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1.  クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 《ネタバレ》 
これ、好き過ぎて何度も見てしまう。何故ならしんちゃん映画の中で一番大好きなぶりぶりざえもんがある意味、主役であるしんちゃんを食ってしまうぐらいの輝きを放っているからである。しんちゃんの為に、またしんちゃんの仲間達の為に自ら姿を消してしまう場面はもう涙無くして見れません。この映画に好きな理由、理屈なんかないのだ。ただただぶりぶりざえもんが大好きなだけ。愛しのぶりぶりざえもん!フォーエバー!こんな素晴らしい愛すべきキャラクターを考え出して生み出してくれたしんちゃんと全ての関係者にただただありがとうございます!という気持ちでいっぱいです。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-05 23:39:03)
2.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 
まず最初に言っておきたいことがある。これだけはどうしても言わずにはいられない。世の中の大人達、PTAをはじめとする大人達に子供に一番見せたくないアニメに選ばれたこのアニメ、その映画の中でも最高の作品であるこの映画を見もせずにこれは駄目だと言うのは間違っている。この映画を見ればその考えは変わるはずである。たかがアニメ、クレヨンしんちゃんだからって侮るなかれ!この映画は野原しんのすけという一人の少年、しかも、五歳児の眼を通して仲間との友情、家族との絆の大切さ、未来へ向けてのメッセージ、その全てを笑いと涙で完璧に描き切っている所が凄いところである。前半の過去の思い出に帰ってしまっている大人達を何とかしたいと春日部防衛隊の仲間達、メンバー全員で力を合わせる姿、例のバスの運転シーンにおけるスピード感たっぷりのアクション、しんちゃんたちの頑張りに子供達は大喜びし、大人達も「頑張れ」と応援したくなる。後半の特にあの東京タワーの階段を歯を食い縛って駆け上るしんちゃん、最後にしんちゃんが「早く大人になって、お姉さんみたいな人といっぱいお付きあいしたいから」だから大人になりたいと願うその姿に涙なくして見れない。これは子供と大人のお互いの未来に向けての素晴らしいメッセージを持った感動作品である。文句なしの満点!この映画こそしんちゃんを毛嫌いしている大人達に見て欲しい。これを見れば何故、クレヨンしんちゃんがここまで愛されているのか解るはずです。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-05 23:31:23)(良:2票)
3.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」と並ぶしんちゃん映画の中でも名作中の名作である。ここでもまたしんちゃんは相変わらずのギャグで笑わせ、そして、大いに泣かさせてくれる。野原一家の家族の団結力の素晴らしさと一方でしんちゃんが出逢う二人の大人の恋物語、それもやたらめったら好きだとは声に出さない大人の恋の物語としての泣かせ方の上手さ、青空侍、おまたのおじさんと簾ちゃんとの恋の刹那さ、色んなものがこの映画を単なるギャグアニメの枠に収まらない素晴らしい作品に仕上げている。しんちゃん映画の醍醐味、笑い、感動、全てがこの映画の中に見える。これもまた素晴らしい名作である。しんちゃんを馬鹿にして見ようともしない人達、特に大人に見て欲しい。そして、家族の素晴らしさを知って欲しい。しんちゃんだからってけして、馬鹿にして欲しくない。正しく見終わった後に「アッパレ!」と叫びたくなるぐらいの名作です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-05 23:17:42)(良:1票)
4.  クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 《ネタバレ》 
待ちに待ったクレヨンしんちゃん映画最新作は、しんちゃんに出てくる登場人物の中でも一番大好きなぶりぶりざえもんが期待を裏切らない活躍ぶり、笑いを見せつけてくれてる。それだけで満足ですが、それだけではないしんちゃん映画の魅力、楽しさ、素晴らしさが沢山詰まった傑作に仕上がっています。今作のキーワードでもあり、クレヨンしんちゃんと題名にもあるクレヨン、落書きがテーマである。自由とは何か?大人の身勝手さと子供の純粋さがきちんと描かれる点も相変わらずしんちゃん映画の醍醐味として、誰が観ても楽しめる作品になっている上に、感動的な場面も沢山用意されてます。しんちゃんが書いた落書きのななこお姉さんが自分を犠牲にして、しんちゃんを救う場面、しんちゃんによって助けてもらったくせにしんちゃんとその仲間達を置いて逃げようとする身勝手な大人達に対して放つみさえの台詞が胸を熱くします。そして、何と言ってもぶりぶりざえもんが素晴らしい。普段はしんちゃんを裏切ってばかりだが、ここぞという場面では自分を犠牲にしてでもしんちゃんの味方になり、そして、地球を守る姿はかっこ良い。間違いなく世界で一番かっこ良い豚だ!そんなぶりぶりざえもんの絵を描くのを助けるブリーフもこれまた素晴らしい。どのキャラクターに対しても作者の想いを愛情を持って描いている点も素晴らしい。単なる娯楽を超えて、大人に対する皮肉を描きながら笑いを忘れずに子供達にも楽しんでもらいたいという願いが込められている所もクレヨンしんちゃんの素晴らしさです。予告編を見た時からずっと楽しみにしていたクレヨンしんちゃん最新作、期待に応えてくれた関係者の皆様、ありがとうございました。来年も勿論、これからもしんちゃん映画は必ず映画館で観ます。
[映画館(邦画)] 9点(2020-09-11 17:32:54)
5.  クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし 《ネタバレ》 
先ずは最初に言っておきたい。世の中のお母さん方、必見です。この映画を観ればしんちゃん映画が何故、多くの人に支持されてるか解るはずです。子供に見せたくないアニメナンバーワンだと?絶対に違う。しんちゃん映画には家族愛がしっかり描かれている。何故、私が今作に付いて世の中のお母さん方に強く勧めるか?ここまでみさえが活躍するしんちゃん映画は珍しい。新婚旅行の先で夫のひろしが仮面族達に捕まる。ひろしを取り戻す為ならどんな苦しみにも耐えるみさえが素晴らしい。みさえの母親として、また嫁としての愛に感動せずにはいられない。ひろしが自分を犠牲にして助けに来た家族達に対して「帰れ!」と言う。その後のみさえがしんちゃんに言う台詞がみさえがひろしを信用していることが解る。パパを助けなきゃとしんちゃんに対して言う台詞の後のしんちゃんの「母ちゃんは誰が守るの」の台詞がこれまた泣けるし、しんちゃん映画の素晴らしい場面が沢山、見れて大満足です。みさえがひろしを信じる様にひろしもみさえを信じている。そんな両親が居るからこそしんちゃんもひまわり一緒になって頑張る。そんな姿を1人でも多くの人に観て貰いたいという願いで作られているのがしんちゃん映画の全てに共通して言えるテーマだ。不器用だけど人間らしい姿を見る事が出来るしんちゃん映画、これからもずっとずっと見届けて行きたい。それにしてもひろしの「おっぱいが歩いていたら普通見るだろ!」には解る。解る。と納得すると共に笑わせてもらいました。最後にもう少しだけ!来年のしんちゃん映画はぶりぶりざえもんを主人公にした新作らしい。今から楽しみだ。来年も絶対に映画館で観るぞ〜!
[映画館(邦画)] 9点(2019-04-24 17:25:14)
6.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 
これは単なる復讐劇ではありません。ロッキー4のあの宿敵、ドラゴの息子対ドラゴに殺されたアポロの息子の対決の構図だが、最初のうちは息子を自分と同じ様に殺人マシーン、まるでロボットの様に扱うドラゴだが息子とクリードの再戦で息子のピンチにタオルを投げ入れるのを見て泣かずにはいられなくなりました。ドラゴにとって宿敵ロッキー、自分がかつて試合で殺人マシーンの様にアポロを殺した事、息子には宿敵であるクリードの父アポロと同じ運命だけは辿ってほしくない。だからタオルを投げ入れたのだ。クリード対ドラゴの息子の再戦の終盤、あのロッキーの音楽が流れてきた瞬間の興奮、ボクシングシーンの迫力、ロッキーファンなら映画館で観る価値十分だし、他にもこの映画のロッキーの姿はかつて十分を育ててくれたトレーナーミッキーの姿と重ねり、ロッキーファンとして懐かしいシーンが次から次へと思い出させずにはいられなくなりました。クリードがボロボロにされても立ち上がる。諦めない姿は自分を愛してくれる家族、母親、嫁にロッキーの為、天国の父アポロに向けてのお父さん、俺は父の期待に応えて強い王者になったよという熱いメッセージを感じる事もできる。この映画の素晴らしさの一つにホームもアウェイも関係なく、勝者に対して讃える素晴らしさがある。単なるボクシング映画でもない。復讐劇でもない。人間ドラマ、家族のドラマである素晴らしい傑作!
[映画館(字幕)] 9点(2019-01-13 17:37:16)
7.  草の上の昼食(1959)
扱ってるテーマからは想像出来ない不思議な魅力が沢山、詰まっている。人工受精に対する教授の考え、惚れた女性を見る目付き、ルノワール監督の描くドタバタコメディは相変わらず面白い上に出てくる女性が毎度ながら美しく描かれている。美しく描かれているという意味では女性だけでなく、全ての場面、場面の映像の美しさには眼を奪われる。ヒロインが水浴びするシーン、水の色、空の色、流石、一流の画家を父に持つだけはあるルノワール監督、この監督の映画はどの作品を見ても美しい。今作の中では特に赤が印象に残る。絵が動いているかの様な錯覚さえ覚えるのは毎度ながら感心させられれる。この監督の映画、今のところ見た映画、全くもって外れが無い。全作品見たい。
[DVD(字幕)] 9点(2018-12-05 19:42:49)
8.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
ミュージカル映画に何を求めるかでこの映画の評価は決まると思っている。ストーリーばかりを追い求めたり、テーマ重視の人には強く薦めることは出来ないがミュージカル映画は感じる映画として観る人は絶対に楽しめる映画だ!私がミュージカル映画に求める物は何度も繰り返して聴きたくなる音楽、楽曲の楽しさがこの映画の一番の魅力だ。オープン二ングの主人公バーナムのカッコ良いダンスから引き込まれていく。ストーリーは確かに大した話ではないし、単純と言えば単純かもしれない。でもそれで良い。ミュージカル映画に複雑な話、重たい話やらテーマなど要らない。ミュージカル映画とは本来、楽しくあるべきという答えがこの映画にはある。感じることが出来るし、音楽の楽しさと素晴らしさを身体全体で表現して見せてくれる登場人物、素晴らしいセットにサーカスのシーンの楽しさ、空中ブランコのシーンなんて本物のサーカスでも見てるみたいな興奮を味わうことが出来ただけでも大満足です。映画の終盤で主人公が建てた劇場が放火によって全焼してしまう後にバーで落ち込んでいる姿を見て、仲間達が次から次へと励ますシーンに感動させられた。お金がない。それならばとテントを張り、広場でショーをと考えてそれをやり遂げるバーナムと仲間達、最初は変人扱いされてるバーナムとその仲間達の素晴らしい歌とダンスに酔いしれた街の人たち、黒人だろうが白人だろうが太ってようが背が異常に高かろうが低かろうが関係無い。皆、同じ人間だ!この映画は観る者を音楽の力で幸せにする映画だ!
[映画館(字幕)] 9点(2018-02-23 19:01:03)
9.  クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ 《ネタバレ》 
待ちに待ったしんちゃん映画の新作はしんちゃん映画25周年記念作品に相応しい笑いどころが満載で観ている間、笑いぱなしで、これぞしんちゃん映画だ!とばかりの笑える上に感動という意味でも相変わらずのひろしの格好良さ、子供になってしまっても格好良いひろしが今回も健在です。宇宙からやって来たシリリという名の宇宙人、子供の姿のそのシリリの光線により子供の姿になってしまったひろし、そんなひろしを見てもマイペースを崩さないしんちゃん、シリリの父の所に連れて行けと言われて、はーいって自分の乳を見せるしんちゃんとその乳じゃないと突っ込むシリリのやり取りのアホ丸出しな笑いやら、全編馬鹿丸出しな笑いで面白すぎです。所々で今までのしんちゃん映画を彷彿させる場面も用意されており、大満足!ひろしが子供になってしまうのはモーレツ!オトナ帝国の逆襲と同じだし、トラックに乗ってる場面もそうだなぁ!ひろしとみさえと離れてしまったしんちゃんがシリリと寝そべってる場面の空一面の白い雲、何だかアッパレ!戦国大合戦みたいだし、他にもサーカス団が出て来ての場面はヘンダーランドの大冒険だし、色んな場面で今までのしんちゃん映画が大好きなファンに対してのオマージュを感じることができる。チチシリリとの再会を果たした後のシリリの行動も感動的だ。共に過ごし、旅を続けて来た事で得たしんちゃんとの友情がシリリを宇宙人という枠を超えた人間味溢れる少年へと成長させる。ひろしが言う生意気なのは子供が成長している証拠だみたいな台詞と子供になっても家族は俺が守るの台詞にこのしんちゃん映画の素晴らしさを見る事ができる。しんちゃん映画が何故、子供だけでなく大人からも支持されているかこの映画を観れば分かるはずだし、私はこれからもしんちゃん映画は必ず映画館で見る事を誓う。単なるお馬鹿丸出しなアニメではない。しんちゃん映画には人としての在り方、子供の成長と大人の子供に対する正しい接し方を毎度ながら教えられている気がします。
[映画館(邦画)] 9点(2017-04-20 21:18:13)(良:1票)
10.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
ひろしがロボットになるって聞いた時からずっと楽しみにしてました。ロボとーちゃんひろしが家族の為に大活躍し、悪を倒す話かと思っていたらとんでもなかった。ただかっこ良いだけでなく、生身の人間ひろしとロボットにされたひろしが一緒の画面の中で戦う。掛け合いがあるだなんて思わなかったから余計に泣けてきた。しかも、ロボットになったのは人間ひろしの記憶だけをコピーしたコピーロボットて設定が凄く泣ける。しんちゃんにとってはどちらのひろしも父ちゃんなのであり、だからこそ純粋にコピーロボットの父ちゃんとも同じように接する事が出来るのだ。それはみさえにしても同じ。最初は拒否していたロボットのひろしともしんちゃん同様に接する。後半のしんちゃんが大嫌いなピーマンを全部食べる場面でのしんちゃんの台詞やら二人のひろしの腕相撲の後のしんちゃんとひろしの台詞やら泣けて泣けて仕方なかった。そしてただ泣けるだけでなく、父ゆれ同盟のネーミングセンスの馬鹿馬鹿しさに加え、チクビームやらロケットミサイル(マジンガーZかい)やら懐かしいネタ満載で大人も笑える感動作品になってて大満足。まだまだ言いたい事が沢山あって父ゆれ同盟に参加した沢山の父親達の描き方が共感出来る描かれ方になってるのも良い。世の中のお父さん方に元気を与える事間違いなしです。来年も勿論、映画館で見るよ。しんちゃんを映画館で見るのは私にとっては春の大きなイベントの一つです。 しんちゃんを見て毎回感じる事の一つに世の中、皆、野原一家みたいな家族だけだと犯罪なんか起きないと本気で思います。  
[映画館(邦画)] 9点(2014-04-22 19:43:13)(良:1票)
11.  黒い画集 第二話 寒流
黒い画集シリーズの中で最後に観ることになった本作を拝見して、思ったことはやはり映画は脚本が命であるということと、緊張感を生む為の演出においてもこの鈴木英夫監督という監督さんはどうすれば良いかってことをよく解ってる。人物描写の上手さ、金が金を呼び、どんどんと金に埋もれて行く人間の醜さ、欲の塊から崩れて行く人間の儚さ、池部良の怯える顔、どんどんと悪女としての顔を出す美しい女の中にこそ隠れている男を惑わす女、新珠美千代、この二人の演技もさることながら池部良演じる銀行員の課長の常務の平田昭彦の何たる醜さ、この映画は人間が如何に金の前には弱く、男は女に弱く、そんな女の前に男は身体では解っていても思っている通りにはいかないというその全てを徹底してさらけ出している映画として、とにかく恐い。サスペンス映画としても勿論のこと、人間ドラマとしての面白さ、最近のサスペンスでは物足りない。そう感じてる人にお薦めの本格サスペンスの傑作です。最後にこの映画の主人公を演じている池部良、「青い山脈」や「昭和残侠伝」シリーズと並ぶ池部良自身の代表作の一つとして、遅くなりましたがご冥福を祈りつつ失礼します。
[DVD(邦画)] 9点(2010-10-31 10:09:08)(良:1票)
12.  クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 《ネタバレ》 
前に一度書いたけど、書き直します。予想通りの平均点の悪さだけど、実はこの映画、公開当時、映画館で3回も観てるぐらい私は大好きです。その理由として、相変わらずしんちゃんが笑わせてくれる。ただ笑わせるだけでなく、泣かせてくれる。未来に行く事になったしんちゃんが花嫁のタミコさんを助け出してからの台詞が泣ける。この作品、作者の白井先生が亡くなった後の最終の作品だけに、しんちゃんが「オラは絶対に死なない。」と発する台詞に込められた想いが感じられ泣けて仕方ない。例え作者の白井先生は亡くなったとしても、白井先生が残した。言いたかった事、しんちゃんの眼を通して伝えたい事、その全てはこれから先もずっと生き残っていく。この作品の中で見せるしんちゃんといつもの春日部防衛隊の仲間たちの未来の姿が凄いリアルで面白い。勿論、野原ひろし、みさえの2人が見せるしんちゃんに対する愛情、野原ひろしが言う「子供にくたばれなんて言う親、何処にもいないだろ。親は子供に生き抜けって言うもんだろ!」の台詞が感動的な上に力強いメッセージとして、しんちゃん映画らしい素晴らしいシーンとして、このシーンだけでも私はこの作品も評価したくなる。しんちゃんが愛される理由が分かるシーン、台詞として、タミコさんが「一緒にいて、あんなに楽しい人はいないの」と言う台詞もしんちゃん映画が愛される理由の一つだと思う。しんちゃんの未来の姿がしんちゃんの大好きなアクション仮面にそっくりというのもこの作品はしんちゃんに対する愛が感じられる。色んな意味でこの作品も私は大好きです。2020年12月11日訂正
[映画館(邦画)] 9点(2010-04-25 22:43:26)
13.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
監督としてのクリント・イーストウッド、私は今まで苦手でした。今でも苦手です。しかし、これだけは言える。間違いなくこの映画は素晴らしい。そして、これが仮に最後の作品となったなら、最高の終わりであると私は思った。「許されざる者」で初のオスカー獲得、その後も立て続けに評論家達にも一般の映画ファンの間でもかなり好まれ、どの作品も高い評価を得られている。しかし、私にはこの監督独自の重さ、やりきれなさだけがずしりと圧し掛かり、好きになりないでいた。それでも何故だろう?ついつい観てしまう。そして、観る度にやっぱり駄目だ!私には好きになれないと裏切られ続けてきた。それはまるで今度こそ今度こそとばかりに毎回、凝りもせずにナイスネイチャという馬の馬券を買いつづけ外してしたかの如く、今度こその思いで見てきた。そして、今回、やっとこれは私も素直に感動できた。その気持ちは正にナイスネイチャが三年以上ずっと勝てずにいて、高松宮杯(今で言う高松宮記念、当時は二千メートルのG2だった。)で久しぶりの勝利を収めて感動して泣いた時のような気持ちと同じ感じ気持ちにこの映画を観て感じることが出来た。イーストウッドの自分自身の集大成とも言える熱いメッセージみたいなものをあの身体を張っての死で感じると共に俳優としてのかっこ良さ、年老いて尚、アウトロー的なかっこ良さ、あのチンピラどもに向って指を銃のように差し出す仕草の何とかっこ良いこと、床屋での会話のユーモア、タオ、スーの二人に対する厳しさの中にも何か優しさみたいなものが感じられ、ウォルト(クリント・イーストウッド)の遺言状と言える手紙の内容、それを聞いてる時のタオの表情、ラストの海沿いをグラン・トリノの車に乗って走るタオ、それを映し出すカメラワークと美しい音楽、このラストの余韻があればこその傑作になっていて観て良かった。心からそう思う。ところでウォルトがタオをトロ助って呼ぶ度に「キテレツ大百科」みたいだとかただトロて呼ぶのを聞いて寿司が食べたくなってしまった。そんなアホな奴は私だけかもしれない。
[映画館(字幕)] 9点(2009-05-01 21:55:14)(笑:1票) (良:1票)
14.  グレートレース
昨日に引き続いてナタリー・ウッド目当てに借りてきたこの作品、面白い!面白すぎる。オープニングのタイトルの出方からして、凄く良い。昔、どこかで見たようなアニメの世界!既に書かれている人がいますが、「チキチキマシーン猛レース」的な雰囲気いっぱいの楽しいドタバタコメディです。ジャック・レモンとトニー・カーティスに(何だかワイルダー監督の「お熱いのがお好き」を思い浮かべる二人の他にも紳士的なトニー・カーティスの邪魔ばかりしようと企む悪徳教授のジャック・レモンとタッグを組んでいるピーター・フォークがこんなコメディアンぶりを見せるとは驚きです。ジャック・レモンの喜劇俳優の魅力、爆発とピーター・フォークとのコンビが本当に笑える。やることなすこと、とにかく失敗ばかりで、その失敗ぶりを見ているだけでも笑えて仕方がないぐらい本当に楽しい。そして、ナタリー・ウッドの可愛さ、美しさも輝る。全編、笑いの連続でこれは本当に観ていて飽きないし、本当に楽しくて、楽しくて、最後の終わり方も素晴らしい!また一つ、昔の映画で楽しいコメディを見つけることが出来た。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-15 15:35:51)(良:1票)
15.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 《ネタバレ》 
モーレツ!オトナ帝国やアッパレ!戦国の超名作の影に隠れてしまってるようなこの作品だが私はこれも大好きです。ぶりぶりざえもんが面白い。更にしんちゃんのバカバカしさも全開!好きな場面は沢山あるが特に好きで笑えたのが悪役のホモ2人相手にババ抜きする場面のひろしのせっかくの苦労を全てパーにしてしまうしんちゃんが面白過ぎで好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-31 21:54:14)
16.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 
これは音楽ものであると共に恋愛映画としても観ることが出来る。グレンミラーとヘレンミラーの二人を演じている俳優がとにかく良い。特に奥さん役のジューン・アリスンこそ男にとっての最高の奥さん像であること間違いなしである。そのぐらい素晴らしすぎて、あのラスト、戦地に消えて行った亭主、グレンミラーのことを思いつつ、ラジオから流れてくる音楽を聞く姿、ここは絶対に涙無くして見れない。単なる音楽映画という枠を超えている素晴らしい映画であり、一人でも多くの方に見て欲しい作品として外せない映画であります。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-24 12:21:08)
17.  グッドフェローズ
マーティン・スコセッシ監督とロバート・デニーロが組むとやっぱり面白い!この黄金コンビの作品の中では「タクシードライバー」に次ぐ二番目に大好きな映画。これもロバート・デニーロが素晴らしく、それにも増してショー・ペシがデニーロ以上に素晴らしい!アカデミー賞助演男優賞受賞も当然の結果だと思います。ドキュメンタリータッチな映画作りで物語はどんどんと進む。その進め方もかなり好きです。音楽の使い方も素晴らしくこれは間違いなく傑作と言えるでしょう!
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-05 18:02:45)
18.  クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園 《ネタバレ》 
待ちに待ったしんちゃん映画の新作、今作のテーマはずばり青春!青春て何だろう?人によって違う。年齢、年代で変わってくるその青春をしんちゃんを始めとする春日部防衛隊の仲間達から色んな形で表現することで色々考えさせられる作品になっている。しんちゃんとは全く違うタイプの子供である風間君が仲間達と皆で一緒にエリートになろうとする中で見せる葛藤、単なる子供向けアニメでない大人が見ても楽しめる馬鹿な笑い、相変わらずしんちゃんのケツがもたらす笑いやらを絡めて笑わせてくれるし、またいつものしんちゃん映画らしい感動も有りと、またそんな中でミステリー風な中盤から後半に掛ける物語の運び方、描き方も上手い。そして、今回は今までのしんちゃん映画の中でも怖さという意味では一番かもしれないぐらい怖い。裏を使ってエリートになれるって騙された挙句に大馬鹿になる風間君の姿や、他にも吸血鬼ならぬ吸ケツ鬼が誰なのか?まさかしんちゃん映画でミステリーとは予想してませんでした。コロナの影響により公開が遅れてしまった今作だが、こんな世の中だからこそ思い切り笑おう!ていう制作者達のしんちゃん映画に対する想いを今作でも感じることが出来て良かったです。春日部防衛隊がそれぞれ活躍するのも良い。一方で映画になるといつも以上に格好よくなるひろし、そしてみさえの活躍がさほど無かったのは不満では有るが、しんちゃんの風間君に対する想い、優しさ、それに応えて見せた風間君、その他の仲間達、しんちゃん映画ならでわの友情を今作も見せてくれた事に感謝します。
[映画館(邦画)] 8点(2021-07-31 20:50:38)
19.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル 《ネタバレ》 
予想通りの酷評、平均点の低さだが、そもそもしんちゃんとは何なんのか?と考えると子供向けアニメである。子供向けアニメとは幼稚と言う意味ではない。大人からの子供の為に向けたメッセージを感じながら楽しんでもらいたい。楽しみながら成長していく姿、しんちゃんのアクション仮面への愛に満ち溢れる姿を見て周りの大人達側一緒になって立ち向かう。アクション仮面のピンチに対して放つしんちゃんの台詞に心打たれるひろし、みさえ、その他大勢の大人、奴隷扱いされていた沢山の猿達をやっつけようとする大人達を見て泣き出すひまわり、そのひまわりの姿を見て猿達を逃がす大人達、この作品は単なるお馬鹿映画の様で作者からの熱いメッセージを感じる事が出来る。しんちゃん映画の凄さ、素晴らしい場面である。しんちゃんらしく馬鹿馬鹿しい笑いもしっかりと見せてくれるのも良い。しんちゃんが大好きなアクション仮面が生身の人間として戦う。それを応援するしんちゃん、しんちゃんの真っ直ぐな気持ちがストレートに描かれている点も私は評価したい。春日部防衛隊のメンバーのやり取りも笑える。特にマサオ君、あんた最高だ!大好きなあいちゃんへの思いからネネちゃんに助けられてるのに、あいちゃん!て笑わせてもらいました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2019-04-09 19:27:38)
20.  グリーンブック 《ネタバレ》 
アカデミー賞狙いの様な如何にもという映画ではないのが良い。映画の背景にある黒人問題、差別等が解りやすく誰が観ても楽しめる内容の映画です。イタリア系の白人用心棒と黒人ピアニストが旅を続けてる中で雨の中、夜遅くに警察官に車を止められる理由が腑に落ちなかったり、黒人だからという理由だけで白人きりのレストランでは食事さえ出してもらえなかったりする。アメリカ社会の問題点を解りやすく描いてる。その後の酒場のシーンが一番好きです。他にも雪の中、走る二人の車を止め、パンクしている車のタイヤの交換を手伝う警察官を見て、同じ警察官でも最初に出てきた警察官とは全然違うなあと感じると共に困ってる人を助けるのが本物の警察官ではないだろうと思う。この警察官のお陰で無事にマイホームへ帰ってこれたトニーの家族達の前に戻ってきたシャーリーを迎えるトニーと家族達の暖かい歓迎、この映画が多くの方に支持されている理由がここにもあると言っていい。
[映画館(字幕)] 8点(2019-03-07 18:54:02)
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