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1.  涼宮ハルヒの消失 《ネタバレ》 
この作品は、原作が「ハルヒ」シリーズ中飛びぬけた人気を誇り、ファンが長らく映像化を待ち望んでいたものです。それだけに、ファンも制作スタッフも期待と不安がずっしりと蓄積されていました。完全秘密裏に制作が開始され、1年以上の工程を経てこの2月、ついに日の目を見たわけです。完成した『消失』は、驚くべき作品でした。小説の映像化をここまで律儀に忠実に作った映画が今まであったでしょうか。個性の強い監督なら原作は自分色に染めるための焚き木くらいにしか考えていません。160分という上映時間も破格。興行的にいうなら長尺の作品はマイナスです。それを結果的に無視しここまで主人公たるキョンの語り口に惚れこんだスタッフの姿勢に感服します。 キョンと一緒に泣いて笑って苦しんで、傍観者であることをやめる彼を応援したくなる素敵な映画になりました。シリーズを知るものとして9点をつけさせてもらいます。 
[映画館(邦画)] 9点(2010-02-13 18:35:24)(良:2票)
2.  ダークナイト(2008)
バットマンの設定が、ここまで暗く・重くなり、しかも全米の観客に 受け入れられたという事実に、隔世の感を感じます。米国も変わりました。 昔、バートン監督がバットマンを映画化したとき、僕はこの作品がピカレスクロマンになるという発想がなく、暗い暗い物語に出会って興奮したのですが、この作品は さらに上を行きました。 貧乏のどん底でどうしようもなくなって犯罪を犯した人もいるでしょう。そんな犯罪者を、ありあまる財産を湯水のように使っていじめまくるバットマン。好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-11 19:40:19)(良:2票)
3.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
音響効果やCGなどは他の方々におまかせして、記したいことだけ少々書きます。 ここで登場するゴジラは、現在の米国の暗喩に見えます。「暴力的で凶暴だけど正しいと思ってやってる俺ヒーローのはずなの。世界で評判悪いしだれもわかってくれないけどさ」 監督が核開発に良心をとがめており、なんとか罪悪感を逃れたいと思っているのを設定で感じました。ゴジラが米軍の空襲と原爆のイメージによって生まれたことを監督はよく知っています。それでも核爆弾に正しい使用法があると信じる作品内の米軍には砂糖のような甘さを感じました。
[映画館(字幕)] 6点(2014-12-23 20:58:50)(良:1票)
4.  ルパン三世 THE FIRST 《ネタバレ》 
観るまでは作品の出来に半信半疑だったのですが、快作でした。3Dの重厚な質感の中でキャラが動き回るのは思った以上の感動。とくにアクションの切れの良さはフルアニメならではと思えます。ルパン一家の造形も良く、中でも次元大介は気に入りました。最近ナチスやヒトラーのドキュメンタリーを見たせいで、たとえアニメであってもヒトラーを動かすとヤバいですね。若い娘とルパンの冒険という話は、手あかのついた定番すぎる気がしましたが、声をあてた広瀬すずの声質と演技(動画も含めて)で魅力的になったと思います。お正月に観る映画にふさわしい作品でした。
[映画館(邦画)] 7点(2020-01-04 09:25:28)(良:1票)
5.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
事前に情報を遮断して観に行きました。個人的にとても面白かったのでほっとしています。 今回アクションが主になる作品になるだろうと思っていましたし、アニメーターとして狂気の動画を描き続けてきた庵野氏の実績から見て、役者やスタッフへの要求は厳しくなるだろうと想像していました。その試練を乗り越えた逸品と思います。 また登場するキャラも濃く、それを演じる役者たちも皆よかったです。特にヒロインの浜辺美波さんには驚かされました。 今作では謎の政府機関の二人組が出てきますが、政治過程やら煩雑なネゴシエーションやらを付加しなかった点が好印象もてました。 ただ、無い物ねだりですが、主要人物達をゆったりとした流れで描くとどう見えただろう、と妄想したりもします。 BD発売の段階で毎度修正バージョンを作ってきた庵野氏のことですから、追加撮影や再編集があるかも知れませんね。
[映画館(邦画)] 7点(2023-04-15 22:50:24)(良:1票)
6.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
「SF映画にリアリティを求めるのが野暮」と言われる方には申し訳ない。完全なリアリティを求めてはいない。だが、作品の中にしっかりとした存在感をもたせる設定をしてほしかった。彼らの戦い方や作戦が説明不足なのか、すべて無謀に見えるのだ。いきあたりばったりに突っ込んで犠牲を増やしてる印象が強すぎる。「犠牲は尊い」というのがテーマなら、もっと説得力のある描き方をしてほしかった。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2015-01-07 10:15:32)(良:1票)
7.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
マッドマックスシリーズのことは何も知らずに観ました。そして圧倒されました。狂気のビジョンは物凄く、これを数十年間も頭の中に入れていて監督はよく狂わなかったものだと感心します。自動車修理の番組を好んで見るので、リアリティについて言うなら不適なところは色々ありますが、それを視聴中は感じさせない迫力に酔いました。ところどころ黒澤映画の演出を借用しているところがあり、そこも興味深かったです。
[3D(字幕)] 8点(2019-08-23 22:27:02)(良:1票)
8.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
この作品は難しい。すでに連載中の原作を読んでいたせいで予備知識を持ちすぎていました。まんがでの独特の表現にも慣れていたため絵柄が清潔すぎてうまく自分に噛み合いません。「ラピュタ」や「カリオストロ」と比較すると、動画枚数が明らかに少なく、不満でした。原作のほうも、物語のテーマと演出法に齟齬が生まれている気がしていまひとつです。ナウシカにとって「正しい」ものと「美しい」ものは同義です。でも 美しいものは、本当に倫理的に正しいといえるでしょうか?宮崎氏の考え方に疑問を感じた最初の作品です。
[映画館(邦画)] 5点(2010-01-10 01:35:28)(良:1票)
9.  シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 《ネタバレ》 
全編下品(フランス人の趣味か監督のセンスか)なギャグとアクションの連続でありながら、それでも原作の世界観・空気を残留させている佳作。実際よくまとめられた、と感心します。出演している役者全員が男女を問わず役者魂というか体を張っている。こんな汚れ役な演技を真面目にし続けるのだから、喜劇役者はアクション俳優以上に心身強靭でないとやれないと思います。脚本執筆に18か月かかったといいます。主演もやってる監督の心血を注ぎこんだ作品といえるでしょう。原作愛も含めて高得点にしたいところですが、下品さで差し引かせてください。(後で気が変わるかもしれませんけど)
[映画館(吹替)] 6点(2019-12-09 22:26:30)(良:1票)
10.  女王陛下の007
「007はやっぱり新兵器」なんて思っていたガキの頃、この映画は衝撃だった。アクション・ドラマ・小道具いろんな意味で勉強になる作品で、自分のリアル志向はこの映画が原因と今でも思う。  最初に見たときしびれたのは、夜明けのヘリによる攻撃の場面のジェームズ・ボンドのテーマ。自分の秘密基地が爆発するのを見たブロフェルドの泣きそうな顔も良かった。原作に忠実なので小説ファンにもたまらない作品だろう。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-12 01:25:55)(良:1票)
11.  がんばっていきまっしょい(1998)
青春映画は、青春を終えた人には郷愁の物語だ。でもそれは今現在が青春の人には味わうどころではない。老人はたいがい郷愁に生きざるを得ない。40代・50代の人の現在も老人には郷愁となる。自分の普段の生活に対して涙腺ゆるまれるのは、若者もいい迷惑だろう。たまにはこんな映画もいいが、すべての映画がこんなだったら嫌だ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-10 21:07:04)(良:1票)

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