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コメント数 885
性別 女性

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1.  コン・ティキ
映画になった「コンチキ号漂流記」。 自説を証明するため、1500年前と同じ仕様の筏(いかだ)で南米からポリネシアめざして8000kmの旅へ乗り出すトール・ヘイエルダールらは、学究心よりも冒険心にあふれた命知らずの男たち。 船よりも海面に近い筏での旅は危険もまた大きいのですが、本の中でも印象的だった、コン・ティキの下を巨大なジンベイザメがくぐり、夜間に海の生きものたちが燐光を放つのを肌で感じられるのは船ではできない体験、見ている側も太陽神を帆に掲げ、バルサの木で作られたコン・ティキの存在を身近に感じられるのです。 へイエルダールと陸(おか)で待つ妻との絆と葛藤も描かれ、これは本にはなかったプライベートな部分で、大半が航海で占められる映画のアクセントにもなっています。 現在では彼らが証明したかったことが立証されたとは必ずしもいえないようですが、たとえそうであっても彼らの思いは十分むくわれたのでは。 海で撮影することにこだわり、プール撮影でVFXを駆使した「ライフ・オブ・パイ」ほど映像的に洗練されてはいませんが、海と人間の知恵と勇気がスクリーンいっぱいに広がる素朴で力強い作品。
[映画館(字幕)] 8点(2014-01-01 00:03:48)
2.  恋とニュースのつくり方
なんか「プラダを着た悪魔」に似てるな~と思ったら、脚本家が同じなのね。 あそこまでインパクトはないもののソコソコ楽しめる。 レイチェル・マクアダムスは「消されたヘッドライン」につづいてのマスメディア映画、冷静なアシスタントだったあちらと対照的なチャキチャキの女性プロデューサーは、「プラダ」と同じく恋より仕事。 この夏で70才のハリソン・フォードとダイアン・キートンは初共演? 熟年スター・コンビの2人は余裕で演じてるもようで、ハリソンにとってはひさびさの「ワーキング・ガール」もの。 変わり者・皮肉屋のかつて名物キャスターは、なかなか思い通りにはなってくれないのだけど、「あの子のために」と一肌脱ぐのがカワイイところ。 お天気おじさんはムードメーカー。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-22 14:29:59)
3.  高慢と偏見(1995)<TVM>
キーラ・ナイトレイの「プライドと偏見」とは倍以上の尺の差があるので単純には比較できないが、おそらくこれと映画の「分別と多感」(「いつか晴れた日に」)がジェーン・オースティンの映像作品の双璧をなすものであろうと思う。 リジーとダーシーの複雑な恋模様もさることながら、彼らをめぐる人々のスノビッシュな描写が強烈。 オースティンの筆致は俗な人物を描く際に最も冴えわたるのだが、それをさらに誇張しているので大変なおかしみを呼ぶ。 ミセス・ベネットを筆頭にコリンズ牧師、レディ・キャサリン、ミス・ビングリーといったところは何度見ても愉しく、これは映画のおよばぬところ。 コリン・ファースは、身分高くありながら眼光鋭い檻の中の動物を思わせるダーシー。 誇り高く生きるよう育てられた彼は自分で自分を閉じこめており、吐く言葉も不遜なものとなってしまう。 一方リジーも鋭くはあっても口が過ぎ、自分の判断を過信している娘。 気難しい、だが邪心のない2人を序々に変わらせ歩みよらせるのに十分な時間をとり、決定的に結びつけるのは最も不愉快な人間たちとアイロニーもきかせる。 ファースにとっては再び彼を注目させる作品となった。 地味め美女ジェニファー・イーリーのリジーは華やかに見せるためか姉ジェーンとのツーショットが多いが、ジェーンのリジーとは対照的な鷹揚さも魅力であり、ピアノによる音楽は映画は優美、こちらは軽快とそれぞれ作品の持ち味を出している。 難があるとしたらベネット家の猥雑さ、わけても末妹リディアの稚気が作品全体の品まで下げてしまっており、映画のジェナ・マローンがまだしも好ましく思えることか。 (ずっとエクスペンシブだったソフトが、来月ようやくリーズナブルに! 13/9/15)
[CS・衛星(吹替)] 8点(2013-09-15 10:10:36)(良:1票)
4.  恋する人魚たち
シェールを知ったのは、同じミュージシャンのグレッグ・オールマンと結婚してた頃です。(その頃からイメージ変わんないのはすごいなぁ) 彼女の個性的な美貌はチェロキーの血が流れてるからか。 女優としても個性的で、これはその個性がいかんなく発揮された引越魔ママ、人魚の仮装が似合っていてチャーミングでした。 ウィノナ・ライダーにとっては「シザーハンズ」と同じ年の作品、こちらの方が本来の彼女らしく内向的な妄想女子ぶりを発揮し、まだ子役のクリスティーナ・リッチは可愛い水泳少女、彼女らを包みこむボブ・ホスキンスの温かさも素敵。 お部屋を海の中に変えてしまう幻燈がワンダーなセンス。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-07 07:00:03)
5.  高慢と偏見(1940)
「プライドと偏見」の頃に入ってきたアメリカ版。 主演の2人はイギリス俳優で、ローレンス・オリヴィエのダーシーは前年の「嵐が丘」よりも適役と思われ、TVドラマのコリン・ファースとはまたちがったコミカルで洗練された演技は貴族的な人物に向いた資質が感じられ、リジー(グリア・ガースン)とのかけあいも悪くない。 衣装は原作より後の時代のボリュームのあるもので、ベネット姉妹は「若草物語」のような衣ずれのたたずまい、実際オースティンの「高慢と偏見」はオルコットの小説に影響を与えているといわれ、特に上の姉2人のキャラクターは似かよっているので、この衣装だとその類似性が見えやすいだろう。 ダーシーの館ペンバリーのシーンがないのはアメリカ映画というのもあるが、リジーがその壮麗さに魅了され、主の人物評価にも影響したようなあたりは気になるところではあったので、視覚的には寂しいがなくてもよいのでは。 ダーシーの財力や邸宅は、魅力というよりも作品をシンデレラ物に見せる弱点でもあり、作者の代表作ではあっても物語としては「分別と多感」の方が上かもしれないのである。 レディ・キャサリンやミス・ビングリーには手心が加えられ、意地悪と見せて実はいい人だったというおさめ方はアメリカ映画的に思え、イギリス映画を見なれていると甘く感じるのはいたしかたない。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-12 17:11:14)
6.  コーラスライン
同じニューヨークが舞台の「フェーム」とかぶる部分もあるミュージカル、他より年長で昔ザックの恋人だったキャシーがいるのが違いますが。 こちらはキャラクターが自分の悩みを語るのがセラピーのようで、その悩みというのも月並みではなくとも人並みに感じ、それが続くとミュージカルとしては少し内容的に地味で重たかったように思います。 音楽を担当したマーヴィン・ハムリッシュ(007も一作だけ担当)は昨年亡くなりましたが、“AT THE BALLET”“NOTHING”“WHAT I DID FOR LOVE”など曲は良かったですし、何といっても最後の“ONE”! ゴールドの衣装に身を包み、自らの苦悩を昇華し輝く彼らを引き立てており、舞台版ではバックに鏡を置いて人数を多く見せる工夫がなされていました。
[映画館(字幕)] 7点(2013-01-09 14:10:42)
7.  コレリ大尉のマンドリン 《ネタバレ》 
第二次世界大戦時のギリシアの状況ってよく知らないので、興味深く見ました。 ニコラス・ケイジは(イタリア系とはいえ)陽気なイタリア人には見えないし、クリスチャン・ベールも粗野なギリシア人には見えにくいですが。 ペアギラ(化粧っ気なく質素ながら美しいペネロペ・クルス)が、警戒していたコレリがマンドリンをつま弾きだしたとたん、ウットリした目つきになるのがおかしく、音楽は人の心をつなぐもの、のワリにその後あまり出番がなくて物足りない気はします。 ジョン・ハートはここでもヒロインの父で渋いお医者さん。 ドイツが悪役だけれど本当はパルチザンも相当悪かったらしく、一人だけいいドイツ将校がいるのが救い。 一難去ってまた一難な感じで不運なケファロニア島ですが、父も命拾いをし二度目の厄災が皮肉にも再び人を結び、復興を印象づけるラストでした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-05 12:28:26)
8.  恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアと妻アン・ハサウェイのなれそめは映画になるようなものじゃないから、想像力をはたらかせてみましたって? 「ロミ&ジュリ」と「十二夜」にからませてるけど、「ロミ&ジュリ」はいいんです、たいして好きじゃない話だから。 でも「十二夜」は喜劇とはいえ苦しい片恋をするヴァイオラの名も男装も、お遊びのすぎるお嬢様ヒロインに使わないでほしいんだけどな。 急にしおらしくしたって十分楽しんだからもういいわって感じ。
[映画館(字幕)] 5点(2012-08-08 12:30:03)
9.  恋の闇 愛の光
原題のレストレーションは英国の「王政復古」の意味でもありますが、堕落したメリヴェル(ロバート・ダウニー・Jr)の「復活」の意味も兼ねたダブルミーニングなのかもしれず。 優秀な医者でも女遊び好きな彼がチャールズ2世(サム・ニール)の寵愛を受ける前半「恋の闇」、真の医師として目覚める後半「愛の光」。 それぞれヒロインがおかれ、シリア(ポリー・ウォーカー)は赤い花、キャサリン(メグ・ライアン)は青い花。 親友ピアース(デヴィッド・シューリス)との友情もあり、小道具も巧く使われ、脇役にいたるまでいい役者(ヒュー・グラントやイアン・マッケラン、イアン・マクダーミドも)を揃えた歴史大作ではあろうけれど、以前見たのに忘れてたというのは印象が薄かったのかな? アカデミー賞ノミネートの美術や衣装は豪華でも、映像や演出には重みがなかったかも…
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-07 07:00:07)(良:1票)
10.  五線譜のラブレター/De-Lovely
過去に作られた音楽家の映画とちがって近年のは「外枠」を設けている場合が多く、コール・ポーター(ケヴィン・クライン)の人生を見守るのは年老いた彼自身と大天使?ガブリエル(ジョナサン・プライス)。 アーティストと天使の組み合わせは、「オール・ザット・ジャズ」にも似ていますね。 作曲家の華々しいゲイ遍歴をも包み隠さず描き、アシュレイ・ジャッドが美しいだけでなく奔放な夫に対してきわめて寛容な妻リンダ、彼女あってこそポーターも成功をおさめられたのではと感じます。 最初にポーターを意識したのは「夜も昼も」(トレイシー・ソーンのカヴァー)、つづいて「エニシング・ゴーズ」(「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」オープニング)だと思いますが、これらも代表曲として作品を彩ります。 丁寧に作られながら少し地味な映画を盛り立てるのが、現代の歌手たち。 エルビス・コステロ、アラニス・モリセット、シェリル・クロウ、ナタリー・コールらがクラシカルな衣装に身を包んで歌い上げ、特にアラニスは彼女らしさが出ておりよかった。 終盤も尻すぼみにせずにパッと華やかになりますが、フィナーレはひそやかに幕を閉じて。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-05 13:03:55)
11.  コララインとボタンの魔女 《ネタバレ》 
名前のOとAを入れかえるとキャロラインがコララインに! ユニークな名の女の子の救出大作戦。 かわいいお菓子みたいなアニメですが、キャラデザやカラーは好みが分かれそう。 青い髪、ピンクパレス、赤い部屋、細っこい手足。 コララインの頭の形も個性的。 アートを意識しすぎると人工的になってしまうので、もちっとナチュラルなのが好きかな。 ストーリーはそうひんまがってもいないけど、コラたんのキャラ立ちを見せるには十分。 魔女のボタンは、目だけでその人の印象が変わって目の表情のもつ重みがわかるアイテム。 黒猫は「魔女宅」を思い出させ、一人娘の親友。 ダコタ&テリーの原音も聞いてみたい。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-14 17:52:18)
12.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
「50回目のファースト・キス」と同じような状況でも、こちらはタイムループSF風で抵抗なく見られるの。 才能はあっても少し嫌な奴だった主人公が、同じ1日を反復することで学習。 同じ場面のリフレインだと煩雑になったり映画の印象が散漫になってしまう弱点はありますけど、それを差し引いても面白くて好きになれる作品。 フィルはずっと袋小路にいるのですが、同時に何度でもやり直しをする機会を与えられたラッキーな人でもあります。 アンディ・マクダウェルはヒュー・グラントのような美男タイプより、ビル・マーレーやドパルデューみたいに味のある男優さんとの相性がよさそうで、チャーミング。 生まれ変わったフィルの番組最後のコメントは、みんなの心をあたためる素敵なものでした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-08 07:00:01)
13.  50回目のファースト・キス(2004) 《ネタバレ》 
映画にリアリティは求めない方ですが、これや「アイ・アム・サム」のように障害という現実的な事柄を愛で強引に解決しようとする映画はちょっと別。 ロケーションは最高、ドリューも可愛くて一見いいお話なんですが、気が遠くなっちゃいました、ヘンリーの毎日を考えると。 ここまでして愛し合ってることにしなきゃならない? 愛を育む力のないルーシーにサポートし続けるには、へンリーの人生はあまりに長い気がするのです。 「覚えてないのに夢にでてくる」にはさすがにグッときたけれどね。 きっと別な結末の方が自分の心に残ったと思います。 キーポイントとなる歌はビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-07 07:00:00)(良:1票)
14.  (500)日のサマー
キュートなゾーイ・デシャネルの天然ップリにビックリ★ そんなサマーにヒトメボレしてしまったトムのファースト・ラブは、シュガーコーティングされてるけれど苦味のある映画。 気まぐれにチョッカイだして「友人」のつもりで何となく付きあってるサマー、ちょっと変わったコだけどルックス好みだし俺ラッキー♪なトムの500日。 アメリカで新鮮に受けとられたのは、きっとアメコミはあっても普通の男の子の恋愛マンガはないから? 初めて見る気がしなかったのは、ゴダールの「男性・女性」にも似ているせいかな。 アレも男性目線で片思いに近く、女の子はかわいいけれど人格がなくてマイペース。 スミスやクラッシュも流れるタイム・シャッフルな恋模様はトムの一人相撲、夏のあとには秋。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-14 15:57:18)
15.  ココ・シャネル(1981)
「ココ・アヴァン・シャネル」と同じくデザイナーとしてのシャネルより若い頃のロマンスに焦点をあてた映画で、ココを演じるのは「アントワーヌとコレット」のマリー・フランス・ピジェ。 あちらより点数が高いのはココをめぐる2人の男性たちがルトガー・ハウアーとティモシー・ダルトンなので。 公開は83年と「ブレードランナー」より後になり、ココを可愛がっていても他に女もいて彼女が望むまでは生娘の彼女に触れようとはしないエティエンヌ(ハウアー)が結果として袖にされてしまうのがちょっと悲しかったな。 対するカペル(ダルトン)は自由人のエティエンヌに対して紳士的な人物として描かれていました。 シャネルとなったココが昔を追想する形式で、彼女が意を決して鏡の前で長い髪をバッサリ切り落とすシーンが印象深い、今や見ることもかなわない忘れられた「ココ」。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-12 00:00:05)
16.  ココ・アヴァン・シャネル
ココの映画ってなつかしい。 シャネルの青春時代は2人の男性との関係がメインで、本当のところは当人たちしかわからないので映画によって描き方はちがってきます。 ココを屋敷に居ついた情婦の一人として適当にあしらいながらボーイというライバルが現れると求婚までする気のいいエティエンヌ、ココの才気を見抜くことで彼女の心をとらえる一方で抜け目なく有利な結婚もするしたたかさも持つボーイ・カペル。 どちらが本当に彼女を愛していたかはわかりませんが、選んだ相手がはかなくも、なのが運命の皮肉。 オドレイ・トトゥのココが可愛げがないのは女流監督なのもありそうで、媚びないのを女性の美徳として居候の弱い立場をカバーしようとしてるのでしょうが、やりすぎると逆効果、女から見てもちょっとね。 若い女の子だとツンとしていても絵になるけれど、30代のオドレイには少し苦しい気もしました。 女性が理想とする女性と男性が魅力的に思う女性はちがって、これもどちらがいいとはいえませんが、男性の方が女性の魅力をわかっている気はします。 舞踏会で一人だけ黒いシンプルなドレスで踊るのも「私は他の女(ひと)とはちがうの」。そう思っているはずのココも、女であることにとらわれている目立ちたがりやさんのよう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-11 18:00:05)
17.  コーラス
監督クリストフ・バラティエは製作者ジャック・ペランの甥御さんとか。 それもあってか「シネ・パラ」のようなノスタルジー。 フランスで大ヒットしたのは個人主義なあの国ではクールな映画が多くてこういった学園人情モノはあまりなかったせい?と思える普通さで、良作ではあってもまだぎこちなくて未熟な感じもしてしまいました。 みんなのコーラスはきれいですが忘れられないってほどでもないし。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生(いいセンセなんだけどね。 ××した時はかわいそうだったぁ)も「バティニョールおじさん」に較べると品行方正でおとなしめ、自分の監督作品じゃないから好き勝手はできないとは思いますけど。 ダントツ美声のモランジュが発表会の時に柱のかげでイジイジしてたのは面白かった、それと紙ひこうきは全部ひろってあげてほしい気もしたのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 00:00:06)
18.  恋の掟
若きコリン・ファースがヴァルモンに、アネット・ベニングがメルトゥイユに扮するラクロの「危険な関係」。 フランス貴族の退廃した恋愛ゲームの顛末を「アマデウス」のミロシュ・フォアマンが軽妙に描く。 同時期に作られたマルコヴィッチ&クローズ版より毒気少なく、原作が書簡体であるためアレンジの振幅も出やすいと思われ、それぞれ持ち味をもつ。 メルトゥイユは悪女に徹し、彼女に操られるヴァルモンがトゥールベルを想いながらも純潔セシルをわがものとするシーンは独特で、かりそめの儚き恋模様は「源氏」にも似た無常感を漂わす。
[レーザーディスク(字幕)] 7点(2010-09-02 00:58:29)
19.  コレクター(1965)
ゾッド将軍ことテレンス・スタンプの一番有名な映画。サイコ・サスペンスの古典でポストモダン文学的かもしれませんが、いい影響より悪い影響の方が大きいのではないのかな。人間の暗部や異常心理を描いた映画は評価されやすいですが、本と違って映画は誰の目にも簡単に触れてしまいますから。これや「サイコ」のような作品は出来がよくてもあまりほめる気にはならないです。
[地上波(吹替)] 5点(2010-05-27 01:51:58)
20.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
男子でなくたって、草薙素子の義体製造過程は見惚れてしまいます。「吾が舞えば~麗し女~酔いにけり♪」士郎正宗の原作コミックも「同人誌かっ!」っつーくらい独りよがりで難解なので、このアニメのわかりにくさも仕方ないかも。タイムトラベルと同じくらい不可能なインヴィジビリティへの憧憬はここにも。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-14 18:11:09)
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