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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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1.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
日本が世界に誇る怪獣王ゴジラ。今でこそ何も考えていないような作品になってしまっているけど(決して嫌いではない)、オリジナルはそれらとは一線を駕した、別格の存在であった。特撮の部分でみてみると、戦争終結後9年足らずだというのに、ここまでの臨場感を出しているという事にまず驚かされる。東京が火の海と化す場面などは実に見事であり、娯楽映画を見たいと思っている者にとってこの崩壊場面は充分満足のいくものだと思う。殆どが戦争体験者であろう、エキストラの人々の逃げ惑う姿、これはもう、ただの演技だとは思えない部分がある。きっと、苦い思い出がフラッシュバックした人も居るのではないかと思ってしまう。しかし、本来の娯楽映画のような晴れやかな気持ちになれるかといったら、そうではない。それはラスト、日本中を破壊したゴジラが死ぬ場面。本来ならここで憎い化け物が死んで大団円となってもおかしくないところであるが、本作はそうではなかった。自らが核の被害を受け、出すぎた人間に対し警告の意を込めてやってきたにも拘らず、原因を作った張本人である人間によって滅ぼされるゴジラ。そして、自らの発明品が悪用され、人類を滅ぼす手段の一つとして加えられる事を良しとしなかった芹沢博士の選択。これらは、人間の愚かさ、そして倫理観のあり方を痛烈に語っていると思う。娯楽映画として、特撮映画として語られる事の多いゴジラであるが、初代の作品は、それだけで語るには、余にも重過ぎる内容であった。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-30 01:38:19)(良:2票)
2.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
現代映画の教科書的存在といっても過言ではないでしょう。冒頭から重厚感のある会話劇、ドン・コルレオーネが襲撃されるシーン、マイケルがレストランでソロッツォと警官を射殺するまでのくだり、「俺たちに明日はない」に触発されたというソニーが有料道路で蜂の巣にされるシーン(親父が彼の遺体を見て「こんな姿では母親には見せられない」と言うシーンは感動的という言葉だけでは表せない)、そしてラストの洗礼式と虐殺の見事なカットバック、もっと言えば新たに生を受ける者と死を迎える者の見事なまでのコントラスト等々…全てが美しすぎる。そして本作最大の評価点は、ファミリー(組織)とファミリー(家族)の描写をどちらも怠ることなく最後まで描ききっているところ。恐怖で支配しているのではなく、人柄から人々に慕われるコルレオーネ(親父)、血の気が多くファミリーの敵は皆排除したいが兄弟思いなソニー、以外にヘたれなフレド、ソロッツォを殺る時はまだまだ青二才だったのに対し、様々な経験をつむにつれて次第にドンとしての風格が出てきたマイケル(時に最後のカルロを殺す時の彼は同じ人物とは思えないほど!)と妹のコニー…3時間弱の映画ながら内容が濃厚なため全く長さを感じさせない演出やストーリー展開もまた見事。こうした映画がまた作られることを切に願っています。<追伸>偉大なるドン・コルレオーネことマーロン・ブランド氏に心よりご冥福をお祈りします。
[DVD(字幕)] 9点(2004-09-06 16:59:03)(良:3票)
3.  荒野の七人
西部劇といったら真っ先にこれを思い出します。あのテーマ曲はいつ聞いても胸が高鳴ります。圧倒的な存在感のあるユル・ブリンナーや、セリフは少ないながら、その細かな演技の上手さでブリンナーとはまた違った存在感のあるスティーヴ・マックィーン(それがユルの怒りを買い、次にやったら降ろすぞと言われたとか)などの個性的なキャラクター達が、この物語を一層引き立てています。現実世界では惜しくも亡くなられた彼らに、謹んで冥福をお祈りします。
9点(2003-05-22 00:29:15)(良:1票)
4.  この森で、天使はバスを降りた
タイトルと話が矛盾している気が…と思いました。が、それ以上に話が重いです。決して消せない過去を持ちながらそれでも必死に生きていこうとするパーシーやハナ、以前にどんな罪を犯していようとそれを全て受け止め、ひたすらに彼女を信じようとするシェルビー、それと対象に過去にこだわり、ひたすらパーシーを犯罪者にしようとするネイハム、そして好奇の目をそ注ぐ町の住人が、人間の愚かな部分を象徴していると思います。彼女が死んで初めて本当の彼女を知るということは本当に愚かですね。決して救われない最後ですが、それでも見終わった跡、何処となく清々しい気分になれますし、ギリアドの雄大な大自然や穏やかな旋律がとても印象に残る良い作品だと思います。
8点(2004-03-11 02:33:34)
5.  ゴースト・ハンターズ 《ネタバレ》 
題名から解る通り、底なしのB級以外の何物でもありません。しかし、だからつまらないというのは間違いです。作りようによってはホラーになった作品を、初めからコメディー路線で描いているので、なまじっけななホラーを見ていて肩透かしを食らうようなことがなく、最後まで面白く見られる。出てくるキャラクターも個性的で、主演のカート・ラッセルよりもその相棒(なぜかクンフーの使い手で強い)の方が明らかにおいしいような気がするのもまたB級の味。そう、こんなのもあり、これだから面白い。しかも、主要キャラは誰も死なないというこれまたグッドなつくり!こういう映画大好きです。
8点(2003-08-31 03:52:54)
6.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
ここで名前を出すのアレですが、僕はシン・ゴジラをゴジラ映画だとは思っていないので、それから比べるととても面白かったです。 やはり大画面で見るゴジラの勇姿、ビルや人間たちをまるでゴミのように蹂躙しながら闊歩していく姿とゴジラのテーマを大音響で聴くと胸が高鳴りますし、初代(54)のオマージュともいうべき時代設定や最終決戦など、初めは「どうなん?」と思っていましたがうまい具合にブレンドされていてよかったです。 ただ、どうしてもあと1点足すことができないのは、ゴジラの名を謳ってるのにゴジラがメインではなくどいうしても人間が主体のストーリーだから。 正直ドラマパートあと30分ほど削ってゴジラの闊歩するシーンや人間との決戦シーンを長く見たかった、というのが本音です。
[映画館(邦画)] 7点(2023-11-17 23:27:41)(良:1票)
7.  恋の秋 《ネタバレ》 
降り注ぐ日の光というか情景がとにかく綺麗、何か大それたことが起こるかといえばそうでもなし、自分のために彼氏のお母ちゃんと恋人の先生くっつけようとする女の子とか生とに手出しまくってる教師とか「お前らなんなんだよ!」というのはもうロメール作品にはつきものなのでまあいいとして、結婚相手の募集広告で知り合った男性が振り回されすぎてて&唯一の両親と言った感じでなんだかかわいそうとか思うのだけど、ラストはそんなこと気にならない感じで終わるので結果よかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-29 00:11:22)
8.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 
マカロニウエスタンらしく、ガンファイトだけじゃなく肉弾戦も豊富。銃身の切られた銃や1ドル銀貨などが物語進行のいいスパイスになっていて、単純な勧善懲悪ものなのに単調ではないいい味付けになっていました。 主演のジュリアーノ・ジェンマも、前半までの髭ぼうぼうから一変、髭を剃り落とした後のハンサムな顔立ちといい、銃の腕といいとても良かったですし、アニメ長のオープニングなども今観てもとてもおしゃれで格好良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-19 14:27:52)
9.  コレクションする女 《ネタバレ》 
男を取っ替え引っ替えしながら一夜を過ごすあまり「コレクションしてる」と揶揄していながら、なんだかんだで主人公らもアイデに振り回されてるあたりがなんとも滑稽というか男の性というか(笑) 特段魅力的だとか美人とかではないのになぜか男を引き寄せるアイデが妙にリアルというか。 劇伴もなくストーリーも特に盛り上がりもなく、面白い詰まらないでいえば「つまらない」作品なのですが、圧倒的に美しい自然の情景や透き通るような光源、カメラワークがなんとも魅力的で気づいたら時間が過ぎているという不思議な作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-02 05:09:10)
10.  五福星 《ネタバレ》 
ジャッキー主演のカンフー映画、という感じかと思いきや主演などは世界一動けるデブことサモ・ハン。あくまでカンフーはおまけでコメディが主体となってるので、アクション目当てで観るとちょっと検討はずれといった感じです。 しかし、5人(6人)のキャラは立っており、繰り広げられるエピソードもほのぼの系からスラップスティック系までとなかなか幅広く面白いです。 それにアクションも控えめとはいえ、サモ・ハンのキレのある動きは見応え十分、途中のジャッキーのスケートのシーンなども迫力満点。 ジャッキーはほぼ脇役であまり本編に絡んでこないのと、ユン・ピョウに限っては「お前に食わせるタンメンはねえ!」程度のノリ(タンメン云々のセリフはありません、念のため笑)で突如戦うのみなので、ほぼ友情出演という感じなのですが、それを差し引いても十分面白い作品でした。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2021-09-23 18:24:44)
11.  荒野にて 《ネタバレ》 
中盤に起こる父親の死や、心を通わせ共に旅をした競走馬のあっけない退場など、やりようによっては感動の押し売りみたいな展開にできたものをそれをせず、ひたすら残酷な現実に向き合う姿とそれと対照的に、出会う人々の小さな親切や街の喧騒、雄大な荒野の景観などが美しく映り、派手さはないにしろ非常に心に残る作品でした。 カメラワークが落ち着いており、長回しも多様されているので、作品の時間感覚が非常にゆっくりで、とても丁寧な語り口だな、と感じさせてくれました。 そして、ようやく行き着くことのできた叔母さんの家、親友と呼べるものは失ったけど、安住の地を手に入れ、彼(ピート)の思い出とともに帰ってこられる場所を見つけられたラストの描写や余韻が、とても心地よかったです。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-23 23:36:15)
12.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 
日本版のゴジラに慣れているせいかこのメリケン産のちょっとでっぷりとしたゴジラには少し違和感は感じますが(最初のハリウッド版に比べれば全然大したことないのですが)、それは些細なレベル。 着ぐるみ&ミニチュアの手作りの醍醐味、というのはなくなってしまいましたが、その分怪獣2体の圧倒的なド突き合いは迫力満点。ゴジラの圧倒的王者感と終盤の「今日はこれくらいで勘弁しといてやるよ」みたいな顔や、コングの「お前ちょっと調子乗り過ぎだぞ!」というような咆哮はともにイケメン過ぎてたまらないです。 正直ストーリーは前作~KoMのほうが好きでしたが、バトルに関しては今作のほうが上。メカゴジラが出ることは事前に知っていたので驚きはしませんでしたが(ちょっと残念な出来)、敵同士だったゴジラとコングが共闘したり、ゴジラビームの撃ち合いしたりと、男の子の大好きな「でかーい!つよーい!かっこいい!」がてんこ盛り。細かいことはいろいろと言いたいこともありますが、ストーリーとかそっちのけで大スクリーンで楽しめる作品でした。
[映画館(吹替)] 7点(2021-07-03 04:06:42)
13.  コーラス 《ネタバレ》 
モニエ少年を筆頭に サン・マルク少年少女合唱団の天使のような歌声は正に必聴といえるでしょう。 物語としては音楽は人の心をも動かすという、今更と言うかある意味普遍的なテーマのものですが、中盤あたりの、それまで鬼のような校長が紙飛行機を作って飛ばすといった描写を見る限りでは、成功してると思います。 ただ、終盤にかけて、特にマチューが解雇されるまでの場面が急ぎ足というか、取って付けたような感じだったので、そこがマイナスポイントです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-17 03:06:52)
14.  交渉人(1998)
ただの切れ者の犯人ならそうでなかったかもしれないけど、腕利きの交渉人が篭城犯になるっていう設定が凄く面白く、交渉人対交渉人の手に汗握る心理戦、自分をはめた犯人を見つけるというサスペンス要素が上手く絡み合って2時間以上全く退屈しないものだった。
7点(2004-06-13 15:04:10)(良:1票)
15.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 
荒野の七人と違ってこっちは正式に権利を買わずに映画化してしまったんでかなりの問題になったようですね。でも見るほうにとっては半ばどうでも良い訳で(笑)オリジナルはまだ未見ながらそれでもかなり面白い作品ではあります。特にイーストウッドのガン捌きがとにかくカッコいい、そして(BTTFにもこれのパロデイがでてくるが)後半の防弾チョッキ(?)を使った戦いもなかなかなもの。西部劇ファンなら一度は見ておいて損は無いでしょう。
7点(2004-04-02 14:00:29)
16.  コクーン
余生幾許も無いであろうお爺ちゃまお婆ちゃま達がコクーン(繭)の浸かったプール(命の泉)に入って段々と若さを取り戻していくところではぁ~、若いって良いなぁなんて思ってしまいました。病気も老いも無い人生ってどんなものなんでしょう?永遠の命を求めるか、限りある命を選ぶか、自分だったら…その時にならないと判りませんね。宇宙人=侵略というレッテルが貼られてしまってるので、たまにはこうした交友的な宇宙人が居ても良いんではないでしょうかねぇ。泣かせるシーンもあったりとなかなか面白い映画でありました。友情と若さに7点。
7点(2004-03-13 03:19:34)
17.  荒野のストレンジャー
私の中での西部劇の最高傑作は【駅馬車】なんですが、この作品もそれと比較してもなかなかいい出来だと思います。なんたってイーストウッド。あまり彼の作品は見てないので偉そうな事は言えませんが、彼の扮する流れ者があまりにも傍若無人な振る舞いをしますがなかなか憎めない存在ですし、ガン・ファイトも格好良いです。関係ないですが、この題名、荒野のストレンジャーよりも荒野の流れ者の方がしっくり来るような気がするんですが、それは私だけでしょうか??
7点(2004-02-01 23:50:03)
18.  GO(2001・行定勲監督作品)
フィクションと言っていながら決してこの中で語られてる事はフィクションじゃない。現に今このときも差別されてる人々が居るだろうし、そこを考えると普通の映画とは少し違うと思う。恋愛を対象にした映画ながらただバカップルがイチャイチャするだけの映画と違い、自分の存在に苦悩する主人公の心の叫びが良く伝わってくるし、窪塚君の台詞も妙に演技ばったような言い回しでなく、実際に心から搾り出しているような気迫があるので説得力がある。
7点(2004-01-21 01:35:15)
19.  御法度
むぅぅぅん、新たな視点から見た新撰組…だそうだが…、まあ、これもアリ…ですかな。舞台となる時代背景がちょうど、江戸幕府の体制が崩れてきて、尚且つ改革の声が高まっていた1865年の退廃としていた頃の京都、そして、話の設定が、1人の美少年によって段々と崩れていく新撰組を描いたものなので、映像や音楽がこれでもかと言わんばかりに暗い…。と、大まかな感想はこんな感じですが、随所に見られるアクションなどはそれなりに見られたので結構面白かった。ただ、難を言えば、一部の役者の演技、というか台詞に風格を感じられなかったというか、いまいちしっくり来なかった気がする。
7点(2003-09-21 23:25:39)
20.  コンフィデンスマンJP プリンセス編 《ネタバレ》 
最近のシネコンでかかる邦画の例に違わず、内輪ネタっというか、俳優でないゲストキャラとあざとい演技で前半は結構「これ大丈夫か?」とは思うのですが、中盤以降の仕込みとラストの種明かし、どんでん返しがなかなかよくできていて結果楽しめました。 思えばこの手法、本来テレビ版スパイ大作戦で使われた手法だったはず。その映画版が単純な俺様脳筋映画になってしまってるのに対し、そのプロットを模倣した本作がそれなりの面白さとはこれいかに? 真面目に作ってくれればもっと面白いのになとは思いました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-16 19:08:15)
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