21. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
ラストのコロンボの罠が見事です。美しい渓谷と相まって爽快感を与えてくれます。あぁ、それにしてもあの葉巻吸いたいなぁ。 7点(2003-11-30 16:15:48) |
22. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
《ネタバレ》 コロンボの名推理が冴えます。名推理過ぎてちょっと無理があるんちゃうの?と思えます。指輪を見た時からってちょっと、あなた。横でみてたの?まあ、他ならぬ警部のことだから、あたしゃ黙ってますけどね。それにしても警部、ビリヤードが上手いのは知ってましたが、ゴルフもとは。隅におけませんなぁ! 7点(2003-11-24 19:51:09) |
23. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 コロンボの犯人は全て地位も名誉もある人ばかりである。その中でも本作では上司が犯人という設定。コロンボがどうやって犯人を、罠にはめるのか、いやいやこんな表現はコロンボに失礼や。どうやって引っ掛けるのか、この表現も適切やない。そう、どうやって犯人を自滅に導くのかが、極めて難しいと思われる設定である。なんと言っても捜査方針が筒抜けどころか指示されてしまうからである。だが、なんてことは無い。流石は、コロンボ!あんな意地悪で卑怯な、いやいや見事な手を打ってくるとは!まあ、犯人もちょっとマヌケやったけどね!コロンボのストーカー捜査(STING大好きさん命名)はちょっと影を潜めるけど彼が優秀な刑事であることを証明する一作。でもピーター・フォークが右目義眼とは。ちょっとショックでした。 7点(2003-11-16 16:42:16) |
24. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
《ネタバレ》 5時30分の目撃者と並んで、殺害方法が最も異色な作品。犬を使うところなんざアイデアとしては悪くない。でもねぇ、それだけじゃこのシリーズのクオリティを高められないですね。たとえばゲストハウスの女子大生。彼女の存在の意味が分からない。事件の発見者?ノンノン、不要です。事件の発見者はDrメースンその人でよかったのでは?電話中にチャーリーの悲鳴が聞こえたとか言って・・。そうすりゃ、コロンボにいきなり目をつけられることもなかったかも。警部、奥さんは空手習ってますか? 6点(2004-04-18 16:46:43) |
25. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM>
《ネタバレ》 やっと、自分で登録した作品をレビューする運びとなりました。さて、この作品は世間の評価は余り高くないんですが、私は嫌いじゃありません。確かに、コロンボらしさが余り発揮されておらず、オチもあっさりしています。しかしこの話は、「コロンボが事件を解決する」話ではなく、「ルースが姉に復讐する」話として考えた場合どうでしょうか?そうなのです!ルースは昔婚約者を姉に取られた恨みを、20数年経って、果たしたのです。正に復讐という料理は冷めたころが一番うまいってやつですよ。まず、弟を殺すことによってリットン家の名誉に傷を付ける。弟が強盗と殺しあったと結論されれば、それでもよし。名家ってやつはスキャンダルを嫌いますからね。次に犯人はほかにいるとなると姪に罪を被せようとする。当然、姉は大ショックですよ。そして、最後に自分が逮捕される。弟もルースもいなくなれば、警察と聞いただけで気絶するような、姉はとても生きちゃぁいけませんからね!最後『殿方のエスコートがなければどこにもいけない』という姉に当てつけるようにコロンボの腕を借りて出て行くルース。このとき彼女は20数年の溜飲が下がったに違いない!って深読みしすぎですかね、警部? 6点(2004-04-11 17:56:50)(良:1票) |
26. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
《ネタバレ》 本作にて完結となる予定だったため従来のように犯人が最初にわかりません。またマックなる若い刑事が登場し、いかにも最終作のように物語が進みます。後半関係者全員を集めて謎解きをするのですが、その際若手に進行役を任せます。ところがここでまず、『コロンボ引退』に叛旗を翻すことになります。関係者の一人に「若い者に、やらせてみたんですがねぇ・・」。そして事件解決後、「まだまだ、やめられませんよ。もう少し、やらせてもらいますからね!」と。実は、このセリフは禁煙していたのに、吸ってしまったことを注意された時に言うんですが、どう考えても意味深です。この作品、そろそろ大団円を考えていた製作サイドに、コロンボが叩きつけた挑戦状と私は見ました。警部、引退するには、まだ早いです。 6点(2004-04-04 19:22:33)(良:2票) |
27. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
《ネタバレ》 『ロンドンの傘』『歌声の消えた海』に続く旅先バージョン第3弾。ふとした事から、またもや事件に巻き込まれてしまいます。いくら刑事とはいえ、行く先々で殺人事件が起こるやなんて財前直美、水野真紀、木村佳乃らスチュワーデス刑事や市原悦子(家政婦)並みです。さて、今回はメキシコの元スターマタドールののお話。過去の栄光が忘れられないおっさんが、みっともない姿を見られたというだけで殺人を犯します。まぁラストを含めてかなり無理があるように思います。無理があるといえばロスからメキシコまであのボロ車、いや失敬、古いけどまだまだ良く走る車で、よく行けたもんだと思い調べたらロスとメキシコは案外近いんですな。メキシコの北のほうと仮定してやけど。警部、運転はくれぐれも慎重に。 6点(2004-04-04 00:11:15)(良:1票) |
28. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
《ネタバレ》 ハッサン・サラーも良く頑張った。まぁコロンボの方が一枚も二枚も役者が上。何といっても国王を味方に付けるんやから!最後の外交官特権を逆手に取った作戦もお見事。しかしコロンボはホンマに第三者にはモテますな。警部、フルーツポンチはお嫌いですか? 6点(2004-03-28 16:10:15) |
29. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
皆さん仰る通りラストは強引ですね。まぁラストはコロンボが犯人を屈服させるための演出でしょう。実際にはヴァルビタールの出所をきっちり調べて証拠固めしてたんでしょう。しかし真冬やのにクルージングしたり、プールに水が張ってあったり流石ロスですね。警部、ロスは住みやすいですか? 6点(2004-03-28 12:06:37) |
30. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
《ネタバレ》 被害者の娘であり、加害者の妻である女性のちょっとした一言が、事件解決の突破口となります。彼女がつぶやいた何気ない一言。『いすの上に***が見えた』普通なら聞き流してしまう一言を元に犯人を逮捕するコロンボは、やはり優秀な刑事でした。最後、悪あがきする犯人は正に***でした。警部、芸術って難しいですね。 6点(2004-02-22 20:02:18) |
31. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
ファーストシーンからコロンボが登場する珍しいパターン。カミサンが抽選で当てたメキシコへの船旅に参加します。いよいよミセスコロンボの登場かと思いきや、案の定はぐれてしまい次回のお楽しみって所です。さて今回のコロンボの見所は様々なファッションです。パジャマ、アロハと普段見られない姿を披露してくれます。警部、ヨレヨレのレインコート以外も似合うじゃないですか! 6点(2004-02-22 19:38:19) |
32. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 女王陛下と陰口を叩かれる、化粧品会社の社長が犯人。彼女には十分に人間的魅了があります。コロンボとのやり取りは面白く、彼女が嫌がっている様子も窺え、また主任研究員や産業スパイの女等、脇を固める人物の表現もしっかりしていて秀作となりえるはずなんですが、この点数。これは彼女の往生際の良さにありますね。女王陛下と揶揄されるような人が、あれくらいで観念してはいけません。何のかんのと、白を切りとおさないと、コロンボの活躍が半減です。まぁ、あれだけへばりつかれたら、犯人じゃなくても「ワテがやりましてん」と言ってしまいそうですけどね。警部、かぶれは治りましたか? 6点(2004-02-15 14:46:35) |
33. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
《ネタバレ》 旧シリーズのセカンドシーズン最終作。パイロット版から通算すると17話目にあたる。コロンボ作品では珍しい犯人が複数います。途中で殺される”協力者”ではなく主犯が一人でないのは、今作と『ロンドンの傘』ぐらいでしょうか。その2作ともセカンドシーズンで作られているのは興味深いところです。やっぱり製作サイドに多少、マンネリに対する意識があったのでしょか?さて本作は犯人に魅力が乏しいです。コロンボの面白さはある意味、犯人の魅力よるところが大きいと思います。いい人であれ、往生際の悪い奴であれ、犯人の人間性がはっきり見えてこないと、それを追い詰めるコロンボも生きてきません。そういう意味では5点でもよかったのですが、使用人のペックさんに怒られてアタフタするコロンボに+1して6点とします。警部、やっぱり他人の家の床に葉巻の灰を落としたらマズイですよ。 6点(2004-02-15 12:50:47) |
34. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
《ネタバレ》 まず自分に疑いを掛けさせて、それを晴らすことによって安全地帯に逃れようとする。斬新なアイデアでした。ただし、余計なことをしすぎたために、自ら墓穴を掘ってしまう犯人。あっけないラストでした。警部、6ドルのチリは、いつものより美味かったですか? 6点(2004-02-08 20:05:43) |
35. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
コロンボの相棒ウィルソン刑事が初登場。コロンボを古畑とするならば、ウィルソンは今泉と西園寺の中間あたりか。ストーリーが淡々と進み、あっけなく犯人が逮捕される。余り印象に残らない作品。警部、アフリカ・バイオレットは咲きましたか? 6点(2004-02-08 13:24:25) |
36. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
やや落ち目になった往年の名女優が犯人。初めて会う前にいつも以上に 身だしなみを整え、特に爪にまで気を使うコロンボ。そして初対面のときの、はしゃぎようは愉快です。ただ殺害方法には少し無理があり、ラストの罠も、いつもより、キレが無いような気がします。でも、いつものネクタイが『カミさん』の贈り物とは。警部、あなたって本当に愛妻家なんですね。 6点(2003-12-14 15:00:48) |
37. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
この作品が74年。パイロット版『殺人処方箋』が67年。あのコートを7年着ているそうだが、ちょうど計算が合う。さすがコロンボ。教会でのやり取りは◎。ラストは△。で6点。 6点(2003-11-29 22:45:29) |
38. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
《ネタバレ》 シリーズ化されての第一作目。スピルバーグの作品であるが、特に面白いとは思わない。正直言って、あんな証拠で自白するとは思えない。それだったらいっそのこと、ラストであのメモをごみ箱に捨てるカットを入れて、メモは被害者が書いたものではなく、コロンボの捏造としたほうがコロンボらしい。観るものは、ニヤッとシニカルに笑えたと思う。 6点(2003-11-24 17:59:21) |
39. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
コロンボシリーズの中ではピーター・フォークが監督した唯一の作品。カメラの視点がいかにも俳優監督らしい。パイルを掘り出した後、がっかりしている振りをしているコロンボが面白い。ただ高速でのパンク等意味の無いと思われるシーンがあったのでちょっと減点。 6点(2003-11-22 00:00:46) |
40. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
昨今のグルメブームをかなり以前に先取りした作品。次から次へと美味そうな料理が出てきます。キャビア、フグ等々、一流レストランのシェフたちが、「犯人逮捕まで警部にひもじい思いはさせません!」と言って、行く先々でご馳走してくれるもんだから、そりゃもう大変。いつも腹空かしてる警部が今回ばかりは、満ち足りて捜査してます。でも、一番美味そうだったのは、どのシェフが作った料理より最後に警部が作った子牛のステーキですね。オリーブオイルを入れるタイミングがポイント。まぁ犯人はマヌケでしたけどね。状況証拠があれだけ揃えば、証拠が無くても十分逮捕できると思いますが。警部、まさか美味いもん食べたいから逮捕を引き伸ばしたんじゃないでしょうね?違う、こりゃ失敬。 5点(2004-04-18 12:30:19) |