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自己紹介 ホームページで映画と本のレビューをやってます。
レビューというよりも、観たり読んだりしたことの記録のようなものですけどね。

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1.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
小説での登場人物を損なわないようにした結果、ショーンやセレステの存在価値が激減しているように思います。 ショーンの心理描写や設定がよくわからないので、妻からの無言電話に彼が謝罪の言葉をかけるシーンでは「何を謝罪しているのか」ボクにはまったくわかりませんでした。 小説ではセレステとデイブの間は「仲は悪くないが心がどこか離れている」夫婦でスタートし、デイブが返り血を浴びて帰ってきた夜、セレステはデイブに初めてときめきを覚えます。それにより彼女の心は「妻」の部分と「恋人」の部分が同居する、という印象をもちました。だから、ジミーに「デイブが怖い」と打ち明けるときも「デイブの隠れた狂気」が怖いのだけでなく、「デイブの痛みを受け入れていけるか」不安な恋人の気持ちが混じっているのだと思ったし、ジミーにデイブが返り血を浴びて帰ってきたことを告白してしまうのも、そういう自分では抱えきれない不安を打ち明けたんだと思えました。だから、ジミーの奥さんが「デイブの話しをあなたにするなんて」とジミーに語りかけますが、妻としてはそうでしょうが、恋人としてはセレステの気持ちは理解できなくない、そういう心の動きがありました。 しかし、映画での彼女がおびえたのは「デイブの狂気」であって自分の心の内面とは受け取りにくい。「デイブの話しをあなたにするなんて」という、弱い人間としか映らない(弱い人間ではあると思うのだけど) だから、映画版でデイブがジミーに刺されるシーンで、デイブがセレストとの生活に希望を見出しているのは可なり違和感があります。映画版では彼らは心を通じ合わせていたのだろうか、と思えてしまう。それに心理的な面で言えば、デイブがショーンやジミーだけでなく、セレステにまで心を開けなかったり、少年性愛者に衝動を掻き立てられるのはあの4日間のせいだけでは説明できない。周りのデイブに対する視線が変わったことで、デイブは「みんなに」心を開けなくなったんじゃないだろうか。どうにか全部を描ききろうとした結果、全員の心理描写がうすっぺらくなったり、違うものになったりしてしまったような印象でした。  
4点(2004-01-21 12:05:36)(良:1票)
2.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
チャーリーという正体不明のボスの本で働く美人諜報員トリオが活躍する70年代のTVシリーズの映画化。 ダンサーから和服、男装と様々なコスプレを着こなし、キャラクター一人一人をクローズアップしていく映像や、アクションシーンでのコマ割りはビデオクリップで名を知られたMcGならでは。現在の撮影技術と工夫を凝らした鋭い映像は現代版チャーリーズ・エンジェルとして申し分ない出来。ストーリーは粗雑だけど、お気楽、面白、パワー前回で最後まで突っ走るこんな娯楽映画を大金つぎ込んで作るんだからハリウッドのパワーは凄まじい。  ただ、エンジェルたちがキュートにはしゃぐだけで知性の部分がまるで反映されていないのは幻滅。 なんか「知恵」とか「賢さ」ってものは、「知識」「技術」とは違うものだと思うんだけどね。 様々な技術を使いこなしていくのは表現されているし、それがエンジェルたちの賢さを表現しようとしているのかな、とは思うんだけど、それはあくまで技術が発達しただけでエンジェルたちの「発想力」「構想力」「奇抜さ」といった「頭の回転力」とは違うと思うんだよね。アクションシーンも爽快は爽快なんだろうけど、男を凌ぐ格闘センスよりも頭脳プレーな印象が際立つようなものを期待してたので、昨今の勘違いたっぷりな「女性の人権問題活動家」あたりが手放しで喜びそうな感じがして、どうなんだ、それは、と。 まあ、ぶっちゃけると、「こんなのチャーリーズ・エンジェルじゃねえ」 単なる娯楽アクションとしては面白いと思うけど。 音楽は抜群にセンスいい。 「Disteny Child」や「Heart」といったラインナップは聞き応えありで、サントラはお勧め。  ルーシー・リューはエンジェルに選ばれるほどかわいくない・・  
5点(2004-02-13 16:20:47)(良:1票)

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