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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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1.  君の名は。(2016)
新海誠という人は、本当に人生の美しさと儚さを描くのが上手い。いろいろ粗もあるけれど、素直に素晴らしい作品だと思います。とにかく、観客を本気で楽しませようとしてくれるプロの姿勢に感服しました。
[DVD(邦画)] 10点(2017-11-19 02:06:43)
2.  キクとイサム 《ネタバレ》 
 登場人物は黒い肌の混血児姉弟、父親はアメリカへ帰り、母親には先立たれ、東北の田舎に住む祖母と生活をしている、その容貌から街や学校では奇異の目で見られ・・・・・という設定から非常に暗い映画なのかと思ってましたが、実際観ていくと全く違っていて良い意味で裏切られました。  確かにこの姉弟の境遇は厳しいし、実際に差別を受けるシーンも出てくるんですが、彼らには祖母をはじめ行く末を考えてくれる人達が存在しているんですよね。それで、イサムがアメリカに養子に行ってからは、残されたキクの成長を描いていく形になるんですが、このキクがまた、観ているこちらが「頑張らなきゃ」と思ってしまうくらいたくましいんですよね・・・・もちろん、厳しい境遇に押しつぶされそうにもなるんですけど、撥ね退けちゃう強さを持ってるんです。「ケ・セラ・セラ」をつぶやくようにそっと歌うシーンはちょっとウルっときましたね。  それと、祖母役の北林谷栄の演技が素晴らしかったです。私自身自分の祖母を思い出してしまう位の厳しくも愛情を持ち合わせた感じで、それだけでなく時にユーモラスで可愛らしいおばあちゃんを演じています。近所の人たちや孫とのやりとりなんかはほとんど喜劇に近いノリで楽しかったです。(しかし当時40代後半というのが驚きです・・・・今もご健在ですし。)  笑えて泣けて、少女の成長に励まされて・・・・本当に素晴らしい映画でした。(バックに流れるピアノ音楽も良かったです。)   しかし、イサム役の奥の山ジョージさんって後に「ルパン三世のテーマ」を歌っているんですね。ちょっとトリビアです。キク役の高橋恵美子さんも高橋エミの名で歌手活動を行っているようです。 
[ビデオ(邦画)] 10点(2007-03-21 21:15:49)
3.  嫌われ松子の一生
いやあ、すんげえ面白かったです!もう今年のNo.1作品と断言してもいいくらい最高な映画でした。  とにかく、誰かのせりふじゃないですが、「映画って本当にいいものですね~」と言いたくなりますね。魅力的なキャスト(中谷美紀が本当に良かったし、とにかく豪華です。)、美しい映像、すばらしい音楽と面白いストーリーが見事に融合して、本当に笑えて泣けて・・・至福の時間を過ごす事が出来ました。   悲惨な人生を描いているんですが、何故か見終わった後「人生って素晴らしい!」と思えたし、何かパワーをもらえたような気がしました。   まだ見ていない人は騙されたと思って是非映画館で見てみて下さい。本当に面白いです!(騙す結果になったら申し訳ないですが・・・・・。) 
[映画館(邦画)] 10点(2006-05-31 00:29:20)(良:2票)
4.  キャバレー(1972) 《ネタバレ》 
ライザ・ミネリの歌・演技・存在感に圧倒されました。また、ジョエル・グレイの妖しいというか怪しいMCが、退廃感をかもし出していて非常に素晴らしかったです。  また、ナチスの台頭が上手く描かれていて非常に興味深かったです。(最初は、酒場でカンパを募って、店主に叩きだされたりするような存在だったんですね・・・・・) 
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-08 14:36:12)(良:1票)
5.  清須会議 《ネタバレ》 
歴史上の人物、出来事を我々の等身大に落とし込んで描かれており、人間ドラマとして楽しめる作品でした。  各武将のキャラクターや織田家での立ち位置、その微妙な人間関係が分かりやすく描かれており、「その後」の展開についても暗示している作りになっているのも興味深かったです。
[地上波(邦画)] 8点(2016-04-09 09:42:22)(良:1票)
6.  喜劇 とんかつ一代 《ネタバレ》 
「とんかつが食えなくなったら死んでしまいたい~♪」のフレーズが頭から離れません。そして、とんかつが無性に食べたくなってくる作品でした。   とんかつ屋を舞台の中心とした人情喜劇ですが、脂に滲んだベタベタさは無く、カラッとした仕上がりになっています。もっと劇的な演出にもできそうなところを、一歩引いた視点で撮っているところが川島雄三監督ならではなのかなと感じました。カメラワークも凝っていました。    あと、冒頭に豚供養のシーンを持ってくるなど、私達が美味しいとんかつを食べられるのも豚の生命の犠牲があってこそであるということを、笑いの中で描いているのも興味深かったです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-06-20 12:26:38)(良:2票)
7.  奇跡(2011) 《ネタバレ》 
子供の持つ「力」の凄さを教えてくれる作品 九州新幹線開通にあたっての企画物映画ではありますが、宣伝色を感じさせないドラマを作りつつ、九州の魅力を映し出しているのはさすが是枝監督という感じです。   
[地上波(邦画)] 8点(2014-06-07 00:35:18)
8.  気球クラブ、その後 《ネタバレ》 
 何というか、園子温らしくないというか、園子温が岩井俊二風に映画を作るとこうなるというような異色の作品です。ただ、これが予想外に良いですね。ローリング・ストーンズで言えば「サタニック・マジェスティーズ」のような位置づけですね。    学生サークルの「浅く広い」人間関係の微妙な部分を巧く描いていて中々面白かったですね。ただ、それだけだと、よくある低予算の青春映画で終わってしまうのですが、そこに永作博美の切ない物語を絡めることによって、ワンランク上の仕上がりになっていますね。演技の上手い下手を超えた、彼女の「格の違い」がこの作品に深みを与えてくれています。 
[地上波(邦画)] 8点(2014-01-26 23:51:13)
9.  キック・アス 《ネタバレ》 
エグいし、イカれてるし、病んでるけれども何故か爽快なヒーロー映画でした。特にヒット・ガールのアクションシーンは凄いです、衝撃的です。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-06 11:56:44)
10.  君を想って海をゆく 《ネタバレ》 
 サルコジ政権下のフランスの移民政策がいかに非人道的であるかを告発する作品です(サルコジも一瞬テレビの画面で登場していたような・・・)。ただ、決して堅苦しい作品ではありません。大人の恋愛、スポーツドラマ、コメディ、人情等々いろいろなエッセンスが詰め込まれた非常に見ごたえのある社会派人間ドラマです。   まあ、不法移民が留まりたがらないくらいですからフランスのやり方は徹底しています。店で買い物もさせない、炊き出しもダメ、それだけでなく不法移民にかかわっただけで犯罪・・・・・(日本もかなり厳しいですけどね)。   不法移民の問題は本当に難しいですね。ミクロの視点で見れば同情的になりますけど、マクロの視点で見れば非情にならざるを得ないわけですから・・・・・。この作品を観ている最中も、その2つの見方が頭の中で葛藤していました。そしていまだに決着は付いていません。  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-28 22:28:04)(良:1票)
11.  京義線(キョンイセン) 《ネタバレ》 
 タイトルなどを観ているとラブストーリーのように見えますが、衝撃的な出来事に出くわし傷ついた男と女のロードムービー的なヒューマンストーリーです。のどかなローカル線のように地味な作品ではありますが、こういう「人間交差点」的な物語は好きですね。   かつては南北朝鮮を結んでいて、国の分断に伴い分断された京義線がまるで衝撃的な出来事により愛する者と分断されてしまった主人公たちを象徴するかのようでした。京義線やソウルの地下鉄といった鉄道の使い方が巧かったですね。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-09 00:18:45)
12.  キャピタリズム~マネーは踊る~ 《ネタバレ》 
 「アメリカは本当に大丈夫なのか?」   資本主義がおかしいというよりも、利潤獲得のためには手段を問わない金融機関と金融機関に金で取り込まれやりたい放題やらせてしまっているアメリカという国家がおかしいとしか思えません。   作品中に出てくる欲望の権化のような人間たちの醜さは本当に見るに耐えないものでした。まあ、マイケル・ムーアが巧くユーモアで中和してくれているので最後までしっかり観ましたけど。 
[DVD(吹替)] 8点(2010-07-26 00:03:11)
13.  金日成のパレード ~東欧の見た"赤い王朝"~ 《ネタバレ》 
 パレードやマスゲームのすさまじいまでの完成度、徹底的に神格化された個人崇拝の雨あられ・・・。これが独裁恐怖政治国家の完成系なのかと感心するとともに、こんな国家が日本のすぐ隣に存在することに恐ろしさを感じましたね。 
[ビデオ(吹替)] 8点(2009-10-06 10:01:28)
14.  帰郷(2004) 《ネタバレ》 
これは、じんわりと心に来る小品ですね。世の中や人の心をわかっているように見えて、実はそれほどわかっておらず、まだまだガキの部分が残っている30代の姿を、西島秀俊が上手く演じています。片岡礼子の振り回す女っぷりも良かったですね。   ストーリーのところどころに隠された「肩すかし」が非常に心地良くて、心がほっこりと暖められました。   舞台が自分にとって馴染みのある地域(おどやが出てきたときはびっくりしましたw)だったので、知ってる場所を探すのも楽しかったです。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-07-27 10:19:07)
15.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
 タランティーノの日本映画(特に昭和の任侠・アクション映画)への愛が満ち溢れている本当に観ていて楽しい作品でした。   本当にヘタウマというか、B級映画の素材を本当に緻密に組み合わせて凄いものを作りあげていますね。音楽の使い方も相変わらず抜群です(あのウィークエンダーの曲が頭から離れません)。   まあ、少しエグいシーンが多いのがアレですが、ユマ・サーマンの殺陣も中々堂に入ったものでしたし、脚本は見事ですし素晴らしい映画だと思います。 
[地上波(字幕)] 8点(2009-03-10 14:17:51)
16.  凶気の桜 《ネタバレ》 
序盤は、窪塚ワールド全開のトンデモ映画っぽくてちょっと「何だかなあ」という感じでしたが、ストーリー展開が進むに連れ凄く面白くなってきましたね。   「リアル」なイデオロギーなんて人間が人間である限り存在しないのに、その「リアル」を求めたが故に、「リアル」に成りすました「フェイク」な連中に翻弄されてしまう・・・。この作品は、社会という大海の中で純粋に「リアル」を求める若者と、それを利用する「フェイク」な大人が作り出した悲劇ではないかと思います。   しかし、窪塚洋介の存在感は圧倒的でしたね。まあ、いろいろある人ですけど、もっとこの才能を輝かせないと本当に勿体無いですね。 
[地上波(邦画)] 8点(2009-01-26 19:40:36)
17.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
 観る前は、たびたびテレビ等で流れる夏目雅子の「なめたらいかんぜよっ」のイメージが強くて、ずっと彼女が花子役で男勝りの女性を演じている映画とばかり思ってましたが全然違ってました・・・・。   それにしても、仲代達也の硬軟自在の演技に最初から最後まで引き付けられましたね。目力がとにかく凄かったです。   タイトルは「鬼龍院花子の生涯」となっていますが、彼女の描写自体はそれほどありません。表情のアップさえ少なく非常に印象が薄くなっています。それにも関わらず、彼女の名前がタイトルに付けられているところに、封建的な男性社会の中で自分の力で人生を切り開くこともできずひっそりと散っていった多くの女性たちに向けた原作者の思いが込められているように感じました。 
[地上波(邦画)] 8点(2008-12-14 17:44:56)
18.  キャリア・ガールズ 《ネタバレ》 
普通の女性(多少問題や悩みは抱えていますが)二人が学生時代を回想していくだけの極めてシンプルな映画なのですが、これだけ魅力的なものに仕上がっているのはマイク・リーの演出力と主人公二人の演技によるものでしょうね。特に、カトリン・カートリッジが演じるハンナのキャラクターには惹かれるものがありました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-08 19:22:11)
19.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 
 何というか、子供のころ夏休み終盤に感じていた寂しさのような感覚が甦ってきましたね。   暴力的で自己中心的な「殿」だけれども、実は心の優しい男・・・・菊次郎という男は、まさに世間が(もしかしたら北野監督自身が)求めている理想の「ビートたけし」像ですね。それを、ロードムービーでふんだんに見せてくれるのでファンとしてはたまりません(ファンでないと、母親を見てからの展開がグダグダに感じられるかもしれませんけど) 。久石譲の日本映画史に残るであろう素晴らしすぎる音楽、独特の映像美(色彩・風景・カメラワーク等々)・間合いも言うことなしです。
[地上波(邦画)] 8点(2008-08-31 22:35:54)
20.  キムチを売る女 《ネタバレ》 
非常にアートな映画です。とにかく、整然とした構図や色彩等が緻密に構築されていて映像に全く隙が無く本当に素晴らしいです。   ロケーションもまるでこの世の果て(見たことはありませんが)のような荒涼とした雰囲気を醸し出していて非常に惹きこまれましたね。   内容的には、音楽やセリフも少なく非常にシンプルではありますが、我々の想像力を大いに刺激してくるものになっています。   個人的には主人公にああいうラディカルな行動をとらせない方が良かったように思いますが、素晴らしい作品であることには間違いありません。   チャン・リュル監督は今後も注目していきたいです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-02-15 19:16:25)
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