1. 彼女がその名を知らない鳥たち
《ネタバレ》 阪神間を舞台にしたラブストーリーの登場人物は、み~んな不器用で愛に飢えた方々。そんなどうしようもなくてエロエロな人たちが織りなすドラマは暗い。決して爽やかなお話でも無ければ涙を誘う感動ドラマでもないけれど、何だか現実的で感情移入してしまった。そら豆みてえな面の蒼井優のラブシーン連発は有難くねえんだけど、良作。 [DVD(邦画)] 7点(2021-01-17 01:08:21) |
2. カンフー・ヨガ
《ネタバレ》 ジャッキー・チェン主演のカンフーアクション・コメディ。中国とインドを舞台に大冒険。カンフーアクションのキレは健在だけど、ノリが軽すぎて入り込めなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2020-12-27 23:28:18) |
3. 怪盗グルーのミニオン大脱走
《ネタバレ》 シリーズ第3弾は髪が豊富なグルーの双子の兄弟が登場。新しい家族で和気あいあいやってるシーンが目立つけど意味不明なフリが多く、中身が無えな。 [DVD(字幕)] 6点(2020-05-17 23:34:09) |
4. 怪盗グルーのミニオン危機一発
《ネタバレ》 シリーズ第2弾。オイラと長女マーゴにそれぞれ恋の予感。実ったのはオイラ、ルーシーとケッコンだ。皆でヤングマン大合唱。紫に汚染されたミニオンたち、何だか腐ったバナナみてえだぞ。中身は前作ほどでは無えな。 [DVD(字幕)] 6点(2020-05-16 05:24:10) |
5. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 バナナに毛が生えたようなミニオン、シリーズ第1弾。オイラは非常なる怪盗。標的は「月」、子分のミニオン軍団と共に今世紀最大の犯行を断行。だけど孤児3姉妹との友情が芽生え、心揺れるオイラ。筋書きが読める展開だけど、ハートウォーミングで楽しめた。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2020-05-06 23:32:16) |
6. 駆込み女と駆出し男
《ネタバレ》 オンナを救済する駆け込み寺。時代劇なのにコメディ調の大泉洋、ハエたたきみてえな戸田恵梨香、何とも思わねえ。光ったのは満島ひかりの怪演くらいやな。駄作。 [DVD(邦画)] 5点(2020-04-11 22:09:26) |
7. 勝手にふるえてろ
《ネタバレ》 妄想彼氏と現実彼氏、さえないはずのアタシがまさかのフタマタ。顔はBOAみたいだけど、ちょっぴり音痴なアタシ。松岡茉優のPVの様だけどひねくれたジコユー女子にしか見えねえぞ。駄作。 [DVD(邦画)] 5点(2019-10-14 20:44:52) |
8. KANO 1931海の向こうの甲子園
《ネタバレ》 天下の「KANO」が起こした奇跡。3時間を超える、実話に基づいた台湾野球スポコン巨編。厳しくも温かい熱血監督を永瀬正敏が熱演。エースの血に染まる白球を追う甲子園大会決勝戦、敗れはしたものの続くオレたちの青春。 [DVD(字幕)] 6点(2019-05-25 02:21:03) |
9. 紙の月
《ネタバレ》 アタシの美しい転落人生。巨額横領に不倫、捏造…やりたい放題なアタシ。数千万パクりがバレちゃったよ。会社の窓ガラスをバチコンして、逃げろぃ。それでもアタシは自由と居直る、何て悪いオンナだね。そのまま地獄へ真っ逆さま。少女たちの合唱曲が皮肉に聞こえちゃう。いいお話じゃないんだけど、何だか痛快なので良作。 [DVD(邦画)] 7点(2019-04-29 02:29:11) |
10. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 B級ゾンビパニック映画と、そのメイキング映像。話題性に比べて、恐怖感はそれほどないね。 [DVD(邦画)] 6点(2019-04-14 19:17:22) |
11. カーズ クロスロード
《ネタバレ》 1年ぶり2度目観賞は字幕で。意志を持つクルマのアクションアドベンチャー、シリーズ第3弾。ベテランの域に達し、レーサーとして円熟期を迎えたマクイーンの引き際を探る旅。ハイテクレーサーによる新世代の台頭を受けて、これが最期と銘打つレースに必勝を期す。それでも自らを慕う若手にユメの続きを託す潔さ。迫力あるカーアクションに加えて、今作では人生の岐路に立つ、ヒト以上に感性豊かなクルマのドラマが出色の出来栄えで良作。 [映画館(吹替)] 7点(2018-01-23 23:55:57)(良:1票) |
12. 家族はつらいよ2
《ネタバレ》 「東京家族」を茶化した喜劇第2弾。顔を合わせたらケンカばっかだけど何だかいとおしい。活気溢れる日本の家族の現風景。家族会議の朝、二階からネンジくんの仏さんコロリンコでぎょえええっ。ネンジくん逝く棺桶の中で銀杏がハジケる、パチパチパパ~ン!?オヤジの運転免許返納どころでは無くなっちまったな。本題は次作に持ち越しか。 [映画館(邦画)] 6点(2018-01-22 00:16:13) |
13. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
《ネタバレ》 約5年ぶり2度目観賞。続編公開に向けての復習。陽気な銀河戦士軍団がブラックコメディを連発しながらスペースバトルを繰り広げるシリーズ第2弾。のりのりリーダーが対決するのはオヤジを名乗る男。ナマイキなアライグマや「アイムグルート」しか言わねえ小枝などクセのあるキャラ健在。ギャグを増やした印象の今作、あまりウケなかったですな。このシリーズはあんまり合わねえや。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-19 01:27:30) |
14. 海賊とよばれた男
《ネタバレ》 出光興産創業者をモデルにした人物の波乱万丈の商戦をまとめ上げた、熱い伝記ドラマ。様々な年齢の闘将を、岡田准一が声色を変えて必死の熱演。事業活動を良い方向へ向けるために全力で生きる人々の体温を、観る人に直にぶつける山崎貴監督はさすが。「国岡のもんよ。アブラ持ってきたけぇ」。低調だった今年の映画館観賞を40本目にて良作で締めくくれるのは、せめてもの救いだ。 [映画館(字幕)] 7点(2016-12-31 05:37:58) |
15. 家族はつらいよ
《ネタバレ》 「東京家族」と同じ俳優が構成する、ある家族のドタバタ喜劇。オヤジの離婚問題に揺れる東京家族。くだらない、離婚したい理由。貫禄なしのアニキ。名作「東京物語」の一部も登場し、明らかにパロっている。フツーの家族を笑いと涙で描き、意外と楽しめた。 [映画館(邦画)] 6点(2016-05-01 02:50:19) |
16. 海難1890
《ネタバレ》 一世紀以上の時を経て、受け継がれるトルコと日本の友情物語。和歌山串本沖でのトルコ船海難事故とイラン・イラク戦争。それぞれにおいて両国が何をして何をしてもらったか、それを知って初めて両国の友情の意味がわかるというもの。同じ俳優を起用しての時と国を越えた友情に関して、無理はあるんだけど伝わるモノはあった。素直に心温まるフィナーレ。この映画を観た限りでは両国関係は当分の間、磐石なり。 [映画館(邦画)] 6点(2016-01-11 23:12:20) |
17. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 モノの真価を知るがオンナを知らぬオトコと引きこもりオンナによる壁越しの純愛。オトコがオンナを外の世界に連れ出すことでオンナがココロを開いてゆく。名作「ニューシネマパラダイス」の視点で観ているとこういう筋書きを無意識に想像しまい、まんまと騙された。これはミステリー映画、さすがはイタリアの名匠。作中の高貴でエキゾチックな雰囲気からはあのような結末を全く予想できなかった。全てはオンナの手のひらの上。ナイーブでおセンチな引きこもりオンナが実はドロボー猫だった、何ともあっけない幕切れだが一杯食わされたな。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-31 21:56:16)(良:1票) |
18. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。アメコミのSFアクション・コメディ。ノリノリボーイ、クールビューティーな緑女、陽気なアライグマ、「アイ・アム・グルート」しか言わないデクノ坊、感情剥き出しのマッスルハゲ。個性豊かな面々が団結して全宇宙の敵・ロナンに立ち向かう。大規模なSF戦闘シーンにコメディ要素のスパイス。斬新な設定だが絶妙とまではいかず、並みの出来。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 21:15:51) |
19. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 失踪した娘を求めて血みどろになってかけずり回るクレイジーで油ギッシュな刑事を役所広司が熱演。中島哲也監督による異色の刑事バイオレンス・アクション。娘「カナコ」はミステリアスな女子高生にして同級生を裏社会へ引きずり込む小悪魔。「アイシテル」は「ブッコロス」の裏返し。中島監督らしくシニカルな皮肉でオブラートに包んでいるが、キョーレツなバイオレンスシーンの連続で観ていて疲れました。 [映画館(邦画)] 6点(2014-08-03 22:31:10) |
20. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 日本最古の物語、「竹取物語」を高畑勲監督が半世紀以上をかけて掘り起こしたジブリアニメ。かぐや姫=輝く姫。「日本昔話」を見ているような冗長な展開だったが、さすがに別れのシーンの演出は神々しく切なかった。月に住む姫の犯した「罪」は彼方の星・地球を憧れたこと、「罰」とは敢えてその星へ送ることで荒唐無稽な地と姫に認識させること。高い評判ほどではありませんでした。 [映画館(邦画)] 6点(2014-01-06 23:59:13) |