61. 監督・ばんざい!
《ネタバレ》 北野武の皮をかぶったビートたけしが贈る究極の嫌がらせ映画という感じですね。いかに映画の観客というものが、映画監督に踊らされているのかを思い知らされる作品でした。そういう意味で「監督・ばんざい!」というタイトルを付けたのは見事としか言いようがありません。 まあ、前半のいろんなジャンルの映画をパロディ化しているところは、面白かったんですけどね。特に昭和30年代映画なんかはリアルな「3丁目の夕日」という感じで良かったです。 「ザマーみやがれ、この野郎」と笑っているビートたけしが目に浮かんできましたね。彼の笑いにどっぷり浸かってきた世代なもんで、それもまた嬉しかったりするんですが。まあ、ビートたけしの笑いを通過してない人にはただの糞映画でしょうね。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 20:13:30) |
62. 伽倻子のために
《ネタバレ》 原作は面白かったので楽しみにしていたのですが、正直ちょっと期待外れでしたね。何というか、ひたすら地味に暗く進んでいくので退屈でした。まあ、社会問題を取り上げているので、そういう意味では貴重で興味深い作品だとは思いますが、映画としては面白くないです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-04-11 18:24:16) |
63. 頑張れ!グムスン
《ネタバレ》 ペ・ドゥナの魅力は堪能できます。ただ、ストーリー的には、ひたすら夜の繁華街をペ・ドゥナとヤクザが走りまわるシーンがほとんどで内容の薄い作品でしたね・・・。何というか映画2本立ての同時上映の方みたいな感じです。 まあ、とにかく「酒は飲んでも飲まれるな」という事ですね。(イッキ飲みは危険ですのでやめましょう!) [DVD(吹替)] 5点(2006-12-24 21:23:10) |
64. カーテンコール(2005)
《ネタバレ》 予告編等を見て予想していたのとはちょっと違った作品でしたね。もっと昭和30~40年代の映画全盛時代のエピソードを取り入れた方が良かったかなとも思いました。中途半端に在日問題を絡めているので、何が主題なのか良くわからないままラストまで行ってしまった感じがしました。(まあ、下関の戦後を語る上で欠かせないテーマではあるんでしょうが。) 「チルソクの夏」が素晴らしかっただけにちょっと期待外れでした。 [DVD(邦画)] 5点(2006-06-25 16:28:53) |
65. カスタムメイド10.30
《ネタバレ》 夕暮れ時の広島市民球場の美しさ、奥田民生 の歌そして存在感、若き木村カエラ のみずみずしさ、そして脇を固める豪華キャスト・・・これだけ素材がそろってのに、何でこの仕上がりなのか・・・・・まあ、簡単に言えば失敗作です。奥田民生や木村カエラのファン以外にはお勧めできません。 [地上波(邦画)] 4点(2018-03-08 00:52:40) |
66. ガン・ホー
《ネタバレ》 まあ、コメディなので日本の企業やサラリーマンを誇張して面白おかしく描くのは別に良いと思います(アメリカ人労働者たちの身勝手さも誇張して描いていますし)。 ただ、まともに日本語を話せない役者を主要な役で使うのはどうなんでしょうかね・・・・・。まともなのは社長役の山村聰位であとはみんな片言で意味不明で、日本語の会話の意味を英訳で確認しなくちゃならない始末です(吹替バージョンだと日本語に吹替がついていて笑ってしまいました)。 自動車会社の名前が「圧惨」自動車というのは大笑いしてしまいましたけど、まあ全体的に粗の目立つ作品でした。 もしかしたら、映画においてもアメリカ製は結構いい加減だということを示そうとしているのでしょうかね? なわけないですねw [DVD(字幕)] 3点(2008-09-07 22:16:16) |