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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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61.  グランド・イリュージョン
マジックのタネを知りたいという我々の下世話な欲求に乗っかった作品(しかし出てくるトリックは、乱歩の怪人二十面相モノ並み、という気もするけど)。さてこれが面白いのかというと、うーん、「トリック解説」という説明的な表現を超えられていないのが、ちょっとツライかな、と。ホントは(小説でも映画でも)まさかその場面にトリックがあると思っていなかったところにトリックがあった時にこそ、驚きがあるんですけどね。いや本作でも少しそういう趣向はあったりもするけれど、最初から作品の中で“ミスディレクション”という概念を強調しまくってるもんだから、そりゃそう簡単にはこちらも驚きません、驚けません。というわけで、本作の楽しみはトリックよりもむしろ、後半に展開するアクション(前半は少しダレる)。マジックを駆使して追手と戦う、ってのは、まあそれなりに楽しい。だけど、「マジシャンだから、とにかく色々できるんです」的な単発のツマラナさもあって、これを思うと、特殊効果マンの活躍を描いた『F/X 引き裂かれたトリック』って、あれは面白い作品だったな、とも思い出してみたり。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-01-11 09:58:56)
62.  沓掛時次郎(1961)
任侠モノとも思えぬ雷蔵の異常なサワヤカさが、目に眩しい……。池広一夫監督というと、マチャアキが孫悟空やってたテレビドラマ『西遊記』の、とりわけヘンテコな内容の回を演出していたとの印象が強いのですが(この偏った印象もどうかと思うけど)、本作ではどうしてこうも無難路線に走ってしまったのか。何しろこの雷蔵時次郎さん、いいヒト過ぎて、というより、「いいヒト」であるかのように作られ過ぎてて、ワケがわからない。まあ、この作品、お茶漬けのようにサラサラと楽しめれば、それでよいのかな、とも。志村喬が出てきて、杉村春子が出てきて、まるで黒澤映画と小津映画の片鱗を大映作品で味わえちゃった、みたいなちょっとしたお得感(?)はあるかも。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-09-15 12:42:41)
63.  クリムゾン・リバー
この映画に関して印象に残っていることはと言うと、レンタル1本100円だったので最後に残ってた1本を意気揚々と借りて帰ったら、姉もすでに借りてた、って事ですかね。まあありがちな話です。最近のフランス映画はハリウッドの豪華大作に負けじと、リキ入ってますね。主演ジャン・レノってのも、一種の切り札ですね。で、内容の方はというと、サスペンスなのにスケールでかそうな雪山シーンを売りにしたのが無理矢理っぽくて、逆にストーリーがとてつもなくこじんまりした印象、真相に至ってもうガックリ。そりゃまあ、つまんない映画じゃないけど、観る前に原作読んでおかなかったのは失敗だったかな。せっかくの読む楽しみが、1本100円につられたばかりに・・・。
6点(2003-11-16 16:39:58)
64.  クジョー
私は昔は、「動物(の集団。好ましくは巨大化)に襲われて一軒家に閉じ込められるもの」イコール「映画」だと本気で信じていたのです。さてこの映画。狂犬病のイヌ一匹に襲われて、クルマに閉じ込められた親子を延々と描くのみ。いやあちょっと薄味ですな。S・キングという人は小説のネタに困ってるのではないかと要らぬ心配を。ディー・ウォーレスの熱演が映画のテンションを維持しているので、悪くないですが、ストーリーをもうちょっとうまく盛り上げられんもんかねえ。
6点(2003-11-01 03:20:37)
65.  クロール -凶暴領域-
冒頭、「CRAWL」というタイトルがプールのシーンに被って示され、もしも何の予備知識も無い人が見たら、これはきっと水泳の映画なんだろう、と思い込み、しかし実はワニ映画でした、という仕掛け? いや、そこまで完全に予備知識の無い人はこの映画を見る確率は限りなくゼロに近そうな気が。 とは言え、ある意味これは水泳映画。主人公の泳ぎ、が見どころ。この点については確かに作品の魅力となっています。手に汗握るワニとの競泳。 そういやミスター・デンジャーことプロレスラー松永光弘もその昔、ワニ(ちっちゃいヤツ)と棺桶デスマッチをやってましたね。一応、かろうじて勝利、したはずですが。やっぱり誰しも、ワニと戦って勝つのが夢なんですねえ。 動物が襲ってくる映画と言うと、『ジョーズ』なんてのは、サメがいると思わせてからもなかなかサメを登場させない映画でした。一方、本作は、ハリケーンで洪水に見舞われた町で、主人公が何の前触れもなく突然ワニに襲われる。思わせぶりは抜きにして単刀直入、スピード勝負、テンポ重視。ただ、それが成功しているかというと、ちょっと疑問。 『鳥』という作品は、後半の鳥の襲撃に対し、前半はそこそこ前兆現象を見せつつも、割と普通のドラマを描いていて油断させ、そこで突然のギアチェンジを見せる、というちょっと意地悪な構成。しかし後半のパニックに対し、前半でのんびりした海辺の町を印象づけることには成功しています。 今回のワニ映画は、前兆すらなく唐突にワニを登場させてきますが、映画開始早々から町はハリケーンに見舞われていて、最初から異変の連続。テンポが良い反面、洪水に見舞われる前の平穏な町の姿が対比されないのは、ちょっと勿体なかったような気もします。 洪水パニック+ワニの襲撃、という合わせ技で、次から次に訪れる危機を描くことにひたすら徹しよう、という趣向。しかし、何パターンかのシチュエーションを準備しているとは言え、基本的に同じような状況が続いてしまうので、バタバタしてる割には盛り上がりに欠けます。「海底47m 古代マヤの死の迷宮」にも感じたような、ゲームの設定のような間延びした印象。 映画の中心人物たる父と娘だけは、ワニに噛まれてもあまりダメージを受けているようには見えず、もしかしたらそういうDNAなのかも知れませんが(?)、ヘンな安心感が漂ってしまう。この二人以外の登場人物たちはワニに対する耐性が無く(松永だってそうだ)、片っ端からヤラれてしまうので、イマイチ物語に貢献しません。これもまた、展開をシンプルにしてスピード重視、ってなことなのかも知れませんが、ちょっと寂しい。 とは言え、ワニの描写については、ホンモノっぽくって、なかなかよく出来ておりました。すでにこのこと自体、貴重な気がしないでもなく。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-16 07:59:56)
66.  空海 KU-KAI 美しき王妃の謎
なんか、ものすごい長安の街のセットを作っての撮影らしいのだけど、ごめん、CGの印象ばかりが残ってます。ってか、実写なのかも知れない部分までCGに見えてしまうのは、やっぱりそれはCGなのか、それともCG並みに完成度が高いセットなのか(笑)。 かつてこの街に阿倍仲麻呂がいたんだ、などと空海が思ったのかどうか、そういう空想は確かにこの作品のとても面白い点、ではあるのですが、それならそれで、現在パートと過去パートを、もう少しうまく描き分ける演出に欲しかった・・・同じようにCG連発で、全編通じて平板な印象。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-02-27 12:03:43)
67.  クォ・ヴァディス(1951)
歴史スペクタクル超大作。のハズなんですけれども。 どうも、シケた印象が拭えないのです。確かに、いかにもスペクタクルです、というシーンが一部あるにはあるのですが、大半のシーンはいまいちパッとしない中に、唐突にそういう規模感を誇示するようなシーンが挿入されるもんで、「その中間のちょうど良いシーンは無いのか」、と言いたくなります。そのスペクタクルシーンも、CGなんか無い時代に「うわー、いかにもCGっぽいなあ」と感じさせるもので、ある意味、時代を50年ほど先取りしていますが。 皇帝ネロのキリスト教弾圧が描かれる以上、ネロが単なる「おバカさん」として描かれるのは致し方ないとも思われますが、肝心の主人公まで薄っぺらい人物なのは、不満を感じざるを得ません。最初はローマ人以外を見下していた主人公が、キリスト教との出会いとともに人類愛に目覚める――という風に本当は描きたかったんじゃないかと想像するも、実際は「キレイなお姉さんについていって新興宗教の集会に出席したら、すっかりハマってしまいました」という現代でもアリガチな話以上のものは、何も描かれておらず、我々の心に残るような、転機と呼べそうなものが何もないから、困ったもの。 終盤、競技場でライオンに襲わせるなどの、ネロによるキリスト教徒虐殺シーンが続くのですが、これも、その残酷さを正面から描くでもなく、逆に間接的な描写で我々の感情に訴えかけるでもなく、殺戮の割にはやけに淡々とした描写が続くばかりでコワくない。撮影のためによくこれだけの数のライオンを集めたなあ、とは思うけれど、そんなことにだけ感心してても仕方ない訳で。 という訳で、表面的な語り口が続く3時間弱。ちょいとつらいです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-04 17:20:06)
68.  グランド・マスター
冒頭、雨の中、水浸しのアクションがあって、この時点で「えー、いまだにマトリックスみたいなコトやってるの~」と、少々ゲンナリしてしまいました。 一応、映画の題材として「カンフー」ってのがあって、「カンフー」なら、人間と人間との対決というものが描かれることを期待するのですが、本作、驚いたことに、対話シーンですら、人と人が向き合わない。普通の映画なら、対話シーンではしばしば、話し手がこちらを向いていると、聞き手は手前に後姿として配置されてたりすると思うのですが、本作では話し手だけのショットが繋がれていって、まるで人と人が向き合わない。 小津映画みたいな独特のリズムがある訳でもなく、その不思議な演出を受け入れてしまっている自分への驚きがある訳でもない。 単に向き合わない、というのが、こんなに退屈なのか、という驚きは、少し感じましたけどね。あまり好きになれません。 とか言いつつ、よりによってトニー・レオンが、まるで似つかわしくない「達人」を演じている、ってのが一番受け入れがたい点だったりして。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-02 11:51:39)
69.  グッドフェローズ
なんか、うまく映画作ってるな、という感じはするんですけどね。長回ししながらスラスラとカメラと移動させてみたり、対話シーンのやりとりをカメラ切り替えてテンポよく見せたり。後者の方は、ちょっとやり過ぎて、対話の途中で口にくわえてた葉巻が消えちゃったり、持ってた受話器が消えちゃったりと、カットがうまく繋がらなくなってしまったりもするのですが、多分、作り手もそんなことは「些細な事」と、気にしてないんでしょう。 それはいいとしても、作品全般について、どうしてこんな作劇になっちゃうのか、という点については、正直、よくわからないんです。2時間半近い長さがあって、しかもナレーションを多用しつつ描写の省略を多々行ったりしていて。そこまでしてでも、主人公の姿を少年時代から、すべて作品に詰め込む必要があったのか? 唐突に奥さんの独白まで使うにいたっては、すみません、このセンスは理解不能です(逆に言うと、独白を任された割に存在感は強く出ていない)。 肝心の600万ドル強奪という大事件は、まともに作中で描かれないし、それに伴う殺人事件もサラリと流される。あくまで主人公の人生に沿った映画です、とにかく実話なんです、派手なシーンを見世物にする映画じゃないんです、という訳でしょうか。確かにそれも一つのやり方でしょうけど、ちと優等生過ぎるのでは。そしてやっぱりこれも「実話作品」らしく、具体的な年月日をテロップで出し、終盤はそれを時刻表示にまで分解して、うん、確かに緊迫感は出てくる。でもテロップは所詮テロップ。「今何時か」を知りたいんじゃなくて、この先に待つ「何か」まであと何時間何分あるか、こそがサスペンスでしょう。途中から、何のために時刻表示してるのか、サッパリわからなくなってくる。 それもこれも、「実話」に寄りかかり過ぎなんじゃないでしょうか。ラストも主人公の独白任せになってしまい、残念でした
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-18 12:57:37)(良:2票)
70.  グラマー・エンジェル危機一発
旅行会社がハワイで「映画ロケ地ツアー」なんてのをやってますけど、あれはジュラシック・パークとかがお目当てだから成立する訳で、「グラマー・エンジェル危機一発ロケ地めぐり」などでは客も集まらんでしょうなあ。いや、内容的にはそれなりに充実しそうなんですけどね。「あ、ここって、あのダッチワイフがバズーカで吹き飛ばされた場所じゃない!?」なんて言って盛り上がっていただければ。 さて、ボインで凄腕(?)のオネーチャンふたり。そこに飛んできた謎のラジコンヘリ。中には謎の箱、そして襲い来る暴漢。要するに何ともテキトーなダイヤ密輸取引の現場に居合わせてしまったらしい。という訳で、アクションとオッパイが次から次に展開されていくのですが、さらにポイントが高いのが、毒物に汚染され凶暴化した大蛇(これがまあ、ソフビ感満点、動かないことといったら)が誤って野に放たれてしまった、という、何の関係もない追加設定。ただでも散漫なストーリーなのに、こんな変な設定を付け加えて、もう楽しいったらありゃしない。 で、このヘビ、ストーリーにまともに絡む事なく、とうとう脚本家にも存在を忘れられてしまったのかと思いきや、あっと驚く展開があなたを待ってます。あっと驚いてください。私からもお願いします。 ところでどうでもいいことかも知れないけれど、オネーチャンたちが大蛇の入ったケースを持ち上げる場面で、「ヘビ」と日本語でつぶやいたので驚いたのですが、これは私の勘違い。英語で「重い」って言ってたんですね。ほんとにどうでもよいなあ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-13 07:50:35)
71.  雲霧仁左衛門
呉服屋が貯め込んだ大金を狙う雲霧一味と、それを追う火盗改めとの対決。クライマックスの大捕り物が、見どころ、ですけれども。 何か観てて張り合いが無い、その理由は色々ありそうだけど。ひとつには、仲代達矢演じる雲霧仁左衛門の、とらえどころの無さ。ちょっとあまりに、フツーの人すぎるのでは。いやそうでもないんだよ、と、意味ありげにかつての青春の日々(?)を挿入し、またクライマックスのあとも妙に物語を引っ張り、蛇足のようなラストのもう一盛り上りがあったりするのですけど、雲霧仁左衛門自身の存在感の薄さはいかんともしがたく、盛り上がりの方も不発の印象。 脇役に目立つ人をバラマキ過ぎて、ますます埋没してしまいました。 あんたのせいだよ、宍戸錠(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-30 23:25:48)
72.  クロニクル
ふだん我々が映画を観ている時、このシーン本当にカッコいいよな、などと感じることが時々あって、例えばそういうのが、ショットの意義であったりするんでしょうけれども、残念ながら、登場人物たちのカメラが捉えた映像という体裁をとったこの本作では、そういう「ショットの意義」ってのが欠落していて、ここにあるのはひたすら「このショットはこうやって撮られました」という理由説明ばかり。超能力があるから主人公がカメラを持たないシーンも使ってよし、とか、主人公以外のカメラで撮ったシーンもOK、とか、全編にわたり「言い訳」が述べられ続けるこんな作品も、珍しい。カッコいいシーンを撮るためにこの手法を選んだんなら歓迎だけど、選んだ手法のせいでカッコいいシーンが撮れない上に、こうやって言い訳ばかりを連ねるんでは、一体何やってるんだか。といささかウンザリしていると、クライマックスでは意外にも、主人公たちのバトルをバラバラなカメラがバラバラに断片化してみせるのが、妙にオモシロかったりするもんだから、何が幸いするかわかりません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-05-01 12:57:48)
73.  国定忠治(1946)
ご存じ、忠治親分の大活躍……と思いきや、正直、あんまし活躍してません。作品が作られて70年近くも経ってから言うのも何なんですが、もうちょっと戦後の日本を元気づけるような活力あふれる作品になってても良さそうなもんですが、GHQの陰謀なのか、それとも、予算不足、準備不足、はたまた、やる気不足なのか。70分ほどの短い作品ながら、工夫も盛り上がりもあんまり無くって、ちょいとつらい。これは“スランプに陥った国定忠治を描いた作品なのか”とでも言いたくなる…。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-09-05 23:18:43)
74.  クリープショー2/怨霊
第三話って、いくら車でハネ飛ばしても死なずに「乗っけてくれ~」って迫ってくるオハナシですよね。本来ならこのエピソードが、実際に一番起こりそうな話で(そんなワケないってか)、一番盛り上がるハズなのですが、ワタシも御多分に漏れず、2話目のドロドロが一番印象に残っております。池に何やらドロドロしたものが浮いていて、何だか知らんがコイツが人を襲うので、筏の上でニッチもサッチもいかなくなるという、いわばパニック映画の「閉じこもりモノ」の変形、しかもおそらく史上もっともセコい「閉じこもりモノ」なもので。これほど手に汗握らない映画も珍しい。しかも散々引っ張っておいてあのオチとは。どうやら、よほどツッコミを入れて欲しいらしいな。そうはいくか。ふん。というわけで、この第2話の無意味なインパクト、まあ、一生忘れんでしょうな・・・
[地上波(吹替)] 5点(2005-05-05 01:16:34)
75.  黒いジャガー
クールでセクシーなブラザー、黒人探偵ジョン・シャフトの活躍を描く映画・・・なのか? だったらもっと活躍して欲しかったぞ(ビルの窓から敵を投げ捨てるまではよかったが。笑)。いや、まず主題歌がね、シャフトの事、やたらホメるんですよ。じゃあ、こりゃまあお約束事として、「シャフト=カッコいい」と思って見なきゃいかんのかなあ、と何とか自分に暗示をかけつつ観るわけですが、なかなか難しい。結局、モミアゲが気になるんですよ!まったく。それはよいとして、特に街角のシーンでは人物中心のカメラで、広範囲を映さず、これがなんとなくゲリラ撮影っぽいインディー臭さを感じさせて、意外と小気味よかったりもします。はっきり言えば、ようするに低予算っぽいっちゅう事ですが。映画にあまりヒネリがなく、ほとんど唯一のヒネリが、ここぞというところでシャフトが撃たれてしまうというガックリな展開、ちょっと寂しゅうございました。
5点(2004-06-12 02:04:10)(笑:1票)
76.  暗闇でドッキリ
これもなんだか私にはとっつきにくい映画ですねえ。勿論セラーズのクルーゾー警部が見られるというのは、それだけで非常にケッコウな事、には違いないんですけども。今回は殺人事件を扱っててやたら人が死ぬので、かなりブラック入ってます。ドレフュスも何だか真剣にクルーゾーを殺そうとしてるようで、ちょっとコワイ。結末ももひとつ愛想が無い気が。後のバカ続編(続編と言っていいのかな?)とついつい比べてしまうのがいけないんでしょうけどね。クルーゾーの活躍は、もっとおおらかなユーモアの中で楽しみたいナー。
5点(2003-11-29 01:38:17)
77.  グリズリー
これも70年代動物パニック映画界(の迷走ぶり)を語る際には欠かせない作品の一つでしょう。クマが襲ってくるんですが、クマとのカラミのシーンを極力撮影せずにごまかしていて、実に貧相な仕上がりです。しかし、『ジョーズ』のパクリと陰口叩かれつつも、クライマックスのヘリとのカラミは『ジョーズ2』の先取りになっていなくもない点、大注目(おい正気か?)。
5点(2003-07-12 11:54:32)
78.  クラス・オブ・1999
「ターミネーター」の後、映画に出てくるワルモノは妙に強く(なかなか死ななく)なりました。やり過ぎは逆に盛り下がるという一例ではないかと。まあテキトーに面白いので、いいんですけどね。しかし、マルコム・マクドウェル。仕事を選ばないのか、あるいは厳選してるのか?
5点(2003-05-17 00:18:51)(笑:1票)
79.  グラスホッパー
再現された渋谷駅前のシーンはさすがに驚かされますが、オープンセットでの撮影ならもっと自由度があってもよさそうなもの、なんか妙に不自由そうに見えてしまうのは、どうしたもんだか。 特徴的な何人かの登場人物たちが、それぞれ行動していけば、自然と映画になる・・・と言いたいところですが、どうも物語に、見え透いた作為のようなものばかりが感じられ、気分的にどうもノリません。伏線のための伏線。驚きが無い。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-03-03 23:06:04)
80.  空母いぶき 《ネタバレ》 
この作品、観てると、あれやこれやのシーンで「そりゃアカンでしょ」とケチをつけたくなり、次から次に不満が続出するもんでメンド臭くなって、何に不満だったのか、忘れてしまいました。ゴメンなさい。 それは無責任だろうって?おっしゃる通りですスミマセン。では頑張って何とか思い出してみると。 まずこの空母いぶき、何人くらい乗ってるんですかね。いやはやこの、スケール感の無さ。ホントは大勢乗ってるんでしょ? 国家の危機とかいうのもあるけれど、まずこの現場において、大勢の命がかかってるんでしょ?ホントは。 他の艦も同様。何人乗ってます、何人の命がかかってます、という、単なる数字。 まるで数人しか乗っていないような空母いぶきとは言え(笑)、その内部をさまざまな形で描いてスケール感を出してくれたら、あるいは舞台であるこの空母の魅力を描き出してくれていたら、見てて嬉しくもなりますが、そういう描写も貧弱で。空母に乗り込んだ記者たちが行動を制限されていることを言い訳に、描写もチャッカリと制限しちゃってる? 今回たまたま乗艦していた記者(本田翼)は、「私はすべてを目撃した」みたいなコトを言うけど、一体何を目撃したんでしょう? 映画見てた私は、何の悲惨な光景も見てませんよ? いかにもCGな炎上シーン(どんな被害なのかサッパリわからない)は確かに見た気がしますけども。あるいはあの不自然にとってつけたような人道シーン? これでは、どっからどう見てもこの記者、自衛隊の都合のいい広告塔にしか見えなくって。 西島秀俊と佐々木蔵之介との間の緊張感、ってのが物語の軸なんだろうけど、サスペンスにはおよそ程遠い中途半端なもの。西島秀俊の顔に安心印がついてしまってます。 そもそも敵の攻撃が場当たり的過ぎるのも、盛り上がらない点。相手が何を考えているかわからない時の不気味さ、ってのは、確かにあるのかも知れませんが、さすがにこれほどの拙攻では、コワくないですよね。 以上、このくらいは何とか思い出したので、勘弁してください。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-01-12 10:47:50)
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