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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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1.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 
ずいぶん間口の狭い映画だというのが正直な感想です 楽しめるのって、出てくる音楽が相当好きな人か、あるいは自分のようにキャストのファンかそのいずれかじゃないでしょうか?(オリジナルが好きな人はどうなのかな)  ストーリーがストーリーの体をなしていません。過去部分に関しては、単に当時の風俗を描き懐かしむことが主な目的になっていて、映画の構成のせいもあるのでしょうが、断片的なシーンの単なる羅列になっていて到底深い感慨を起こさせる域には達していません。どこかの高校の戦車道チームのようにのりと勢いだけになってます。 現在部分に関しても、主人公たちの現状を記号的に描いて、それにちょっと変化を加えるだけの平凡なものになってます。 だから、上記の条件に当てはまらない人が単にストーリーを追って鑑賞したら退屈するか、立腹するかいずれかでしょう。興行的には大失敗になりそうなのもむべなるかなです。  ただ、自分的にはとても楽しかったし、ほんのちょっとだけ感動しました。それは過去も、現在も出てる女優さんを実に生き生きと動かしてる演出。まあ広瀬すずいつも可愛かったのはデフォルトなんで言う必要も感じませんがw、他にも山本さんや池田さんなど今まで知っていながらほとんど何も感じなかった女優さんたちがかなり魅力的に撮れているし、現代部分の女優さんたちもなかなか魅力的でしたし。  この監督、モテキ以来少なくとも女優を魅力的に撮るという才能だけは間違いなくあると言ったら過言でしょうか。 おそらく興行的には大失敗だし、良さをわかってもらえる人もかなり限られると思いますが、自分的には大好きなあと数回、映画館で観たい映画です。
[映画館(邦画)] 10点(2018-09-02 09:19:32)
2.  ザ・レッジ -12時の死刑台- 《ネタバレ》 
 映画を女優で見る男なんで、ひたすらリヴ・タイラーが出演しているという理由で、見ましたので途中まではワクワク、ドキドキ「お、そこまで」なんて感じでお得感、多幸感いっぱいで観てたんですが……… ここからきわめて重大なネタバレあり……ラストがあまり衝撃的で見終わった後しばし呆然としてしまいました。例えていうなら時限爆弾解体のシーンで、「赤と青どっちを切る?」「赤だ」 ドカーン!!なんてシーンを見せられたような感じで、自分が日常観てる他の映画、あるいはテレビドラマ等のお約束、文法と正反対の結末に虚をつかれ打ちのめされました。反対のありふれたハッピーエンドを当然のごとく予想してたのは、まだまだ映画を見る姿勢として甘いわけで。 あまりの衝撃に一晩たった今でもまともな感想は残せないんですが、たったひとつ本当に銃社会って恐ろしいですね。犯罪者がつかうのも、もちろんですが、この映画のように自分を正義と確信した人間が使うとなると、まさしく「基地外に刃物」を絵に描いたようなシーンでした。  好きな女優が出ててそれなりに魅力的だし、ストーリー的にも面白くて何回も見たい映画なんだが。  夫の宗教馬鹿があまりに不快で許容限度を超えていて。  目に見えないもの、科学的に存在が証明されないものは、この世にありません。  人間の意識なんて、単なる脳の神経細胞の働きで、脳自体が消滅したら、それでジエンド、痕跡も残らない。 そんな簡単なこともわからないで、何千年も前の古代人の妄言を鵜呑みにする人間が多すぎる。 それも単に自分で信じてるだけなら害はないが、この映画のように他人に強制しようとしたり、あるいは正しいと信じて他人を傷つけたり、 宗教なんていう大嘘話を真面目に信じてる馬鹿たちと同じ世の中に暮らしていくのがつらい  数年ぶりに鑑賞。一つ一つの台詞、一つ一つの表情から目を離すわけにもいかずとても疲れた。 あえて消さない上記にもあるようにヒロインの夫に対してはどうしても厳しくなってしまいがちな自分だが、彼には彼の人生があり、彼なりの苦しみもあったかと思うと。  また主人公も、単に脅迫されたからだけではなくて、娘を事故で死なして以来、ずっとどこかで死に場所を探していたかと思うと悲しみが一層に。 女優目当てに買ったDVDだが、良かったと思う。(でも、アルマゲドンやリングの絶頂期、あるいは世界で一番のころのムチムチよりも、この映画の人妻感がとっても素敵なんだがw)
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-29 10:53:49)
3.  三度目の殺人
 実は封切り第一回で鑑賞したのですが、異例に遅いレビューになりました。どうしてもきちんと理解し確信を持ちたくてその後二度、つまり三度目まで(別にこれが言いたかったわけじゃないw)観に行ったわけですが結局、理解したという確信を持つにいたらず。  実は、本音を言うと最後の接見が非常に残念です。少女を演じてる女優に異常なまでの思い入れがあるため、少女を救い、そして少女を守るという流れにどっぷり感情移入し直前まで目頭が少し熱くなりかかってたわけで。  だけど、あの接見がなあ、ある意味ちゃぶ台返しですから。もちろん、あれは少女の負担を減らすためにわざとああいう風に振舞ったんだという見方もありますが、そうするとあまりに浅くなってしまう気がして安易に組する気にもなれない。  幸いまだまだ上映が続くようですが、これ以上何度観ても映画館での理解は無理という結論に達し、広瀬すず出演映画としては少な目の3回にとどめ、あとはブルーレイ発売を待ちます。原作ならともかくノベライズを読むというのもいまいち気がすすみませんので。  とりあえず今日のところは、広瀬すずの素晴らしい表情演技に8点。今まで観たことがないようないろんな表情を観れたことで自分的には、ある意味満足してるのですが
[映画館(邦画)] 8点(2017-09-20 19:09:28)
4.  13デイズ 《ネタバレ》 
 世界を襲う核戦争の恐怖、何を考えているか全く理解できない敵の大国、安易な戦争に踏み出すことも辞さない軍部、そんな中で孤軍奮闘、人類の生存をかけてぎりぎりの平和への戦いを進める若き大統領とその弟、そして補佐官。やがて「よい人々」の努力で、世界は破滅の一歩手前から救われる。  もしもこの映画が100パーセントのフィクションであったら、間違いなく10点満点なんですが。  ところがこれは実際の事件です。それが一人の人間の目によって、一人の人間の考えに基づいて語られ、あたかも真実であるかのように受け止められるっていうのは、ちょっとどうよって気がします。  実際の事件を描写するのに、上記のような極めて類型的な表現が用いられてることに疑問を感じるんですよ。  できたら、ソ連側、キューバ側からの視点も含めた作品が見たいですね。  平成24年9月3日再見 ケネディ、ロバート、マクナマラ、それから主人公、この4人の自分たちの責任の重さを痛感し、軍事的手段と平和的解決の間で揺れ動く姿がすごく良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-17 12:13:27)
5.  三国志英傑伝 関羽 《ネタバレ》 
 おそらく、正統的な三国志ファンには受け入れられない作品でしょう。曹操が完全な悪役ではないし、関羽の超人的な強さも少し控えめで。なにより噴飯物と思われそうなのが、主君劉備とならんで勤皇家として有名な関羽が皇帝を憎み、対立する結末。まあ、何この馬鹿話、考えられないってところで中国で人気が無かったのも当然と言えば、当然です。  しかし、自分的には曹操の政治力、魅力、懐の深さをきちんと描いてくれた点で、非常に好感度が高い作品です。まずないですよね。曹操をほんの少しでも肯定的に描く、三国志の映画って。日本のCMでよく見るヒロインも綺麗でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-21 17:13:21)
6.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》 
 少し前に「少年H」という太平洋戦争下の少年を描いた小説があって、あの時代の少年がそんな知識を持ちえたはずがないと批判をあびたのですが、さしずめこの映画の水戸斉昭は「老人N」というところで。彼にしろ井伊大老にしろ、老中たちにしろ、あるいは浪士たちにしろ、あまりに的確な、まるで現代から研究したような(爆笑)国際情勢、国内情勢に関する知識を持ち、単なる方法論で争ってるような。  現代人に受け入れやすいような理性的な人間に描きたかったんでしょうが、かえって魅力をそいでいるような。考えれば、現代の日本って街宣車にのるようなウヨ、いまだに階級闘争を信じてるようなサヨを除いては、そんなに強烈なドグマに基づいて行動する人間があまり見当たらないから、それに合したんでしょうね。  だけれども「神州を汚す紅毛人は断固切り捨てるべき」的な人物描写にした方が、インパクトもあれば、リアリティもあったのでは。  ただ、「変」に参加した浪士たちの後日談という設定は面白かった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-30 21:25:54)
7.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》 
 絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。  秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。  世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。  また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。   ところで最初の方で半分と書きましたが、やはり完全に理解するためにはhelplessを見るべきなんでしょうか?  あからさまに自分の趣味には合いそうもない映画なんでちょっと鬱です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 21:24:04)
8.  ザ・スピリット
 話がつかめてみれば、実にショボイ話で、雰囲気だけの映画なんですが、ヨハンソンを始めてとして署長の娘、新米警官、そして昔の恋人はもちろん出てくる女優が全て好みというw非常に稀な例なんで楽しめました。  ぼさっと見るには充分です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-26 12:34:45)
9.  サウスバウンド 《ネタバレ》 
 実は、初めて見たときは皆さんと同じで、父親の言動をそのままストレートに受け止め、非常に悪い印象しか残らなかったんですが……  今回見直して、それほど単純な話でないことに気がつきました。 まず東京編、息子がトラブルを解決するのにあたって、周りの大人、学校、(ひいては国家=世の中の通常の秩序)に頼らなかったのは、やはり「国民じゃない、国なんか知らない」という父親の言動に影響されてではないでしょうか?そして自分の力のみで解決した。  その結果どうなったかというと、正義を貫いたはずの自分が悪とされ、関係ないはずの国(この場合は学校)によって掣肘を受け、逃亡をすることを余儀なくされる。 このエピソードは、親父的な生き方は、何も力を持たないことを表しているんじゃないでしょうか?  それから何度も母親が繰り返す台詞「自分の正義だけを信じると……」 こういった面から見て、この映画は単純に親父の存在を肯定するだけの映画では、ないとも思えてくるんですが。  じゃ、何を言いたいんだと言われると、まだよくわかりません。塚、映画だけじゃ無理なような。原作を読むべきかも。  ただ、沖縄に言ってからは駄目駄目ですね。何の迷いもなく、土地の不法占拠が「正しいこと」として描かれている。  何らかの形で、現在の社会が私有財産制で成り立ってることや、それにはそれなりの「正しさ」があることを描いてもらわないとバランスが悪くてしょうがありません。  ま、かなり批判的なことばかり書いてしまいましたが、実は結構気に入った面もあって、それは女性が老若問わず(お母さん、お姉さん、担任の先生、東京と沖縄の同級生)、綺麗だったり、可愛かったりすること。その点では見てて楽しい映画でした。 特に、北川景子、なかなかああいうおとなしくて地味な役柄は、現在では珍しいんですけど、逆にそちらの方が似合ってるような。
[DVD(邦画)] 7点(2010-04-12 14:12:48)
10.  サード 《ネタバレ》 
 昔は、ものすごく好きだった筈なんですが今なってはどこがそんなに好きだったのかまるで自分が理解できません。  主人公の非常に視野の狭い考え方も、中二病と考えればあっさり解釈できてしまうし、 少年院を舞台にしたわりには自由に対する切望もあまり感じられない。  あと、少年院の教官、あるいは家庭裁判所の裁判官が全く綺麗事しか口にしないのは何故でしょうか?何らかの皮肉が込められてるのか?あるいは事情があるのか?  ただ、捕まる前の、新聞部とテニス部の処女喪失、売春から殺人事件への流れは妙なリアリティがあって楽しめました。  特に森下愛子の可愛さ、素晴らしい肢体は最高でしたね。あまり大きな花を咲かせることもなく全盛期が過ぎていってしまったのは残念です。
[DVD(邦画)] 7点(2010-04-12 10:51:50)
11.  細雪(1983) 《ネタバレ》 
とにかく綺麗な映画でした。 風景も、そして四姉妹も。 特に吉永小百合。この映画撮影時38歳、38歳にして少女の面影を漂わせるって(絶句) サユリストと呼ばれる人びとの気持ちが理解できたような気がします。 話としては次女の夫が、三女(吉永)に寄せる微妙な感情が面白かったです。 (調べてみたら、あれのモデルが原作者なんですね) ただ、江本が(笑)、これだけ格調高い映画に、何故に江本?どうして江本? 彼の分で-1点  平成23年6月8日再見 じっくり人間関係、筋が分かった上で鑑賞すると、江本など気にならないぐらい素晴らしい映画だったのでプラス一点。 特に自分にとって映画にとって大事だと普段から感じてる二つの要素の重要性に確信を持てた映画だった。 まず、一つは映画におけるキャスト、いやはっきり言うならキャストのルックスの重要性。映画というものは、簡単に言えば人間の視覚に訴える存在なんだから、原作者、製作者の与えようと考えるイメージとかけ離れたルックスのキャストがされたら、その時点で失敗作。見てる側の脳内補完に頼るとかは、製作者の甘え。もしも脚本のみで全てが決まるなら、そもそも映画、ドラマ、演劇などの表現方法は不要。各人がそれぞれ、原作を読み、そのイメージを脳内で楽しめばいいだけで。  そういった意味でこの映画のキャスティングは申し分なかった思う。平凡なルックスの女優が演じる雪子とか、どれほど白けた作品になったことか? もう一つは、映画の舞台になっている時代を再現しようとする努力、真面目さ。 過去の日本を描こうとする以上、その時代の価値観、風俗、物言い等を出来るだけ再現しようとする努力をするのは、リアリティがある映画を作ろうとするにおいて、十分条件ではなくて、必要条件だと思う。  最近、あまりにも現代人風の帝国海軍軍人とか、これはドラマだが平気でその時代の最高権力者に暴力を働いてとがめられない安土時代の女性とか、あまりにも時代を再現しようとする気持ちに乏しい作品ばかり見ることが多かったので、この作品でそういうものの重要性を改めて感じた。  点数のみ8→7に変更
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-23 10:17:59)
12.  さびしんぼう
実は今はやりの聖地巡礼をやって、この寺も、この坂道も、それからついでに渡船も全部実際に訪ねてきたんで、 本当に久しぶりに見ると感慨が深い。あと主人公たちよりもむしろ藤田や小林の親世代の若さが新鮮。 尾道の町並みもいい。 ただ、やっぱり大林の映画って所詮は雰囲気名画、雰囲気だけでいい気分にさせてるだけでそれが本当の感動かと言われるとちょっと違う気が。 さすがに、マザコンを前面に出されると少し気持ちが悪いし それでもこの監督の最大の長所である美少女をより魅力的に撮る才能は、まだこの時点では健在で富田靖子が実に可愛い。  その才能が1990年代初頭の「ふたり」ぐらいを最後に枯渇したのは、本当に残念。あと十数年持たせてもらって、 少女時代の広末涼子主演の大林映画、あるいは宮崎あおい主演の大林映画なんてものを観たかった気がする。  ところで、富田靖子→ 広瀬すずって原点回帰してるというべきか、すがすがしいほど趣味が一貫してるというか、たんなるロリコンというべきか、ちょっと自分自身に苦笑w
[DVD(邦画)] 6点(2018-09-16 19:49:39)
13.  サラの鍵
 扱ってるテーマはすごく重要なことはわかるんですが、なにか現代と過去の場面が交互に繰り返されることによって、焦点がぼけたような。正直、サラの悲劇と、夫が高年齢を理由に子供を産ませたがらないというようなごくごく小市民的な問題を、同等の重さで扱って欲しくなかった。同じ題材なら黄色い星の子供たちの方がお勧め。 (しかし、こういう問題でもビシー政権の政治家たちはしっかり責任を取らされてるのに、実施にあった官僚や、警察官たちが責任を問われないのは、釈然としない)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-27 11:11:46)
14.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 
 ガジェットとかは大がかりになってるけれど、話そのものはしょぼいですね。王妃の首飾りが紛失しただけで、王妃の浮気確定→王妃の処刑→英仏両国開戦→フランスの王位簒奪。古典としての価値までは否定しませんが、現代人の眼から見たら、あるいは史実に法って考えても、ちょっと強引な説得力に欠けるストーリーではないかと。  ところでミラさん、ずいぶん胸が豊満な感じが…… あれも特撮でしょうか?w
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-10 11:01:37)
15.  サンザシの樹の下で
 見てる最中、ずっとヒロインと彼氏が、「走資派」としてつるし上げられ、街中引きずり回されるんじゃないかと不安だっただけに、見終わった段階でかなり拍子抜けしました。  だって、これ、国内いたるところで紅衛兵による暴行、殺人が頻繁に行われ1千万人以上が犠牲になった文革の時代が背景でしょう。「文革に引き裂かれた」みたいな前宣伝がありましたが、ストーリー全体にまるでその時代の暗さ、閉塞感が感じられませんでした。(ヒロインの家庭環境に関しては、父親が服役していれば、どんな時代、どんな国でも暮らしは苦らしくなるわけで)  国全体が狂気に取りつかれ、ほんの一つの行動、一つの言葉が命取りになる時代の割には、ヒロインも彼氏も自由に行動し、自由に話すこと、話すこと。おそらく文革を実際に体験した世代は「こんなものじゃないよ」と内心苦笑いをするだろうし、逆に若い世代は「ああ、大したことないじゃん」と思わされるような映画でした。(おそらく、それが目的でしょうね)  ま、上記のことを除けば中国版「恋空」ってとこですか?ヒロイン、加護ちゃんみたいでちょっと可愛かった
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-28 11:35:42)
16.  櫻の園 -さくらのその- (2008) 《ネタバレ》 
 封切りの時に映画館で見たのを、衛星放送で再見。 つくづく、駄目な脚本だなと。別に才能の無い人間に面白い話をつくれとか無理な要求はしたくないけれど、少なくとも整合性や現実味を持たせるくらい誠実さがあればできると思われ。全く芝居経験の無い少女たちが、台本だけを元に集まってわいわいやっているうちに、芝居の体をなしてくるという適当な流れ。そこまで芝居というものを馬鹿にしきっていいものだろうか。  というような欠点も、これだけ若い女優さんが一杯でれば打ち消されそうなものだが、どうもオスカープロのスカウトの人と根本的に女性の趣味が違うことを再認識させられるだけだった。  ただ、画面の綺麗さだけは評価できる。
[映画館(邦画)] 6点(2011-01-20 15:23:34)
17.  砂漠の鼠 《ネタバレ》 
数年前にもうここに来なくなった方が登録だけして去っていった映画に初投稿というのも、何か微妙な趣がありますね。 ぶっちゃけ、男優には全く興味がありません。そりゃさすがにリチャード・バートンくらいは分かりますが、例えば、ロバート・ニュートンが八十日間世界一周の刑事役だったとか、ジェームズ・メイソンが(つい最近見た砂漠の鬼将軍はそりゃさすがにわかりますが、)ローマ帝国の興亡とか、さすらいの航海に出てたとか気づけば、もっと楽しめのかも。少し自分の性向を改善すべきかもしれません。 映画の内容は、うーん? アメリカ映画にしては珍しくドイツ軍がドイツ語を使用してるとか、榴弾の爆風で兵士が負傷したり戦死したりしてるとか、かなりリアルさを心がけてるのは分かるんですが…… 肝心要の、何故主人公が部下達の心を捉えることができたか?、あるいはそもそも何故ドイツ軍を撃破することができたかの描写がかなりおざなりで評価できません。 リアル指向は評価できるだけに残念な映画ですね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-31 18:11:02)
18.  砂漠の鬼将軍 《ネタバレ》 
 題から戦争映画と思って観たら、実際はワルキューレのようなヒトラー暗殺事件をロンメル視点から描いたものでした。だいたい既知の内容なので特に新鮮味は。 ただ一つだけ、カレー上陸説に固執したのはルントシュテットです。ヒトラーはどちらかというノルマンジー説の方でした。「愚かな」ヒトラーという流れで統一したい演出は充分理解できますが、事実は事実ですので。  ワルキューレの時も感じたんだけど、別に反ヒトラー派の人々は、ドイツを滅亡から救いたくて行動したのであって、「自由」や「民主主義」の為では無かったことも留意すべきかと。そんなありきたりのレッテル貼られたら、一番困惑するのは彼ら自身だと思われ
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-29 09:33:06)(良:1票)
19.  さまよう魂たち 《ネタバレ》 
完全なネタバレあり    寂れた屋敷の中で、幽霊に襲われ母親に虐待?される女性。 過去に起こった大量殺人事件。 現在発生してる連続不審死。 霊が見える能力を悪用した、あからさまにうさんくさい主人公の過去の悲劇。 このバラバラの四つの要素が、ひとつにまとまっていく面白さ、こりゃ優れものの脚本だと中盤までは大変楽しんでみていました また、キャラ設定なんかも、庭にディズニーの人形を並べる運動ヲタクの、ヒロインの夫とか、すごく人柄のつまらなさが表れててニンヤリしました。(もし同じ趣味の人いたら気悪くしないでねw)  ただ、設定がね…… 幽霊とはどんな存在か?この世のものに与えることのできる物理的影響は?逆に、この世のものから与えられる物理的影響は?幽霊が死ぬw?死んだらどうなる?死神ってどんな存在?普通の幽霊とはどう違うのか?幽霊と遺灰の関係は? 全てがいい加減で曖昧なまま、どんどん話が進んでいくのが、少しひっかかって残念でした。最後の方では、思い付きをまんま見せられてるような感じで。 トリニ・アルヴァラードさんベーブの時は、そんなにとも思わなかったけど、綺麗な女優さんですね。平成24年 2月29日追記 なんていうんかなあ、たとえば、かなりの美少女が髪の毛ぼさぼさ、ビン底メガネ、ジャージを着てる、つまり少し眼がある人なら魅力はわかるんだけど、それだけにかえって残念っていう映画。キャスティングといい、ストーリーといい、悪くないんだけどね、それだけに前記したような細部の詰めの甘さ、いい加減さが残念で。もう少し脚本を練り直して、同じくらい魅力的なキャストでリメイク希望です。 平成24年9月3日 上記に付け加えるなら、現実部分の作りこみもいい加減。例えば、あの状態でまったく殺害方法も不明なまま保安官(しかも知り合い)が殺人犯と断定し、銃を向け逮捕するのは、あまりに乱暴では。しかもラストでは脱獄したことがうやむやになってるし。ファンタジーだからといってこういう細部がいいかげんなのは嫌いです。7→6に減点
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-22 19:16:45)
20.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
 麻生さんが出演してる映画だし、なるだけ寛大な優しい気持ちで鑑賞したが、駄目なところは駄目だった。  多くの登場人物のいろいろなエピソードを絡めて、全てを結び付けようとする意図は理解もできるし、評価もできる。  しかし、そのエピソード自体に不自然で無理があるものがあってはね。 あえて羅列する手間は惜しむけど、最悪は伊東四郎の白塗り、今時顔真っ白な男がホテル内をさまよってみんなが驚くって、小学生でも笑わない。  それから香取の歌が酷かったなあ。下手とかそういうんじゃなくて、一人の人間を元気づかせ、一人の人間に自殺を思いとどまらせるって設定なんだけどねえ。 「ドンキホーテ、変な名前~」って歌われても面白くもなんともないんだけれど。  そういう設定だから、そう受け止めろってまさか三谷さんともあろう方が考えてるわけないだろうね。  で、あげくが全体のメッセージが「好きなように生きろ」って、 好きなように詐欺やったり、好きなように人殺したり、好きなように人を解雇したり、 そういう人が多すぎるから、世の中おかしくなってるってのが私見だけど。  また、ボロカス書いてしまったけど、テンポがよく退屈はしなかったし、クネクネダンスとか面白いエピソードも無いわけじゃなかったので5点。 それプラス麻生久美子さんで1点。その他篠原涼子、松たか子もなかなか生き生きとしてよかったので1点。  平成26年7月8日 7→6へ ※女
[DVD(邦画)] 6点(2010-02-08 11:32:16)(良:1票)
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