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1.  アバター(2009)
 自分としては、評価は低いです。  映像面では、最先端技術をもってしても、パンドラの先住民や動物たち、ラストのバトルは、CGアニメにしか見えなかった。TVなどで見る実写の動物の映像を思い浮かべれば、その違いは明らかだと思う。ゲームのデモ映像と同じ印象を受けてしまう。グルグル動くカメラも、作り物映像に拍車をかけているのだろう。  そして、本作独自の映像イメージが特に無いのは、最も残念なところ。「マトリックスっぽい」とか、「ブレードランナーっぽい」イメージは思い浮かぶが、「アバターっぽい」イメージというものが思い浮かばない。  ストーリーの題材は王道で悪くないが、演出や脚本の出来が低レベルなのは、かなり期待外れである。特に、主人公が兄の代役だったり、車椅子だったりする設定がほとんど生かされていないのは致命的。  観客は、「主人公が人類と先住民のどちらに味方するのか?」という、葛藤の果ての結末を期待して見るわけだが、これがあっさりしていて肩透かしを食らう。  他にも、先住民や大佐や研究者たちのキャラクターが、パターン化し過ぎていたり、彼らとの人間関係が浅すぎるなど、欠点がやたらと目に付く。162分の映画としては、かなりずさんな作りの脚本だと思う。  また、キャメロン本人が、本作で描きたかったものが全然伝わってこず、脚本やテーマ自体が借り物的な印象を受ける。  簡単に言うと、「CGと3Dに頼りすぎの映画」。逆に、「CGで何でも出来る」という罠が見えた気がする。例えば、本作では先住民と人間の身長差を使った演出などが、全く無いが、20年前なら先住民をぬいぐるみで作り、人間と演技させる中で身長の差を生かした演出を現場で考え出したであろう。  本作のヒットで、ハリウッド映画界において脚本軽視のCG大作路線が強化されるのが、非常に残念。
[映画館(字幕)] 3点(2010-01-19 22:49:41)(笑:1票) (良:7票)
2.  アルティメット
売りのアクションは確かに爽快感はあるが、冒頭がピークで、徐々に退屈になり最後は余計に感じる始末。また、残忍なバイオレンス描写が、所々嫌悪感を感じる。 設定の古臭さや、話の幼稚さには辟易とさせられる。見る年代を選ぶ作品でしょうね。 
[DVD(字幕)] 2点(2009-09-23 22:17:49)
3.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
 私の感覚では、「ぎりぎりアウト」です。判断基準は、ネタ割れした後に「あ~そうだったのか!…で、この後どうなるんだ!?」と感じるか、「え~っ今までのは何だったの!?…もう、この後はどうなってもいいや」と感じるかで、本作は後者になってしまったからです。  また、多重人格の治療法についてはかなりSF的なものであるにもかかわらず、話の中では何の論議もされずに(観客に対しても説明は不充分)、死刑が撤回されてしまうなど、荒っぽい部分が多いと思います。  「多重人格者の脳内での戦い」というアイデア自体を活かすなら、最初の30分以内に観客に提示するべきだと思います。そして、脳内バトルを医師たちがモニターしながら、殺人者の人格を倒すべくリアルタイムで治療をしていく話などにすれば、正統な構成になったと思います。  (余談ですが、口直しにブライアン・デ・パルマの作品を見て、その力量を改めて感じることになりました)
[DVD(字幕)] 2点(2007-09-09 22:40:08)(良:1票)
4.  明日の記憶 《ネタバレ》 
予備知識なしで見ましたが、プロデュースも兼ねた渡辺謙の真剣さが伝わる力作だったと思います。何人かの方が指摘されているように、実際の病気や介護にたずさわった方から見れば、綺麗ごと過ぎるのかも知れません。私が思うに、この作品はアルツハイマー病のことをよく知らない人と、実際に病気にかかって苦しんでいる人やそれを支えている人たちの間に、位置しているのではないでしょうか。病気のことを知ってもらい、少しでも苦しんでいる人たちの助けになって欲しい、そんなメッセージが込められていると思います。 渡辺謙や製作者たちは、「映画」というやり方で、そのメッセージをなるべく多くの人に伝えるために、内容をある程度ソフトに(美化)し、またドラマティックな演出にしたのではないでしょうか。現実をそのままフィルムに収めて、ドキュメンタリー映画として上映しても、興味を持っている人たちしか見に来ない、というのが現状だと思いますから。本作は、この病気について興味を持ってない人たちに関心を持ってもらう、という役割の一端を充分担ったと思います。 映画の内容としては、やはり渡辺謙の熱演が見所だと思います。それに呼応するかのような樋口可南子の演技も力を感じるものであり、見事に夫婦として劇中に存在していたと思います。渡辺謙が奥さんに「毎日、迷惑掛けてごめん」と泣き叫ぶシーンが印象的で、心に残りました。病気になった人の苦しみを、自分なりに感じられたシーンです。 近年流行の、安直な製作姿勢で作られた「病気+恋愛+感動」ものの映画やテレビドラマの、稚拙さを浮き彫りにしたといえる一作ではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 9点(2006-12-31 22:56:53)
5.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 
頑張って作っているのは伝わってきますが、全体的に話が薄い感じです。30分程度の長さなら、かなり面白いと思ったはずです。106分という時間ならば、劇中の世界の状況や、ゲームの位置付け、ゲーム関係者以外の登場人物と主人公との関わり、謎の二重三重化、等といったストーリーやドラマの幅を広げる要素が必要だと思います。 また、映像のイメージ的にも、インパクトや斬新な感じが見られなかったのが残念です。 映画の軸になる「アヴァロン」というゲームですが、バーチャルな戦場でのバトル、つまり戦争ごっこというモチーフは、あまり魅力的ではない(やって見たい!と思わない)と感じました。なぜなら現実にゲームセンターで似たようなゲームを体験できるからです。360度バーチャルな3D空間での戦闘か、モニターを通してのバーチャルな3D空間かという違いも、映画として見ている分には大して変わりないという印象でした。 オンラインゲームなど、現実世界のゲームが発達している今、もっと思いきったイメージが必要なのではないでしょうか。「ハリー・ポッター」シリーズのゲームなどは、ファンタスティックな魅力にあふれていますし、「トロン」(古いですが)のバイクバトルも、インパクトはありました。 ちなみに冒頭の、爆発が平面素材だったという演出ですが、複数のプレーヤーが同時に存在するフィールドでは、立体でなくてはおかしいのでは?と思ってしまいました。 主人公の女性が、ゲームだけの生活と言うのも話の薄さ、狭さにつながっていると思います。何か目的のためにゲームで資金を稼ぐ、違法なゲームを探るためにプレイヤーになった捜査官、などといった要素があれば、ゲームに取り込まれていく演出にも面白みが出たと思います。 また、多くの方がご指摘の通り、同じカットの多用は作品を安い印象にしていると思います。 この作品を見た後に、「ダークシティ」(1997年製作)というSF映画を思い出しました。少しだけ似た印象の作品ですが、「ダークシティ」の方が、話の密度も、斬新なイメージも数段上でした。 個人的には、隠しエリアこそが現実世界だった、というオチにして欲しかったです。
[DVD(吹替)] 3点(2006-12-30 01:43:15)(良:1票)
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