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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1881
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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41.  コレクター(2012) 《ネタバレ》 
これは事実を基にした物語である。アメリカの中都市、バッファローでは毎年冬になると謎の犯人によって娼婦たちが誘拐されるという事件が起こっていた。警察の懸命な捜査にも関わらず、犯人の居所も誘拐された娼婦たちの行方もその糸口すら掴めない。予算の都合で捜査の打切りを宣言する警察。ずっとその事件を担当していた刑事マイクは、諦めきれず独自に捜査を続行するのだったが、そんなおり、反抗期の自分の娘が図らずも犯人によって誘拐されてしまうのだった――。雪深い地方都市を舞台に、娼婦をさらってきては自宅の地下室へと監禁し、暴力によって擬似家族を作ろうとする猟奇犯と、さらわれた娘を決死の覚悟で追う刑事との攻防を描くサイコ・サスペンス。とにかく、「羊たちの沈黙」の影響をもろに受けているのですが(これってパクリでは…ってくらい、同じような画や音楽が随処に使われてます)、犯人の異常さや凶悪さが全くと言っていいほど伝わってこず、おかげでそんな作品に一番大切であろうハラハラドキドキ感が見事なまでに感じられない残念な作品でありました。それに設定に無理があり過ぎ!何人も地下室に居るのだから、所詮犯人は一人なんだし、みんなで一致団結すれば簡単に叛乱出来そうなもんなのに素直に従う監禁された女性たちが、医者の手助けもなくきったな~い地下室で簡単に帝王切開で子供を産んで育てちゃったり…。挙句の果ては、「なんじゃそりゃー!」と何度も大声で叫びだしそうになるくらい、強引で無理やりであり得へんオチ。「そんなこと言われたって、だって実話だもん」という嘘八百な言い訳(だったら、とっとと真犯人捕まえに行けっつーの!笑)で、言い逃れしようとするこの作品のスタッフたちにはもう教育的指導っす!!あと、最近トホホな凡作への出演が相次いでいるジョン・キューザック、この頃なんだか小粒なニコラス・ケイジに見えてきちゃってちょっぴり心配(笑)。
[DVD(字幕)] 3点(2014-05-18 16:11:42)
42.  孤独な天使たち 《ネタバレ》 
団体行動が苦手で学校でも浮いた存在である14歳の少年ロレンツォは、過保護で口うるさい母親から少しでも離れたくて、スキー合宿へと参加すると嘘をつき、いまは離れて暮らす父親の所有する地下室へと勝手に潜り込むのだった。数日間の孤独なバカンス、水槽に飼育された蟻の巣を眺めたり、好きな音楽を聴いたり、そんな自由気儘な生活を謳歌しようとした矢先、彼の腹違いの姉オリヴィアが「何処にも行き場所がないの。お願い、中に入れて!」と強引に転がり込んでくる。がさつで無神経なそんな彼女に、当然のように出て行くことを強要するロレンツォ。だが、オリヴィアが麻薬中毒から必死に立ち直ろうとしていることを知った彼は、そのアルマジロの皮のように硬い殻で覆われた孤独な心を少しずつ開いてゆく…。都会の片隅、誰も知らない暗い地下室での数日間に限定された姉と弟の屈折した交流を繊細に描き出す、巨匠ベルトルッチ監督の約10年ぶりとなる待望の復帰作。いやー、齢70を過ぎて、まだまだこんなに鬱屈した少年の心理を瑞々しく描けるなんて、さすがはベルトルッチですね。そんなブランクを微塵も感じさせない気品に満ちた青春ドラマの佳品でありました。舞台はほぼ薄汚れた地下室のみ、登場人物もほぼこの少年とその姉のみなのに、見事な手腕でもって構築された刹那的で深い物語世界に、最後までしっとりと浸ることが出来ました。最初はいけ好かない印象の姉が、実は夢破れた孤独な少女として少しずつ弟と心を通わせてゆき、次第に外の世界へと興味を向け始めていく自然な描写とか、もうさすがの貫禄。病のせいで、映画製作から遠ざかっていたというベルトルッチのこの10年間がつくづく残念でなりません。
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-12 00:13:14)
43.  コズモポリス(2012) 《ネタバレ》 
ネズミが通貨の単位となった――。若くして投資家として成功し、何処に行くにも常に豪華なリムジンで移動していたエリックだったが、通貨・元の値動きを見誤り、破産寸前へと追い込まれてしまう。「俺は今から髪を切りに床屋へ向かうんだ」と、意味もなく大統領が周遊しネズミの死骸を投げつけあう暴徒たちが暴れ回る街を、セックスさせてくれない結婚したばかりの妻を追い求めながら、エリックは次々とリムジンへと乗り込んで来ては去ってゆく怪しげな人たちと共にただただ床屋を目指して彷徨い続けるのだった。オースター、マッカーシーらと共に現代アメリカ文学の旗手と目されるドン・デリーロの難解な小説を、これまたいつの頃からか難解路線を突き進むクローネンバーグが映画化ということで、途中で眠ってしまわないように苦いコーヒーをいっぱい用意して、この度鑑賞してみました。いやー、小難しいっすね(笑)。同監督の「裸のランチ」からグロ要素を排除した、やっぱり睡眠誘発剤のようなシュールな作品でありました。リーマン・ショック以降の、混迷するアメリカ社会に漂う閉塞感を徹底的に暗喩として描き出そうという狙いは分かるのだけど、いまいち成功しているとは言い難いです。やっぱクローネンバーグはグロがなきゃ!それでも全体を覆う、常に何か嫌なことが起こりそうなエッジの利いた雰囲気とかはなかなか良かったかなー。取り敢えず、コーヒー飲み過ぎてただいま胸焼け中っす(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2014-02-05 07:27:30)
44.  幸福の罪 《ネタバレ》 
一般よりは少しだけ裕福だけど、何処にでもあるような平凡な幸せを享受するとある家族。ある日突然、一家の大黒柱であるリハビリ医に児童への性的虐待という容疑で警察の捜査が入ることに。崩壊の危機に直面した家族の動揺と結束、そしてそんな家族に秘められたとある秘密を巡るサスペンス作品。なのだけど、ドラマとして見るにはまだまだ拙すぎるんじゃないでしょうか。いまいち何を見せたいのかよく分からない作品でした。そもそも捜査を担当する刑事がリハビリ医に浮気されたあげく妻を奪われた元夫って、裁判で弁護士の格好の攻撃材料になりかねないそんな人選はいくらなんでも普通しないと思うのだけど。それに、最後のまるで観客にご丁寧に説明するかのように延々と告白する妹もなんだかなーって感じです。でも、夢見がちな少女によって崩壊の危機へと追い込まれてしまった家族の人間ドラマを、淡々と描いた前半部分はそこそこ見応えがありました。
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-23 16:52:40)
45.  声をかくす人 《ネタバレ》 
南北戦争終結後、ようやく平和が訪れると歓喜に沸いていたアメリカ社会にリンカーン大統領暗殺という悲劇が襲い掛かる。再び混乱へと陥ることを怖れた政府は全力を挙げて容疑者たちを次々と逮捕していく。そんななかに、暗殺計画の中心人物だった青年の母親が含まれていた。北軍兵士として戦った主人公の弁護士は、そんな母親の弁護を担当することになる。そうして始まる裁判を通じて、法と正義、勝者と敗者、個と公、そして親と子の絆といった重厚な人間ドラマが展開されていく。法廷劇としてみれば(結局、死刑になるということが分かっていることもあって)少々地味で印象に残るシーンが乏しいという面は否めないけど、それでも歴史という巨大なうねりの前でちっぽけに押し潰されそうになりながらも、最期まで凛とした誇りを失わなかった一人の女性の悲劇は充分に見応えがありました。 もうちょっとドラマティックでも良かったかなーとも思うけども。
[DVD(字幕)] 6点(2013-10-15 14:02:24)
46.  告白(2010) 《ネタバレ》 
昨今の邦画業界の商業主義に走るあまり、観客に迎合したような、昔のアニメとかドラマとかをCG満載にリメイクしてお父さんもお母さんも子供たちも楽しめて、そしてそれでは飽き足らずジャニーズのアイドルを多用したので若い女の子たちも楽しんでくださいね的な、観客に媚びまくったような軟弱な体たらくぶりに正面から挑戦するような、中島哲也監督の猛毒エンターテイメント。もう、その一本、筋が通ったような彼の信念は大好きです。人間の悪意や偽善、そして集団心理のとてつもない残虐性といった、深くて重たいテーマを扱いながら、ちゃんとエンタメ映画として一級品の作品に仕上がっているところは、本当に素晴らしい。思春期の少年少女たちの誰もが孕む、少しでも触れたら壊れてしまいそうな狂気の世界を陰鬱に、そして美しく描きながら、最後はそんな身勝手な子供たちに、松たか子演じる教師が全ての大人の代表として鉄槌を下す。「なーんてね」なんていう中2病的な逃げが、どれだけ卑怯かを分からせるために……。冒頭の、牛乳パックが転がって中身が零れるシーンから、そんな素晴らしいラストまでぞくぞくするような緊張感が一切途切れない、中島哲也監督の傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2013-07-29 21:59:14)
47.  ゴモラ 《ネタバレ》 
『シティ・オブ・ゴット』のような映画だと期待して観たのだけど、完成度としては雲泥の差だった。非情に退屈な作品。まず、無駄なシーンが多過ぎる。そしてストーリーの見せ方も素人レベルなので、映画のなかに惹き込まれる要素が全くなかった。事実を基にしてリアリティを追求した作品とのことだけど、これなら同様のテーマを扱ったドキュメンタリーを観たほうが遥かに有益だと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-25 10:36:07)
48.  コララインとボタンの魔女 《ネタバレ》 
ティム・バートンが大好きな自分としては、この映画かなりツボです。夢見がちな少女が迷い込む、悪夢のようなそれでいてどこか懐かしいメルヘン描写が素晴らしい。実際、これ子供が観たらトラウマになりそうな描写がてんこ盛りだけど、それでも目がボタンになった両親の、現実とは違ってすごく優しいのになぜかぞくぞくするような不気味さがあるところなど、良い意味で僕の感覚を刺激してくれました。またいつか観てみたい。あと、太った双子のおばさんのブサ可愛いところもなかなか魅力的。
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-16 21:06:18)
49.  コンタクト 《ネタバレ》 
無限大の宇宙に対する、ちっぽけな人間の畏怖と、それでもロマンを追い続ける主人公たちの情熱を、徹底的に科学的に考察された設定と美麗なCG技術で魅せる壮大なSFドラマ。この全編をおおう知的で上品な雰囲気は大好きです。そしてそんな主人公を演じるジョディ・フォスターもとっても魅力的。ちょっと最後に宗教色が強くなり過ぎたところは残念だけど、この科学者たちのあくなきロマンは何度観ても面白いです。同時期に撮られた、ローランド・エメリッヒのお馬鹿SF作品とは好対照だね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-09 13:34:02)
50.  コラテラル 《ネタバレ》 
都会の片隅で鬱屈した毎日を過ごす孤独なタクシードライバーが、偶然乗せたある乗客の仕事にどんどんと巻き込まれていくハードボイルドサスペンス。それまで重厚な男たちの世界を撮り続けてきた監督が、いい意味で肩の力を抜いて撮った佳品。どんどんと暴走していくトム・クルーズの姿が意外に嵌っていて良かったです。全体を覆う都会の夜の雰囲気もナイス!観終わった後に、「あぁー面白かった!」と素直に思える良質のエンタメ作品。ただ、ちょっと女性には分かりにくい世界かもだけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-30 16:53:29)
51.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 
なにもかも完璧だった前作をこよなく愛する自分としては、第二作目となる今作は多少冗長な印象も受けたけれど、それでも相変わらずのクオリティの高さに素直に圧巻。ダークなマフィアの世界を舞台に描かれる重厚で深淵な父子の物語は何度観ても素直に胸を打つ。徐々に勢力を拡大していく父と、ファミリーを守ろうと必死にもがけばもがくほど実際の家族を失っていく息子。対照的な二人の姿を、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロという希代の名優が見事に演じきっている。最後の、家族と共に父の誕生日を祝った過去を回想するアル・パチーノの愁いを帯びた表情がいつまでも忘れられない。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-28 14:15:51)
52.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
やっぱり何度観ても傑作!世の中には一時間半の映画でも退屈ですぐ眠たくなる映画がたくさん溢れ返っているというのに、この作品は三時間もあるのに無駄なシーンが一切なく、最後まで緊張感を持続させたまま一気に観ることが出来る。そして重厚な雰囲気のなかで淡々と、時には突発的な暴力描写を交えながら、描出されるのは普遍的な家族の絆。なんとなくドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』までを彷彿とさせる、この家族の年代記はまさに芸術の域にまで達している。映画好きなら、一度は観ておかなきゃいけない傑作!
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 15:20:15)
53.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
最近、ハズレばかり連発するジブリ作品のなかでは頑張ったほうではないでしょうか。ちょっと観客迎合的なところが気になるけど、ツボを押さえた作りで無難に楽しめます。ただ……、過去のジブリの傑作群と比べるとやはりどうにもぬるい。ジブリの魅力って、思春期の少女の誰もが通る、大人からみたらちっぽけな悩みかもしれないけれどそれでも真剣に悩んで頑張って成長する姿が共感を呼ぶんだけど、この作品にはそんな切実さに欠けていたように思います。それが、親の七光り監督の限界なのかな。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-25 12:32:45)
54.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
丁寧に作られたパンデミック・スリラー映画。豪華な俳優人の抑えた演技が緊迫度を増していて、ソダーバーグの手堅い演出が光っている。映画が始まってから約二時間、緊張の糸が途切れないのがすごい。ただ、それが余りにも優等生なつくりに仕上がっていて、幾分物足りないようにも感じる。この群像劇のなかにもっと一人くらい人間的な壊れたキャラクターが欲しかった。監督が過去に撮った傑作「トラフィック」に出てくる、子供のために麻薬を売り捌く母親のような。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-12 10:49:28)(良:1票)
55.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 
押井守って個人的に苦手な監督です。「イノセンス」や「スカイクロラ」も観たけれど、その哲学的な作風はどうも好きになれない。確かに、エヴァなんかと違ってその世界観はかなり深いところまで考え抜かれているのだろうけど、どうも鼻について乗り切れない。もっと楽しくいきましょうよー、と叫びたくなる。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-27 22:55:10)
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