Menu
 > レビュワー
 > 浅田荷葉 さんのレビュー一覧
浅田荷葉さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 48
性別 男性
自己紹介 小津と是枝はブラックリストに入っている

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
>> 通常表示
1.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
金曜ロードショーのコメントで、最初の三十分くらいでこの映画を判断するなという監督のコメントがあったが、あくまで最初の三十分で想定したレベルで映画が終わった。極めてオーソドックスなエンターテインメント映画であり、この映画が「優れた映画」に位置するようでは映画のレベルが低いと言わざるを得ないのではないか。エンドロールのシーンを見せたいのは伝わったが、それを含めてもあくまで平均的な着想及び品質の作品である。
[地上波(邦画)] 1点(2019-03-12 02:37:08)(笑:3票) (良:2票)
2.  野いちご 《ネタバレ》 
分かりやすいが単純ではない。誰にでも分かるようで、誰にもわからない。 この単純そうな見た目と背後に流れるもののギャップに胸を抉られたような気分になった。 少なくともハリウッド映画のような、「好転して良かったね」という映画ではない。 残念ながら、そのような水準で本作を見る者は多そうだが。
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-27 23:40:22)(笑:1票) (良:1票)
3.  風立ちぬ(2013)
地上波で流れているのを見かけ、不意に三度目の視聴。 本監督らしいエンターテインメント映画でありながら、質も高い作品だと感心しながら見ていたが、 見ているうちにそのエンターテインメント性が何か別のものに転化していった。 本作で最も批判されているシーンが最も素晴らしいシーンであるのは皮肉である。 生きることの閉塞感、それも、閉じているというよりも、閉じていくというような、たまらなさ。 それが開放されるということもなく、本作は終わっている。 観終えた後、この作品について話そうとしたとき、不意に涙が溢れて止まらなくなった。 生きることについて、タルコフスキーの「サクリファイス」を優れた作品だと考えていたが、 本作のほうがずっと上だと今回考えを改めた。
[地上波(邦画)] 10点(2019-04-13 01:02:19)(良:1票)
4.  天国と地獄 《ネタバレ》 
浅くないエンターテインメント映画として見事に完成されている映画。 ケチを付けようと思っても付けようがない点で黒澤作品の懐の深さを体現している。
[DVD(邦画)] 6点(2019-03-18 09:01:56)(良:1票)
5.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
間違いなく素晴らしい映画だが、このテーマをこの題材で扱う必然性はかなり薄い。 無重力のシーンや夢のシーンは美しかったが、無意味に世俗的なラストシーンなど、この映画を台無しにする部分が幾つかあった。 音楽の使い方がうまく、ぐっとするシーンもあったが、それらのシーンは「ソラリス」とは関係のないシーンばかりであった。 題材をより直接的なものにした後期の作品での方法で、このテーマが扱われていれば、おそらくより良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-26 15:58:50)(良:1票)
6.  3-4X10月 《ネタバレ》 
強く惹きつけられた。あの「ソナチネ」より好きな作品だ。 ナンセンスなバイオレンスはある程度北野武に一貫しているが、この映画ではそれが最も明確に成されている。 特に兄貴分に「指を詰めろ」と迫られ、冗談かと思っていると本当に叩き切られ、それでいてなお関係は変わらず継続していくシーンは、北野映画の全シーンの中で最も優れている。 ラストシーンが、あれだけ上手く機能したのはおそらく意図によるものではないだろう。 映画全体のナンセンスさが、夢のナンセンスさとぴったり合致している。それでいてその生々しさが、けしてそれが「夢オチ」などという安易なものではないという印象を焼き付ける。 この映画を見終えたものが「あの出来事が夢だったとしても、現実だったとしても、全く同じことなのだ」とさえ気がつけば、あのオチに宿る奇跡の意味をおそらく知ることになる。
[DVD(邦画)] 8点(2019-03-12 03:23:53)(良:1票)
7.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 
長所と短所が狙い通りくっきり彫り出された傑作であり、長所は面白いことであり、短所は下品なことだ。 下品というのは、何も性的にばかり下品だと言っているのではない。 面白おかしく作られていることを含めたこの映画の全てが下品であり、人の心を荒ませるような醜い映画だ。 もし「客観的に」採点しなくても良いなら、この映画は観るべきでないという意味で躊躇いなく0点をつけたいところなのだが、映画の面白さを採点の基準に据えるこのサイトへ敬意を払い、常識的な点数(とはいえどうしても嫌いな映画であるがゆえに低めになってはしまうが)を付けることとする。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-12 02:16:28)(良:1票)
8.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
二度目の視聴。一度目観た時はかなり気に入ったが、再度視聴してやや意見が変わった。 この作品以前に撮られた「3-4X10月」と比べるとどうも見劣りする。 本作は各シーンの無造作な継ぎ接ぎ感が否めない。 脚本上、物語における起伏は望めないのだから、シーンをもう少し絞って、 もっと腰を据えてどっかり撮ったほうが効果的であったように思う。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-28 22:48:17)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS