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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  96時間 《ネタバレ》 
この映画は、孤独な男が娘を見守り続ける平穏から始まる。  誕生日、ビデオ、母と娘を映す誰かの視点・暗い部屋で見つめる写真。 プレゼント、パーティー、抱擁、繰り返される撮影、馬、プレゼントの差。  扉を開けたら押しかける仲間たちの慰め、護衛仲間とトランプ 電話。   激しい戦いが起こるだろうと期待を抱かせるのは、10分を過ぎた辺り。 優しき父親は危機を察知すると仕事人の顔つきになり、キャメラも微かに揺れ出し不安を煽るようになり、押し寄せるファン、影に潜む刺客を取り押さえ守り抜くボディーガードの身のこなし。  一息、カフェで家族団欒…できない渡される紙とペン。  地図、別れの撮影、「電話してね」とお父さんは心配なのです。  ナンパ、観客に予告してしまうもの、「裏窓」さながらに窓の向こうで目撃するもの、嘆きを聞いて即座に行動に移るプロフェッショナリズム、アドバイス、ベッドからの視点・叫びだけが伝えるもの。  繰り返し聞いて得ようとする手掛かり、募らせる憎悪。  手掛かりを得るためなら壁を這いガラスをブチ破る! 残されたもの、推理、想像、情報収集、“鏡”に映っていたもの。  初対面に鉄拳浴びせまくる捜索者、巻き込みまくる大迷惑、狩人は車の中でとっ捕まえて殴りながら尋問、車を盗みまくる追跡、犯人も橋から飛び降りてまで必死、空回り。  女に執拗に絡むのは獲物を吊り上げ“信号”をつけるため。  腕に刺されたもの、布に覆われたもの。巻き込まれた女、女、女たちの顔、顔、顔。  斜面を敵の車ごとブッ転がしながら駆け下りるチェイス、窓に落ちるもの、壁だろうが建物ごとブチ破る。中指を立てる報告。 配線イジッてまた盗車。  ハンガーを折り曲げて吊るす治療、電話の行方。  手に刻まれた印、取り引き、声の“一致”。  机をひっくり返し、敵の得物で大暴れっ!!容赦なく拷問、膝にブッ刺す電気椅子、唾には電流でお返事、放置プレイ。  洗面所に隠していたもの、手から顔面に浴びせるもの、容赦なく引き金を引く覚悟、平手打ち。  オークション、窓の向こうで見たもの。  買い物、お約束…あるいは娘を救いたいがために信じられないパワーを発揮したのか、蒸気。  橋の上から船に飛び乗り、武器を手に入れ、扉の窓、扉越し、閉鎖空間における一騎打ち。  敏を割りまくり、足を引きずってでも迎えに行く!  締められる扉とともに終わる物語。  制作はあのリュック・ベッソンだ。 「レオン」で「リバティ・バランスを射った男」のクイズをジャン・レノに出題させたあのベッソンである。 ベッソンと監督のピエール・モレルはジョン・フォードの傑作「捜索者」も見ているに違いない。
[DVD(字幕)] 9点(2016-12-15 04:18:44)
2.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
壮大な鬼ごっこ映画「Catch me if you can(できるもんなら捕まえてみろ)」。 「007」が英国諜報員と犯罪組織の鬼ごっこ映画だった事を思うと、「インディ・ジョーンズ」シリーズも鬼が捕まえては逃げたりの繰り返しがあった。 今回は「インディ」みたいな「お約束」なんてない、実在したフランク・W・アバグネイル・Jrの事件を映像化したのだから。 「007」がシリアスとギャグの融合体だったように、この映画もレオナルド・ディカプリオがノリノリなコメディ映画だ。 オープニングのアニメーションから既に追いかけっこが始まり、クイズ番組のゲスト紹介みたいな映像が流れる。 航空副操縦士の“アバグネイル、”小児科医の“アバグネイル”、弁護士の“アバグネイル”・・・。様々な職に成りすまし、警察まで騙くらかして莫大な金を稼いでいく。父親譲りのアドリブやハッタリ・ジョークを駆使してどんな困難も掻い潜る。クリームがバターになるまで粘りに粘る。 総ては何もかも失った父のため、そして母のために・・・。最初は家族が元に戻りささやかな幸せを手に入れられればそれで良かったのだろう。 だが、知ってしまった金の味、女の味、愛情・・・家出少年の旅と犯行はどんどんエスカレートしていく。 「007」並のたらし&絶倫(ry サングラス付き眼鏡ってなんか良いよね。 親想いの手紙が仇になる瞬間、芽生えた愛情で女を置いていきたくないという葛藤・・・気が付けば、総てを失った自分がいた。 だが、ここで終わらないのがアバグネイルだ。 親を一目見ようとトイレから脱走してしまう凄さ。 騙す側から暴く側に変わっていく姿。 そこには良き友人を手に入れ精気が蘇った男はいても、総てを失い絶望に暮れる男の姿はもうなかった。
[DVD(字幕)] 9点(2014-10-09 23:47:42)(良:1票)
3.  キサラギ 《ネタバレ》 
この映画を再見しようと思ったキッカケは何だっただろうか。 脚本の古橋良太なら「三丁目の夕日」で感動し、 監督の佐藤祐市ならカーリング映画「シムソンズ」の面白さに心打たれた事がキッカケだった。 それに「シムソンズ」でも佐藤祐市と組んだカメラマン川村明弘の仕事振りに心を揺さぶられたからなのです。  「キサラギ」の窮屈さが苦手という人にも開放的な「シムソンズ」をオススメしたいし、心の中をさらけ出しつくす「キサラギ」か人間の善良さを信じ抜く「シムソンズ」か。好みが分れるのも無理はないだろう。 いずれも“嘘”をひっぺがして“真実”をさらけあう面白さ。  俺はこの映画に対して散々罵ってきた。あなた方は「一貫性がない」とか「手のひら返し」とか、散々に私を罵る事でしょう。 それを覚悟で、俺はこの映画を見直し素直に面白いと思えた感動のもと、この映画のレビューを再び書いていきたいと思うのです。  エレベーターでふと現れた独りの男。何もない屋上、回る鉄の音、室内の異様な“暗さ”。 その暗い理由も、クライマックスで“真実を語る”ように煌く星々を際立たせるための漆黒だった。  匿名掲示板という偽りの自分、直接顔を合わせる時も“仮面”を被ったまま。一人、また一人集まるアイドル(偶像)に魂を奪われた人々。 クールを装う男、流される男、話に置いてきぼりをくらう男、明るすぎる男、何かを押し殺しているような男たち。  織田裕二「いいじゃないですか~」 「踊る大捜査線」では「真下正義」として活躍したユースケ・サンタマリアの鉄仮面。  パーティー気分だった主催者に対して、他の人間は真面目に追悼。でも何処か冷めた様子。 その理由も伏線。泣く男と冷めた男たちの違い。初見時の俺は、その辺の巧さを見逃し、完全に忘却していたらしい。 この映画は脚本の映画だ。確かに再見して映画的演出が冴え渡っているシーンが多いのがよく解ったが、やはりクライマックスの“あの瞬間”を盛り上げるために脚本が頑張っているのです、セリフの一つ一つで頑張っている映画です。  その一つ一つをより鋭く効かせる映画的演出の数々。  カチューシャという遺品、コレクションという火種、出入りは自由だが“ある瞬間”には閉ざされ密室を作り上げる。窓の外の雨、一触即発の緊張。 ド突き合い、ナイフ、右手に輝る切っ先、指紋でベッタベタになる遺品たち。 それに中々ハッキリ写されないアイドルの顔。 「シムソンズ」もまた主人公が憧れるアイドル的存在に影響を受ける作品だった。 あの映画は最初から顔や行動をハッキリと映していたが、この映画は“あの瞬間まで”徹底的に顔を映さない。  腹痛のせいで事情を中々掴めず除け者にされる塚地。この映画の“デブ”は最初憎悪の対象として描かれる。 あの頃の俺「貴方ちょっと黙ってて!」 初見時の俺は、その空気に犯されていたらしい。何故あれほど塚地に殺意がわいていたのか何となく理解できた。 だって農家なのに腐ったりんごパイ食って腹下すの?なんて思ったりしてさ。  本当にウザかったのは真下正義の方だったのにね。 あと警察仕事しろ。  今は後半で“化けの皮を引っぺがして”大活躍する塚地の演技力を賞賛したい気分だ。 「嘘だっー!!!!」と思わず叫び「何でもいいや」と諦めながら。  ほらおまえらヌード(幼女)だぞ喜べ。  回想を語るアニメーションは「シムソンズ」の頃から登場。  散乱する食い物、手紙、ストーカー、モヒカン、クッキー、エロムードになる照明、ダンボール、キャンドル、椅子を掴んでぐるぐる。  ここまでセリフばかりだなあと思っていると、あのクライマックスの素晴らしさで一気にもっていかれる。 黄色いクッションが“スイッチ”になり、満点の“星空”が語る真実!!彼等は嘘をついていなかった。 俺は何故このシーンを見逃していた!?おおおあの頃の俺のクソ馬鹿野郎があっ!!  そんな俺のように初見時と再見時で印象がガラリと変わったという体験がある貴方。 ラストの如月ミキと一緒に踊って嫌な気分を発散してしまいましょう。
[DVD(邦画)] 9点(2014-09-07 19:55:57)
4.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
カミーユがハッピーエンドで何が悪いんだ!これがアニメだろうがっ!  シャアがカッコ良すぎ&TVより活躍しててバロス。 ハマーンが貫禄ありすぎて20歳とか冗談だろwwwアニメは時々眼が可愛くなってまあ解ったけどさ・・・声にドス効き過ぎ。そこに痺れる憧れるう。  コロニーレーザーでの死闘が熱い、あのサイコミンキーモモと強化型島田兵相手にポンコツの百式だけでコロニーレーザー死守するとかやっぱ凄いは。逃げ足は6倍(ry  俺はラスト擁護派です。セイラさんの声も入ってたし。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-05 19:22:49)
5.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 
「Zガンダム」20周年の時に製作されたツギハギ映画。 「めぐりあい」といった初代の三部作もツギハギといえる代物だったが、アレは日数の経過が少ないからまだ違和感が少なかったし、戦闘のカット繋ぎも巧かった。枚数も後の「Z」より動いているしな。動きだけなら一瞬でも新規作画とタメ張れるカットや演出も多かったし。  というか、元々「Z」が準備期間不足で作画もシナリオもガタガタ、それでもある程度のまとまりを見せたのだから凄いのだが。  新規作画が本当に神すぎて、年月の経った旧作画とのギャップが酷すぎる。せめて人物だけでも新規で統一して欲しかった。  ほら、MSは旧ガンダムでいう「スリムに改造したザク」とか「○○専用リック・ドム」てな感じに許容できるから(震え声)。  しかしMK-Ⅱの蹴りや終盤のギャプラン・アッシマー戦が凄え!やっぱ富野のMS戦は面白い。散弾ではなぁ! キャラクターはTVと比べてトゲが減ったという人もいるだろう。でも魅力でいえば劇場版の方が俺は惹かれる。少なくともエマさんはTV版よりも可愛いだろうがっ!  Gackt動員の主題歌も良かったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-05 19:19:01)
6.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
残虐?  無茶苦茶?  主人公補正が酷え?  頭のネジが足らんティーノ?   細けぇこたぁいいんだよぉ!!   それがスーパーヴァイオレンスギャグ映画「キル・ビル」である。   復讐に生きる女ターミネーターことブラック・マンバの「ピー(自主規制)」。  女として散々に「殺され」、身一つで組織に乗り込み復讐と壊滅を誓う。  殴る、蹴る、叩っ斬る!  もう馬鹿みてぇにチャンチャンバラバラ死体の海だ。  何ぃ?脚が動かねえ?  そんな時は沖縄で武者修行よぉ!   そんなわけで、座頭市も用心棒も文太の兄貴もビックリな「出血多量大サービスのお姉チャンバラ」を見たい奴にはオススメの映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-31 10:40:22)
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