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あばれて万歳さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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141.  ランボー/怒りの脱出
1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。 そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。 グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。  さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。 宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」 ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。  まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。  それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか?  いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑
[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:03)(良:1票)
142.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
この映画の最大の魅力であり謎はマリサ・トメイ(劇中でその名前がわかるところでびっくり。モナ・リサとか!)があれだけの服をいったいどこにもっているのか?という点にあるわけですが、それ以外にもこの映画は、日本コメディの基本「天丼」を多用しすぎてクドいわりに面白くない、というよくない天丼使用の見本になってしまっています。 朝5時に起こされる、法廷侮辱罪で逮捕される…という複数天丼の繰り返しは明らかにやりすぎてす。 天丼は一つでいいんですよ。一つに絞るから天丼は面白いし引き立つのです。このあたり製作スタッフにはコメディの基本を勉強してほしいところです。  またビニーについては、劇中で努力して勉強する姿勢が(これまた天丼で)ひたすら画面に映されているので、最後に勝利するのは納得もするんですが、あそこまでキレ者に豹変するなら、やはり途中で、ひとつくらい「こいつは実は切れる奴なんだぜ」という片鱗を示すような伏線を張っておくべきでしょう。 最後の切れ者弁護士への豹変があまりにも唐突で違和感がありすぎて、いまいちすっきりしないんですよね。 そのあたりなかなか惜しい映画でありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-02 15:30:33)(良:1票)
143.  タイタニック(1997)
こいつのレビューを書かないと「好みの近いレビュワーからのおすすめ一覧」から消えてくれないので、めっちゃ今更ですが…  過不足のないよくできた娯楽大作映画…だと個人的には思っていたのですが、ここのレビューを見ると意外と否定派がいるんだな、と。 それらのレビューを読んで思ったんですが、確かにこの映画は「タイタニックの沈没」という大スぺクペタルを描きながら、群像劇ではなくその焦点をよくわからない2人の恋愛にフォーカスしちゃってるんですよね。 「2人の出会いと悲恋を描いた映画。で、その舞台としてタイタニック沈没が使われている」みたいになっちゃってるわけです。  そんな構成なのでラブロマンス物があまり好きではない人や、この2人が好きになれない人にとっては「そうじゃないだろ」「観たかったのと違う」「タイタニック沈没がメインなんとちゃうんかい?」という事になっちゃうんだな、と妙に納得したわけです。  とはいえ、個人的には先に書いた通り過不足のないよくできた娯楽大作映画ですし、ひょっとしたらすべての映画の中で最も広くマネされる有名な例のシーンがある事ひとつをとってみても、この映画が名画として確固たる地位を築いている事は否定できないのではないでしょうか?  そもそも映画というのは、(だいたいの場合)観客が感情移入するためのキャラクタを置くわけで(一般にそれを主人公というわけですが)、この2人にフォーカスして話を描く事は(その2人への好き嫌いはさておき)ごく自然な手法ですしね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-13 13:06:18)(良:1票)
144.  シカゴ(2002)
久しぶりに素敵なミュージカル映画を見ますた!  僕の中でミュージカル映画ってのは70年代までの傑作の数々で止まっていたんです。   なんつーか、「かつての名作をしのぐものなし」というかそんなイメージ。 ミュージカル映画というジャンルを「古き良き時代の映画」と無意識にカテゴライズ していたのかもしれません。  でも、映画の発展とともにミュージカル映画もちゃんと発展してたんですね。   そもそもミュージカルという物自体、普通の人々が劇中でいきなり歌い踊り出すという点で相当に胡散臭い空気をかもし出すものであるわけですが、 この映画「シカゴ」に関しては、胡散臭いキャスティング、胡散臭いストーリー、胡散臭い時代背景、等々が、 その胡散臭い「ミュージカル映画」という枠組みに見事にマッチングして、大変すんばらしいものになっております。この映画には私からこの言葉を捧げます。→   *ビバ!*  
8点(2004-04-26 10:27:43)(良:1票)
145.  U・ボート
戦争映画というと「事実を元にしつつ派手にドンパチする娯楽作」が主流だった時代に全く違うスタンスで投じられた戦争映画の傑作。 公開当時、映画の内容とめずらしいドイツ映画(今のように多彩な映画が上映される時代ではなかったので)という事でずいぶん話題になったのですが、劇場に足を運びたくなるような映画ではなく後日レンタルビデオで観たのが初見です。 「潜水艦映画にハズレなし」を体現するような映画で、とにかく暗くて重いストーリーを類まれな緊張感でぐいぐいと最後まで引っ張って見せてくれたあげく、最後にはあっけないほどの虚しさを味合わせてくれる情け容赦ないストーリー。  観ている途中の圧迫感はほんとうにしんどくて、観ていてつらいのですがこの潜水艦に乗っている乗員同様逃げだす事が許されないのです。やっとほっとしたと思ったら最後のアレですからね… それほどの「潜水艦に乗ってる感」を観客に与えてくれる映画なんかそうはないわけで、この映画が戦争映画の傑作である事は間違いないんですが、しかし基本的に陽性の映画を好む僕としては「面白いか?好きか?」と聞かれると、素直に「うん」と言い難いところもある映画です。  それでも、それでも「…好きじゃないけど面白い」と最後には言わされてしまうほどの力がある映画で、紛れもない傑作であることは疑う余地がありません。とくに戦争の虚しさを味合わせてくれる有名なラストは、映画史上に残る傑作ラストシーンだと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2016-11-12 11:00:02)(良:1票)
146.  ランボー
実にひさしぶりにこの映画を観た。  そういえばこの映画のレビューをここに書いてたのかな?と思って自分の書いたものを見てみると 「当時、ランボーマーボー天気予報、というネタを口にしなかった人がどれだけいただろう..」 という書き出し。 「おま!いや、俺だけど!」と思ってしまったわけだけど、確かにこの映画公開当時、そんなネタを口走ってたよな、と懐かしく思い出したのです。  さて映画の内容ですけど、多分この映画ほど未見の人に誤解されている映画も少ないのではなかろうか?と思われる映画です。  映画未見の人が描くランボーのイメージは、上半身裸でバンダナを巻いた、そう映画グレムリン2でモグアイが「mm--ランボー!」と真似してたランボーの姿であり、映画の内容としては「コマンドー」的なものだとイメージしてるはず。 (まぁランボーを観てない人はコマンドーも観てないだろうけど、それはさておき) 日本語で乱暴に通じるランボーというタイトルがさらにそのイメージを後押ししている面もあって、2作目以降はまぁそれでもいいんだけど、実はこの1作目はまるで別物。  70年代から増えた(実際アメリカで社会問題になっていた)ベトナム帰還兵ものというテーマを根底においた、わりとシリアスなアクションもので、そういう意味では未見の人にこそみてほしい映画だとも言えます。
[地上波(吹替)] 6点(2004-01-22 13:12:34)(良:1票)
147.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
そうか、この映画のレビューを書いてなかったんだ。    すでに語りつくされてますがジル・バレンタインがめちゃ綺麗でオリジナルのイメージをよく再現しています。 恋しそうなくらい素敵です。 (でも僕は喫煙者とは付き合わないから煙草はやめてもらわないとw...いやしかしこの映画のジルなら主義を変えても付き合うな、きっと)   ゲームそのままの水色チューブトップは微妙にコスプレティストですが..とにかくこのジルの存在がこの映画の意義でしょう。 ただしイマイチ弱くて(いや人間としては十分に強いんでしょうが)あんまり活躍しないのがイマイチですが。 対象的にミラの動きははもはやオッサン。 オッサン対美女。 ということで今後はずっとジルをフォーカスした映画製作でお願いしたいのですが、その願いはついにかないませんでしたw  映画の内容自体は.... 原作はゲームだからこそ、あの設定やシナリオでいけてるんだなぁ、と映画の脚本としては設定やストーリーが粗すぎなんだなぁ、と映画として見て思いました。 が、考えてみればこれは典型的B級映画。今回くらいの馬鹿っぽい話でいいのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-01 12:00:15)(良:1票)
148.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 
この作品については個人的に食わず嫌いしていました。  柳の下に…的大人の事情で製作される作品にろくな物はないですし、アニメフアンに「もっとも脚本を書いてほしくない作家」アンケートを取れば1位を獲得すること確実の岡田脚本となれば、劇場に足を運びたくはならないしレンタルをする気も起きない…となるのはしょうがないところ。 そんな本作ですが今回実写版の公開に合わせてテレビ放送されたため鑑賞する事が出来ました・  で、結果としてはいい意味で裏切られたというのが率直な感想。  いろいろな作品でやらかした感のある岡田脚本ですが、本作のような本来の自分のテリトリーである秩父舞台のトラウマ物でシナリオを書けばちゃんとした物かけるんじゃん、と。まぁそう思ったわけです。(すんごい上から目線ですねw)  この作品の基本プロットは、よくある若者の葛藤群像劇であり成長物語であり、個人的にこの手の青春群像物映画はハナにつくものばかりで苦手なのですが、この作品については登場人物が基本的に善人として描かれている上に映画全体が前向きなためか観ていていやな気分になりませんでした。 これは僕的にはとても珍しい事です。  もちろん現実の人間を見れば登場人物はいくらなんでも善人すぎるとも思うんですが、しかし現実で嫌な奴についてはさんざん見慣れている私達ですから、何も映画の中でまでそんな腐った人間や嫌な人間をわざわざ見なくてもいいんじゃない?とも思うわけです。 そういう意味ではちょっと善人すぎるくらいの登場人物が揃うこの映画のスタンスは個人的には嫌いではありません。  最後も、あまりはっきりとした決着をつけず主要人物が未来に向かって歩き出す形で終わっている点も好感が持てます。 途中で「これ絶対に大樹と順がくっつくだろう」と思っていただけに、そこも完全に想定通りでしたし。  この映画で惜しいのは終盤のクライマックスシーン。 ミュージカルシーンとたくみが順を探して説得するシーンが平行して進む構成で、アイデアとしてはいいと思うんですが、残念ながらわざわざ平行させている意味がほとんどありません。 こういう構成をとるならなんらかの形でこの2つのシーンを呼応させるような工夫を持たせて盛り上がるべきところだと思うんですが、そういう工夫が全く無く相互にぶつ切り状態。 本当にただ平行して描かれているだけ。これは本当にもったいないです。  しかも、高校生のミュージカルなんてせいぜい20分か長くても30分程度ですよね。 どう考えても探す方のシーンとの時間が合っていません。 あのラブホが学校のすぐ裏にでもあった等でなければ絶対ミュージカルが終わってますよね…とつい突っ込みをいれたくなります。  さらに惜しいのが順を説得するシーンで、「え、それで解決しちゃうの?」って感じで正直拍子抜け。 彼女のここまでのトラウマや現場放棄した罪悪感その他もろもろを考えると、もうちょっと解消するための何かがないと無理があり、よくわかんない言葉遊びを少ししただけで手打ちというのはあまりに安直ではないでしょうか?  まぁそんな感じでクライマックスがやや残念という、コース料理で言えば「メインがイマイチ」という残念さがあるのですが、先に書いた通り映画全体のテイストが前向きで好感が持てるものであったため「メインは残念だったけど、コース全体としてはよかったよ」という感じの映画になっています。  クライマックスをもっとうまく組み上げてくれれば、かなりの名画になれた…と思うんですが、それは高望みというものでしょうか。 「あの花」にしても終盤の花火のくだりは微妙でしたからこのあたり製作陣の限界かもしれません。  とまぁ映画のベーシックな感想はここまでで、個人的に思った細かい事を2つ。  一つはメインの女性キャラの声優に水瀬いのりと雨宮天という20歳前後の若手女性声優の中でも特にルックス重視の選択が行われていた点。 おそらく映画が成功したときのイベントなどを考慮して「若くて可愛い子を」というビジネス的な配慮があっての起用だろうなと邪推してしまいます。 とはいえそこはプロの声優。演技に問題は全くなく、特に難しそうな順役を水瀬は好演していて(実際それで賞ももらってますし)、最近の劇場大作にありがちな「知名度の高い俳優女優を声優に使って違和感バリバリ」という悲惨な事故を起こしてないだけでもこの作品は評価できると思います。  もう一つは、たくみの父親の部屋にある大型スピーカー、あれはダイヤトーンのDS-3000ですね。 1984年発売ペア52万円。特に歴史に残る銘機等ではないのに一発でわかった自分はちょっとすごいな、と思いましたw
[地上波(邦画)] 8点(2017-07-30 18:49:16)(良:1票)
149.  007は二度死ぬ
単にヅラをかぶっただけでだれが見ても一目で外人だとわかる自称日本人への変装、しかもさらに入念にカムフラージュするためにとった手段が「海女と結婚するのだ」ってわけわからん。丹波哲郎のタイガー含め突っ込みどころ満載で大好きです。阿蘇山ってラドンは生まれるわ丹波哲郎は暴れるわで怖いところなんですね。   
7点(2003-12-05 15:03:16)(良:1票)
150.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
非常にシンプルで観ている側がそうなるんだろうなと予想する通りのラストを迎える予定調和なストーリー。 観終えた後に思ったんですが、これ監督の手腕でどうにでもなる映画だと思うんです。  例えばもっと感傷的な撮り方をすれば「号泣必須のラブストーリー」になるわけですが、一方で「感動の押し付け」「安っぽい映画」という批判も受けたんじゃないかな、と。  で、ゼメキスは、この話を割と冷めた視点で淡々と撮ったわけです。 そうすると全体に風格みたいな物も出るし、感動の押し付けにならないのはいいんですが、一方であまり感情移入せず客観的に映画を観ていた客は「あぁやっぱそうなるよね」と淡々と思うだけになる。 冒頭古い車が走ってくるシーンで何の説明もなく年代をわからせ、劇中さりげないセリフでここがカサブランカだとわからせ…という見せかたは非常にうまいと思いましたが、そういう小粋さを重視するあまり感動的な要素が薄まってしまったんじゃないか、と。  なかなか難しい匙加減だと思いますが、映画には見栄というか外連味がやっぱ必要だと思うので、この映画に関してはもうちょっと大げさに感動的に撮った方が面白かったんじゃないかな、と思います。それこそBTTFのように。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-11 09:02:00)(良:1票)
151.  ペントハウス
例えばピラニア3Dのエリザベスシューなんかがそうなんですが、アメリカの映画を観ていると、若いときより今の方が魅力的なんじゃね?と思わせる女優さんの姿をちょくちょく見かけます。  この映画のティアレオーニもそうで、30代前半だったディープインパクトの時より40代半ばのこの映画での彼女の方が、なんていうんですかね、適度に色気が増してちょうどいい感じになってるって雰囲気でずいぶんと魅力的に感じます。  この「女優さんを見て中年以降の姿の方がより魅力的に感じる現象」、自分が年を取った事で単に守備範囲が上まで広がったせいなのか?それとも本当に魅力的なのか?その謎が解けません。 個人的にその理由について悩み続けている現象です。(自分が熟女フェチでない事は断言できます、いやロリでもないけど)  まぁここ数年「石田ゆり子、昔よりいいんじゃね?」的なニュースが日本でも出たりしてますから、単に女性が年をとっても魅力を保ち続けるようになった…だけなんでしょうが。 森高千里とか年齢を考えると今のルックスは脅威的ですし…と話が完全にそれましたが、そうこれ映画のレビューでした。  ベンスティラー主演という事でもっと下品なコメディ的なものを想像していましたが、驚くほど手堅くまとまったクライムコメディでした。  逆に手堅すぎて突出した面白さには欠けるわけですが、誰でも気軽に楽しめる小品だと思います。  …見ろレビューがとってつけたようだ バルス!
[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-18 14:29:34)(笑:1票)
152.  塔の上のラプンツェル
「アナと雪の女王」を観た後にこちらを再見したのですが、あらためてこの映画のすごさを思い知りました。  会話のセンスや気の利いたユーモア、何より目を離せない完璧なストーリー展開は「アナと雪の女王」では足元にも及びません。特にストーリーは…アナは穴だらけすぎて…って駄洒落言ってる場合じゃないっす。 アナが上回るのは、楽曲と吹替え声優の質くらいしか思いつかないです。  欠点らしい欠点がなくほとんど非の打ち所のない完璧な出来の本映画は現代のアニメーション映画の金字塔と言って過言ではないと思います。いえ、断言します。現代アニメーション映画の金字塔です。断言しました。やりました。僕だってやるときはやります。  そもそも映画とは人に夢と希望を与えるべきものだ、と僕は思っているのですが、その映画としての魅力が目一杯に詰め込まれすぎた宝石箱のような素敵な映画です。  本当に大好きです、この映画。 (というレビューを書いてるのが50歳の男性だという怖さったらもう!) 
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-10-17 21:38:41)(良:1票)
153.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
原題と邦題が気になる方が多いようですが、これ小説の「ジャックリーチャー」シリーズ第9作の映画化なんです。 で、小説の第9作は向こうのタイトルは「One Shot」なんですが、小説の邦題が「アウトロー」なんですよ。 という事で、すでに出版されている原作小説の邦題タイトルにあわせて映画も「アウトロー」。  …という経緯を知らないと「なぜアウトローなんだよ」という疑問が出るのは当然かもしれません。  なぜ第9作から映画化したんだよ…と思っちゃうわけですが、当然のようにジャックリーチャー本人の説明が薄く「何を考えて何を行動指針としてるのかわからない」結構謎なキャラになってしまっています。 まぁ主人公については「よくわからないけどありがちなスーパーキャラ」と認識して観ていればなんとかなるのでこれでいいような気も。 ラストも「ジャックリーチャーシリーズ」としてこれから映画作っていきますよ!という匂わせがすごいですし。  で、映画本編、前半は面白かったです。 特に狙撃のシーンね。 いまだにタワーからの無差別乱射事件みたいな報道がちょいちょい聞こえてくるアメリカですので、日本人が観ても「あぁアメリカの乱射事件だな」と想像上のリアリティを感じてしまう。 で、ヒロインが被害者にも接触する事を指示されて、それが実は「被害者側に秘密があるぞ」という意味だった…みたいな流れも面白いんですが…結局最後はただの撃ち合いですべて解決。 黒幕にはびっくり。囚人人間?いやおまえ誰だよ!トムクルーズの疑問は観客全部の疑問だよ!しかもその回答は無し!ある意味すごい! というか途中にあった風呂場のバッドとバールのシーンは、あれは面白いと思って撮ってるの?映画の雰囲気とあってる?  結局のところ良くも悪くもアメリカ的なトムクルーズ的な映画…という感じの映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-04 14:59:15)(良:1票)
154.  デッドリー・スポーン
辰巳琢郎が食いしん坊万歳のレポーターを辞めた後、番組で何が一番つらかったかと聞かれ 「結構おいしくない料理もあったが、それをおいしそうに食べなくてはいけないのが辛かった。」 なんてコメントをしていたのを読んだ事があるが、それならまさにこのデッドリースポーン君こそ食いしん坊万歳のレポーターにふさわしい といえよう。 ただ、 .1) 気の利いたコメントができなさそう。  .2) 食事のマナーがなってないので視聴者から苦情がきそう。 .3) 料理より先に料理を紹介しているおばちゃんを食べてしまいそう。 .4) おばちゃんばかりかスタッフもみんな食べてしまいそうなので撮影が困難そう。 .5) そもそもカメラのフレームに収まらないくらいでかくなりそう。 と冷静に考えると、やっぱりレポーターにはむかないかもしれい..。あ、映画のことにも少し。 ..ありがちな低予算B級モンスターホラームービーなんですが結構面白い映画でした、はい。 開き直ったかのようないかにもな笑えるオチもグッジョブ! 
4点(2003-12-26 11:51:22)(笑:1票)
155.  劇場版 幼女戦記
幼女だの魔導だの…というギミックを外してみれば、驚くほど王道の第二次大戦近辺の欧州を扱った架空戦争映画。 ただ出てくる兵器から考えて時代設定は数年前倒しされてるように感じます。  劇中、コミーコミーと差別用語が連呼されるあたり(100回以上言ってのでは…)いっそすがすがしいほどで、ぱっと見の印象やタイトルからは想像つかないほど硬派な映画。意外といろいろ歴史的な知識が要求されます(が、なくても多分大丈夫)。  ただ戦争映画自体に興味ない人は本当につまらないと思います。戦争映画ですから。  それにしても悠木碧は、こういうちょっと狂ったような役をやらせたら本当にオンリーワンですね。芸達者すぎます。  多分テレビアニメから繋がってる話なんだと思いますが、テレビアニメ版をちゃんと観てない自分が観ても問題なかったので一見さんが観ても大丈夫ではないかと思います。 まぁ一見さんがこれを観るとは思えませんが。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-20 17:47:25)(良:1票)
156.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
「お前はクビだ!」「サンキュー」から「いい腕だ、名前は?」「マーフィ」への流れがばっちりきまって痛快なこの映画。娯楽作なのに観ていてちょっと痛いシーンが多いのがそういうシーンが苦手な人にはきついかもしれません。作られたときはターミネーターと五十歩百歩のレベルの映画(いやロボコップの方が面白いかも)だったのに、その後片や「超大作」片や「空を飛ぶ」とまったく違う方向に成長していきました。運命って不思議ですね。劇中のちょっと丸っこい婦警さんは個人的に結構好みだったりします。  
[DVD(字幕)] 6点(2003-12-01 21:31:56)(笑:1票)
157.  エスター 《ネタバレ》 
映画の序盤でババくさい服を着てるエスターを見て「これ、実はこの子が40歳とか50歳だとかいうオチだぞ」と適当な事を言いながら観ていたのですが、いったんそう思っちゃうと実際このエスターが40歳かそれ以上にしか見えなくなってくるから恐ろしいものです。 という事で、私、映画中「実はこの子は40歳過ぎのおばさん」という目線で映画を観ていたわけなんですが…結果はご存知の通り。  「33歳です」  えええ!若すぎない?? 33歳であのババくさいドレスはおかしくない? すでに勝手に40過ぎだと思ってた自分は、エスターが若すぎる事に衝撃を覚えたのです。  いやそこじゃなくて、まさか自分の適当な予想が正解だったなんて!、と、本来そっちに驚くべきだったんですが、すでに自分の中で勝手に40過ぎだと思い込んでたので、逆に若すぎる事に驚いてしまったわけですね。  ある意味衝撃の映画でした。  さて演出面、地味でジワジワくる映画にも関わらず、特に序盤、ホラーっぽい音や鏡の定番演出で無駄に脅かす安い演出はいかがなものかと思いつつ、しかしそういう小技が地味に恐怖心を高めてくれているのも確かで、中盤あたりではすでに「かなり怖い」気分になってました。 実際、エスターがたとえばシスターを殺すときの「やるときゃとことんやる」姿はガチで怖く、これ、数あるサスペンスホラーの中でも相当怖いレベルの映画になっていると思います。  個人的には、やや地味すぎてかったるい展開が自分好みではない事と、何より(偶然ですが)オチが予想できた事であまり高い評価にはならないのですが、一般的にはこの映画がサスペンスホラーとしてかなり高く評価されている事は至極当然だと納得できる、本当にかなり怖い秀逸な映画だったと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 02:22:58)(良:1票)
158.  羊たちの沈黙
世評は高いけど、僕には単なる面白いサスペンス映画にしか思えません。これくらいの出来の映画は沢山あると思うのだけど.. 以前、ダイハードを「単なるアクション映画じゃん。」と言った知人に「わかってないな~」と思ったもんですが、 この映画に関しては僕が「わかってない」んでしょうね。 ジョディ・フォスターは白い家の少女のときが一番だ... 
7点(2003-12-16 13:21:02)(良:1票)
159.  ベイブ
久しぶりに観たんですが、シンプルに素晴らしい映画だと思います。  ホゲット爺さん役のジェームズクロムウエルはこの映画の出演を機にヴィーガンに転向したそうなんですが、確かにこんな映画に出たらそうなっちゃうのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-01-11 00:05:59)(良:1票)
160.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
映画のキャラとしてはリアルすぎ、リアルな人物像としてはデフォルメされすぎた中途半端な登場人物がどうでもいい話をダラダラと見せる、見終わった後で「それで?」と思わず突っ込んでしまうつまらない映画。劇中、映画部顧問の先生が「自分の周囲5メートル(10?)の映画を撮れ」なんて言って映画部の子達が反感を持つわけなんですが、この映画はまさにその自分の周囲のみで描かれたドラマも何もないエンターテイメントのかけらもない代物で、そりゃ映画部の子も「君吹く(なぜかラノベ風にタイトルが省略されてるのが笑える」に反感持ちますよね。面白くないもの。おそらく、その映画部の部員の気持ちを証明するためにあえてつまらなく撮った映画なんでしょうね。いっちゃなんですが、自分が普通に暮らしていても周囲にもっとドラマはあります。映画の中で描かれるドラマが、リアルな自分の暮らし以下のダイナミックさしかないってエンターテイメントとしてダメでしょ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-12-30 21:32:41)(良:1票)

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