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コメント数 125
性別 男性
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1.  君の名は。(2016)
基本的に流行り物には何でも飛びつきたいミーハーな私ですが、本作に対しては何故か今まで食指が動かず、幸い地上波でやってくれたのでようやく観る機会を得ました。率直に言って、本作は大ヒットに見合うほどの作品ではないと思いました。どこかで読んだり観たりしたことがあるようなベタな感じのストーリーで、せいぜい良く出来た佳作の域を出ていないというか。決して面白くなかったわけではないですよ。それでもひとこと言いたくなってしまうのは、作品の質に見合わない桁外れの動員を記録してしまったが故でしょうか。日本のアニメにも、もっと優れたいい作品があるのになあと、ついつい愚痴をこぼしたくなる感じ。作品の内容よりも、どうしてこの程度の作品が大ヒットしたのかという社会現象の方を語りたくなるというか。
[地上波(邦画)] 6点(2018-01-06 13:40:18)(良:3票)
2.  映画ドラえもん のび太の宝島
劇場にて、妻と7歳の娘と4歳の息子と鑑賞。家族全員が大満足というおそるべき作品でした。春休みに家族で行くファミリー映画としては満点に近いと思う。妻と娘が同じシーンで涙を拭いていました。子供には難しいシリアスなシーンでも、キャラがいきなり変顔をしたり変なポーズをとったり、4歳の息子も飽きることなくゲラゲラ笑いながら楽しんで観てました。アニメーションとしても迫力のある画で、私にとっても見所が多かったし、正直、ウルっときた場面もいくつかありました。のび太の勇気とかジャイアンの男気とか。まあドラ映画のいつものアレですが。細かいところでケチをつけたい部分はいくつかあるけど、子供も大人も同時に楽しめる作品に仕上がっているのは賞賛に値するでしょう。ただし、今回の冒険のきっかけであり、作品のメインテーマである、親子のすれ違いとその克服ということについては、ちょっと掘り下げ方が足りないというか見せ方が表面的な感じがしてしまって、歴史に残る名作とまではいかないかなと。
[映画館(邦画)] 7点(2018-03-15 10:59:19)(良:2票)
3.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
障がい者施設に勤めています。だもんで、音大を目指す娘と耳の聞こえない家族、という設定を知った時点で、コンサートのシーンで無音になる演出があるんだろうなと分かっちゃいました。聴覚障害者はこういう世界で暮らしているということを、支援する我々は知っておかなくてはならないので、こういう研修はたくさん受けました。でも分かってたのに泣かされちゃいました。演技は良かったし、演出も丁寧でした。耳の聞こえない孤独が、わざとらしくなくさりげなく描かれていると思いました。仕事柄、障がい者を扱った映画をたくさん観てきましたが、障害の当事者も、その家族も、それぞれ前向きに自分の道を歩いていくというストーリーは素直に感動しました。ご都合主義だって言う人もあるかもしれませんが、映画には夢を見させてほしいものです。特に困難を抱えている人を題材にしているときはなおさら。
[映画館(字幕)] 8点(2022-02-01 23:48:36)(良:2票)
4.  すばらしき映画音楽たち
私は映画音楽マニアです。監督より先に作曲家をチェックしてしまうようなタイプ。この映画にはひたすら感動。そして感謝。あの憧れの作曲家が喋ってる!、もうそれだけで感涙ものです。ざっくりとではありますが映画音楽の歴史について言及されているのも良い。ものすごい密度、情報量ですが、それでもとりこぼされている巨匠があまりに多いことが悔やまれる。ニーノ・ロータもミシェル・ルグランもフランシス・レイも出てこないのは本作がアメリカ映画だからか。しかしアメリカ映画ならばミュージカル系の映画をもっと取り上げても良かったのでは。まあ色々言いたいこともあるけど、それでも本作のようなドキュメンタリーが作られたことに感謝。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-19 09:46:06)(良:1票)
5.  思い出のマーニー
十数年前に原作を既読。児童文学としてはトップレベルの傑作だった記憶はあるが、なにせ随分昔に読んだきりなので細かい筋は忘れていた。舞台が日本に移されているので、あれっ?と思ったが、観ているうちにストーリーをどんどん思い出してきた。日本的なアレンジを加えつつも、ストーリーはかなり丁寧に原作をなぞっており、内面描写の多い難しい作品を上手くアニメ化できていると思った。主人公とマーニーの関係を明かす謎解きみたいなのも確か原作には無かったと思うが、アニメらしく分かりやすくなって、良い改変だと思った。但し、内面描写が肝の作品なのに、そこの部分がちょっと物足りない感じは残った。[訂正]原作には謎解きが無かったと書いてしまいましたが、記憶違いでした。失礼しました。
[地上波(邦画)] 7点(2016-01-03 15:10:59)(良:1票)
6.  江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
なんなんだ、これは。やりたい放題でないか。日活ロマンポルノを観るのは初めてなのだけど、思っていたのと違って、そんなにエロ度は高くなくて、作品としてしっかりしていて、強く作家性が感じられることにも驚いた。何よりも、石橋蓮司の演技(というよりもはや顔芸)が上手すぎて笑ってしまう。まあこれは99%くらい石橋蓮司の映画です。乱歩の原作からはだいぶ乖離しており、ラストのオチも正直なんじゃこりゃと思ったけど、作品として表現したいことは伝わってきた。私は江戸川乱歩の映像化作品は相当観てきたつもりだけど、その中でも上位に入る。エロを期待して観た人には肩透かしかも。
[DVD(邦画)] 7点(2018-10-07 01:08:59)(良:1票)
7.  禁断の惑星
これは素晴らしい。もっと早く観ておくべきだった。ロボットの造形の古臭さで損をしているような。いや、このレトロさこそが最大の魅力でもあるのだが。なにしろ1956年ですよ。鉄腕アトム、鉄人28号のアニメが1963年。日本の漫画アニメに与えた影響はいかほどだろうか。面白い作品だったのかと問われたら正直そうではなかったのだけど(今の基準では仕方ない)、損したなんて微塵も感じなかったし、むしろちゃんとSFになっていてびっくりした。心からレスペクトしたい作品。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-18 23:48:44)(良:1票)
8.  かぐや姫の物語
まずは脇を固める声優陣の演技が素晴らしいと思う。唐突で分かりにくいところがある古典が、現代人の我々にも感情移入できるように表現できているのは、声優陣の力が大きいのかなと。ただ脚本がちょっと理屈っぽいかなあと。屋敷から走り出るところとか、月に帰るところとか、アニメーションとして息を呑むような美しいシーンもいくつかあり見応えがあった。
[地上波(邦画)] 7点(2017-08-05 14:24:05)(良:1票)
9.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
小学生の子供とともに鑑賞。普段はユーチューバーのしょうもない動画ばっかり観てる子供も熱中してましたよ。しかし1972年ですよ。この時代にここまで凄いセットを組み凄まじい映像を実現しているにもかかわらず、むしろキャラクターの造形や人間関係に重きが置かれているからこそ古びて感じないんでしょうね。昔観た時は気づかなかったけど、今は結構英語がわかるので、ところどころにクスッと笑えるセリフが仕込まれていることに気づきました。やっぱり脚本が良い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-13 11:32:06)(良:1票)
10.  借りぐらしのアリエッティ
原作はシリーズの5作品全部読んでおり、それなりに思い入れがあるので、ケチを付ける気まんまんで観ましたが、いやあ、見事!の一言。もっと早く観れば良かった。文章をビジュアルとして提示出来る強みが最大限に発揮されてます。何気ない背景や小物類にも色んなアイデアが詰まってて細かいところまで見応えがあります。基本的に1作目のストーリーを軸に、2作目と3作目の要素もちょっとプラスしている感じですが、原作を読んだ人ならきっと大満足できる内容にまとまっていると思います。それにしても公開から6年も経っているのに続編が作られる気配がないのは残念です。実は、原作は、1作目よりもそれ以降の作品の方が面白いんです。気球を作って空を飛ぶ4作目なんかすごくアニメ映えすると思うんですが。抜群の素材(原作)がまだ手つかずで残っているのに、このまま一作だけで終わってしまうのは勿体ないなあ。
[地上波(邦画)] 8点(2016-04-22 00:39:51)(良:1票)
11.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
20年以上ぶりに再鑑賞。前に観たときは、まだネットが発達する前でしたが、「月面着陸はNASAの捏造」みたいな陰謀論が流行っていて、本作もそのスジでは有名な作品でした。改めて観ると、ディテールの作り込みの甘さを感じますが、ストーリーは古びていないというか、エライ人が繰り返す「みんなのためなんだ」という言葉に翻弄される登場人物たちの姿に、今もって訴えかけてくるものがあります。あと当時は終盤のチェイスシーンは別になんとも思いませんでしたが、CG全盛の今観ると、これは凄い!ちょいと古めかしいところやツッコミどころもあるものの、今でも十分に観る価値のある作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-16 16:43:00)(良:1票)
12.  めまい(1958)
3回目、およそ20年ぶりの鑑賞。若い頃はキムノヴァクにばかり目が行っていたが、ロケーションの見事さにびっくりした。街中も郊外も屋内も美しく色彩豊かで息を呑む。ストーリーも素晴らしい。ミステリーは謎解きがあまり複雑になると映画では厳しいが、このくらいがちょうどいい。演技も素晴らしく、特に後半のキムノヴァクは本当に良いと思った。キムノヴァクで良かった。あえてケチをつけるところを探すなら、甘美な音楽が印象的だが、それがほとんどずーっと流れっぱなしのうえ、音楽の「圧」が強すぎて、現代の感覚ではちょっとクドく感じてしまう。しかしこの映画のミステリアスかつ甘美なトーンを決定づけているのが音楽であることも確か。若い頃に観た時も傑作と思ったが、半世紀に亘りさまざまな映画を観てきた今、人生でベスト映画の一つと確信します。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-02-25 19:46:35)(良:1票)
13.  ボヘミアン・ラプソディ
とても残念ながら、素晴らしい素材を扱っているのに凡作に仕上がっている。もちろん音楽は抜群(もう反則レヴェルだよ)。俳優たちの、ご当人たちへのヴィジュアルの寄せ方も凄い。ライブエイドの再現もなかなか。しかしドラマの部分の見せ方やシナリオがどうにも単純で浅い。より多くの観客(子供も含む)に受け入れてもらうために、レヴェルを落とした感じ。確かに本作は大ヒットしたので、狙い通りということなのだろうが、フレディに焦点を当てるのならば、もっと心揺さぶるドラマが作れたはずだ。惜しいというか、とにかく残念感が拭えない。
[地上波(吹替)] 5点(2021-06-18 22:04:53)(良:1票)
14.  ファンタスティック・プラネット
ストーリーは寓意的にもとれるが、たとえそれにしても陳腐で、やはりこの作品の魅力は、独特の世界観とビジュアルの素晴らしさにあると思う。また言及する人が少ないが音楽にも特筆すべきものがある。初期のプログレッシブロックのようなサウンドは、今の耳には随分古臭く感じるし、映像とのミスマッチ感も甚だしいが、そのねじれた感じがより一層作品に異様な迫力を与えている。もう一つ言うと、フランス語の響きも独特で、本作を唯一無二のものにしている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-04 19:22:34)(良:1票)
15.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
劇場で観て良かった!ゴジラが東京で暴れるシーンは大変迫力がありました。戦争で焼けた東京の街並みも一体どこまでCGなのかわからないクオリティでした。当時の技術でどうゴジラと対決するかというアイデアも素晴らしかった。賛否ある人間ドラマの部分も良いと思いました。主人公もヒロインも生き残って結構じゃありませんか。エンタメってこういうものだと思う。子供と一緒に見られる絶妙な匙加減になってると思います。ただ個人的にはシンゴジラの方が面白かったですが、あれはちょっと変化球になるのかな。こっちは直球、豪速球って感じ。
[映画館(邦画)] 8点(2024-01-24 22:35:06)(良:1票)

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