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ちゃじじさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 304
性別 男性
自己紹介 つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。

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1.  暗黒街の弾痕(1937) 《ネタバレ》 
霧、夜という環境。そして貸車、車、牢獄、家、手配書、窓という矩形に囚われ続ける二人。 エディは霧を逃れながら脱獄し、ジョアンは家から離れ、車の窓を壊し、二人は何とか自分たちを捕らえる物から逃れようとする。 陽光が差し込む森で開け放たれた空が視界に現れる時、二人は固定された様々な環境や矩形から初めて解放される。 そして神父の言葉が、エディの笑顔がそこで表象される。 自分にはそれが幸福な結末であるとしか思えない。
[DVD(字幕)] 7点(2017-03-20 20:44:42)
2.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 
始めての、ZQN(恋人)との遭遇場面。郵便受けを使う事で、視野が限られ、扉の向こうと遮断され安全が確保されているという空間を作り出している。それは観客と映画の関係そのものであり、その場面で、観客の視点は、英雄の視点と同一化する。 だからこそ、扉を開けZQNと英雄が対決する瞬間がより、身に迫り恐怖を感じる。 恋人を殺した後、町に出る英雄。始めは通りの向こうにいたZQNが、長回しの中で、次第に数を増やし、近づいてくる。そして、後ろで爆発が起こり走り出す英雄。この一連の流れの素晴らしさ。持続するカットの中で、ZQNの特性、多様性、現段階で社会に及ぼしている影響を、視覚的に、充実した空間密度で見事に見せていく。 そして、武器により、表現される男性性。 ゾンビ映画で語られてきた社会風刺も、日本という国に合わせた形で、表現されている。それは死後もなお、仕事に縛られる姿であったり、抑圧された欲望の表出であったり。 英雄やゾンビの個別性に代表されるが、最後は社会全体ではなく、個の視点に物語を収束させている所に、この映画の素晴らしさ、ゾンビ映画における革新性を感じた。
[映画館(邦画)] 8点(2016-06-02 00:50:22)(良:1票)
3.  アウトロー(2013)
物語の緩急、静と動のメリハリがうまくつけられていて常に緊張感を保って観る事ができた。ブルーノの存在感、見え隠れする狂気がそのまま物語の推進力になっていた。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-18 22:19:25)
4.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 
彼らは常に一般人には見えない敵、たとえば貧困や差別や偏見と、団地=自分達の居場所を守る為に戦っているのだと思った。そしてその戦いは公に評価される事はない。エイリアンとの戦いにそれが全て象徴されていた。 BGMとシンクロするような短いカットの連続がテンポのよさ、若者達の行き場のない疾走感をうまく表現していた。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-06 10:00:29)
5.  アギーレ/神の怒り
大自然に囲まれた大河に浮かぶ一艘の筏、これが全てを物語っていた。敵の姿も見えない、目指す場所も分からない。自分がどこにいるのか、これからどうなり、どこに向かうのかも分からない。そんな中で、互いに疑心暗鬼になり傷つけあい、尽きない欲望に駆られ身も心も疲弊していく。極限の状況の中ではあるものの、むしろそんな状況であるからこそ、これが人生、人間そのものなのかもしれないと思った。 そして、そんな人間を包み込むように、また嘲笑うかのようにただあるがままの姿をさらし続ける自然。この構図は人間が存在し続ける限り変わらない。改めて人間というもの、自然というもの、人間に対する自然というものをCGに頼ることのない、生々しい映像で見せ付けられた。
[DVD(字幕)] 8点(2015-10-21 18:22:12)
6.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 
善悪の基準、倫理観、常識、価値観全てが日本でごく普通に暮らす自分の想像を越えていたと同時に、映画の作り自体も自分の映画に対する常識をはるかに越えていた。 アンワル・コンゴの吐くものすらでこない、苦痛そのものでしかない嗚咽から果てしない闇の中に進んでいく姿。 彼が罪を認識するという贖罪の始まりに立ち、終わることのない悔悟の世界に踏み入れた事をあらわしているのだと思ったが、そんな解釈すら自分の小さな物差しでしか計れていない善悪の基準と思える程、底知れない人間の業に触れてしまった気がした。
[DVD(字幕)] 7点(2015-10-18 20:01:27)
7.  アカルイミライ
僕はいつも映画を観るとき、自分の人生を変えてくれる映画、そして自分の今までの人生、これからの人生に寄り添ってくれる映画をいつも探しています。 まちがいなくこの映画は自分の中でそういった存在になる一本です。これから先どんな人生であろうとも、いつでもクラゲは生きているのだと、どこでもクラゲは生きていけるのだと信じたい。
[DVD(邦画)] 10点(2015-02-16 03:14:55)
8.  悪の教典 《ネタバレ》 
蓮実の過去に同情を抱かせないつくりはとてもよかったが、もっというと過去を一切見せて欲しくなかった。今は見せるだけでこの人物がどれだけ狂っているかを過去にまで想像させるようにして欲しかった。
[DVD(邦画)] 5点(2014-12-29 13:59:40)
9.  ある戦慄 《ネタバレ》 
人間誰しも他人に犯されたくない弱い部分、大切にしているものがある。それを土足で踏みにじられたとき、立ち上がる事はできるのか。それでも見てみぬふりを決め込めるのか、お前もこいつらと同じじゃないかと画面の向こうから、知的な狂人ジョーとアーティが問いかけてくる。 密室、無音、モノクロという下地の上で絶対領域に踏み込まれる恐怖と誰もが潜在的に抱いている日常に潜む不条理な恐怖が描かれていた。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-13 16:00:48)
10.  悪人 《ネタバレ》 
祐一と光代の間で「好き」とか「愛してる」などの言葉が一切ありませんでした。 でも二人のそれまでの生活や背景をみれば、今の二人の結びつきがどれほど強く互いに必要な存在であるかは痛いほど伝わってくる。それは男と女、恋人という言葉だけでは表しきれない、もっと深くて切ない人と人との結びつきが生まれていたからこそだと思いました。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-15 11:53:55)
11.  アポロ13
NASAの技術者たちのプロフェッショナルぶりにしびれました。職種を問わず仕事に誇りを持ち真摯に取り組む姿はかっこいいです。 宇宙飛行士に焦点が当てられる映画は多々ありますが、裏方や家族の苦悩をこれだけしっかりと描こうとしたその姿勢だけでも見所があると思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-21 18:53:21)
12.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
相手のことを考え思いやり、多くを語らない日本人の美徳。椎名、椎名の母、琴美、河崎、麗子、そしてドルジも多くの事を語ろうとしない。 ラストでドルジの行く末をぼやかし、多くを見せないあたりにも映画製作者の粋な計らいを感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-15 20:36:48)
13.  アリス・イン・ワンダーランド
絵面ではひきつけられるものはあったけど、肝心のストーリーは全く面白くなかったです。
[DVD(字幕)] 4点(2011-02-28 18:16:04)
14.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
父親との関係を深く描いてみたり、過去のヴァンコ親子との因縁などをもっと掘り下げたりすれば、新元素発見や最終決戦にもっと深みが出たと思いました。色々詰め込もうとしすぎてどれも薄味になってしまった印象です。あともっとミッキー・ロークとの対決は長く見せて欲しかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-25 23:36:56)
15.  アビス/完全版 《ネタバレ》 
2001年宇宙の旅を舞台を深海にして、エンターテイメント性を取り入れたような感じで、深海の世界をじっくりと見せ、山場もたくさんあったので約3時間という長さも気にならずとても楽しめた。ただ謎の生命体の乗り物?が最後地上に出てきたときに、そのあまりの作り物臭さに萎えてしまったし、とってつけたようなメッセージ性もいらなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-05 00:17:51)
16.  アウェイ・フロム・ハー 君を想う
歳を重ねても妻をこれ程までに愛する事ができるのは素敵だと思った。
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 20:00:29)
17.  悪魔のいけにえ2 《ネタバレ》 
中々面白かったです。レフティの人間性が登場時と後半では全く違ってました。(一人で解決するとかいいながら女性を囮に使ったり、穴に落ちた彼女を全く助けに行こうとせず、大口叩く割にはビビッて中々アジトに入っていけず一人で発狂して暴れてたり…)かなりいい味出してました。女の人はずっと叫んでた印象しかありません。
[DVD(字幕)] 5点(2009-01-23 09:08:37)
18.  悪魔のいけにえ
この緊迫感はすごい。83分間気を休める場面がない。観ている最中は登場人物のだれ一人にも感情移入を許さず徹底的にその出来事を客観的に素早い展開で見せ付けられるので、観ている側はそれをただ受動することしかできない。そしてラストの脱走での緊迫感からの開放、夕日の中チェーンソーを振り回すレザーフェイス。その画からは高い芸術性を感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-24 09:47:51)
19.  アメリカの友人 《ネタバレ》 
列車での殺人と地下鉄での追跡の場面は見ごたえがありました。自分の死を悟ってから悪人が改心したり、人の為に善い事をするというような話はたくさん観た事が有りますが逆のパターンは初めてでした。よくよく考えてみれば、そんな人間がいても可笑しいことではない気もしました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-23 17:03:41)
20.  甘い生活 《ネタバレ》 
どうでもいい人達のどうでもいい内容の話で全ての言動は、最後のポニーテールの少女の美しさや尊さを引き立たせるためだけの役目でしかありませんでした。入り江を隔てた隙間がマルチェロ達と少女の住んでいる世界の差。向こう側に行こうと思えば行けた距離と水位であったにもかかわらずマルチェロは行こうとしなかった。それによって、彼が友人の死や日頃の退廃的な生活によって人と向き合い会話をしようという、記者にとって大切なものを失ってしまったという事が表れていた気がします。また、死してもなお何かを見続けようとする魚と友の死から目をそらしドンチャン騒ぎをして現実を見ようとしなかったマルチェロの対比。悲惨な描写ばかりでしたが、ラストの少女の満面の笑みからはそれらの憂鬱さを全て吹き飛ばすほどの力強い美しさ、希望を感じ、それが唯一無二の救いになっていました。今作が初めて観たフェリーニの作品でしたが彼が「映像の魔術師」と呼ばれている理由が少し分かりました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-12 11:03:16)
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