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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2258
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アドレナリンドライブ 《ネタバレ》 
“大金を奪って逃げる”という犯罪行為の後ろめたさを打ち消す仕掛けは抜かりなく、主役から脇役までキャスティングも含めてキャラクター造形はお見事です。特にジョビジョバの起用が功を奏しており、シリアスに寄り過ぎることを防ぎコメディのスタンスを堅持しています。その結果、スリリングであっても不快な気持ちになる心配を払拭しました。娯楽作品としてなかなかの完成度です。安心して感情移入して問題ありません。あえて注文をつけるなら、本題(逃避行)に入るまでが長かったり、逃げ切ったあと油断して下手を打ったりと、サスペンスに必要な緊迫感やリズム感に欠けること(これは最近の展開が早いドラマに慣れてしまっているせいもあるかも)。タイトルに違わず、もう少し疾走感を感じられれば文句無しでした。ところで運命の2人は幸せになれたのでしょうか。浮かれっぷりを見る限り、典型的な破滅型に見えますけれども。購入してきた車が、国産車だっただけマシということにしておきましょう。
[インターネット(邦画)] 7点(2019-11-20 22:23:31)
2.  遊びの時間は終らない 《ネタバレ》 
地震や火事を想定した予行演習。小中学生の頃はよくありました。先生は必ず言います。「真剣にやれ!」と。でも子供たちの耳には届きません。だって先生たちから真剣さが伝わってこないから。申し訳程度のスモーク。都合のいい時間帯、場所からの出火。どこにリアリティがあるのでしょう。「お約束」という大きな看板がどーんと掲げられています。小学の高学年くらいになれば、それくらい分かります。だから白けてしまうのです。最初はそういう大人世界の矛盾を、子供心に“変だな”と思ったもの。でも次第に慣れてくるのです。イチイチ突っかかるのが面倒になってきます。いつの間にか、物分かりのいい大人が出来上がっているという仕組み。本作の主人公は、そんな大人にならなかった男。真っ直ぐで、正直で、正義感が強い。彼はひたすらリアルに銀行強盗を演じました。当然いろいろな不都合が出てくるのが道理。困るのは大人たち。これがシニカルな笑いに繋がりました。子供心に抱いたモヤモヤがスッキリする不思議。だから、大人社会に疑問を感じている人ほど観ていて爽快なのだと思います。主人公に共感できるか、はたまた眉をひそめてしまうか。観客の“大人度”が量れそうです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-10-08 20:06:44)(良:3票)
3.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
年齢も性別も違う各キャラクターに感情移入しまくり。父、夫、子供に戻ったり、経験も無いのに妻になったり、ゲイになったり。そして中年の一人の男として。可笑しく、切なく心を揺さぶられました。あまりにリアル。人間のイヤな部分、見たくない箇所を見せつけられました。でも妙に心地良かったりもする。“人間”を見事に描いている作品でした。結末は主人公の死。それも銃殺。どう考えてもバッドエンドです。しかし不思議と充実感がある。理不尽に命を奪われたことに対する憤りよりも、今までの人生に対しての感謝が勝る。彼をそういう気持ちにさせたのは何か。それは生きている実感だったと思います。生きている時から“死んでいた”主人公。彼を生き返らせたのは、ある少女との出会い。娘と同じ年の美少女。恋に落ちるのに理由は要らない。彼の望みはただ一つです。あえて下世話な言い方をすれば、「ヤリたい」「セックスしたい」。それが男の本音。もともと男はそんな生き物。彼女とヤリたいがために体を鍛える。まるで高校生です。そう彼は青春を取り戻した。それは性欲でもある。性欲は、すなわち生きようとする力。社会に研磨されるうちに、あるいは日々の生活で磨耗するかのように、失くしてしまったもの。しかし結局彼は少女を抱きませんでした。彼女が処女と知って、42歳の大人の自我が待ったをかけた。青春を取り戻しても、10代の精神に戻るわけじゃない。今まで積重ねてきたものは消えてなくならない。それが人生の重み。もし、彼女を抱いていたら殺されずに済んだかもしれない。でも“彼女を抱かずに殺される”ほうがしっくりくる。妻を殺人者にせずに済んだ可能性もある。これはこれで悪くない。決してベストじゃないけど、そこそこベターな結末。最後の刹那に浮かぶのは愛娘の顔、そして妻の顔。つまらん人生だったけど、ありがとう。もしそう言えるならば、その人生は悪くない。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-01 00:33:24)(良:2票)
4.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 
天使を介在させることでファンタジー色を強調。好感度の高い(?)ニコラス・ケイジの起用により、上手く美談に仕上げています。ただ、自分はいいお話だとは思いません。とくにオチがいけない。みんなの善意が主人公カップルを救ったという結末ですが、その必要性を感じません。2人が得た大金は所詮あぶく銭。それを失ったところで元に戻るだけです。ニコラスは愛情がない妻と縁が切れたわけですし、ブリジット・フォンダも誠実な夫を手に入れた。2人はこの出来事から、十分な恩恵を受けています。お金以上のものを手に入れた。何も無いところからでも、2人は前を向いて歩こうとしています。それでいい。それが素晴らしい。だのに、この期に及んで援助が必要でしょうか。新聞記事に煽られて寄付をした人たちに言いたい。自分の善意を満足させたいなら、ユニセフに寄付したほうがよほど有益だと。赤十字でもいい。愛の小鳩事業団やカンガルー募金、ドラえもん募金だってある。北への支援米は止めておいてね。本当に援助を必要としている人たちへ、その善意を向けて欲しい。強欲妻へのお仕置きは、無いと締まりが悪いでしょう。ただ、金タライの一つも頭に落としておけば十分だと思います。正直、彼女に良いところは見当たりません。でも極悪ってわけじゃない。誰よりも人間らしいのは、実は彼女なんじゃないかと。よく見ればライス国務長官よりもちょっとカワイイし。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-06-26 18:07:57)(良:1票)
5.  アナコンダ
まずアナコンダが小さい。正確には頭が小さい。ヘビだから胴体に比べて頭が小さいのは当然ですが、人の頭と同じくらいの大きさではインパクト不足。かといって、頭を大きくしすぎると、全長は途方もない大きさになってしまいます。見せ場である“ヘビにぐるぐる巻かれている人間”や“丸飲みされて胴体に浮かび上がる人間”も表現できません。このあたりのさじ加減は難しいところです。また、捕食後もガンガン動いたり、執拗に人間を襲ったり、ヘビの性質にそぐわない部分に違和感を覚えました。ヘビであるなら、ヘビの特性を活かさないと意味がありません。そこを無視するとモンスター映画になってしまいます。(動物系パニック映画の長所は、動物に馴染みがある点です。想像しやすいから恐怖も生まれやすい。モンスター映画には無い“強み”です。)また本作のアナコンダにはあまり知性が感じられませんでした。敵の狡猾さもまた、恐怖を生む重要な要素です。
[地上波(吹替)] 5点(2006-09-26 17:56:25)
6.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
短い尺にもかかわらず、少年とロボットの友情が上手く表現されていたと思います。とにかく見せ方が上手い。“なりたい自分になる”というキーワードも胸に響き、ドラマ性も申し分なし。ラストの展開にはウルッときます。ベタですが、こういうお話は基本的に好きです。ただ、大人目線で考えるとちょっと引っかかるものがあります。例えば、「ジャイアントはその人柄が認められ、スクラップ工場で働くことになりましたとさ」とか「ジャイアントは世界中の兵器を食べるようお願いされ、世の中は平和になりましたとさ」なら、めでたしめでたしと思えます。しかし、本作では何も解決していない。残されたのは、いつ制御装置(良心)が働かなくなるか分からない超強力な兵器が存在するという事実。しかもその兵器はほぼ破壊不可能。「あいつはイイ奴だから大丈夫」では済まされない。あまりに危険すぎます。これほどまでに兵器としての破壊力を持たせる必要は無かった気がします。この点がマイナス要素。でも良作であることに間違いはありません。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-07-29 14:20:34)
7.  アルマゲドン(1998)
友人から「絶対感動する」と薦められた作品です。ストーリーは隕石が地球に激突し人類が滅亡するのを阻止するため、宇宙に向かう掘削(穴掘り)屋の活躍を描いたものです。一般人が主人公であるため、共感し易いです。次から次へと襲い来る試練は正直やりすぎというか現実感に欠けますが、娯楽性を追及した場合、これくらいでよいのかもしれません。個人的には「俺にまかせとけ」とか「俺を信じろ」のような台詞を吐く主人公は嫌いなのですが、物語の勢いで許せてしまいます。映像面(隕石による都市破壊や宇宙でのミッション)に目をみはるものがありますが、真の見所は親子愛の部分です。物語終盤の主人公と娘、そしてその恋人との台詞にはベタだと思いつつ、ぐっと来るものがあります。内容のわりに軽い感じは否めませんが、これから娘を嫁がせる父、嫁ぐ娘さんはきっと感じるものがあると思います(ちなみに前出の友人も結婚間近の娘さんでした)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-15 17:49:14)
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