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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  阿部一族(1993)<TVM> 《ネタバレ》 
森鴎外のしっかりした原作に、 アクションの部分は、深作さんが渾身の力で、 演出する。  すると、こんなに奥深い娯楽時代劇が出来てしまう。 テレビ映画と言うことだが、ちょっと高めに、この点数。
[DVD(邦画)] 8点(2022-10-23 14:29:03)
2.  IP5/愛を探す旅人たち 《ネタバレ》 
べネックスは映画の中で女性や子ども、老人を考えてる。 いや、作家性の強い監督はみなそうではあるけども(笑)  「ベティブルー」で女性を、そして本作では子どもや老人を考えてる。 こういう人が現実にいるかどうかという問題より、べネックスの映画世界には 確実に息をし、生活しているのだ。  黒人の子どもがいい。べネックスの女性がそうであったように、 子どももどこか狂気じみている。 そして老人は聖者のようだ。  映画オタクが聖者を描くことは多いが、狂気じみた女性や子どもを 描ける監督は、少ないと思う。 べネックスはそんな一人だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2018-08-04 23:16:49)
3.  愛する(1997) 《ネタバレ》 
浦山監督の「私が棄てた女」と観比べた。この映画は2度目だが、ようやく本当の話の意味が見えてきた。女性が男の愛を磨くという点で、この話は一致している。浦山監督のは女性を踏みつけにしても何も感じない男を浅丘ルリ子がこれから対決しなければならない、と言って終わる。こちらの熊井版は、もっと愛の純度が高い。一緒になったミツからもらった贈り物を簡単に捨てる男の愛情。ところがミツがハンセン病になって、病院に行き、そこでもっと高度な愛を知る。そして男のもとより、病院に留まるという選択をする。もちろんミツは男のことでそれからも何度も泣くのだが・・そうしてドンドン愛情が純化したミツが事故死した後、男はそれを知り、泣く。つまり男の愛が純化する。この点で浦山監督の映画と同じ内容になるのだ。熊井監督のすさまじい映画人生をささえた熊井夫人との愛の交流がここまで純な愛の話を創ったものと自分は思った。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-05-16 11:03:17)
4.  愛の風景 《ネタバレ》 
こういうゆったりしたテンポで色んな人の人生を見せてくれる映画は好きです。たとえ、牧師といえども、家族を第一に向き合わねば、うまくいかないんですね。牧師さんは野心があるわけでもなく、ただ普通の職業という感じで牧師を選んで、自分へのこだわりで、子供を預かったり、工場の労働者に教会を貸したりします。でも奥さんにとってみれば、何より子供が大事なわけで、そんなこだわりで家族を守ってくれるのかと不安になるのは当然でしょう。最後、こだわりを捨てて、彼は病院の牧師という職業を選びます。そして、奥さんに素直にやり直せないか?と言い、やっと彼は落ち着くのです。良い映画でした。ただ、この映画の最初のレビュワーとして、ピント外れたようなコメントを書いていたら、申し訳ありません。でも、この映画、自分には好感触でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-03-11 15:45:14)
5.  愛について、東京 《ネタバレ》 
柳町光男。 「火まつり」の神と人間の世界のとらえ方で、若い時に魅せられた監督の一人。  さて、「十九歳」「さらば愛しき」を観て、柳町ワールドを押さえたうえで、本作を鑑賞。 絶望を突き抜けて、神と対峙した、この監督作品は、 実に、淡々としたものだった。  そうです、東京は金のない人には、面白くも何もないのは、 中国人だろうが、地方出身者だろうが、同じこと。 まぁヤクザとその女をめぐる逃避行を、中国人に置き換えただけの話ではあるが、 突き抜けた人だけが持つ、温かみのあるラストだった。  藤岡弘が強精剤を集めるとこが面白かった。
[DVD(邦画)] 7点(2023-12-03 21:37:32)
6.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 
ベトナム映画史は、ダン・ニャット・ミンから始まる。 このサイトには登録されてないが、「十月になれば」が有名である。 小生は、この次に有名な「河の女」を観たことがあるが、 ベトナムの革命時のの埃っぽい町が印象的だった。  それから、数年して、アジア・ヌーベルヴァーグが起こり、 この映画が出てくる。 ベトナム映画史的には、次の波である。  この映画、金持ちで働く使用人の女の子の視点から見える 金持ち一家の様子である。 何より驚きなのが、失踪癖のある旦那が亡くなった後、この家は落ち込み、 次の奉公先で、いいとこの息子に見初められ、嫁に居座るというハッピーエンド(笑)?  観てて、ほっこりする佳作。
[DVD(字幕)] 7点(2023-11-19 00:10:53)
7.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
イニャリトゥ監督は、見せ方が上手い。 どのエピソードも飽きさせない展開で見せる。  終わってみると、一つの事故現場の3人のエピソードが絡むことなく、 2時間半綴られていくだけだけど、これが面白い。 この監督ならではの、カタルシスといった感じ。  犬がどのエピソードにも重要なのだが・・ 闘犬で稼ぐ兄嫁に惚れた男の話、事故で怪我したバツイチと一緒に住むモデルの話、 テロリスト上がりの殺し屋の話。 どの話も面白い。 殺し屋が最後、殺さないのがまた良い塩梅ですな。
[ビデオ(吹替)] 7点(2022-05-22 22:26:20)
8.  アンジェラの灰 《ネタバレ》 
アランパーカー追悼の意を込めて鑑賞。  アランパーカーの初期の青年の成長を描く映画が好きだった。 「フェーム」「バーディ」 この映画でも、不況にあえぐアイルランドで、 経済的に困窮していた家族の、少年から青年へと成長していく様をじっくり描いている。  アイルランドと言えば、ジョンカーニーの映画でもお馴染みの国である。 いつだって、経済的にきつい、閉塞感のある国のイメージがある。 この映画では、そこから逃げ出すようにアメリカへと旅立っていくラストだ。  父親が入り浸ってたバーの店先に飾ってあった自由の女神を眺めていた青年が、 ラスト、本物の自由の女神を船上から眺めるとこが印象的だ。 閉塞感たっぷりの2時間のあとに、アメリカのイメージがまぶしい。 この後、この青年にどんな人生が待ち受けているのだろう・・
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-08-15 21:42:59)
9.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
2020年、コロナウィルス問題が大きくなってきたので、 昔、話題になったこの映画を観た。  感染症封じ込め騒ぎから始まって、大統領がついに感染した町全部を 爆撃しようとするという恐ろしい話。 ダスティンホフマンとキューバグッティング(実はものすごく頼りになる人だった)の二人の コンビが阻止しようとする下りは、娯楽モノとして上出来でした。  あっという間の2時間だった。 はよ、コロナ騒ぎ、終息してほしい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-02-23 22:24:25)
10.  あの夏、いちばん静かな海。 《ネタバレ》 
たけしさんの暴力映画とは違う、もう一つの側面。 「菊次郎の夏」や「キッズリターン」と同じ感じの映画。  サーフィンを扱っているが、ホイチョイプロが手がける映画などとは違った、 都会の地元民の静かなテンポの映画だ。 地方からやってくる賑やかな連中とは違う、地元映画の味わいがある。 そして、主人公が華やかな仕事についてないとこなど、明らかにたけしさんの 東京が発信する文化に対抗している、骨のある映画になっている。  さらに洗練された久石譲の音楽が、羨ましい仕上がりにしている。 素敵な映画。  (後記) この映画の前年、桑田佳祐の映画「稲村ジェーン」に対して、たけしが「稲村~」に対して評論している。 そしてたけしは、その桑田への具体的な指摘を、本作を創ることで反論してみせたのだ。 桑田もこれに対して、もう一本映画を創ると宣戦布告している。だが、これは実現しなかった。 惜しむらくは、このバトルを後世の人間が確かめたく、「稲村ジェーン」を観ようとしても、 高額なVHSを購入するしかないのである。是非、「稲村ジェーン」のDVD化を!
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-07-08 01:32:24)
11.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
いやぁ、こりゃキューブリックのかなり正直な心情の吐露だと思うなぁ。名作(迷作も)を連発するも、この才人は孤独だったんだろうね。みんなが距離を置く中で、完全主義で自分をむきだしに表現するのは、あの仮面乱交パーティで自分だけが仮面を脱いだトムクルーズに表してたんじゃないかなぁ。みんな普通に生きてんだけど、キューブリックだけがむき出しの狂気なんか表現するもんだから、周りはひいてたんだろうね。映画冒頭のニコールキッドマンの罵倒は、リアルすぎ!あれ、奥さんから本当に言われたんじゃないかなぁ。キューブリック以上に神様視点になるのは恐れ多いけど、なんか観てて、この監督も人の子であったか、と思った・・。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-23 12:04:04)
12.  愛・アマチュア 《ネタバレ》 
ハルハートリーって面白いね。某レンタル屋の企画でようやく地方にも彼の作品を観る機会ができた。「映画」らしさを追及するあまり、人間描写が粗いとこもあるのが惜しい。でも面白いタイプの作品だよね。一見、二つの話が交差する結末なのかと思いきや、まったく違う展開で、粋なラストのセリフで締めくくる。結局、観客ってその人物がどういう人なのかって事よりも、どう話が締めくくられるのかってとこが気になるんだね。それに気づかされた。「シンプルメン」ではカメラを引かない距離で、一気にラストまで話を持って行ったけど、ここでは冒頭から街のある場所を見せる。へぇ、ハルハートリーってこの映画ではカメラ引くんだって思ってたら、それが重要な場所だってことが分かる。いやはや、この監督、なかなか頭のいい監督だって思わされた。なんで、もっと作品、日本に来ないのかな?
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-13 05:03:16)
13.  アウト・オブ・サイト 《ネタバレ》 
面白かった!ソダーバーグって、犯罪娯楽モノって得意なんだね。「セックスと嘘と」とか「トラフィック」とかで有名になったから、社会派監督なんだぁって思ってましたけど・・。案外「オーシャン」シリーズの方が持前発揮だったんだ。ジョージクルーニーは一線超えてなかったら、ボンド候補だったんじゃないか?って思うほど、セクスィだね。 ストーリーも適度に肩に力入れずに観られる、安定した創り。脇がガッチリ固めてあるから、派手なアクションシーンなくとも、ここまで面白い!やはり映画は特撮じゃないよ!
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-13 00:00:37)
14.  愛が微笑む時 《ネタバレ》 
シナリオがよく練れてると思った。4人の生きてる人生へのけじめのつけ方が、実に映画センスがあると思った。特に警官のビリーのシーンには、ほろりと来た。100分くらいの短い映画だけど、実にきちんと無駄なくまとまっていたと思う。そしてアメリカ人の死への考え方がよく現れている。こういう「爽やかな」映画は日本の感性では撮れないだろうなぁ。でも自分は嫌いじゃない。アメリカのたくさんの人種の集まった世界で、きちんと生きようとすれば、こういう世界観になるだろうなとしみじみ思った。でも途中、さまよい続けた彼らが生前、果たせなかった無念さをはらせると分かった時の喜びのシーンで「まさか、これミュージカル?」と一瞬不安になりましたよ。アクセントくらいで止めてくれたのでほっとした。自分、ミュージカルはちょっと苦手なんですよね。それからロバートダウニー以外、みんなよく知らない俳優だけど、演技力ありますよね。ゴーストの彼らがウロウロしているのに、それを見えない演技って難しいんじゃないかな?
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-23 16:45:09)
15.  愛という名の疑惑
あの灯台が出た時、ああ、これは一回観たなぁと思った。あまりにも2転3転のストーリーなので、途中から感情移入できなくなって、それで観た後、すっかり忘れてしまっていたのだ。娯楽映画的には成功なのだが、何も心には残らない。でもキムベイシンガーって悪女も演じるし、妖艶な女性(LAコンフィデンシャル)も出来るし、たくましい母親役(セルラー)、ダメな母親(8MILE)、何でも来いだね。何色にも染まる女優さんだよ。一方、リチャードギアは歳とってから、包容力のある男性役でもいい味出すようになってきたけど、この頃って、セクシーなだけの頭の悪い役が多かった気がする。この映画の製作にも関わっているし、イメチェン図ろうと頑張ったのかな?
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-03 05:06:27)
16.  ANA+OTTO/アナとオットー 《ネタバレ》 
ぐいぐい話をひきつける演出は良かったです。センスあふれてました。でも二人の愛を応援しながら観てたのに、あのラストはないです。愛のもたらす偶然を期待していたのでショックでした。でも悲恋ものなのに、もう一回観ても良いかな?と思わせる映画。
[DVD(字幕)] 6点(2011-06-11 23:20:41)
17.  愛人/ラマン 《ネタバレ》 
登場人物に魅力を感じないので、セックスシーンも何も感じない。ジャンジャックアノーって駄作と傑作の両極端なんだよね。「薔薇の名前」とか「スターリングラード」とかは人物に魅力があって、面白かったけど、「子熊物語」とかこの作品はう~ん、どうなんでしょう。「子熊物語」なんてメスの熊のお尻見て、オスがムラムラくるシーンがあるような野暮な作品でね。ひどかった。この映画は、話に起伏がないし、映像はきれいなので、BGM(バックグラウンドムービー)にいいかもしれない。タイトルに騙されて、借りた人も多いんじゃないかな。自分は某レンタル企画の一品だったので観ました。あの企画、かなりの高い確率で面白い作品が多いんだけど、どうしてこの作品をチョイスしたのかが分からない。ロマンスのかけらもない作品だったよ(涙)。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-01-21 08:46:20)
18.  あこがれ美しく燃え 《ネタバレ》 
全然「美しく燃え」てない!ドロドロですやん。タイトルは直訳の「ラブレッスン」でいいんじゃないですか?この「あこがれ美しく~」のタイトルに惹かれ、ビデオのパッケージの写真を見て、妄想がふくらんで観てしまったが、ただただ女性の臨時教員のいやらしさが描かれていた映画だった。ま、自分もある程度、それを観たさに観てしまったのはあるんですけど・・・戦争で廃人になってしまった夫に満たされず、性に目覚めた少年に溺れていく女教員。最初はウハウハだった少年も同年代の女の子の瑞々しさに触れて、徐々に女教員にげんなりしていく。この少年、羨ましいような、気の毒のような。「青い体験」のようにあり得ない展開じゃなかったので良かったが、もうちょっとHな場面があれば、もっと良かった。でも、この作品の主人公は監督の息子らしいので教育上、あまり過激なシーンは撮れなかったのかもしれないっすね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-08 08:52:05)
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