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プロフィール
コメント数 327
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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61.  川の底からこんにちは
不幸な設定、「しょうがない」と「頑張る」の連発、共感できる登場人物の不在。 見た後から考えると、どれも自分の好みじゃない。 普通だったら「そういうのは昭和の日本映画までにしてくれ」って言いたくなるから。 でも、この映画は、そういうところをうまーく笑いとばすシーンが数多くあって、なかなかの愛すべき作品に仕上がってる。 特に社歌のシーンは最高! あまりに最高だったんで、今これを書いていて思ったことが一つ。 最近オンエアされたカロリーメイトのCMの中で、中島みゆきのファイト!っていう歌を満島ひかりが実にうまく歌いあげているんだけど、「このCMで満島ひかりを起用すると決めたエライ人は、この映画を絶対見てるな」って。 この映画の趣旨からちょっと外れちゃうんだけど、「仕事って、いい仕事すると、次はもっといい仕事が向こうからやってくるもんなんだよな~」なんて思った。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-17 16:31:27)(良:1票)
62.  図書館戦争 《ネタバレ》 
序盤に「どうせ戦争ゴッコだろ」ってセリフがあるんだけど、いやあビックリしたなあ。 だって、最後まで見たら、本当にそうだったから。 とりあえず、最初から設定に関する説明が不足してるんだけど、そこは何とか脳内補完して、お話に入りこむようにしたんだけどね。 例えば、「コーランとか聖書とか焼いたりしたら、本当に殺し合いになる」とか、「日本でも、江戸時代は洋書を手に入れたり人に貸したりって、かなり命懸けだったはず」とか。 ただ、戦争自体は、ほぼ正面から小火器の打ち合いだけってどうよ。 暴力団の抗争だって、もうちょい頭使うでしょ。 そんなこんなで、なんとかガマンして見てたんだけど、クライマックスで切れてしまった。 だってさあ、司令(最高責任者)と新人隊員が誘拐されたら、小隊長が単独判断で救出に行っちゃうんだよ。 理由は、新人隊員を救うため、って、そりゃないでしょ。 思わず「司令じゃないのかよ!」ってツッコまさせていただきました。 邦画ってさあ、こういう命懸けの任務のシーンでも、どういうわけか主役、準主役に平気で公私混同させたりすることが、この映画に限らずよくあるんだけど、いいかげんやめてくんないかなあ。 むしろ日本って、肉親の危篤より目の前の仕事を優先しちゃう人が多い国なんだから、色恋で任務ほったらかしなんてシーン見せられたら、自分じゃなくても見る気失せる人多いと思うんだけどなあ。 この映画、見ている間中、「ちょっと期待しては萎え、ちょっと期待しては萎え」が延々繰り返される感じで、見終わった後は悪い意味で疲労感が残った。
[映画館(邦画)] 3点(2013-05-05 02:01:36)(良:1票)
63.  ガチ☆ボーイ
かつて、ビートたけしが「「笑わせる」と「笑われる」では天と地ほども違う」と言ったことがある。 この映画の主人公は明らかに「笑われる」レベル。 でも、「学生プロレス」の「学生」だからいいのか? 自分は「プロレス」だから許せない。 学生プロレスだって、4年間で積み上げられるものがあるだろう。 何も積み上げていない主人公には、感情移入できない。
[DVD(邦画)] 2点(2011-05-21 17:29:04)(良:1票)
64.  ミッドナイト・ラン
ゆるい映画。最初から最後までゆるくて自分にはサッパリだった。手錠かけられて殴られて、それでも友情が芽生えるって理解できない。
[DVD(字幕)] 2点(2007-11-02 02:43:03)(良:1票)
65.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
遅ればせながら、見てきた。 遅れた理由は、以前原作を読んでいて、自分にはそんなに面白くなかったから。  でも、映画は面白かった! なんといっても脚本が、、、良くはないなあ。笑 起承転結なんてあったもんじゃないし、むしろかなり悪い部類かと。 でも、テンポや演出がいいんだよね。 技の名前を叫びながら必殺技を繰り出すっていう、もはや日本の伝統芸がなんとも気持ちいい。 最後の方は、ちょっと泣けたし。  この映画ははっきり言って、いいトシした分別のついた大人が見るべき映画ではないと思う。 でもね、自分と同世代にはこう言いたい。 「お前はさらば宇宙戦艦ヤマトで号泣したことは無かったか?、そして、”これこそ史上最高のアニメだ!”と叫んだことは無かったか?」 自分はもちろんある。今の若い人にはとても言えないが。 この映画は、そういう映画なんだと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2020-12-01 22:30:56)(良:1票)
66.  ユナイテッド93
衝撃はあるが、もう一度見たいとは思わない映画。映画である以上、事実は別として映画として見る。中盤までの管制塔、軍の混乱してゆく様子は迫力満点。英語が分からないのが悔やまれるほど。後半、機内の様子は今一歩。犯人側に目的遂行への執念が薄いと感じられる。それに手ぶれの激しいカメラに酔ってしまう。機内が揺れてない場面でカメラが揺れているのはちょっと腹立たしい。機内が迫力不足と思う一因になっている。
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-14 22:33:02)(良:1票)
67.  書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-
この映画のお話は、はっきり言ってダメです。相当、出来が悪い。 なぜかっていうと、一番キャラの立っている子をフェードアウトさせちゃって、そしたら、残った子は美人ばかりなのに印象がみんな暗くなっちゃってるから。 それに、「書道とは自分に向き合うもの」っていうのはその通りだと思ったから、「みんなで仲良く」なんてのは、逆にちっとも必然性を感じなかった。 でも。 クライマックス、なぜか涙がタラタラ流れちゃって困った。 高校生が集団でエネルギー爆発させてるのを、実にうまく捕らえてる。 クライマックスだけなんて、卑怯な方法だけど、引っかかる自分が悪い。 思わず、クライマックスだけもう一度見てしまった。 やっぱり日本の中高生の部活は、見ていて楽しいなあ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-18 22:57:20)(良:1票)
68.  天気の子
つまらなくはない。 途中、ちょっと泣けたし。 ただねえ、印象は「君の名は。の縮小再生産だなあ」。 特に、「君の名は。」同様、エピローグが結構長いんだけど、そこで結構マイナス点。 この終わり方は、あまりいい気分じゃない。 主人公の最後のセリフに、自分は「そうかなあ?」と思ってしまった。
[映画館(邦画)] 7点(2019-07-19 22:39:55)(良:1票)
69.  アイアンマン
アイアンマン=鉄人、鉄の男は、丈夫な体を持つスポーツ選手や、強い意思を持つ政治家なんかを言うと思うんだが... これはアメリカでも変わらないというか、元々アメリカで言われていた表現だったはずだけど。 でも、この映画の主人公は、兵器産業の社長で女好きでいいかげん。 いいのか?こんなんで。 「この設定だけで日本じゃR15なんじゃないか?」なんて思いながら、最初は見始めた。 でも、だんだん気にならなくなる。 パワースーツ作る過程や、動かすところがワクワクできて楽しいから。 日本の最近のアニメだったら、ここで戦う意味やむなしさに悩みそうなもんだけど、この映画の主人公は、即、試運転を兼ねて敵をやっつけに行っちゃう。 うん、これでいいんだと思う。 正義の味方はこうあるべき。 それから、脇役のキャラ設定も、アメコミ原作らしくはっきりしてていいなあ。 秘書さんのキャラは、ハリウッド映画じゃ珍しい女性らしさだけど、自分は好き。  実は、「兵器産業の社長」っていう設定には最後までモヤモヤ感があったけど、全編が明るくて楽しくて、大人が気軽に見るのにいい映画だな、なんて思った。
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-03 15:11:29)(良:1票)
70.  おおかみこどもの雨と雪
「全国381スクリーンで夏休み初日公開、在京キーTV局の全面バックアップ付き」ときたら、どんな超大作かと思ってしまうが、かなり地味な内容だった。 題材も地味だが、展開も地味だし、クライマックスさえも地味。 自分が一番気に入ったのは、メインキャラじゃなくて、娘の同級生の男の子だったし。 じゃあ、つまんない映画だったかというと、そんなことはなくて、見終わった後からジワジワくる。 見終わった直後は「パンフも買わなくていいかな~」なんて思ったけど、5時間たった今、パンフ買って良かったと思うし、もう1回映画館で見たいなと思ってるし。 ただ、今回の公開規模から、この映画の細田監督をポストジプリのように言う向きもあるけど、それはさすがに違うなと思った。 ジプリは「大人も見られる子供向け」を作り続けてきたけど、細田監督は「大人向け」ばかり作っている。 だから、今作なんか特にそうだけど、映画作品としては優秀でも、TV放送にはジプリ作品ほど向いていないから。 でも、「時をかける少女」「サマーウォーズ」そして今作と、毎回「前向きに生きる勇気」をもらうたび、毎回「細田監督、次はいつなの?」と思わざるをえない。
[映画館(邦画)] 8点(2012-07-22 23:31:19)(良:1票)
71.  モテキ
好きな原作の映画版を見ると、原作と比べてしまい、不満が残ることが多い。 この映画の原作は、最初の3巻で挫折したので、「全然大丈夫だろう」と思ってみたんだけど... いやあ、原作を超える酷さだった。 前半はまだいい。主人公の言動は原作通りちょっとアレだけど、コメディシーンが楽しいし、女優陣がみんな色っぽくて、ラブシーンはドキドキする。 だけど後半は、どんどんイライラしてくる。 主人公はおろか、女優陣もみんな暗くなって、しかもとても感情移入できない行動ばかり。なんじゃこりゃって感じ。 前半にあった楽しさやオシャレさをブチ壊してどうすんの。 最後の方は、もう「自分に関係ない人達の話なんだから、どうぞご勝手に。とにかく早く終われ。」って感じだった。
[DVD(邦画)] 2点(2012-04-22 19:12:23)(良:1票)
72.  冷たい熱帯魚
いやー、怖かった。 結構笑えるシーンもあるのに、見終わった後は、怖くてヨロヨロしてた。 普通は見た直後にレビュー書くことにしてるんだけど、これはなかなか頭の中が整理つかなくて、いろいろ他の方のレビュー見たり、検索したりした。 それで実際にあった埼玉愛犬家殺人事件から話を取っているとわかり、話に迫力がある訳がわかった。 それにしても、他の方も書いているけど、でんでんの怖さが圧倒的! エロシーンなど、もはや休憩時間にしか見えないくらい。 「猛毒エンタテイメント」っていう宣伝文句に掛け値なし。R18も当然。 しかしこの映画、ちょっとした知人くらいじゃ、他人に薦められないなあ。 だって、自分なら、知人から「好きな映画は、冷たい熱帯魚」って言われたら、かなり引くと思うし。 それが女性だったら、ちょっと距離置いてしまうかも。 それから、自分は、この映画をもう一度見ることはたぶんないと思う。 テーマがやはり好きになれないから。 でも、凄いよ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-15 13:02:36)(良:1票)
73.  世界侵略:ロサンゼルス決戦
B級映画っぽいタイトルだなあ、と思いながら見始めた。 でも、意外に大迫力の映像から始まって、「おおっ!これはイケルかも!」なんて思った。 だけど、見続けるうちに、だんだん萎えてくる。 だって主人公、部下を死なせた後悔の念が強いっていう設定だったのに、途中であっさりそれは無かったことにしちゃうんだもん。そりゃないでしょ。 しかも、父親亡くした直後の民間人の子供に、「海兵隊とは!」なんてセリフを復唱させたりする。いくらなんでも引くよ。 それから、これから戦闘行動って時に、部下が文句言ったら、「よし、話し合おう」って言っちゃうの。 見てるこっちは「ハア?軍隊だぞ?」って感じ。 しかも、その後、話合いしないで、自分の考えを延々語るだけ。 どんなダメ上司なんだよ。もはやコントの世界。  この映画、結構な大作なのに、こんなB級タイトルつけた日本の映画会社の人、実はこの映画嫌いなんだと思う。自分もそう。
[DVD(吹替)] 4点(2012-02-10 17:20:33)(良:1票)
74.  キングスマン
オーダーメードのスーツが戦闘服ってのがなんともカッコイイ。 オーダーメードのスーツって、実はポケットにあまり物入らないし、形が崩れるから物入れたらいけないってツッコミはヤボ? ただねえ、悪役の計画ってのがあまりにチープというか古臭いというか、要するにつまんない。 でも、英国紳士の小ネタ、アクションは大変楽しかった。 戦闘シーンのグロさ、悪趣味さは自分的にはギリギリ許容範囲内。クライマックスでは笑ってしまった。  ただね、この映画、女優陣に魅力がないのが一番の残念。 義足の敵役、王女、仲間の女子。 男優陣は英国紳士でカッコイイのに、女優陣はなんでみんなあんな下品でブサイクなんだろう。 もったいない。
[DVD(吹替)] 6点(2016-09-25 11:22:38)(良:1票)
75.  キック・アス
やっと見れた。 いつものビデオ屋の新作コーナーを毎週チェックして、「出てないなあ」なんて思ってたら、コレ、ツ○ヤ限定のレンタルなんだ。ようやく気付いた。 そんなことがあると思わないとか、ネットで調べようとか思わないって、もうトシかなあ。 ついでにビデオ屋って言葉も、もうジジくさい死語かな。これからなんて言おう。 それはさておき、映画の話。 前半は結構退屈だった。 R15らしく悪趣味なんだけど、なんかみんなヘタレだし。 しょうがないから、主人公が思いを寄せる女の子を一緒になって好きになっちゃったり。 でも彼女、こっちが勝手に清純派(これも死語?)と思ってたら、こっちの理想と違う言動取り始めるから、映画にのりきれない。 でも、クライマックス、映画史に残る見事なアクション! グロいくせに爽快って初めて見た。 最後の最後でヒットガール大好きになった。 彼女、なんかマスクしてるときの方がキュートに見えた。 ってことは、結局、この映画にうまくハマれたってことだ。 だけど、この映画は、テレビ地上波放送不可能な、映画好きだけのための秀作だなあ。  だってグロいし、前半退屈だし、マイナーだし、そもそもヒットガールの設定自体がちとヤバいし。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-29 14:05:18)(良:1票)
76.  ザ・ファブル 殺さない殺し屋
アクションシーンが素晴らしい。 前作よりずっと見やすく、そして迫力がある。 自分の見た映画の中では、一番の出来。 反面、ストーリーは... いやそんなにひどくはないんだけど、原作のこのエピソードは、傑作中の傑作だからねえ。 それを活かしてるかっていうと、全然できていない。 特にエピローグは漫画をなぞりすぎ。長すぎる。 それでも、この映画は楽しいし、アクションシーンはすごいし、クライマックスではちょっと泣ける。 エンタメ映画として、よくできてる。 前作の出来を上回っているから、次回作もあるだろうね。
[映画館(邦画)] 8点(2021-07-03 01:06:13)(良:1票)
77.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
最初から「時代劇アクションだろう」と思って見たので、細かいストーリーの粗は言いっこなし。 でも言いたくなるんだよなあ。 特に山の男。あれは何? 山の男が出てくる意味も、最後に生き残っている意味もわからない。 でも、戦い最初の爆弾から弓矢攻撃は、高揚感も緊張感も素晴らしかったなあ。 時代劇であんな3次元攻撃を見られるなんて、まさか思わないし。 でも、それから後のチャンバラがその分退屈に見えてしまった。 松方弘樹さん、1人だけ殺陣うまいから浮いちゃってるし。 とは言え、少々グロくて七人の侍にかなり似てるけど、大型時代劇アクションというだけでワクワク見れたし、まずまずです。
[DVD(邦画)] 6点(2011-11-14 01:42:16)(良:1票)
78.  鍵泥棒のメソッド
内田けんじ監督だからという理由で見たので、捻った脚本を期待してしまい、ちょっと拍子抜けしてしまった。 また、この映画の香川照之はミスキャストではないかなあ。 芸達者すぎるというか、このコメディ映画に必要な「どこか間が抜けてる感」がない。 特に、エキストラのバイトのシーンでは、不慣れな仕事をしたときの挙動不審感がなくて笑えない。 「芸達者な香川照之に俳優バイトをやらせるところに面白さを感じさせよう」という意図が見えたけど、「それは楽屋落ちだろ」と思ってしまい、好きになれなかった。 でも、強引な脚本や設定をうまくコメディに昇華させる技法は、さすが内田けんじ監督。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-15 01:59:50)(良:1票)
79.  アリータ:バトル・エンジェル
この映画の原作を昔大好きだったけど、この映画はノーマークだった。 だって、日本漫画のハリウッド映画化なんて、ロクなもんじゃないから。 ところが、映画の予告映像を見たら、考えが変わった。 原作のいいシーンを忠実に実写化してるのが分かり、思わず熱くなったから。  実際見てみると、原作へのリスペクトは想像以上だった。 なによりうれしいのは、造形こそ多少異なるものの、主要なキャラの性格は、原作と全く同じなこと。 それでいて、アクションシーンやクズ鉄町の表現は、原作を超えている。 ハリウッドが大金かけただけのことはある。 しかも、お話は時系列こそ変えているものの、原作の前半(前半だけなら傑作!)とほぼ同じ。 これで映画としてつまらないわけがない。 ヒロインに萌え、アクションシーンで燃え、ヒロインの悩みや恋愛にちょっと泣ける。 SFアクションエンタメとして、非常によくできている。 日本漫画原作のハリウッド映画としては、自分の知る限り史上最高。 この映画の映画の続編も見たいし、もっと日本漫画をたくさんハリウッド映画化してほしい。 本気でそう思った。
[映画館(字幕)] 9点(2019-02-23 00:49:25)(良:1票)
80.  マンマ・ミーア!
舞台から派生した映画って、自分にとってはハズレばかり。 脚本にこだわりすぎるあまり、映像がとにかく退屈で、それに引きずられて映画全体として退屈ってことが多い。 そんなわけで、アバは知っていたけど、この映画にはあまり期待していなかった。 ところがだ。 いやー、まさかこんな映画とは全然思わなかった。 だって、ストーリーがムチャなのはともかく、歌は結構ヘタだし、ダンスもそろってないんだもん。 若い嫁さんが可愛くて歌もうまいからもっと見たいのに、なぜか下品なオバチャンがしゃしゃり出てくるし。 でもね、見ているうちに気にならなくなってくる。 とにかくノリとテンポがよくて、強引だけど美しい風景も合わせてメチャ楽しいから。 そうなると、後半のムチャなストーリー展開さえ、大笑いして許せる。  映画って、こういうのでも全然アリだと思う。 見終わったあと、幸福感あるし、誰かと話したくなるし。 なら、この映画は、映画として王道でしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-04 02:57:20)(良:1票)

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