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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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21.  アグネス 《ネタバレ》 
サイコ2のメグ・ティリーのキュートさにすっかり惚れてしまい本作品にたどり着きました(笑)。サイコ2のノーマンをかばおうとする行動派のメグ・ティリーもとても良かったのですが、こういった純真無垢な役を演じるのも合ってますよね。 さて、この映画ですが、実は監督が言いたかったのは、この世の中が如何に汚れているかという事だったのかもしれませんね。修道院の中では神に仕える無知で純潔な人間が、一歩外に出るとそんな人間も精神異常の悪者扱いをされてしまう・・・ってすごく悲しい事ですよ。 映画の途中で、男が出てきたらどうしようどうしよう・・・出てきたらやだな~って祈るように見てましたよ。結局出てこなかったので、あの子は神からの授かり物だと自分の中でそう信じる事にしました。しかし、最後のアグネスのあの歌には本当にぞっとした。度肝を抜かれましたよ。 ところで、この映画の不満なところは、最初にキャストの名前を順番に出していくところで、メグ・ティリーが3番目に出てきたところがどうも納得いかないんですよね~。ジェーン・フォンダが最初に出るのはしょうがないとして、アン・バンクロフトの後にメグ・ティリーの名前が出るのがちょっと気に入らないかな~。見かたによっちゃあこの映画、メグ・ティリーが最初に出てきても決しておかしくはないはず。最後の鳩を放つシーンなんか本当にいい顔をしていてとてもよかったのに・・・。主演女優賞と助演女優賞とでは全然違いますしね。ちなみに、このサイトには出てないですが、メグ・ティリーはこの映画でゴールデングローブ賞の助演女優賞を取ったそうです。
7点(2004-07-15 12:59:43)
22.  アンジェリカの微笑み 《ネタバレ》 
オフィシャル見ると、夭逝した美女の最後の写真を撮ったイザクに不思議な出来事が・・・とあるのですが、 そもそも、亡くなった人の写真を撮るという事が行われていいものなのか?(しかも、三脚を使わずに手持ちで撮るなんて・・・) アンジェリカの幻影と空を飛ぶシーンがありましたが、最後に家主が飼っていた小鳥が死んだ時に狂ったように駆け出して行ったのは、小鳥をアンジェリカに見立てていたという事なのでしょうか?その割には、それを暗示させるような描写がなかったように思えますが。 また最初は、機械ではなく人の手で耕すほうが面白いと言っていたにもかかわらず、後の方になってくると機械で耕作するところを撮っていたりする心情の変化も非常に読み取り辛く感じられました。 撮った写真を並べて吊るす事の“映画的な”意味を考察してみると、農民の働く姿とアンジェリカを同系列的に一括りに捉えていると解釈することが出来ますが、接点が見当たらないため的外れな考えなのではと思いましたが、ラストでアンジェリカの手によってイザクが天に召されていて、それに被せるように農民の歌を聞かせてエンディングへと誘っていたところを見るに、やはり農民の存在もこの物語では不可欠なものなのかも知れません。 などなど、非常に難解でいろいろなメタファーに富んだ作品とお見受けしましたが、これはもう自分にとっては完全にお手上げ状態な作品なのでありました。
[映画館(字幕)] 6点(2016-01-27 23:28:39)
23.  赤い河 《ネタバレ》 
ウエスタン+ロードムービーの淡々とした物語という印象。 街へ向かう道中で仲間割れや牛の逃走、赤い河を大挙して渡ったり女と出会ったりと様々な出来事が起こりますが、どれも皆過程の一部にしか感じられず、盛り上がる要素に乏しい感じがしました。 ダンソンは勿論、彼を取り巻く仲間たちも皆悪意のある人物はおらず、仲間割れはあるとはいえ男気プンプン漂う雰囲気は決して悪くはないと思います。 要は、遠路はるばる牛を引き連れて仲間と共に大移動する苦労が伝わって来れば良いわけで、そこはコントロールし切れない牛の大群を追いかけるシーンだったり、インディアンの襲撃を受けるシーンを見れば勿論わかるのですが、キートンやほかのウエスタン映画でも似たようなシーンを見たことがあるからなのか、自分にとってはワクワクドキドキしたり唸らされたりといった事が少なく、楽しさという点では他のウエスタン映画に譲らざるを得ないという評価になってしまいました。
[映画館(字幕)] 6点(2015-01-29 00:02:12)
24.  アルコール先生 公園の巻 《ネタバレ》 
冒頭のスリとのワンシーンがアホらしくて笑っちゃう。 舞台は言うまでもなく公園。人ごみに紛れているわけでもなく、1対1であんなに堂々とスリをする方もする方だし、される方もされる方で、余りの馬鹿馬鹿しさに妙にウケてしまいました。 その後でまた同じ人が出てきますが、チャップリンが杖の先で取った水筒みたいなのは何だったんろう。水筒もらってそんなに喜ぶかなぁとか思いながら見ていましたが・・・。 終盤で水辺のシーンになると、これはもうほぼ100%誰かが落ちるんだろうなということが予測できてしまうのですが、自殺志願者がお尻を突き出して蹴られるのを待っているっていうのもこれまた馬鹿っぽい。 この頃のエドナはちょっとぽっちゃりしていましたが、それはそれでまた可愛くて良いです。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-20 22:22:12)
25.  暗黒街の弾痕(1937) 《ネタバレ》 
ヘンリー・フォンダ扮するエディーが好演。なんですが、何故ジョーンが彼に惚れたのかが不明のままで、しかもストーリーの途中で運送屋のボスに暴力を振ったりというシーンが出てきていましたし、おまけに過去に2回も刑務所に入っていたと言うから、その謎は最後まで解消されないままでした。二人の背景が曖昧だから、例えて言うならば、根をちゃんと張っていないまま伸びてしまった木のような印象で、ストーリーに深みが感じられませんでした。 愛し合う過程が描かれない映画はよく観ますが、ストーリーに入っていける映画とそうでない映画とがあり、違いはどんなところにあるのか?これはよくわかりません。 ただ、映像的には確かに格好良いところがいくつかあって、鉄格子の影の造形とか電報の見せ方などは印象に残るものがありました。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-13 22:21:43)
26.  アルコール先生 ピアノの巻 《ネタバレ》 
ピアノが本物のピアノのように見えるのが良い(笑)。ちょっと使い込まれた感じが出ていて本物のような重厚感が出ていても軽々と床を滑りながら動くところが見ていて笑っちゃうし、そのピアノを一人で背負うチャップリンはそれだけで可笑しい。 ピアノを荷台に乗せて移動するシーンを合成なしで撮っているシーンがごく当たり前のようであるのだけど好き。 あと数十年後にこんなシーンが出て来たら人物と背景とを別々に撮って合成したりするケースがよくあるので、役者とカメラを現場に移動させるという労を惜しまない作業が嬉しく思えてきます。 ロバが宙に浮いてジタバタするところなんかは、チャップリン映画では珍しい動物の好演。何で後ろに傾いたのかは原因不明なんだけど(笑)。
[映画館(字幕)] 6点(2012-09-30 01:40:57)
27.  アーティスト 《ネタバレ》 
3D全盛のこの時代に無声映画がオスカーを取ったという物珍しさもあって、興味半分で観に行ってきました。 本作は自分が大好きなフランス映画の筈でしたが、むしろハリウッド調の誇張されたストーリーや演出が数多く見受けられ、中でも、主人公の活躍したサイレント映画が廃れていき時代の流れに乗れずに絶望感に打ちひしがれる一連のプロットに、何もそこまでしなくても…というやや大袈裟な展開の連続がちょっと鼻につく感じがしました。 ハリウッドへのオマージュというのを考慮してもちょっと行き過ぎた感があり、またサイレントは表情やアクションのみで物語るところはあるにせよ、やや過剰な演出が出すぎていたように思えます。 ついでに、10~20年代の実際のサイレント映画を見ている時はちょうど良いタイミングで、つまり、どんな台詞を喋ってるのだろうと思ったところではしっかりとスポークンタイトルが出て会話の内容を提示してくれるので、それがとても心地よく感じられ、音声なんか必要ないんじゃないかとまで感じさせてくれることが多いのですが、本作の場合はそれが非常に少なく、また、ちょっと細かいところですが、スポークンタイトルの出るタイミングが一瞬遅い事が何度もあり(0.2秒くらい)、ちょっとイラッとすることがありました。 映画の中盤で、階段を昇る女優と降りる男優というメタファーを狙ったようなシーンが出てきましたが、あの突然の傍目ショットはメタファーを撮りたいがためだけに挿入されたとしか思えず、客観視する理由も見出せないため、妙に異質な雰囲気ばかり感じてしまいます。 また、犬を脇役に起用したことやBGMの音楽も、チャップリンの影響を受けているのは明白ですが、犬の演技に関してはしっかりと訓練を積んで演技をした本作よりも御本家の「犬の生活」の方が動物的で自然な振る舞いをしているように思えます。 ストーリーの最後は、新たな境地を開拓してハッピーエンドを装う感じで締められていますが、映画で勝負することから逃げているようなエンディングであるため、ここはまさにご都合主義としか言えないでしょう。 キャスティングについては、主演女優があまり美人ではないのが減点材料で、クラーク・ゲイブルに似た主人公がアステアばりのダンスを踊っていたのは、時代錯誤のような気が…。 ただ、今のこの時代にサイレントで勝負した心意気は買いたいと思うので、オマケしてこの点数。
[映画館(字幕)] 6点(2012-04-14 18:02:03)(良:2票)
28.  アメリ 《ネタバレ》 
アバウトに大分すると、この映画でやってることはカレル・ゼマンとかシュヴァンクマイエルの映画と何ら違いはなく、彼ら二人より後に生まれたジュネはCGという武器を使って彼の頭の中を表現しています。 全体的なストーリーは、余り面白くはないです。けど、おもちゃ箱を持ち主に届けようというストーリーだとか、最後の方で、アメリが妄想をしながら料理をしていると背後の縄暖簾(?)を猫がくぐり抜けて来るシーンとか色々とオシャレなシーンが数多くあり、部分部分のアイディアを見ると惹かれるものが多かったような気がします。 コメディが基本路線なので、CGが多用されていることは別に構わないのですが、あくまでも動物や物を描く事にのみ生かすべきであり、人間をありえない距離からズームインしたりカメラ目線の過度のクローズアップなど、CGで人物描写をするというのは余り好ましいとは思えません。
[映画館(字幕)] 6点(2011-11-05 12:47:09)
29.  アリス(1988) 《ネタバレ》 
この映画のような妄想系やシュールレアリズム的な作品を観るたびにいつも思うのですが、感性を試されているとか、フィーリングがマッチするかどうかというよりも、観る側の心の広さ(キャパシティー)を推し量られているような気がして、映画そのものをバッサリ斬るような事が出来ず、面白く感じられずにいる自分に失望してしまったりします。 うんと子供の頃、この人形がこっちを見て自分に話しかけて来たらどうしようとか、この剥製がいきなり動き出したらどうしようとかっていう想像を膨らましていた頃も確かにあったような気がするので、この映画の本質的な部分は何となく理解することは出来たと思います。 面白いなと感じたのが、蛙の長い舌や生肉の質感などの異質な感じを出した描き方なのですが、蛙の舌で蝿を的確に捕らえるところに妙に爽快感を感じてしまったり、普段はまな板の上だとかお店で白いトレイに乗っかっていたりというところしか見たことがない生肉も、撮る人が撮れば全く違ったモノになるんだなぁと、捉え方に凄く個性が出ていて良かったと思います。 また、兎の胸元からおがくずが出てきていたと思ったら、お鍋の中のおがくずをスプーンですくって“補給”していたりして、ストレートというか単純というか、とても素直な発想だな~と思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2011-09-03 23:31:33)
30.  荒武者キートン 《ネタバレ》 
冒頭からいきなりシリアスな殺し合いのシーンで少々面食らいましたが、暫くするといつものようにキートンが出てきてくれたのでホッとしました。 時代を感じさせる列車での移動は、犬にも追い抜かれる程のゆっくりとしたスピードで(健気に追いかけてくる犬がまた可愛い)、しかもロバが線路で邪魔をしていたりトンネルの中を牛が散歩をしていたり、おまけに線路から外れても何事もなかったかのように普通に走ったりしていて、線路敷く意味あるのか?とツッコミを入れたくなるような場面もあったりと、冒頭の殺伐とした雰囲気から一転、いい世の中だなぁと何だかとてもほのぼのとした気分にさせられました。また、男女カップルにとってはあの完全個室とも言えるワゴンで旅をするのもいいものでしょうな。 食事に招かれたシーンでは、省略されてしまって何も起きなくて残念でしたが、やはりこの映画のメインはどなたも書かれている通り、ラストの救出シーンだと思います。 このシーンがどれだけ凄いかは、女が落ちる瞬間とキートンが飛び出すタイミングを計るのに一体どれだけのテイクを重ねたのだろうと少しでも考えることがあれば、いとも簡単にわかるのではないでしょうか。 おまけに、キートンが腰を軸にして吊られているため、腰痛にならないかと心配になってしまい、それでも続々と今作の後にも映画を作っているわけですから、いろんな意味で凄い人だなぁと思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-20 00:08:45)
31.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
はっきり言って、脚本がクドい。 台詞回しで観客を惹きつけようとする魂胆がミエミエで、その辺に嫌味を感じる。脚本も演技も小物使いも確かに良いのはわかるけど、ほどほどが一番良いと思う。ストーリーは面白いのだが、自分にとっては、ただそれだけの映画。 ソフィストケイティッドなラブコメなら、ワイルダーの師匠ルビッチの方が面白い。あくまで好みの問題だが。 こんなに酷評しちゃったら「麗しのサブリナ」のレビューを変更せねばイカンなぁ・・・。 “映画らしい映画”って何だ?!?  
[映画館(字幕)] 6点(2007-09-04 00:16:57)
32.  アンダルシアの犬
序盤の、あまりにショッキングな映像に正直驚いた。しかもグロくない。それどころか、妙なセンスの良さを感じるのは何故だろう。 点数をつけるのがものすごく難しかった。いろいろ調べたところ、この作品はブニュエルとダリが見た夢を映像にしたものだそうですが、もし本当にそうだとしたら本作は明らかに自己満足映画となるでしょう。21世紀の現代にも、監督の自己満足を満たすべく作られた作品がありますが、何かが違います。明らかに違う。歴然とした違いがあるのだけど・・・わからない。私が思うのは、価値観の多様化してしまっている現代人がこのような自分の妄想を映像にした異端な作品を作っても、観る側の人間がその嗜好を理解するのはかなり困難なのでは、ということです。しかし、1928年に作られたこの作品はどうでしょう。約80年経過した現在でも映画史上に残る傑作としての威光を放ち続けている。つまりブニュエルとダリの考えるところの芸術というのは、それくらいのどのような外風にも揺るがない強固な芯の通ったものということなのかもしれません。 傑作度評価(そんなものはないですが)は間違いなく10点なのですが、本作を観て大変勉強になったとも思うのですが、やはり私にとっての評価はこんな点数です(涙)
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-02-23 23:18:33)
33.  アタラント号 《ネタバレ》 
ミシェル・シモンの出演作を観るのは3本目となるのですが、どうもこの人とは相性が悪いらしい。 どの作品も彼の役柄は似たり寄ったりで、今回の作品に関しては行商の男も含めて楽しく感じられたり共感出来たりという事はなかったと思いました。 ただ、作品の至るところで新たな試みがなされており、ローポジションやクローズアップで多面的に対象物を捉えたり、エア蓄音機や水中撮影はそれまで誰も考え付かなかったアイディアだろうし、ラストの俯瞰撮影も同様で、当時は斬新だったのだと思われますが、現代の感覚で考えると驚きや楽しさを感じることは難しいのではという気がしました。
[映画館(字幕)] 5点(2015-08-30 16:02:39)
34.  青髭八人目の妻 《ネタバレ》 
離婚をテーマにした映画はルビッチをもってしてもやはり難しかったというのが観終わってからの結論で、更に金が絡んで余計に増長してしまっているのも拙かったのではないかと思います。 おまけに物語に一貫性がなく、と言うかヒロインがダンナにくっついたり離れたりの心変わりに振り回される展開にも辟易するし、主人公の結婚観もコメディとしてみたとしても馬鹿げているとしか思えず、冒頭でパジャマを上下別に買おうとするケチな態度からしても、とてもじゃないが好意が湧いてこない始まり方で、期待感もないまま惰性で観ていたような感じでした。 それよりも、冒頭のパジャマの件で店員が社長に伺いを立てるシーンで、社長がパジャマの上半身だけ着た姿にもかかわらず、許可を出さないというのが全く意味不明。 他のシーンでも出て来たような軽快なテンポで「バラ売りOK!」と言っちゃえば何の問題もなくコメディが成立しちゃうのにそうしなかったのは、ヒロインが登場するきっかけを作るためだと思われますが、それならば伺いを立てるシーンをまるごとカットして店員との交渉の途中でヒロインを登場させた方が良いし、更にこの無駄なシーンのお陰で、その後でホテルの一室に居座る男のパジャマのズボンはどうなっているんだろうと思わせるきっかけを作ることになってしまい、せっかくストライプのズボンで出て来たのに2回目のズボンネタということでギャグのインパクトが弱くなってしまっている事に非常に勿体無く感じてしまいました。 また、ダンナをハメようとボクサーを雇い、間違えて元カレを殴り倒してしまった後の展開に一瞬期待したものの面白い展開にはならなかったし、犬の真似をするネタや本を読んで夫人の部屋に殴り込みに行くネタ、最後の「何でもない」×2など、単発ネタが多かったのも一貫性が感じられない要因だったのかもしれません。
[映画館(字幕)] 5点(2014-01-11 21:23:00)(良:1票)
35.  アルコール先生 海水浴の巻 《ネタバレ》 
これは完全に邦題で損をしているパターン。だって、海水浴してないし。 それどころか、帽子が風で飛ばされて取り合いをしているシーンのあの舞台のショボさが気になってしまいました。 ストーリーも、チャップリンがいつものごとく相手に絡んでいってるうちに他人を巻き込んだりというキーストン時代からのお決まりのパターンで、いい加減飽きてきた感じ。 途中、逆光にもかかわらず無理矢理撮っていたシーンがあったし、ラストも全員勢揃いでひっくり返って大団円・・・って、ちょっとアイディア不足であったような気がしました。
[映画館(字幕)] 5点(2012-10-23 00:23:03)
36.  アルコール先生 原始時代の巻 《ネタバレ》 
現代のチャップリンの寝ているベンチがヘタっているのと夢の中とで関連していないのが良くないんじゃないかな?帽子をかぶっていたりパイプをふかしていても夢の中だし、そこはご愛嬌。 女の奪い合いとその中の一人のヒロイン役とのやりとりがメインのストーリーでしたが、やや面白さに欠けていたのが致命的で、弓矢や石斧を使ったアクションも弱いし、オチもイマイチ。キートンなら大勢の女に追いかけられたりしただろうし、などと考えるとどうしてもこのくらいの点数になってしまいます。
[映画館(字幕)] 5点(2012-09-30 02:23:54)
37.  アルファヴィル 《ネタバレ》 
SFの映画っていうのは、その世界観に入り込めるかどうかが評価の分かれ道になると思う。 この映画を観て「おぉ~スゲェ!」と、その斬新な発想に魅かれるか、もしくは「・・・・・」で終わるのか。 自分は「・・・・・」だった。 アンナ・カリーナやエディ・コンスタンティーヌなど、キャスティングはかなり良かったと思うが、ストーリーが意味不明で、最後の方になると白黒反転の映像が出てきたりして映像面に関しても格好良さは感じられなかった。 普通のパリの町並みを近未来的に見せる手腕は見事だけど・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2006-12-22 22:53:39)
38.  悪魔の発明 《ネタバレ》 
カレル・ゼマンの映画はこれが初めてなのですが・・・どうも、楽しめませんでした。 まず、映像を見た印象が「本当は全部実写で撮りたいのだけど、無理な部分はアニメで補う」という感じにしか見ることが出来ませんでした。カレル・ゼマン監督はリアリティを追及するためにあのスタンスをとっているのかもしれませんが、アニメならば実写ではとうてい出来ないような非現実的でファンタジー色溢れる映像を見せて欲しかった、というのが私の感想です。この監督の映画に高得点をつけている方からしてみれば、「こいつ、なんにも解ってね~な」と思われるかもしれませんが、私が今まで見てきたアニメ(マンガも含む)には必ず存在した“作者の内に秘めた妄想”というのが見当たらず、作者の主張が見えにくかったように思います(半アニメのような作品だからしょうがないですが)。 この作品の中での唯一のそれは、2匹の魚がすれ違って尾ひれが重なった瞬間パッと蝶に変わってひらひら舞うシーンでしょうか。 所々にあるコメディなシーンは、映像にマッチした古典的なギャグなので味があって良いのですが、やはりストーリーがありきたりな退屈な展開で、しかも、ラストに差し掛かったシーンでの博士の行動も読めてしまうので、ストーリーで勝負できる作品でもないだろうという結論になりました。
[映画館(字幕)] 5点(2005-01-14 23:31:35)(良:1票)
39.  アルカトラズからの脱出
よく「大脱走」と比較されるこの作品。私はどちらかと言えば「大脱走」のほうが好きだ。 以前、テレビのドキュメンタリー番組で刑務所から囚人が脱走した時の再現をやっていて、全員が外に出されてバスケをしている最中に看守が牢屋の中をくまなくチェックする、といったことをやっていたので本作品の牢屋の管理の仕方がどうしてもヌルく思えてしまい、素直に楽しめなかった。また、本も読めるし楽器も弾ける、さらには、牢屋の中も完全にマイルームと化してフカフカの布団で寝ているのを見ればこれはもう面白いと思える訳がない(マッチを使っていたのにはビックリ!)。 この映画では脱走の過程を描くことに重点をおいているが、その割には肝腎な場面での緊張感が感じられず、映画としての評価となればどうしても低くなってしまう。これを見るくらいなら上記の「●●アンビリーバボー!」などのドキュメンタリーを見た方がまだマシであろう。 最後のエンドクレジットで出る転がった人形の首のカットは“脱獄は悪”というこの監督の考えが出ているような気がする。つまり、この主人公を悪役として見せたかったのではないか。だとすると、この映画の人物描写を徹底的に排除した淡々としたつくりは間違いであるとは言えず、見る者の主人公への感情移入を拒んだこの監督のやり方は評価に値するかもしれない。 けど、せめて、主人公の投獄理由くらいは出して欲しかったけどなぁ・・・
5点(2004-08-27 14:44:34)(良:1票)
40.  アルコール先生 自動車競走の巻 《ネタバレ》 
この映画のストーリーは?と聞かれても答えられない。 車が出てくるシーンより観客席のシーンの方が多かったので、点数が低くなるのも必然と言えるでしょう。 また、シーンによって光の当たり方に違いが出てしまっていたところがあったのも残念。 
[映画館(字幕)] 4点(2012-09-30 01:10:44)
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120.37%
230.55%
391.66%
4295.35%
58515.68%
614426.57%
716630.63%
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9234.24%
1071.29%

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