1. イヤー・オブ・ザ・ホース
《ネタバレ》 ヴェンダースが「ブエナビスタソシアルクラブ」をつくったように、 ジャームッシュが本作を創ったのだろうと思った。 ヴェンダースの場合、リスペクトを込めてだった。 しかし、本作は最後のろうそくを抱いて唄うシーンは、 ジャームッシュと通ずるところがあるように思う。 ニールヤングは詳しく知らないが、早速CDを借りに行こうと思う。 カントリーでもない、ロックでもない(ロックなんでしょうけど(笑))、心地いい時間がそこにはあったからだ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-15 12:24:49) |
2. イヴォンヌの香り
《ネタバレ》 組織のゲイのボス、アメリカを夢見る移民、そしてその日暮らしの女。中途半端ブルース。 [ビデオ(字幕)] 7点(2015-04-05 22:17:50) |
3. 愛しのタチアナ
《ネタバレ》 カティ・オウティネン。タチアナ演じる女優である。アキカウリスマキの映画に彼女は欠かせないけど、この映画こそ、この女優への愛を謳ったかのような映画である。だって話らしい話はなく、最後、この女優と主人公が「俺は作家になる」といって、二人が暮らし始めるという内容だ。もう一人の主役の男優。幸せはどこかにあると思っていると、いつだって通り過ぎていくもんだよ~。最後のミシンの仕事に戻ってから、さぁこれから幸せは彼のもとに降りるのか?って感じのラスト。カウリスマキは、レニングラード・カーボーイの映画でもそうだけど、ロッカーへの愛が強い。ロッカーの年齢を重ねていく様子を見てるから、人生の絶望と希望を描かせると、天下一品の作品を量産できるのだろうか? [DVD(字幕)] 7点(2014-09-20 18:56:02) |
4. インドシナ
評価高いですねぇ。歴史をよく知らない自分には、どこでクライマックスになるんだろうと思ってましたが、最後はえ?これで終わり?って感じでした。でも植民地から独立する時、このような異文化がごちゃ混ぜになるような事が起きるのでしょうね。主人公が誰なのかがよく分からなかったです。カトリーヌなのか、アジアの女性なのか。きっと主人公は「歴史」そのものなんだろうと思いました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-03-08 11:00:26) |
5. インディアナポリスの夏/青春の傷痕
《ネタバレ》 確かに主人公にそれ程、魅力がなく、これからもさえないだろうな、と思わせるラストに、評価が低いのは分かるけど、これがアメリカ映画だってことが貴重だと思う。性の相手までしてくれてる女友達が、別の男性のとこに行っちゃうなんてラストは、アメリカ映画では珍しいと思う。こんな恵まれた環境で育つから、「いい女」と胸のときめくようなラブシーンがしてみたいなんて思うのだ。馬鹿だねえ。写真の技術で、その女友達を奪い返すようなラストにして欲しかった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-28 19:55:46) |