21. アルゴ
宗教的な狂信者には反感を持つ方なので、十分以上に主人公たちに気持ちを込めてみることができましたし、実はならではのリアルな面白さはあった思います。 ただ、脚本があまりに面白さを狙って暴走しすぎ。離陸寸前の旅客機をパトカーや民兵を乗せたトラックが追いかけて、もう少しというところで離陸って、007じゃあるまいし(苦笑)それまで積み上げてきたリアリティが台無しです。 あんなの主人公たちの正体がばれた段階で管制塔に電話1本かければ、離陸止められるわけで。あまりにイラン人を原始的な、無知な民族に描くのでは、かえって主人公たちの逃亡の素晴らしさの価値を減じるのでは [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:04:20)(良:1票) |
22. アイアンマン2
《ネタバレ》 前作と比較されてる方が多いようだが、実は前作を見ていない(塚、あまり食欲も無かった。)じゃ、なんでわざわざ「2」を見たかと言うと、当然(何が?w)スカーレット・ヨハンソン目当て。というような人間には十分以上に堪能できました、特に格闘シーンとか。(ッてなにか根本的に間違ってる気もしますがw) 正直、アイアンマンに対する世論の変化の描き方の雑さとか、最後の戦闘シーンであれだけ大勢いる一般人が誰一人死ぬどころか、怪我さえしないご都合主義とか、つくりのいい加減さは目につきますが、所詮はアメコミ原作の馬鹿映画なんだから、これくらい突き抜けてくれた方が気楽に見れて面白い。 あと、主人公の家のガジェットがなかなか凝ってて楽しめましたね、なんかバベル2世のコンピュータみたいって言うと年がもろバレw [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-13 12:20:22) |
23. アラモ(1960)
《ネタバレ》 少し、テキサス独立戦争、それから米墨戦争について調べてみました。先入観では、アメリカの移民が他国に浸透し現地政府(メキシコ)といざこざを起こし、それを口実にアメリカ軍が進軍、そし併合という単純な図式を考えてたんですが、そもそもメキシコ側がアメリカ人移民を招致した経緯があったり、メキシコ政府が非常に混乱していたりという面もあって、それほど単純なものでもないことがわかりました。(塚、根本に遡れば、アングロサクソンにもスペイン人にも無縁のネイティブアメリカンの土地なんだし) ただメキシコ側にしてみれば、固有の領土の3分の1を奪われた戦争である事実だけは、間違いの無いわけで。それをこんな「正義対悪」「自由対圧政」みたいな歴史観がアメリカで伝統的なものになっても、異論を言えないのはかなり気の毒な気がします。 以前聞いたことがあるんですけど、historyというのは、his story つまり誰かにとって都合のいい物語なんだそうです。で、この事件のように二つの国が関係ある場合は、当然勝った方、力の強い方の物語がそのまま歴史として定着するんだなと、非常にわかりやすい映画でした。 なんて理屈を考えなきゃ、最後の迫力ある戦闘シーンや、男3人の微妙な関係とか充分楽しめる映画なんでしょうが、自分には無理でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-11 17:17:31) |
24. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 見る回数を重ねるごとに評価が下がっていく映画というのも珍しいんですが、今回その原因を探りながらじっくりと鑑賞。 一言で言えば、緊迫感の無さ、緩さ。銀行強盗にしろ列車強盗にしろ、あまりに淡々と、あまりに気負いなく、そしてあまりに簡単に行われるので見ていて気持ちが入りません。 逆にピンチにしても、延々と続く追跡シーンもちょっと、緊迫感、恐ろしさがわかりづらい点があるし、有名な崖からのシーンも一度見れば、二回目以降は「はい、ここで……」とわかってるわけで。 ラストだけは、それなりの緊迫感、余韻があったことは確かですが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-11 10:13:37)(良:1票) |
25. アンダー・サスピション
《ネタバレ》 最初は何気に録画しておいて見てみたら、モニカ・ベルッチが出てて、ラッキーって感じだったんですけど、見始めたらちょっとどうかと思い始めました。 確かにハックマンは相当怪しい人wですけど、状況証拠だけでここまで詰めるのは邪道です。あげくが夫婦関係まで完全に崩壊させて。 とにかく署長に一言「謝れよ」 後日談はないけど、本部長が予言したとおり弁護士が全精力を使って、署長、刑事等にしかるべき報復をすることを期待します。 と、冷静になって見ればここまで没頭させて見せてくれるのは相当優れたシナリオなんでしょうね。 点数は、ストーリーへの熱中度で満点さらにモニカ・ベルッチでそれを超えてるんだけれど、それからストーリーと分かっててなおかつ残る警察の強引な手法をマイナスして [地上波(字幕)] 6点(2010-06-14 18:22:26) |
26. 明日への遺言
《ネタバレ》 まず、無差別爆撃が国際法違反だということを、はっきりと表現している点は素晴らしいと思う。 日本の侵略行為あるいは植民地支配の弊害を伝えることも大事かも知れないが、それと同時に、いかに卑劣で残虐な国際法違反行為が日本人に対して行われたか、そして誰が行ったかということをきちんと伝えようとしない限り、自虐史観の汚名を被せられても仕方がないと思う。少なくとも日本人が日本の子供に歴史を教えるなら絶対欠かしてはいけないと思う。 あと、弁護士が素晴らしかった。被告人の利益の為なら、自国の軍隊全体、司令官、大統領さえ、糾弾するその姿勢にプロとしての素晴らしさを感じた。また、その弁護士の弁論を認めた裁判官とともに、この当時のアメリカ人の度量の広さを感じた。 (ただ、今はどうかね、例えばアフガンの民間人誤爆したアメリカ空軍兵士を現地人が処刑したら、アメリカの世論がどれだけ沸騰することかw) ただ、どうしても主人公が被害者意識とまでいうと大げさだけど、あくまで受身で戦ったという視野のせまさだけがほんの少し、今回は気になった。 [DVD(邦画)] 6点(2010-02-01 11:09:55) |
27. 荒馬と女
《ネタバレ》 マリリン・モンローがどんな女性だったかよくわかる映画だった。 ゲイはこれからどうやって生きてくんだろう?自分の生き方を否定されて、あっさり受け入れて。それこそ死ぬしかないんじゃないかな。 たぶん二度と観ることは無い映画だけど、後味はそんなに悪くなかった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-01 07:31:24) |
28. 赤い月
「可愛いから(美人だから)許される」「可愛い(美しい)は正義」 実は、この二つの言葉大好きでほとんど座右の銘なんですが………(そうじゃなきゃ、エリカ様のファンなんかやってらんねぇw) まさか、同じような考えに基づいて映画まで作ってしまう方がいるとは呆れましたw (でも、常盤さんテレビドラマでの経歴とか考えれば、もう少しサービスしてくれても罰はあたらないと思われw) [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-29 10:26:57) |
29. 悪の教典
《ネタバレ》 あるドラマがとても好きだがらと言って、そのドラマに出てる脇役の女優までかなり好意を持ち、あげくがその女優が別の映画で演じる人物にまで何か肩入れしてしまうのは、自分でも相当愚かだと思うんだけれど、どうしてもそうなってしまうのはしょうがないんでw。 というわけで、自分にって、この映画の印象は、「埼玉」こと「入間」こと松岡さんが演じる白井が無残に殺された瞬間、最悪なものになりました。(少しドラマと役柄がかぶる健気な役だったし)絶対アーチェリー君に助けてもらえると思ってたのに(涙)。 まあ、ぶっちゃけ途中まで主人公の知的で冷静な犯罪をある程度楽しまなかったと言ったら嘘になりますが、屋上での二人目の殺害から完全にキャラが破たんしてますし、ストーリーもご都合主義の極まりで。 たまたま一クラスしか生徒が残ってない。逃亡を企てるのは、必ず一人か一組、同時に他方向へとは全く考えない、銃声バンバン立てても全然近所が騒がない、相当知的だという設定の犯人が硝煙反応を全く考慮に入れない。 原作だか脚本だかは知りませんが、ひたすら表面的な刺激だけを狙った、一見内容がありそうな、その実レベルの低いストーリー [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-09-16 14:12:31)(良:1票) |
30. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
《ネタバレ》 とりあえず見てる間は退屈しなかったが、二度と見たいとも思わない映画。 もう、いろんな意味で残念(笑)な映画で。 まず、企画そのものが残念。なんでジンギスカン?別に、日本風の自虐史観を他国にまで強要するつもりはないんで、モンゴルの人々がジンギスカンを称賛するのにイチャモンつけるつもりは毛頭ないんだけど、なんで日本人が称賛しなあかんのかなあ?あんまり古い話もあれだけど、700年くらい前に彼の子孫が作った国が我が国を侵略しようとして、現に壱岐、対馬の人々は犠牲になってるわけで。たとえば、カーチス・ルメイの生涯を日本の映画会社が、日本人の俳優使って(ぜってぇ無理w)、「悪の帝国を打ち破って世界を平和に導いた偉大な空軍司令官」なんて描く映画作るのと本質的に変わらないと思われ。 こりゃ、こけて大損害するのも当たり前だって。 それから、戦闘シーンも残念。確かにものすごく大勢の人と馬を使ってる戦闘シーンは、迫力があっていいだけどね。角川さんってつくづく面白い人だと思った。戦国自衛隊、天と地と、そしてこの作品。角川さんは大勢の軍勢が戦うシーンは大好きなんだけど、実は戦術とか戦略には無知、無関心。だから、この作品でもなぜ、テムジン側が勝ったかまったく理解不能。ただ、普通の製作者ならなんとかつじつまを合わせるんだけど、角川さんのすごいところは「テムジンの優れた指揮で」ってナレーション一つですましちゃうところ。ある意味感動した(笑) [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-12 21:14:23) |
31. 荒鷲の要塞
《ネタバレ》 今回改めて理解できたのは、「戦争」アクション物は、正当な戦争物とは全く別物だということ。そう割り切れば無理やりな設定も、ベルリンからアルプスまで飛んでくるヘリコプターwも、敵国の軍服を着込む明確な国際法違反に対する拘りの無さも少しも苦にならない。 ドイツとかイギリスとか第二戦線とか一切関係なく、単に敵の要塞、大部隊相手に少人数で乗り込む、007のような架空のスパイ物だと思えば、逆転、また逆転の話は結構楽しめました。 ただ、どなたかが指摘したように、敵側がキャラクター的には面白かったわりには、話のふくらみがなかった。 あと、こういう点に触れると自分でもかなり幼稚だと思うが、映画というのはあくまで映像表現なんだから、昔の撮影技術のために劣っている点は、劣ってると率直に指摘すべきで、「昔の映画なんだから」と言い訳する必要はないと思う。 正直、ロープーウェイの上の格闘シーンとか、あまりにも合成が稚拙で全然スリルを感じられなかった。車の中から外を映すのも、はめ込み画面ミエミエで、昔って本当に撮影っていろいろ制約があったのがわかった。 ちょっとけなしちゃったけど、まあ楽しめた。女性が二人とも美人でセクシーなのも好感度アップ。 平成23年6月20日追記 駄目ですね、2度見ちゃ。もうぬるい、ぬるい。例えば、銃を突きつけられて自動車で連行される主人公二人、靴の紐を直すといって屈みこむやいきなり暴れだし、ドイツ人はみな撃たれるか自動車から飛び出るかして死亡。主人公二人は全くの無傷。って馬鹿な。あるいは、隠れ家をドイツ軍に包囲される、やはり主人公二人。ところがドイツ軍は、真っ正直に表しか見ず、誰一人裏に回りこむことは考えない。(日本の警察だってもうちょっとは用意周到w) だいたい、作戦目的そのものが?戦時中なんだから怪しけりゃ即拘束して尋問するとか、映画中に出てくる自白剤もあることだし。もう、そこをぬるい、不自然と感じたら見続ける元気なく成りますね。 ということで、テレビドラマが普及してない時代だからこそ通用した一回で十分な映画化と [DVD(吹替)] 5点(2010-10-18 10:42:23) |
32. アンタッチャブル
《ネタバレ》 本当にアメリカ人の「正義」の恐ろしさを感じる映画でした。 殺し屋を屋上から突き落として殺すエリオット・ネス、それは明らかに復讐のための発作的な私刑に他ならないのに、そのことを他から追及されることも無ければ、自ら省みることもない。あるのは「爽やかな」達成感のみ。 正義の復讐のためなら、全てが認められるというアメリカ人の正義を、これほどあからさまに表現したシーンを今まで見たことがありません。 もちろんアメリカ人がこういう映画を見て喜ぶのは自由なんですが、「卑劣な」パールハーバー不意打ちを行ったために、「無差別爆撃」「原爆投下」という「正義」の復讐を受けた国民が喜んで観る映画ではないと思われ 昔の西部劇の保安官達は、たとえ復讐のためであっても相手に先に拳銃を抜かせてから、殺したのにな…… 再見して、確かに突き落としのシーンの主人公の心情に、多少同情できるものは感じた。 しかし、あの乳母車のシーンは酷いねえ。ある意味映画史上最悪の「名シーン」かもしれない。 ①設定の不自然さ。何あの階段と乳母車。あれだけ大きな駅で、乳母車が通るたびにあんなに苦労しなければならないのか?しかもあれだけあからさまに困ってるのに主人公以外誰も手を貸そうとしない更なる不自然さ。 ②主人公の軽薄さ、冷酷さ すぐに銃撃戦が起こる可能性があるのに、平気で銃を携えたまま母親を助けに行く、あまりに軽薄な「親切さ」(塚、銃器に対する鈍感さ、無神経さか。日本の警察官が同様なケースで同様な行動を取る可能性は100%ないと断言できる) そして、それでいざ銃撃戦が始まると完全に意識から乳母車のことがぶっ飛ぶどころか、無意識とはいえ、自分で階段から落とす冷酷な「軽率さ」(乳母車が銃弾で蜂の巣にならなかったのは、全くの結果論。これも日本の警察官なら、乳母車を押えたまま撃たれるほうを選ぶのではないか? こんな「あえて言おう、滓である」シーンが名シーンとしてもてはやされるのが理解できません。 あと、実は史実のアンタッチャブルは地道な証拠集めと、カポネの資金源を徐々に狭めていくことによって勝利を得たわけだが、こんな短絡的、暴力的な手段の描写が喝采を浴びる今のアメリカと、そのアメリカに支配されている世界が嫌です。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-28 11:11:38) |
33. 新しい靴を買わなくちゃ
女優の年の取り方って本当に難しいと中山美穂を見るたびに感じてしまう。徐々に、徐々に、ゆっくり、ゆっくりと少し年齢の上の役をこなしていけば、それほど酷い劣化とか落差を感じさせなくて済むのだが。(キョンキョンと薬師丸は稀有な成功例) おそらく本人の自己評価は20代の頃と全く変わらず、周りもあえて逆らおうとしないのが現在の惨状をもたらしているわけで。 若い頃の中山美穂に比べたら全然問題にもならない桐谷美玲の方がはるかに魅力的に映ってしまってる段階で失敗作 [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-09-22 16:29:36)(良:1票) |
34. アン・ハサウェイ/裸の天使
《ネタバレ》 薬物の売人なんてこの世から消えて欲しいと思ってるが、さすがにあれでレイプでつかまるのは可哀想すぎる。 しかし、最初見た時はかなりショッキングに思えたが、少し距離をおいてみると案外ぬるい。 女から誘いをかけておいて、直前に、あるいは最中にやめて家に帰すってなんて紳士的な売人なんだろ。 これだったら、同級生を集団レイプして動画をSNSに流すと脅して口を封じる今の日本の高校生の方がよほど上手。 すべてに中途半端なハサウェイの裸しか価値がない映画。でも捨てない(なぜか手元にセルDVDが、昔買ったんだろうなああ。つくづく馬鹿だ、自分w) [DVD(字幕)] 3点(2019-10-29 11:23:20) |
35. 赤い玉、
若い女性に妄執する老インテリという点でちょっとエレジーを連想したんだけど、 あちらとは女優の質が比較の対象にすらなりませんでした。 この女子高生役の女優さんが選ばれちゃうオーディションってどんなんだろう。 これは映像作品、しかも若い女性の魅力が重大な要素である映像作品なんだからさ、 もう少し説得力のあるルックスの女優さんを選んでもらわないと物語世界が成立しません。 (最近、ふと思うことが多いんだけど例えば小松菜奈さんだったら、まるで違った印象の映画になっていたのでは) 出演してる全女優さんの中で一番綺麗なのが高橋恵子さんだという時点でもう。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-09-18 19:03:36) |
36. アメリカン・グラフィティ
イマドキの草食系ではない昔ながらの肉食系男子ならだれでも、発情期の犬みたいな時期はあっただろうし、確かに懐かしく振り返ることもあるかもしれないけど、他人のしかも異文化のそういう姿を見せられても、見苦しいだけでシンパシーまではいかないのでは。 あと、アメリカ文化大好きだし、決してその影響を受けたことは悪いことだとは思わないんだけれど、数十キロ~100キロ超のスピードで走る数百キログラムの機械・凶器(自動車)を、ふざけ半分の玩具に使う文化に染まるのだけは、避けたかったな。この映画に出てくるような若者たちの馬鹿な無謀運転で今も多くの犠牲者を出していることを考えれば。 まあ、大学のESSの合宿のダンスパーティでたった一人完全無視された苦い記憶がある人間としては、この映画に好意の持てるわけがありませんw [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-09 10:45:47) |
37. 阿修羅城の瞳
この映画の脚本家には、まず先ごろ完結したハリー・ポッター全作、それからロードオブザリング全作(当然、ディレクターズカットw)をきちんと正座して見てもらって(多分途中でしびれて倒れるから絶対無理w)、ファンタジーとはどういうものか、特に現実とは違った一つの異世界を作り上げることがどれだけ大切であり、それを怠れば単なる寝言にすぎないということを学んで欲しい。いいたいことはそれだけ。 残念でした、この映画でエリカ様出演の全作品を手元に持てるはずだったのに、見終わった瞬間、録画したDVDゴミ箱に叩き込んでましたから。(天使の卵やオトシモノでさえ大切に保管してるのにw) [CS・衛星(邦画)] 1点(2012-05-14 10:08:01) |
38. 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
《ネタバレ》 酷いネタバレがあるからご注意下さい。 ま、テレビドラマとほとんど同レベルの、それこそ携帯ゲームをやりながらでも充分、話についていけました。ただ、退屈はしなかったわけだから、そんなに低い点をつける必要もないかなとも思えるんですけど、この映画ある一点で推理物の映画としても、あるいはテレビの本作と比べても最低レベルになってるんで、大幅減点です。 それは、犯人のキャラクターとキャスティング。推理物にひきつけられる条件として、「魅力ある犯人」があるんですけれど、この映画の犯人に魅力を感じる人間なんて0と断言してもいいんじゃないかな。(外見は論外ですけれど内面的にも) テレビドラマの方でも女優さんが犯人になること多いんですけど、結構素敵な魅力溢れる女優さんがキャスティングされることが多いんですよ。 それなのに、何このキャスティング。そんなに予算使いたくなかったら、そもそもこんな映画作らなきゃいいのに [地上波(邦画)] 1点(2011-01-19 11:55:30) |