21. 霧につつまれたハリネズミ
霧の中のシーンは宮川一夫が撮影したのかと思うくらいのクオリティでした。 物語ではなく映像表現がメインの作品ですね。 [DVD(吹替)] 6点(2013-09-21 13:41:12) |
22. キャリー(1976)
《ネタバレ》 冒頭のシャワーシーンと罰を受けている生徒たちのシーンでは、キャリーの体の発達が遅いことが示されていて、劣った種族を滅ぼそうとする人間の本能がとても官能的に表現されていました。デ・パルマのスローモーションの使い方が効果的でしたね。発達は遅いけどテレキネシスを使うことができるキャリーという設定は、キリスト教の狂信的な信者である母親から逃れるために魔女になることを選ばざるを得なかったからからなのかな、と思いました。キャリーは2人の同級生の策略にまんまと引っかかり、有名な豚の血を浴びるシーンから大虐殺、そしてラストへと続いていくと。僕がどうも引っかかったのは、スーとトミーの本音がよく見えてこなかったことで、これがまた面白さを引き出しているとも言えるのですが。スーはセリフにもあったようにおそらく善意で動いていたと思うのですが、トミーは自分の意志を持っていないヒモみたいな奴で、キャリーとのプラムデートをしっかりと楽しんでいたように見えましたね。実はトミーが一番悪いやつなんじゃないかと思ってます。 [映画館(字幕)] 7点(2013-09-01 19:26:55) |
23. 銀河鉄道999
鉄郎がかっこ良くなり過ぎてることや、展開が強引なことに多少戸惑いました。それでもエンドロールが始まった時にはいい映画だったなぁとしみじみ思っていましたね。 [映画館(邦画)] 7点(2013-08-21 11:11:58) |
24. 96時間
《ネタバレ》 リーアム・ニーソンが演じるお父さんに存在感がない。この場合の存在感とは、リアリティの話ではないです。敵のみなさんが幻覚と戦って勝手に負けているように見えます。お父さんはこの映画の登場人物たちの想像上の人物なのではないでしょうか。誘拐された娘(お世辞にも可愛いとはいえない)と不安と緊張に雁字搦めになった母(ジェームズ・ボンドの首を太ももで閉めてた人)の苦し紛れの妄想が具現化した存在なのでは…この映画、実はホラーかもしれません。 [ビデオ(字幕)] 4点(2013-08-15 12:23:48) |
25. 機動警察パトレイバー2 the Movie
押井守の僕ちゃん悩んでます風のお説教は大嫌いです。偉大なシリーズでやらなくてもいいのにな。 [映画館(邦画)] 3点(2013-08-14 16:19:06)(良:2票) |
26. 桐島、部活やめるってよ
見るたびに味わいが毎回変わる稀有な群像劇映画です。日本映画はまだまだやれる。 [映画館(邦画)] 7点(2013-08-10 23:33:19) |
27. キートンのマイホーム(文化生活一週間)
一番好きなキートン映画。サイレント映画で腹抱えるほど笑ったのはこの映画がはじめてでした。相変わらず炸裂するキートンの捨て身のスタントは必見。 [DVD(字幕)] 9点(2013-08-05 23:36:41) |