61. 荒武者キートン
《ネタバレ》 前半は思っていたよりも笑いどころがなかった。しかし、後半はなかなかの盛り上がり。崖のシーンは冷や冷やさせられたし、滝のシーンも凄い。この体当たりのスタントは相当な評価に値するだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-29 10:46:24) |
62. 赤い河
《ネタバレ》 少々いらいらする前半だったが、中盤からの意外な展開、軽快なテンポで後半から見事に盛り返した。やはり前半のダンソンには共感しがたいが、さすがに追放されるとは思っていなかったので、かなり驚愕させられた。そうしたことを考慮すればあのエンディングは正解だと思う。そして、何と言っても、スケールの大きさが凄い。あのたくさんの牛を大移動させるロケを実際に行ったのが凄い。ましてや、暴走シーンまである。このロケを行ったスタッフには拍手を送りたい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-05 11:19:50) |
63. 暗殺者の家
サスペンスにしても銃撃戦にしても面白くない。悪役はなかなか良い味出していたが、展開がいまいちというか、都合が良すぎ。そして、見せ場のはずの銃撃戦もかなり地味。いくらヒッチコックと言えどサスペンスにおけるストーリーの重要性を再認識した作品。 [DVD(字幕)] 3点(2008-03-02 15:13:20) |
64. アメリカン・グラフィティ
《ネタバレ》 高校を卒業すればみんな田舎を捨てて都会へ飛び出していく。そんな現実に葛藤しながらもそれぞれの決意のラスト。今では高速道路ができ、若者は田舎にいない。こんなローカルの繋がりもなくなってしまったんだと思うと、当時の時代背景をうまく描いた貴重な作品だと思う。キャストもノッていて楽しく観ることができる。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-16 11:13:22) |
65. 荒鷲の要塞
《ネタバレ》 ○一番の見せ場は中盤のハッタリの場面。英国スパイ映画らしい。○それまでというもの割と地味で、要塞に侵入するまでは割と退屈。○侵入してからはもうやりたい放題。ロープウェイへの飛び移りや仕掛け放題の爆弾。ドイツ軍が間抜けで主人公たちがあまりにもスーパーすぎる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-15 12:56:29) |
66. アトランティス(1991)
確かに撮影は頑張っているが、映画として出来はぼちぼち。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-04 23:39:43) |
67. 或る夜の出来事
《ネタバレ》 当時にしてはスタジオを飛び出してロケを多用している分かなり頑張った作品だと思う。ストーリーも要所がしっかりしており、観ていて飽きない展開となっている。しかし、既視感が幾分もあり(この作品のせいではなく、この作品を真似る作品が大量生産されたためだと思うが)、特別面白いとは思わなかった。ラブコメがあまり好きではないのもあるが、色褪せぬ名作というには、後続作たちがあまりにも邪魔をしていると感じる。 [DVD(字幕)] 5点(2007-12-28 23:49:14) |
68. アウトブレイク
《ネタバレ》 やはり鳥インフルエンザにせよ、SARSにせよ伝染病には独特の怖さがある。しかし、この作品にはその迫り来る恐怖があまりない。町ごと破壊しようと言うのはなんともアメリカ的発想だし、後半からは焦点がぶれまくり。ご都合主義展開が全開で、サルの写真や少女の絵はかなり強引。全く無駄なヘリのチェイス、そして、投下する必要もないのに海へ爆弾投下。人間さえ生き残れば魚など海に住む生き物は死んでもいいのか。自然の恐怖を描いているにも拘らずこのシーンはなんとも人間中心主義。そして、ラストも2人が仲直りして終わり。このラストも強引だし、やはりみんなが協力する場面が最後に必要だと感じた。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-28 10:33:10) |
69. 雨に唄えば
これぞミュージカルの傑作。やはり、ジーン・ケリーが雨の中を踊り唄うシーンは名シーンだ。それに、3人の息の合ったダンスは見物。サイレントからトーキーへ移り変わる時代設定をうまく活かしたストーリーもなかなか面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-12 23:05:25) |
70. 愛と追憶の日々
《ネタバレ》 いろいろ気になる点はあったが、良い作品だと思う。なんだかんだ言っても結局愛は変わらないというところに至っているが、親子関係をしっかり描いたからこそ良いといえる。そして、役者の演技も素晴らしく、役者ありきの映画と言われれても仕方ないくらいだった。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 16:14:03) |
71. アイランド(2005)
《ネタバレ》 ○2014.04.05再鑑賞。○何も知らない2人が突如として脱出してうまくいくところにどうも無理がある。○途中で殺されてしまったスティーヴ・ブシェミに手とり足とり教えてもらいながら解決していく珍道中的なコメディにすれば良かったはず。スティーヴ・ブシェミの家のクローゼット内のコスプレシーンなんかは良いヒントになっただろうに。○最初からシリアス路線にしたことで結果的に自分たちの首を絞めることになったんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-08-13 22:29:41) |
72. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 まず、エドワード・ノートンが凄い。あの存在感は他を圧倒していた。そして、内容は人種差別と言う重たいもの。バッドエンドだが、結局この映画なんかでも人種問題は解決できないが、何かのきっかけ作りになれば、と言う製作側の紳士な意図が伺える。ただ刑務所内でのエピソードがかなりありきたりだし、あんだけ黒人嫌いしていたデレクが差別に反対するのかはもっと説明を入れるべきでこれでは観客を置いてけぼりだと思う。白人が黒人を嫌うのは親から子、大人から子に洗脳されることから始まるのは父親とのエピソードを見ればよくわかる。しかし、実際のところ人種差別の根は分からない。もしかしたら黒人が黒人だからとか言う理由かもしれない。そういう風に嫌いあって出てくる怒りが争いや殺人の引き金となるのだが、「怒りがお前を幸せにしてくれたか」と言ってたように、ただ憎しみ合うだけでは解決できない問題なのだ。だから、そういう風に仕向けるように種を巻いたデレクは自分で解決しようとしなければならない。しかし、事の大きさに負けて逃げてしまった結果、弟を殺されてしまう。これはデレクの自業自得だが、自分でまいた種は自分で摘め、と言う監督のメッセージかもしれない。そして、冒頭とエンディングで映される「海」が全ての人間が生まれた場所であること暗示しているのも頷ける。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-17 23:51:41) |
73. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 ○午前10時の映画祭にて鑑賞。○コメディとドラマを上手く介在させた傑作。主演の二人は見た目こそすっかり大人だが、改めて見ると青春映画だと感じた。○この映画のハイライトはポール・ニューマンがB・J・トーマスの「雨に濡れても」をバックに自転車芸を披露するシーンとラストシーン。自分の殻を破ろうと突撃するラストは静止画に音声だけ付けると言うかなりのインパクト。ニューシネマの中ではラストの衝撃は一番。 [映画館(字幕)] 8点(2007-04-24 11:16:58) |
74. アンタッチャブル
《ネタバレ》 ○午前十時の映画祭にて2度目の鑑賞。○ちょうど2時間で楽しめる映画なら今作を勧めたくなる。それほどエンターテイメント性が十分に詰まった作品。○本作のハイライトといえば階段落ちの銃撃戦が挙げられるが、オープニングクレジットから最後の禁酒法解禁まで、挙げればきりがないほど印象的なシーンが満載。○印象的なカメラワークやセリフも満載で、もちろん音楽も最高にかっこいい。○俳優も豪華で、それぞれの俳優の出会いのシーンから別れのシーンまで鳥肌もの。○映画館で鑑賞できたことが何より嬉しかった。 [映画館(字幕)] 9点(2006-10-22 22:30:46) |
75. 青い珊瑚礁(1980)
《ネタバレ》 なんとも中途半端な映画でしたね。2人の男女が無人島で大人へ成長していくという単純な設定ではあるが、そこへ辿り着くまでの過程もほとんど描かれていないし、ほとんど大きな苦悩もなくあっさり大人になってしまうのが残念。最初にいたおじさんがなぜ死んだか良くわからないし、10年後ぐらいして現場に見に行けばきれいに骨が残ってるのもおかしい。あと、島の反対側の話も中途半端。思春期の二人の描き方はまあまあ良かったが、なぜ子供が生まれたかわからないのに、2人目が生まれないんだろうかと感じた。終盤、船に乗った人たちが現れるが、なぜ今頃なんだろうと思う。10年以上も経っているのに。それに、音楽も良くなかった。南国の無人島に合う音楽を作ってほしかった。 [地上波(吹替)] 1点(2006-09-21 15:25:59) |
76. アマデウス
《ネタバレ》 高校の時音楽の授業で見ましたが、なかなか良かったと思います。ただ単にサリエリとモーツァルトの歴史を辿っているのではなく、2人の間の人間ドラマと言うべき内容でした。若いモーツァルトの才能を理解していたが、宮廷作曲家であったし、「何でこんな奴が!?」というような思いは隠せず嫉妬していたサリエリと、音楽の才能はずば抜けていたが、酒や女に縁がなくどこか変人だったモーツァルト、この2人をFマーレイエイブラハムとトムハルスが好演していた。この映画はそれだけでなく、当然音楽も素晴らしいし、衣装など時代背景もきっちり描いているのが良い。 [DVD(字幕)] 9点(2006-09-12 21:09:58)(良:1票) |
77. 暗殺者
他の役者が大した事なかったからか、やっぱりバンデラスが良く見えた。設定やストーリーは適当な感じもしますが、まさに90年代のB級アクションと言った感じで、90年代のスタローンの作品では良い方だと思う。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-01 11:01:37) |
78. アイ,ロボット
《ネタバレ》 今更感が存分に出ていて、一部の映像を除いてこれでもかと言うほど今までに見たことのある素材を見せまくっている。本当に作る必要のなかった映画。 [DVD(字幕)] 2点(2006-09-01 10:57:22)(良:1票) |
79. アナコンダ
《ネタバレ》 最初、主人公だと思ってた男は食われるし、前半は中途半端な展開が多かった。途中から蛇が出てきたが、演出が下手なのもあってそれほど怖くなかった。あと、ジョンボイトの役は必要なのかと思いました。蛇との戦いをしているのにジョンボイトが入ってきて邪魔でしたね。純粋に蛇との闘いをひたすらやれば良かったと思う。 [地上波(吹替)] 2点(2006-09-01 10:53:45) |
80. I am Sam アイ・アム・サム
ショーンペン、ダコタファニングの演技はすごく良いのですが、ダコタファニングは演技が上手いからと言って演技させすぎてる感じがしました。途中親子愛の描写が薄れるのもマイナスだと思う。最後もそれでいいのかといった感じで感動できなかった。ただ、ビートルズの音楽は良かったです。あと、親子ものなら設定は違いますが「クレイマー、クレイマー」の方が好きです。 [地上波(吹替)] 4点(2006-08-31 23:25:53) |