41. アトランティスのこころ
平板な展開の最後にデビッド・モースが出す味わいのある表情は、いい。母親役の女優がもっと人間的な陰影を出せる役者だったら、本作はずっと味わい深い作品になったことだろう。惜しいと思う。 [ビデオ(字幕)] 5点(2003-10-04 21:42:56) |
42. 愛のイエントル
ひえっ!? 「サウスキャロライナ」より平均が高い!? そんなバカな。わるいが、1点下げさせてもらいます。コンセプトはよかったと思うが、表現が幼い印象。そうした経験が、「サウスキャロライナ」のような秀作へとつながっていったのかもしれないと思います。バーブラの意気込みは伝わってきますから、ファンは見といて損はしないと思いますが、ちょっと学芸会みたいです。 [試写会(字幕)] 5点(2003-06-18 16:34:02) |
43. アイズ ワイド シャット
映画を見て、勉強したり疲れたいとは思わない。芸術性が高く美しく、そしてちゃんとコーフンするエッチ映画というものが仮にあるなら見てみたいんだけど、これがその一種かと思って見てしまった私は、オオバカモノです。 5点(2003-06-02 15:17:59)(笑:1票) (良:1票) |
44. アマルフィ 女神の報酬
せめてコワザが効いていたなら少しは面白くなりそうな要素があったのに、ことごとくブチ壊しなのは、どうしてなんだろう。わけわかんない。これが日本映画最大級のビッグバジェットで、フジの良心の一部かしらんと思っていた杉田成道の名前も入ってることに、愕然。こんなときですね。役者やってたことのあるムスコがメジャーにならなくてほんとによかったー、逆に邦画界でメジャーな立場になるのはコワイことだよお、と思ってしまうのは。 [映画館(邦画)] 4点(2010-03-30 13:02:29)(良:1票) |
45. アイリス(米英合作映画)
2人が結局のところどういう人だったのか、がわからない。もっと男に葛藤が現れてもいいのに、ひたすら美しい夫婦愛に帰結していく。実話というものはそういうものかもしれないけれど、それじゃ「ただのイイ話」で、映画としての魅力には乏しい。 [DVD(字幕)] 4点(2004-08-22 02:33:23) |
46. アポロ13
淡々としたところがむしろあざとい、国威発揚映画。私がトムといったんは決別した記念的映画。見ているあいだはそうつまらなくなかったけど、今何か印象に残っているかと言えば、皆無。 [ビデオ(字幕)] 4点(2004-06-05 21:51:41) |
47. 赤ちゃん泥棒
身をきられるようにつらいことがギャグになってしまうのって、映画の出来とは関係なく、いや。 [ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-21 23:13:14) |
48. 遊びの時間は終らない
モックン主演、脇役もそこそこいいコメディということで、期待しすぎたかも。笑いが不発で、ちっとも面白くなかった。(再見しましたが、感想は変わらず) [ビデオ(邦画)] 4点(2003-07-21 21:40:29) |
49. アリゾナ・ドリーム
うーん、何が何だかサッパリわからないし、雰囲気も、私には合いませんでした。でも、ある友達はこの映画を大好きだと言うのです。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-07-21 12:53:01) |
50. ある日どこかで
前半の展開はわるくありません。アンティークな雰囲気も、なかなかいい。でも、後半はハーレクイン・ロマンスみたい。ところで、このサイトの男性レビュワーさんたちに評判のいいこの作品、たまたまCSで放送されるのを知り、うちの男性陣にはどうかしらと勧めてみたところ、2人とも途中退場とあいなりました。全然合わなかったみたいです。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-05-17 01:05:19) |
51. アナライズ・ミー
私はそもそも「ゴッド・ファーザー」見てないのよ。そんな私が見ても、ツボがわかるわけないって? ショボーン・・。いやそれでも、つまらないものはつまらなかった、と断言しちゃおう。何かを見てなくちゃ笑えない「笑い」なんて、2流なんじゃないかしら。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-05-11 10:04:38) |
52. 青の炎
《ネタバレ》 こりゃあきまへん。若者らしく見えない。おじいさんが描いた若者という感じ。蜷川作品という先入観? そうでもないと思うけど。セリフのやりとり、高揚感のなさ、どれをとっても老成しちゃってるんだもの。特に音楽の使い方ね。きわめてオーソドックス。これに関してはTVドラマを見てるみたいで、私、わるいけどわらってしまいました。いやTVドラマ以下だよ。東儀さんの音楽を使ったTVドラマ、こと音楽に関してはとてもよかったもの。そして、ダメ押しはあの「絵」ですね。美しすぎて「きれいごと」に見えてしまうのです。ストーリー的にも×。あの状況で家に帰す刑事というの、ありえないっしょ。ロードレーサー買っちゃう彼、というのも蛇足。何を狙ってかはわかるけど、そういう映画は、一番ダメ。何狙っているのかわからない、というのよりむしろタチがわるい。バレバレなのに伝わってないんだもの。ラストの映像は、「美化」と紙一重。これを、むかつくヤツはやっちゃってもいい、というメッセージと受け止める人はまさかいないでしょうけれど、でも監督に対して「そう誤解させたいんでっか?」とマジメに聞いてみたくなります。後半の展開はそう悪くない(あややは案外イイ)感じもありましたが、結局のところ「切なさ」のリアリティー=ほとんどない、というところがいっちゃん致命的だと思う。まあこりゃ、ずいぶんほめられちゃいるけど、二宮君の演技力不足もありましょう。段取りをこなすのに精一杯の様子でしたもの。若者のやりきれなさを描いた作品としては、『青春の殺人者』のほうが、完成度において未だにまさっていると思われます。 3点(2004-03-16 19:54:18) |
53. I am Sam アイ・アム・サム
ほとんどすべてが「わざとらしい」。 2点(2003-08-21 20:05:55) |