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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1987
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  カナリア 《ネタバレ》 
12歳の女の子が、大人のロマンスをしてる。 そこにドキドキがある。  自分の慕う信者の改宗。 そもそもが出家したのは、母と一緒だったから。 その母を失い、絶望の中、由希の「私が一緒に死んだる」の一言。 こんなラブストーリーを12歳の少年少女が経験することの どこか心のツボにストレートに刺さる話。  塩田監督の映画は、どこか心の琴線に響く話が多いですね。
[DVD(邦画)] 7点(2020-02-29 12:36:38)
2.  害虫 《ネタバレ》 
自殺にむかう少女。 母子家庭の、その母親も自殺に向かっている。  最後の彼女の清純が奪われるまでの 唯一の彼女の幸せの時間を描く。 切ない・・
[ビデオ(邦画)] 5点(2020-02-20 09:11:44)
3.  花様年華 《ネタバレ》 
ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。 この人のもつ「映画らしさ」がとてもユニーク。  共に伴侶に裏切られた男女の微妙な関係を、センスある音楽とともに描く。 「花様年華」という言葉は、満開の花のように、成熟した女性が、一番輝いてる時、のことらしい。 つまり、タイトルからして、マギーチャンを描いた映画なのだ。  難攻不落の女性が、ふと心がゆらぐ瞬間を描きたいがために、一本の映画を創っちゃうカーウォイの「映画らしさ」が興味深い。 不倫映画といえば、デニーロの「恋に落ちて」が僕なんかすぐ浮かぶ。 でもこっちの映画は、最後男性が彷徨い(さまよい)人になっちゃうとこが、そしてその役者が トニーレオンだというとこが、なんか説得力あって、面白い。  う~ん、カーウォイ面白いな。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-06-24 17:41:08)
4.  カティンの森 《ネタバレ》 
これはストーリーを見せる映画ではないですね。 カティンの森事件が主人公で、その周りにいる人々の描写で見せる映画でした。  最初はこの事件のことを調べずに観たので、ソ連がやったのかドイツがやったのか、 全然分からず、ただ翻弄される奥さんたちをぼ~と観てました。 映画は結局、人物が動くという展開はなかったのものの、出てきた手帳から、事件の模様が語られて終わります。 でも、ラストの事件を観ると、戦争というものが国を制圧するためなら、何でもありなんだというのが、痛烈に伝わります。  恐ろしい史実ですね。現実にあったんですね・・
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-11 20:11:11)
5.  過去のない男 《ネタバレ》 
アキカウリスマキ、不況映画の真骨頂。どんな時でもこの世には男と女がいる。そこしか居場所がないのなら、悪い人じゃないなら、何とかなるし、帰るとこがあれば、帰ればいい。それだけのことだ。辛いときには、ここでも音楽がポイントとなる。日本でも、このような映画ができる下地はあるんだろうけど、創られないのは何故?社会派なんか創んなくていいから、魂の作品を創ってよ!日本の作家さん!
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-10-04 23:03:30)
6.  鏡の女たち 《ネタバレ》 
吉田喜重監督作品、初鑑賞。緊張感をひきしめる音楽で、案外興味深く観られた。面白い素材だと思った。記憶喪失の女性が私の娘だという女性に思い出話にえんえん付き合わされる。とても映画的。その過程で広島の原爆に話は触れるのだが、平成の人に3.11以降、原爆の話がいつまで語っていけるだろうか?とか考えたなぁ。この監督の有名な「エロス+虐殺」も観てみたい。
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-09 07:05:17)
7.  カミュなんて知らない 《ネタバレ》 
「ベニスに死す」「アデルの恋の物語」などの映画のエッセンスを取り入れた、映画ファンには劇中の会話も楽しい、とても面白い映画でした。教授が「映画的なあまりに映画的な」、出てくる学生は「人間的なあまりに人間的な」。最後はあの女っぽい男性が撮影とは別に、頭が映画的になりすぎて、本当に殺人を犯してるのではないか?ととても心配だった。だから最後までみて、ほっとしました。もちろん映画サークルの中での青春模様なのだが、やってる本人たちは楽しんでるので、こちらも悪い気しない。最近の「桐島、部活をやめるってよ」に描かれるような自虐的な映画愛好家の実際を描くよりは、僕は本作の方が映画愛に満ちてて、好きです。
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-22 08:00:47)
8.  完全なる報復 《ネタバレ》 
犯人の復讐と言う動機は「狼よさらば」の流れだと思います。ただここで感心したのは法哲学に踏み込んだこと。複雑な今の時代、時に目先の理由で本質を外してしまうことがあります。ここでは裁判での有罪判定を高めるという目的の方が優先して、凶悪な犯行を行った犯人が3年で社会に戻れるという不条理に、家族を殺された犯人は、法そのものを憎むようになり、さらにはその不条理に目をつぶる鈍感な法の執行人、さらには行政までをも憎むようになるのです。でもすべての復讐を殺しで行ったというのが、この映画の味わいの薄さでした。冒頭の凶悪な犯人は同情できない。でも法の執行人にも家族がいるのに同じように殺していくんじゃ負の連鎖です。ここはこの不条理に鈍感な人たちは同じようにその鈍感さゆえに彼らが痛い目にあうようにすれば面白かったのではないか?と思うのです。あの女性判事に適当な判例で、犯人が保釈されることを裁判所でわめくところが一番面白かったです。あれを掘り下げてもらえば、もっと粋な作品になったと思うんですが・・・
[DVD(字幕)] 6点(2012-01-22 00:58:31)
9.  川の底からこんにちは 《ネタバレ》 
「愛のむきだし」から魅了されていたが、この映画はまさに満島ひかりの為の映画。一度や二度の失敗で、人生をちゃんと送れないってわけではない!しょーがないよ!問題はこれから先だ。所詮、自分は中の下なんて言って、自分に言い訳して生きてたら、「自分」が可哀そうだ。頑張ろうよ、みんな!まさに今の日本の状況を言っているようで、大いに共感できる。それにしても、ようこそ満島ひかり、日本映画界へ!大きな目をくるくるさせながら、体当たりで演技している。好感もてます。「悪人」でも、ちょっと嫌な女も演じながら、ちゃんと映画の中に居場所つくっている。そうです。少々汚れていても、前向きに頑張らなきゃいけないんです。「頑張れ」って言葉は嫌いだけど、満島ひかりが言うと、そうかもなぁなんて思ってしまう。彼女のちょっとうっすら笑顔をみせながらの、ひねた表情が好きなんですけど、この映画で最後にみせる、泣きながらの表情も素敵でした。まだまだ色んな可能性を秘めた感じがします。それにしても劇中流れた、満島ひかり演じる主役の子どもの頃の映像。あれは満島さん自身の子供のころじゃないか?って感じるほど、そっくり。どうなんでしょうね。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-22 05:56:07)(良:1票)
10.  カレンダー・ガールズ
高齢社会向けのドラマ。こういうシルバー映画は歓迎。面白ければ、もっと歓迎。これはディズニーだから、安心して観られる。ディズニーの撮るヒューマンな実写映画は良いのが多いと思う。品がある。この映画もそう。もし大衆のいやらしさを描こうとすれば、出来ただろうが、これは粉石けんのCM業界やモデルとなったおばちゃんの旦那がセックスレスというゴシップ記事にそれがちらっとうかがえたぐらいで、そもそもそういう狙いの映画ではないので、これで良いと思う。イギリスの自然のきれいな農村での、品のあるおばちゃんたちの、奮闘記なのだから。確かに女性の裸は癒しになるし、絵にもなる。それにしても教会で歌う、あの曲。「炎のランナー」でも印象に残ったけど、良い曲ですねぇ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-23 16:18:40)
11.  紙屋悦子の青春
相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票)
12.  風が強く吹いている 《ネタバレ》 
陸上競技映画は秀作が多い。それは体を使ってやるスポーツが美しいからだろう。音楽とマッチする。「炎のランナー」「ランニング」「800」「奈緒子」「マイウェイ」など。仲間と一つの目標に向かう、という青春は忘れられない。爽やかだし。この映画、ラストはちょっと観てて苦しかったが、仲間の迎えるゴールになだれ込んだシーンはちょっとジーンと来た。監督が実は金メダリストの高橋尚子の小出監督みたいにスグレモンだったら面白いと思ったが、最後までやはり、ただの大家さんだったのはちょっと残念だった。でも10人みんなの想いを丁寧につづっており、いい映画だった。特に主人公の小出は声も表情もいい。これからも色んな映画に出て頑張って欲しい。
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-17 00:33:21)
13.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
楽しかったです。そう難しい事言わなくても、何度も観たい映画ってあるじゃないですか?今回は「未来少年コナン」に出てくるような場面をアニメとして掘り下げたような感じを受けました。この監督の映画とリアルタイムで鑑賞できるってことはラッキーだと思いますよ!思えば、小さい頃、原作に忠実に創られた日本製のアニメ「人魚姫」を観て、「現実」の残酷さをメッセージとして受け取ったしまった自分は、今の5歳児が羨ましい!この宮崎版「人魚姫」を観て、素敵な大人が増えることを期待します。ただ、映画としては、後半ちょっとだれた感もあったかな?
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-02 19:43:27)
14.  陰日向に咲く 《ネタバレ》 
三浦友和の演じてた男って、あんな大きな家に住んでて、ホームレスの世話になって、ちょっと・・・と思った。でもそれがラストのカメラかなあとも思った。笑えましたが。息子の借金癖というのも、この父親のどこかピントのずれた鈍感さに原因があったのかもしれない。それか孤独のために壊れてしまったのか・・・でも、やはりこの映画、じわ~と泣けました。宮崎あおいは可愛いなあ。あんな女性に励まされたら、俺何だってやるんだがなあ。テーマは大都会東京のその辺の人間にも血が通っていて、縁があって、、というとこでしょうか?あのオタクのエピソードが混じってるのはそのテーマから来たんじゃないかと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-07 16:56:25)
15.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
泣けた。正直、宮崎アニメや押井アニメに慣れていたので、人間の絵が雑だなあと思ってましたが、河童のクウはきれいに描けてるんですよね。映画の冒頭から、このチャーミングな河童と別れのシーンがあるのだろうな、と思うと、じわーと泣けてきました。どうにか、そっとしておいてやって下さい、と思いつつ、観てたのだが、やはり軽いノリで情報を消費していく連中にもみくちゃになり、ああつくづく人間ってやだなあと思ってしまった。自分も人間なんだけどね。一番、衝撃的なところは河童の味方でありそうな、河童評論家が、クウの父ちゃんを殺してしまった子孫だったこと。これはびっくりしましたね。最後は救われました。沖縄にあのようなところがあるかどうかはともかく、あ~良かったと思えるラストでした。ただ、皆も言っているように、自分も犬を飼っていたので、おっさんの事故死を軽くみた、あの一家の行動にはちょっと哀しいものがありました。で、この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-23 17:02:56)
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