターテイメントとして成立させているのは、さすがです。 
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-13 00:57:06)(良:1票)
52.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
 男が惹き込まれ共感してしまうリアルな恋愛映画でしたね(ありそうで中々無いんですよね・・・)。ミュージック・ビデオ製作を多く手がけた監督の作品だけあって音楽のセレクト・使い方も巧みでしたね。まあ、悶々とした男心に満ち溢れた世界を、時系列をシャッフルしたり期待と現実を同時進行させるなどの見せ方の工夫をこらしてちょっと洒落た雰囲気に変えているのも見事でした(21世紀の「アニー・ホール」という印象も受けました)。   最後の結論もオチもバシっと決まっていて、本当に面白い作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-16 16:56:47)(良:1票)
53.  わが教え子、ヒトラー 《ネタバレ》 
 まあ、良し悪しは別としてヒトラーやナチスは映画業界の繁栄に大きく貢献していることは間違いありませんね。そして彼らの真実について多くの謎があればあるほど、彼らについての映画はこれからも作り続けられるでしょう。人間の心に潜む闇の部分を利用した彼らのような集団に2度と大きな権力を与えないために・・・・・。   この作品も、まさにその謎をコメディ化している作品で、なかなか面白かったです(やや荒唐無稽ではありますが)。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-09-29 19:12:37)(良:1票)
54.  ブッチャー・ボーイ 《ネタバレ》 
未熟で幼い少年期の心理の暴走を巧く描いているとは思いますが、とにかくブラック過ぎてちょっとひいてしまいました。主人公の少年の悩み(家族や友人関係等)は結構皆心あたりがあるとは思うんですけどね・・・・・。まあ、しっかりと人生の基盤作りを後押ししてあげる存在が子供には必要なんだなと感じましたね。   しかしまあ、内容的にはアレなんですが、本当にこの作品の音楽の使い方は見事としかいいようがありませんね。なんと言うか「合ってないけど凄く合ってる」というような不思議な感覚でした。   ちょっと過激なアイルランド版「ライ麦畑でつかまえて」といったところでしょうか。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-02-05 00:04:38)(良:1票)
55.  キャタピラー 《ネタバレ》 
 「お国のため」「軍神」というキレイな言葉で、醜い傷やドロドロとした感情・トラウマ、そして己を現在の姿にしたものへの疑問・恨み等々が外に溢れ出ないよう包み隠し、泣き寝入りを強いる全体主義的な社会の恐ろしさを描いた作品です。   非常に考えさせられる作品でした。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-17 00:27:33)(良:1票)
56.  イズント・シー・グレート 《ネタバレ》 
ベット・ミドラーとネイサン・レインの演技に惹きこまれて楽しく見ることが出来ました。病魔が襲ったり、子供が病気で施設に入れられたりと辛い状況の中でも、終始前向きで明るい主人公の姿に元気付けられました。 非常に作り話っぽいんですが、実話なんですね・・・・・。リアルタイムで知っていたらもっと楽しめたんだろうなと思いました。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-03 18:18:07)(良:1票)
57.  サラエボの花 《ネタバレ》 
 戦争という愚かな行為が、(兵士だけではなく)様々な人間の人生にいかに深い傷跡を残しているかを、サラエボのある母娘の姿を通じて描いた作品です。正直、あまりにテーマが重く衝撃的で、上手くコメントができません。サラが母から秘密を明かされる場面や父親に似ていると言われた髪の毛を剃り落とす場面などは余りにも痛々しく目を背けたくなるほどでした・・・・。ただ、ラストはかすかに希望を残して終わっています(サラが手を振るのを見た時のエスマの笑顔が非常に素晴らしく印象に残りました。)。 
[映画館(字幕)] 8点(2007-12-16 17:21:00)(良:1票)
58.  スタンド・バイ・ミー
 ラストに流れるベン・E・キングの歌が本当に心に沁みますね・・・・・。大人になった今見ても輝きは薄れることはないですね。   しかし、キーファー・サザーランドが若いですねw 
[地上波(吹替)] 8点(2007-01-09 18:03:13)(良:1票)
59.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
2時間という決して短くない時間があっという間に過ぎていきました。もう、この映画の上野樹里は、個人的にストライクど真ん中で、とても良かったです。正直、相田翔子の出番削って、もう少しシーンを増やして欲しかったくらいです(ちょっとクドかったんで・・・・)。  あと妹役の蒼井優はやはり只者では無いですね。もう存在感があるというかオーラ出まくりで、脇役でも出演シーンでは完全に主役になっていますからね・・・・。  この2人の旬の女優がそれぞれ持ち味を出してるんですから面白くない訳がない。いやあ、映画館で見れて本当に良かったなと思える作品でした。 
[映画館(邦画)] 9点(2007-03-18 15:59:56)(良:1票)
60.  フォーカス(2001) 《ネタバレ》 
排外主義・差別主義の恐ろしさや愚かさをわかりやすく教えてくれる作品 排外思想は単純で非常に分かり易く、またそれ故に人に優越感や爽快感を与えてくれるものである。   この作品の主人公達も、外見上の問題でたまたま被害者となっているが、作品の中で何とか加害者側にまわろうとする努力をしている点もしっかりと描かれていてこの問題の難しさを映し出している。 
[地上波(字幕)] 8点(2014-07-12 01:45:44)(良:1票)

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