1. 黄昏(1981)
子供の頃によく観た映画のひとつ。ノーマンが死にかけた時は本気で死なないで!って思った記憶が。最近 テレビで観て映像の優しさに感心した。鳥のさえずり、林の中の木漏れ日、湖の光とかキレイ。年をとるとどうしても頑固になっちゃうんだな、でも最後まであんな夫婦でいたい。 9点(2003-12-23 23:08:21)(良:2票) |
2. ハウルの動く城
《ネタバレ》 トトロなどのお子様向けの延長かなと思ってたし、万人向けで相変わらず宮崎ファンを掴んで離さない貪欲な監督なのかと頭の片隅にモヤっとしたままテレビなんで見続けていたら、意外と引き込まれて最後まで見てしまった・・・ 監督がもう65歳?自分が年老いてきて、本人も「老い」、それを取り巻く周りの理解の重要さに気付かれてたのかもしれない。監督にとってはまさに旬のテーマなんだけどファン世代とのギャップで、かわいそうな評価になっているのかなと感じました。 なんとかファンのためにおまけでつけたような恋愛劇みたくなっちゃってるし。 ハウルなんかも初老世代からみれば可笑しな今時の若者なんでしょう。 私はハウルみたいな男大好きですけど。あんな彼氏欲しいし。 生きて、日常を暮らしているだけでも全力が必要な老人の大変さは、わかっていても自分が歳をとらなければわからない。でもそれを学校の嫌いな教師や、教科書で教えられるよりは、宮崎監督の映画で教えられた方がいい。 そして戦争も、ソフィーのようなおばちゃん一人一人次第で世界も変わるかもしれないし、自分は酷いことをされても、やり返すのではなく、ぐっとこらえて相手を受け入れる広い心が必要なんだということなんでしょう。でも私にはソフィーみたいな お人好しにはなかなかなれませんけど・・・ [地上波(吹替)] 7点(2006-07-26 21:34:29)(良:1票) |
3. ニキータ
だいぶ前に観て、このリュックベッソンって女心をよ~わかってるわ~って思ってどんな顔してるか見たくてCMで出てて意外と若いのでびっくりした。仏映画だから出来るのか、なかなか理解してくれない女心を愛しく描いてくれてるようで。。お国柄恋愛が人生みたいな文化だからこそかなとか少ない脳みそで考えてました。なんだか個人的に男性が女心を理解しているということは勉強ができる、仕事ができるとかよりも一番尊敬できる基準になってきてます。昔、太宰治が好きではまったんですが、理由は同じかも。風呂場でプロポーズされて、でも応えること出来ず泣きながら銃を撃つシーンは経験するはずもないけど「わかるわ~」って共感します。”スイートノーベンバー”のセロンも似てるかもしれんけど、これを書いててそこに自分のツボがあるんだと発見しました。ありがとうございます。 9点(2004-01-22 22:02:33)(良:1票) |
4. パージ
《ネタバレ》 イーサン・ホークが主演なので観ただけの映画と前置きしておいて、ストーリーがイマイチすぎ。 実は成り上がりのセレブのため、腕っぷしが強くてタフだった父親が、匿った黒人男性と一緒に武器で 相手を皆殺しにしたという設定の方が面白かったと思うよ。 ツッコミどころや、キャスティングもどうかなとか 娘と息子も、そんな行動するか?って感じでいろいろ文句はつけたいところですが よくあるB級ホラー映画な感じなら、そんなものか・・・ やっぱり主人公は強くあって欲しし、悪い奴が反省するほどにぶちかまして欲しかったな。 あっけなく殺すってのも、そもそもの設定がいまいちだから、ストーリーも展開が乏しいのかもね。 [DVD(字幕)] 4点(2021-09-07 20:33:51)(良:1票) |
5. ローマの休日
楽しかった。泣いたり笑ったり。ローマの街をバイクで二人乗りしてみたい~。楽しいだろうなぁ。カメラマンの友達、何度も蹴られてそのコケっぷりに爆笑。うますぎます。アン王女、何を着てもお洒落だし、知的。キュート♪キュート。今までみる気しなかったけど、ためててよかったかも。素直によかったと言えるから。 10点(2004-03-03 16:11:08)(良:1票) |
6. うちへ帰ろう
小さな劇場で観ました。(今はつぶれたけど)周りは数人の女性だけ。みんなの鼻水をすする音が聞こえてきて、けど一番泣いたのは私じゃなかろうかと思うくらいずーっと泣いた。声がしゃくりあがるくらい泣いた数少ない映画です。長女の父にぶつける怒りのシーンは実は別の映画を観に来たときの予告編からビビビときて「これは絶対観なあかん」って思って、やっぱりそこで大泣きしてしまった。自分に重ね合わせて感情が入った。あんだけ泣けたらすごく爽快感。両親が離婚された方、一度観られたらいいかと思います。長女が自分に代わって怒りをぶちかましてくれます。 8点(2004-01-24 08:37:16)(良:1票) |