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1.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 
もともと子供に読んであげる、もしくは本というものに慣れ始めた子供が読むために書かれた作品を原作としているので、他の方が仰るような不満は特に感じない。 大体、子供向けを大前提にしている映画に対して高度な深読みや、物語の整合性なんか要求しても仕方ない。 サンタクロースが突然現れたシーンは、むしろそれを躊躇なく入れたことを評価したい。 ご都合主義の極みのような場面だが、児童文学にそれを排除することを求めるのは野暮ってものだ。 それを言い始めたらそもそもタンスから異世界に行くというのも変だし、不思議の国のアリスでウサギが時計もって走り回るのも変だ。 子供をドキドキさせ、ワクワクさせる。それが一番の目的なんだから我々大人の目から見て唐突であったり、吹き出してしまうようなシーンだって問題はない。 ただ悲しいかな現代の子供たち(特に日本の)は指輪物語に代表されるこれらの原作たちのフォロワーと言ってもいいコンピュータRPGや、マンガ、アニメを体験してしまっている。 だから新鮮さや興奮は当時原作たちに触れた子供たちに比べられない。 私自身は現在のRPGの元ネタが散見できてそこそこ楽しめた。
[地上波(吹替)] 8点(2008-05-18 23:53:16)(良:2票)
2.  実験室KR-13 《ネタバレ》 
この映画を表すと「面白くない理不尽」 ソウやエス、キューブなどの似たような映画は理不尽であっても面白い。 なぜなら、それらには観客を納得させる要素が含まれているからだ。 ソウならば黒幕の動機、エスならば実体験とリンクさせられる説得力、キューブなどは理不尽さそのものが映画の根幹をなす。 しかし、この映画は観察者が最初から出ずっぱりで、ご親切なことに同情までしてくれる。 はっきりとした目的こそ明かさないものの、国家が関わっていることも、仕掛けを発動させるタイミングも、観客に教えてくれる。 何せ、被験者たちが取る行動まで細かく教えてくれるのだ。 「(音を出して)刺激を与える」とか「ヒントに気づいた」とか。 なにせ通気口から逃げ出せるかも、と被験者が視線を飛ばした瞬間「逃走路発見」と来る。 これでは被験者側に感情移入など出来ようはずもない。 では、観察者側はというと。 まず苛々するのが、女博士のフラッシュバックと妄想。 何回もするほどのことだろうか。 次に伏線の張り方。 9.11をそんな早くから匂わせたら興ざめというものだ。 質問文が堅い文面で外国人を思わせる、というのも、女博士に説明させたら駄目だ。 せっかくイスラムっぽい話し声が聞こえるという仕掛けがあるのだから、被験者が質問文と併せて、アルカイダに拉致されたと推理させるべきではないか。 そして、ラスト近くで実験の目的が明らかにされるのだが、幾つか首をかしげるところがある。 まず、実験であるのにいつのまにか育成になっている。 作中で実験とされているものははどちらかというと育成、もしくは判別プログラムである。 次に、黒幕の男が生存者に対して放った一言である。 どう考えても軽率極まりない行動、言葉であろう。 なにせ、実験(と称するもの)はまだ終わっていないのだから。 そして、最後にあの被験者が黒幕の望む人間になれるのかということ。 むしろ誰も傷つけたくないと自殺してしまうような気がするのだが。 というか私なら9.11の遺族をそういう存在に仕立て上げる。 こっちのほうがより効率よく、かつ間違いがないような気がする。 倫理的には大いに問題があるが、いまさらな話である。 そもそも、アルカイダ側のそれは、そういう人達が多いのではないだろうか。 アルカイダがKR計画を実行しているとは思えないし。
[DVD(字幕)] 3点(2010-07-16 05:54:18)(良:1票)
3.  11:46 《ネタバレ》 
カルト宗教の狂信者がテロを起こして、それから生き延びるサバイバルホラー。 演出やグロメイクなんかは予算もあるのだろうが甘い、B級映画の枠ギリギリだ。でも、見ててため息をつきたくなると言うほどではない。クリーチャーデザインなんかも結構凝ってるし。  問題は脚本。 私も最初は「ああ、悪魔を蘇らせないようにと他人を殺し続けてた奴らが実は本物の悪魔だったんだなあ」っていう陳腐な結末だと思った。 途中までは狂信者の不気味な無邪気さと恐怖で売ってたのに、それはないだろと。 だが、二度目の鑑賞(結構いい感じのショック描写があるので再見したくなった)でそれが違うことに気がついた。 注目点は「ヒロインの肩にある古傷」と「マフィン」である。          以下重大なネタバレ  終盤、ヒロインは肩をレイプ魔信者に斬りつけられる。 そして、冒頭のシャワーシーンで、彼女の肩にはその傷がある。 最初の夢オチは彼女のPTSDであり、予知夢でもなんでもない。 赤い水に溺れるのは教団が放送電波を占拠したときに流していた映像を象徴している。 つまり、時系列で言うと、「女性患者が電車に飛び込む」→「モンスターに詰め寄られるラスト」→「オープニング」という造りになっているのだ。 実際、ニュースでも信者へのテロが相次いでいるとしている。おそらく、今回の事件で家族を殺された人間達の復讐だろう。 狂信者以外でモンスターを見るのはヒロイン、カップル女、地下鉄ハゲスタッフ。 カップル女はマフィンを食べているところをからかわれる。ハゲスタッフは三日間マフィンと思われるモノしか食べていない。ヒロインも教団のポスター前にあったマフィンを食べている。つまり、マフィンに何らかの幻覚物質が仕込まれていて、それが作用したことでモンスターを見たということ。  解りにくいっ! つーか、こんな伏線、この手合いの映画にあるなんて反則だろ(笑)  ちょっと感心したのはオープニングのニュースで、信者に対してテロが行われているという点。 なぜなら、テロを受けている信者達は教祖の指示に従わず、毒を飲まなかったということになるからだ。 そう考えると、監督は過激なカルト信者の覚悟なんてその程度のもんだと皮肉っているようにも思える。 登場する信者の中にも教義がすべてだってヤツばかりじゃなかったし。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-26 03:09:26)(良:1票)
4.  バタリアン 《ネタバレ》 
小学生のころ見て怖いと同時にひどく興奮した記憶がある。 それから今まで幾度となく鑑賞し、今回、DVDで再度楽しむ。 あれ、何か妙に安っぽい? デジタル化された映像は綺麗すぎてなんだか物足りなかった。 しかし、面白さは健在。 ロメロのゾンビ三部作+1、フルチゾンビ、リメイクドーン、面白いと思えるゾンビ映画はいくつも見てきたが、やはり自分はここが故郷のようだ。 テンポ、絶望感、展開の絶妙さ、思わず唸ってしまう。 最後のオチも、実際に出現したらそうするだろうと思わせる。  続編はリターンズ以外はなかったことにしてしまいたいが。
[DVD(字幕)] 10点(2007-11-09 23:18:57)(良:1票)
5.  HATCHET/ハチェット 《ネタバレ》 
13日の金曜日などに代表されるスプラッターホラーへのオマージュ満載のB級映画。 突っ込みどころも満載。 基本的に殺人鬼ビクターは不死身なのだが、かといって肉体的に強いわけではなく、銃で撃たれれば無力化し、燃やされても無力化し、鉄骨に突き刺さって無力化し……たぶん、この手の映画で最弱と思われる。ぶっちゃけ、生き返るところを攻撃し続けたら安全なんじゃないのかw 途中、ビクターの唾液を吐きかけられて気分が悪くなるシーンがあるのだが、てっきり感染してビクターになってしまうのかと思ってしまったw というか、下敷きになって抵抗してるんだから歯を食いしばって力を入れろよwバカみたいに口開けてるからw
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-01 10:59:18)(良:1票)

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