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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  傷だらけの栄光 《ネタバレ》 
いわゆる「アメリカン・ドリーム」の成功物語としては、まあ楽しめました。前半での素行不良の物語も、なかなか容赦ない。それでも成功できたというところが重要で、失敗してもやり直せる社会はやはり健全でしょう。それだけに過去をネタに強請られるという展開は、考えさせられるところがあります。ボクシング選手といえば硬派なイメージがありますが、女性には奥手でユーモラスな部分もあるところもよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-11 22:39:19)
2.  巨人と玩具 《ネタバレ》 
増村監督らしく、早口でわめき立てるようなセリフ。しかし業界自体の性格が表れているようで、ピッタリしていました。内容的にも現代にまで通じる「サラリーマン残酷物語」であり、マスコミの裏側に垣間見られるいかがわしさや非情さをうまく描いていたと思います。それを体現していた高松英郎もすばらしいけど(若くて最初は誰かわからなかった)、虫歯の野添ひとみもキュート。「大衆は何も考えていない」などの鋭いセリフも飛び出し、とにかくパワーのある作で、「笑うのよ」っていう締めもなかなか考えさせられます。60年近く経っても風刺精神が生きているというのは、人間の本質を捉えているからなんでしょうね。『三丁目の夕日』シリーズが好きな人も、一度見てみればいいんじゃないでしょうか。  本作のDVDを販売しているのが角川というのも、偶然ですが面白い因縁です。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2016-03-12 11:37:34)
3.  吸血鬼ドラキュラ 《ネタバレ》 
まあまあ面白い。ジェームズ・バーナードの音楽がタイトルからしておどろおどろしく、戦慄するような内容を予期させるのですが、実際はどちらかというと雰囲気重視。ドラキュラが女性を襲う場面なども、あまりあからさまに描いていません。その一方で、序盤での女吸血鬼との争いや、終盤でのヘルシングとの対決など、見せるところはちゃんと見せてくれます。心臓に杭を打ち込む場面もしっかり2回出てきます。ドラキュラの最期も見ものでした。 それにしても、本作でのヘルシング先生(劇中では終始"Doctor"としか呼ばれていまぜん)は、知人の女性がドラキュラの被害に合うのを阻止できない、まるで金田一耕助のような役まわりでした。おかげでそんなに偉い先生とは思えなくなってくるのが少し残念。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-24 22:24:32)
4.  ギターを持った渡り鳥 《ネタバレ》 
小林旭が若い頃の映画を見るのは、たしか初めてだと思います。なにかヌーボーとした感じで、あまり腕っ節が強く見えません。一応、格好をつけてもそれなりに決まっていますが。対する宍戸錠もなんだかもっさりして見えます。「無国籍アクション」なんて言われますが、意外とバタ臭くないキャスティングは面白いです。 始まっていきなり滝と外国人船員との殴り合い。そのままアクションのつるべ打ちかと思ったら、普通のドラマになってしまいました。ジョーが登場した後半からは主に拳銃の撃ち合いで、個人的には好みではありません。しかし、やはり小林旭では、腕にものをいわせるのは合っていなかったということでしょうか。あと、金子信雄の親分は、実は娘思いという一面を出すのかと思ったら、そこは強調されず腹黒親父になってしまいました。そのためか娘のポジションが今ひとつ決まらなかったような気がします。 本作でいちばんの見どころは、函館の風景でしょう。いやまったく、絵になる場所ばかり。ぜひとも行ってみたくなりますが、今の函館はどんな様子なんでしょうか。とにかく、撮影はたいへんすばらしかったです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-04 19:38:30)
5.  君美しく
これはキビシイですね。基本的にホームドラマであり、きょうだいの対立と和解を描いているのですが、内容的にはけっこう重い。しかし、結局なにが言いたかったのか、そのあたりがよくわかりませんでした。戦死した長男の遺言により、弟妹の面倒をみてきた長女。最後に弟妹は独立するわけですが、姉の苦労が報いられたかというと、疑問が残ります。すでに婚期を逸しているわけですし、これからの彼女に幸せが訪れるのか、映画はそんな予想を感じさせずに終わってしまい、なにやらやり切れなさが残ってしまいます。どうも貧乏くじを引いただけという感じです。 本作が公開された翌年の1956年、経済白書で有名な「もはや戦後ではない」という言葉が使われています。しかし本作の登場人物にとっては、戦後ではないどころか、まだまだ戦争は終わっていないという気持ちではないでしょうか。長男の戦死による影響は、10年経っても続いていて、残された人々の生き方まで支配しているようです。そうした点をもっとも興味深く感じました。「戦争はまだ終わっていない」と感じる人は、当時少なくなかったのではないかと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-04-07 17:39:47)
6.  君の名は(1953) 《ネタバレ》 
いやあ、相当イライラさせられました。主人公2人はたいして動かない代わり、まわりがうるさいことこの上なし。誰が主役かわからないくらいです。綾とか真知子の夫とか、目立ちすぎでしょう。 これはもしかしたら、映画化したのが間違いだったのかもしれません。ラジオの連続ドラマであれば、続きが気になってのめり込めるのかもしれません。しかし映画ではトントンと話が進むし、同じようなことをダラダラと続けているばかりで、飽きてしまいました。春樹の姉の話とか中途半端もいいところですが、あれは第二部以降に展開があるのでしょうね。まあ、別にどうでもいいですが……。 音楽(主題歌)がいいのと、円谷英二の特撮が見られたので、おまけで+1点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-10 21:46:35)
7.  奇跡(1955) 《ネタバレ》 
これは舞台劇の映画化なのでしょうか? 主な舞台は室内、長回しでリアルタイムに芝居を見せる手法が、舞台を彷彿とさせます。個人的には好みに合っています。 信心のない人間としては、真の信仰というのは“あっち側”の人間にならないと得られないのか、などと思ってしまいました。気の触れたヨハネスが、それを象徴しているような。劇中「何が正常で何が異常なのかわからない」という台詞もありましたが、こちらでは異常と思われることが、信仰の世界では正常となるのかもしれません。 あと印象深かったのは、聖書にあるキリストの奇跡は信じるのに、目の前の奇跡は信じないというアイロニー。科学万能の考え方に対するアンチ・テーゼともとれます。いろいろと奥深い作品のようですが、それを味わえたかどうかはともかく、飽きずに見ることはできました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-14 21:44:54)
8.  気分を出してもう一度
ありていに言えば、アイドル映画です。つまり、とにかくB.B.をかわいくセクシーに撮れれば成功なわけですが、それにとどまらず、コミカルなミステリーとしてもうまくできています。かわいいB.B.に、夫や父親や警視といった男連中が振り回されるのが可笑しい。事件に首を突っ込んであちこち引っかき回したあげく、意外と真相に近づいていくところが面白いです。ミステリーとしては、犯人がすぐわかってしまうのが難点ですが、まあそれが眼目ではないので、大目に見ましょう。B.B.の爆弾娘ぶりを笑って楽しめる快作。これは拾いものでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-04 19:13:08)
9.  祇園囃子 《ネタバレ》 
製作は昭和28年。新しい時代が来たのに、旧弊な扱いを受ける芸妓。新しい時代と伝統の乖離を描いていて、近頃の相撲協会にまつわる騒動を連想しました。この件に関して、新聞で「芸の世界では世間の常識は通用しない」とか言っていた人がいましたが、この映画を見ても同じことを言うのでしょう(男だし)。まあ、どんな世界にも裏というのはあるものでしょうが……。 裏といえば、本作では仕事先のお得意さんにお気に入りの芸妓をあてがって仕事をもらおうという魂胆ですから、これは要するに賄賂でしょう。ここでも裏の世界が描かれています。こうしてみると、60年近く前の映画なのに、扱われている題材の新しいこと! こういうところは、日本人は変わっていないのでしょうか。それこそ日本人が誇る(?)伝統というやつかもしれません。日本に限らない話かもしれませんが。 画としては、細い路地が多い京の街の特色を生かした、道が奥へ伸びている構図が印象的です。室内でも、すだれなどを使って手前と奥とを明確に分け、奥行きを出しています。昔の京都の街並みを見られるのが嬉しいですね。京都に生まれ育った私としては、ロケ地がどこか想像するのも楽しいです。 出演者では、弱冠二十歳の若尾文子が、いかにも当世風(当時)の女の子を演じていて愉快です。嫌味な浪花千栄子も好演。木暮実千代は、京言葉のアクセントがどう考えても変なのが残念です。 そういえば、『雨月物語』と同年の製作でスタッフもほとんど同じなのに、こちらは台詞がよく聞き取れました。不思議です。フィルムを使用する機会が少ないことが理由だったりして。
[地上波(邦画)] 8点(2010-07-20 21:00:40)
10.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
これはもう演出がバツグンによくて、締まったサスペンスになっています。今見ると常套的な部分もありますし、次から次へと難関が待ち受けるというのは、話ができすぎという気もしますが。それと、序盤が退屈。これはあらかじめ「ニトログリセリンを運ぶ話」だということを知っていて、なかなかそこまでたどり着かないこともあったかと思います。内容的にも、後半への伏線として必要だとは思いますが(特にマリオとジョーの関係)、退屈だったものは仕方がない。ここはかなりのマイナス。それ以外はよくできた映画だと思いますが、どうも個人的な好みではないですね。どこがどうと具体的に指摘できないのですが、あまり高い点数をつけようという気にはならないです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-29 16:15:28)
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