Menu
 > レビュワー
 > 東京50km圏道路地図 さんの口コミ一覧
東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
家族の崩壊と再生という視点で見れば『岸辺のアルバム』に似てなくもないが、子供向けにだいぶ薄くしたかなという印象。また、記憶喪失的に自分をやり直してみるというのは興味深い設定ではあるけども、もうちょっとドラマチックな描き方があったのではないのかと。ただし、少年期は「カラフル」を達観するよりも、「純粋さ」を追求した方がよいのかなという気もするが、それでは生きるのが苦しくなるというメッセージなのだろう。その苦しさも「青春」だとは思うが、自殺するほど苦しいのなら無理することもないし。原作がどうなのかはわからないが、二子玉の開発時代をアニメ化したのは貴重ではあるね。「空間的な新旧」というのもテーマになっているのかもしれないが、内容にあまりリンクしていないようにも思えた。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-12-22 11:17:18)
2.  ガーンジー島の読書会の秘密 《ネタバレ》 
ガーンジー島については知らなかったので勉強になった。イギリスとしてはドイツに占領されたというのが汚点ではあるのだろう。その中で抵抗した女性がいた。とはいえ、ドイツ人も全部が悪人ではない(だからと言って、子供まで作っちゃうのもどうかと思うし、それを「アバズレ」と非難することで作品全体の中立性を保っているとも言える)。という、「民族と国家」をある種切り離した視点で描いており、深い感動はないが無難にキレイにまとまっているという印象。難点は題名からはもっと読書の効用について語られるのかと思ったがそれは殆どないのと、ロマンス系の話が少々余計だったことかな。まあ、こうなるんだろうなということは冒頭からわかるんだけどね。という意味ではありきたりな恋愛話でもあるが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-10 11:21:32)
3.  家族はつらいよ2
現代社会への老人達の怒りがベースにあるだろうが、やや説教クサイ部分があり、それがコメディ色と打ち消しあって中途半端な作品になってしまった印象。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-24 12:35:57)
4.  家族はつらいよ
シリアスなテーマを喜劇として描こうとしたのだろうが中途半端で失敗している。キャストを無理やり『東京家族』に合わせたのも失敗だったかも。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-09-19 14:56:33)
5.  海賊とよばれた男
原作未読。原作者が苦手なので敬遠していたのだが、歴史は好きなので見てみた。まず時系列が行ったり来たりするが見難い(戦後のストーリーをメインにして戦前は回想形式にした方がよかったのではないのかと)。結果、全体的に中身がなく、役者の演技も現代劇のような感じで、薄っぺらい印象。そのせいか、思っていたよりあっさりしていてイデオロギー性は感じられなかった。皆さんのコメント読むと、ストーリーを端折ったり、イデオロギー性を取り除いたり、色んな意味で原作ファンの期待を裏切る内容であったようであるが、ある程度のイデオロギー性を覚悟をして見た原作未読者にとっては拍子抜けする作品ではある。もうちょっとクドイ感じで作ってもよかったのではないだろうか。とは言え、出光は昔は独特の社風であるにも関わらず、ワリと評判のいい企業というイメージがあり、その一端は窺える内容にはなっていたと思う。ただし、近年では上場したりシェルとの統合時に創業一族の反対で揉めたりともう昔の出光ではないので、本作で描かれた創業者の想いというのは消え去ってしまっているのだろう。これも時代の変化なのだろうけど。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-03-15 15:16:31)
6.  華麗なるギャツビー(2013)
74年版は見たし、原作も既読。特に作品に思い入れもなく、なんで原作が評価されているのかもわからないのだが、WWⅠ後の好景気の「派手派手しさ」を映像的に表現する事には成功しているとは思う。原作の世界観にマッチしているか否かは意見がわかれるだろうが。まあでも相変わらず救いがなくて、ドンヨリするな。
[地上波(吹替)] 4点(2020-12-24 17:29:29)
7.  南瓜とマヨネーズ 《ネタバレ》 
腐れ縁を断ち切るには、愛人やったり昔の恋人と浮気したりといった荒療治?が必要という事だろうか。とはいっても良くも悪くも話はありきたりで湿っぽくて邦画的。最近はあまり耳にする事がなくなった?「邦画はキライ」「邦画は見ない」系の人が敬遠するジャンルの作品ではあるが、これが邦画のよさであるとも言えなくもなく、個人的にはキライではない。
[地上波(邦画)] 6点(2020-11-27 01:26:55)
8.  借りぐらしのアリエッティ
小人は何の比喩なのか?それが問題でしょう。ストレートに考えれば絶滅危惧種。「借りぐらし」とは言っても「狩り」と称して盗んでいるわけで、「借りぐらし」じゃなくて「狩りぐらし」だろ!とツッコミたくなるが、所有権とか盗みとかってのが小人に適用されるのか否か。小人を人間と考えれば適用されるのでしょうけど、人間扱いされてはいないわけで。ここから話を膨らませて発展させれば小人はマイノリティーって事も想定可能ではあるが・・・。 他方、人間は自然からの収奪を繰り返して環境破壊し、動植物の住処を破壊し結果的に絶滅危惧種を生んでいるわけで。そういう意味では人間側には「(自然に対する)借りぐらし」の意識さえないのかもしれない。製作者がどこまで意図しているのかは不明だが、そういう社会的問題(環境倫理的問題)を巧妙なアニメで表現していても、それが十分に伝わらないようであれば作品としては失敗なのかもしれない。が、よく出来た作品ではあると思う。
[地上波(邦画)] 7点(2020-08-29 22:56:45)(良:2票)
9.  怪物はささやく 《ネタバレ》 
世の中というのはブラックに近いグレーな世界というのは大人になってやっとわかったんだが、こういうのをファンタジー的に子供に教え込むというのは中々斬新で、世界観も好みではある。少年の鬱屈した想いも伝わるものがあり、子供時代って色々と窮屈で暴れだしたい事があったよなあと思い起こさせるものがある。ただし、話の中心が病気の母との親子関係になってしまったので、「物語」の教え?との接続が少々悪く、夢と現実があまりシンクロしていない印象を受ける。話を学園モノにして、クラスメートや教員との関係を中心に描いて、そこに家族が関わるというようにした方が「社会性」が描けるし、少年の成長物語にもなるのでよかったのではないのかと。
[地上波(字幕)] 6点(2020-07-21 19:50:52)(良:1票)
10.  カメラを止めるな!
映画の映画の映画という入れ子構造なので、映画ファンウケするのは理解できる。コメディーとしてもそこそこ面白い。それだけの作品と言ってしまえばそれまでだが。
[ビデオ(邦画)] 6点(2020-07-10 12:09:51)(良:1票)
11.  学校をつくろう 《ネタバレ》 
知らない事も多かったので歴史の勉強にはなったが、大学サイドが製作にガッツリ関わっているので地味で無難な作品になってしまった。NHKの歴史番組を冗長化したような印象。近代国家建設に向けての青年たちのストーリーとしてみれば、人間ドラマとして素材的には面白くなりそうな気もするが、味付けに失敗した感じで勿体ない。もっと力強くて感動的な話に仕上げる事ができたのではないのかと。専修大学自体が地味で存在感もイマイチな大学なので、もうちょっとブランド戦略をどうにかすれば、ナントカなるような気もしないでもないが。これだけの建学の精神を持ちながら埋没したままであるのは、その後の経営・運営サイドの責任なのではないのかと考えさせられた。
[DVD(邦画)] 5点(2019-04-28 02:36:23)
12.  KANO 1931海の向こうの甲子園
スポ根臭はそんなにないし、静かな感動がないわけではないのだが、ちょっと淡々としすぎていて綺麗に作りすぎている印象。実話ベースは大概盛り上がりに欠けるのでそうなりがちなのは仕方ないが、もうちょっと台湾統治の負の側面というものが描写されていてもよかったと思う。学校内や地域社会での民族的な葛藤もあっただろうし。八田與一は地元の英雄らしいが、この作品に必要だったのか?史実として野球部と関係があったのか否かもよくわからないし、とってつけたような扱いをするものどうなのかと。永瀬の抑えた演技は逆に存在感があり中々よかったように思う。
[地上波(邦画)] 5点(2019-03-02 02:17:34)
13.  帰ってきたヒトラー
ヒトラー本人にも問題はあったのだろうが、それよりもヒトラー的なものを求め、生み出した人々の心情こそに問題があるわけで、それが現代社会にも存在している(EUの移民問題のゴタゴタでさらに民族主義が強まっている)というパロディーというか完全な社会風刺になっていて大変面白かった。「私はあなたの心の中にいる」という台詞がそれを象徴していたと思う。第2のヒトラーが誕生する可能性は大いにあるという事だろう。実際、ミニヒトラーみたいのが登場してきているし。 ただし、演じた俳優が大柄なのと、ラストでやや説教臭くなってしまったのが残念。 それにしてもドイツはよく製作したな。日本で言えば、東条英機か近衛文麿に該当するのだろうが、とても無理だろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-06 00:12:34)
14.  駆込み女と駆出し男
群像劇的になってしまい、軸になるストーリーがあってないような印象なので全体的に盛り上がらない。台詞も早口でモゴモゴしていて何を言っているのかよくわからない。よって展開を追いかけるのが大変というか途中で面倒に・・・。映像的には良くも悪くも現代的で工夫はされているように思いますが、それで押し切るにはテーマとのミスマッチがあったような。役者陣が無駄に叫ぶのも現代的ではあるが、時代劇としてはちょっと違和感があったかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-06-08 09:51:35)
15.  紙の月 《ネタバレ》 
宮沢りえは美人ではないし、貧相なので主役としてどうなんだろう?と序盤は疑問を感じていたのだが、逆に後半それが活きたような気はする。あんまり美人で幸福顔じゃストーリー的にアレだし。ただし、感情表現や演技力には少々不満かな。全体的に淡白で開放されつつも追い詰められていく二面性が感じられなかった。人形みたいで人間味やエロさに欠けるというか。脇役陣に助けられた印象。 カネと自由と倫理のバランス。人それぞれの価値観で各々に重み付けして生きている。他人を気にしながら。自分は正しい、お前は間違ってると。で、「あんたは幸せなの?」と双方で見下したり、羨んだり・・・。出演者達がやってる事は普段から我々がやってる事です。 ラストは走ってるシーンで終わりかと思いましたが、それじゃああまりにも爽快感ありすぎなので、善行の救いと追われ続ける不安で生き続けなければならない主人公の苦悩は消えないという意味でこれはこれでよかったと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-12-29 11:44:23)
16.  GIRL ガール(2012)
原作未読だが、奥田英朗の作風からしてこれは脚本が失敗したんだろうな。総じて甘ったるくステレオタイプでリアリティーもない。もっと過酷な状況にするか皮肉を入れるかしないと見てられない。この程度の事でギャーギャー騒いでるのが見ていてアホらしくなる。こんだけ役者揃えといて勿体無い。まあ、香里奈はミスキャストだとは思うが。要潤の憎たらしさはよかったが、他の男優は都合のいい御飾程度の扱いでしかない。
[地上波(邦画)] 3点(2016-01-04 01:38:24)
17.  海洋天堂 《ネタバレ》 
障害を持つ親の気持ちのようなモノは伝わってきますが(恐らく、母親は自殺したんでしょう)、ジェット・リーが老けてしまった事に感慨深さがあるのと、彼の演技も過剰ではないので、作品全体が良くも悪くもあっさりしていて、感動作という感じでもない。中国における社会福祉の現状は理解できたが、日本で同様の事例が起こった場合はどのようなサポートがあるのか気になった。あとは泳ぎが得意なのがわかっているのに入水自殺というのもちょっと違和感が。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-26 13:28:03)
18.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
前半はハイジがロッテンマイヤーさんにシゴかれてるかのような展開。要するに、穢れた世でも「生きねば」って事でしょうか。ラストの来迎図は少々大げさですが、人間いつかは死ぬという事を訴えたいのでしょう。人によっては地獄行きなのかもしれませんが。
[地上波(邦画)] 5点(2015-05-03 16:25:08)
19.  CUT(2011)
文学には純文学と大衆文学というジャンル分けがあって、文学賞も各々わかれています。映画に、純映画と大衆映画の違いがあるのかどうかわかりませんし、賞としてはわかれてはいませんが、内心そういうわけ方をしている人もいるでしょう。どちらが好みかは人それぞれでしょうけど、何もかも相対化してしまう事の危険性もあります。資本主義の世界ですから、売れればOKなのは確かでしょうけど、その事により劣化するもの・失うものがあるのも確かでしょう。ただし表現の自由は制限できないわけで、そこは批評によって対峙していくしかないのでしょう。製作者の訴えたい事はシンプルです。ただし、主人公にあのような事をさせる事が批評になっているとは思えないし、表現としてもかなり疑問は感じます。
[地上波(邦画)] 3点(2015-04-20 10:41:46)
20.  カラスの親指
原作は楽しめたのだが、映像化されるとここまでテンポが悪く、原作にあった躍動感・疾走感がなくなってしまうものかなあという印象。配役も総じてよくなかったかな。道尾秀介は売れっ子作家のワリには映画化されたのはこの1本のみで、映像化しにくい作家なのかなあと思ったり。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-05 14:38:02)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS